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  2. 今あるものを大切に生かす
2024-12-23 20:54

今あるものを大切に生かす


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はい、お疲れ様です。飼育員のまるおかです。
岐阜と愛知で羊を50頭ほど育てながら、
羊と繋がるコミュニティを運営しております。
よろしくお願いします。
今日の話のテーマはね、
うーん、なんてタイトルがいいんだろう。
まあ、端的に言うとね、
動物で集客をしない方法についてなんですが、
まだ私もよくわかっておりませんので、
またちょっと、だらだら喋る感じになるかもしれないなという感じでございますので、
ご容赦いただけたらなと思っております。
えーとね、うーん、なんでこんなことをしゃべろうかなと思ったかというと、
うちのスタッフの方からの提案がいくつかあって、
お客さんを楽しませるため、喜ばせるため、集めるためで、
動物を使って芸をさせてみたらどうかとかさ、
鳥を飛ばしてみたらどうかとか、
あとはなんかこう、賢い動物を使ってなんかちょっと芸を仕込ましたりとかしたらどうですかみたいな、
そういうのはどうなんですかみたいなね、
まあ私はそれを良しとはしないのでね、
うーんって感じでダメだなーって感じでね、
まあ却下なんですよねというところね。
でまあこれに関してね、
単純にね、そういうのがあんま好きじゃないっていうのもあるんですよ。
動物に芸をさせるっていうことがそもそもあんまり興味もないし、
それを見てなんかこうわーってならないタイプなのね、私は。
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それがね、動物たちが楽しそうにしてるならいいよ。
楽しそうにそれで遊んでるんだったらいいんだけど、
楽しそうだなーってわかるじゃん。
そういう感じだったら、見ててもこっちも楽しいんだけど、
なんかこう、調教されてるようなね、
うまくいってもいかなくても、
でもなんかこう、トレーナーがさ、面白おかしく調理するというかね、
お笑いにもってこうとするじゃないですか。
でもその感じが私大っ嫌いでね。
なんかこう、笑ってんじゃないよって思うんだよね。
なんかね、私嫌いなんですよ、ああいうの。
そこは好き好きだから、それはいいとして。
とは別でね、やりたくない理由。
その、何だろう。
運営する側というかさ、経営する側というかさ、
ずっとそれをやり続けることが求められるかなとも私は思うので、
一発限りでね、一回限りで終わりとかだったら、まだわかるよ。
それで終わりだったらさ、でもそうじゃないじゃん。
それこそ毎日だったり毎週だったりね。
何度も何度も繰り返していくものをやりたいわけじゃないですか。
今考えているものっていうのは。
ってなってくると、それはね、だいぶ結構つらいんだよなっていう、
そういう未来しか私にはちょっと描けなくてね。
そう。
単純にね、その同じことをずっと繰り返して、
お客様を喜ばせるというかさ、楽しませるっていうことって、
すごくやっぱ、簡単じゃないんですよ。
要はオチがわかっているものに、
どれだけの人がお金を払ってくれるのか、楽しんでもらえるのかっていうところね。
そこがさ、やっぱすごく、
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ただただ作品がいいというか、内容がいいというか、
それだけでは、やっぱないんだよね。
もっともっと、それ以外の要素っていうのがすごく大事になってきたりするんですよ。
なので、お客さんを楽しませようと思うがゆえに、
毎回毎回新しい芸を仕込んだりだとか、
そういうふうに持っていかなきゃいけなくなるでしょ。
結局は。
でもそれをやっちゃうと、もうそのトレーニングだけで、
1日のどれだけの時間がかかるのよと。
それだけのために時間を使うなんて、
いやいや、やめてくれって話でね。
そこまでやって得られるものって何なのっていうところがね、
やっぱあるから、
それをやればやるほどどんどんどんどん、
自分たちの首を締めていくことになるんだよね。
それをやっちゃうと、もうだんだん先細りになってね、
苦しい未来しかないんだよね。
だって、今回やったことをさ、
じゃあ次回、もうちょっとレベルの落とした内容で、
お客さんが満足するかって言ったら、それはないでしょ。
もっと前回よりもレベルの高いことをやらないといけないっていうことを、
毎回毎回やらなきゃいけないんですよ。
そうってなってくると、絶対どっかで打ち止めになるじゃん。
こっちはもうやり尽くしたか、
違う動物を使ってやろうかとかさ、
そうなってくるでしょ。
そうなってるでしょ、いろんなところで。
そうってなってくると、
ブームの過ぎた動物たちはどうなるのっていうね、
悲しい未来しかないじゃん。
それをやり続けた先に。
それがやりたいんだったらいいけど、
それがやりたくて入ったんじゃないよね、きっとね、
その動物が好きな皆さんは。
っていうところだと思うので、
ちょっとその考えはやめた方がいいよっていうところね。
その辺はちょっと考えてもらえればわかると思うんだけど、
問題はさ、
じゃあどうすればいいのっていうところ。
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そこがすごくすごく難しいところなんだけど、
私が今やっていることでちょっと考えてみるとですね、
私はそういう動物を使ったイベントをやっていないのかって言ったら、
やっているものもあるよね。
例えば羊の毛刈りでお客さんを呼ぼうとしているわけですよ。
でね、これに関しては、
お客さんを喜ばせるため、
皆さんに満足してもらうために羊の毛を買って、
それを見せているわけではなくてね。
正直お客様が来ようが来なかろうが、
毛刈りはやらなきゃいけないんですよ。
これはもう毎年必ずやらなきゃいけないことなので、
それを円溜めにして届けるっていうやり方だったり、
私の場合は服とか着るものに変えていくっていう付加価値を乗せたりすることで、
みんなを楽しんでもらっているっていう、
そういう設計なんですよ。
なので、もう毎回同じことでいいんですよね、これって。
変える必要って本当なくて、
毎年毎年できるだけ羊たちに負担がないようにね、
綺麗に刈り取って、それをお届けするという。
これだけです。
なので、去年よりもっとっていうこと。
ちょっと途中で電話が入ってしまったので、
途中で途切れてしまいましたね。
どこまで喋ったんだっけ?
同じ内容でいいよっていうところですよね。
やっぱりこう、イベントを組むというか、
新しいものを生み出すって、
うまくいったら映える場合もあるし、
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一気に火がついて、そこから急に人気が出てみたいな感じで、
集客力が上がる可能性もゼロではないです。
やっぱり流行りっていうのはそれだけインパクトも大きいし、
それをみんな狙ってっていうところも大きかったりはするんだけど、
そこを狙いに行くのはやっぱり辛い爆知事でしかないからさ、本当。
特に動物に関してそれは絶対にやっちゃダメで、
だってそこで動物が終わっちゃうからね。
ブームが過ぎた瞬間にその動物たちの価値が一気になくなってしまう。
なくなってしまって、どうすんのよその子たちっていう話じゃないですか。
なのでそういう悲しい動物って本当に多いから、本当にやめてって思うんだよね。
なんかこう、最近だったらなんだろうね、カワウソがブームになったから、
カワウソをたくさんいろんなところで見るようになったりとかさ、特別な展示ね。
してるところもあったりとかするけど、
いや、今じゃあどうなってるよその展示ってなるとさ、あんまり人もいないし、
やっぱりカワウソを触れ合わせるのもなかなか大変だったりするし、
人がついてなきゃいけなかったりだとかね、するから、
そこにね、あまり人でも避けないし、みたいな感じで結局もうね、
なんかかわいそうな感じの展示になっているところよく見かけるんだけど、
なのでその動物を使って集客するのであれば、
気をてらったことはしないでね、もう本当王道でいいと思うんですよ。
私の施設というか触れ合いのやり方って全部王道でしょ。
珍しい動物なんて全然いないよ。
いたとしてもそれはもう私が入れたものじゃないからごめんなさいね。
あれなんだけど、うさぎとかヤギとか羊で十分なんですよ。
触れ合いとかに関しては特に子供が入っててね、
そんな珍しい横文字の長い珍しい名前の動物なんか入れたってしょうがなくてね。
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だって多分ね、ちゃんと見てないんだよね。
そういう運営している人とかさ、飼育員さんも本当そうだけど、
動物のことばっか見ててさ、お客さんのこと全然見てないじゃん。
子供たちって触れ合ったりするのは楽しいから、
動物たちと遊んだりしてるんだけど、
一瞬で飽きますよ。一瞬で終わってじゃあ次どうするかっていうと、
なんか普通に昨夜四時登って遊んだりとかさ、
全く動物と関係ないところで遊び始めたりするんですよ。
そんなもんですよ正直。
じゃあ他にもっと珍しい動物を入れればいいかっていうと、
それも一瞬で終わるから、そこの空間をいかに楽しませるかというかさ、
別に柵とかで遊ぶんだったら、遊べる柵を作ればいいだけじゃないですか。
動物以外でね。
本当そうだと思うんですよ。
変に気をてらわないでね。
王道でいいんで。
とにかく今いる動物、今自分のところにいる動物を使って、
お客さんがね、子供たちが何を楽しんでいるのかっていうのをちゃんと理解した上で、
それをもっと続けられる形ね。
維持管理できるように。
だってお客さんはそれができればもう満足なわけで、
別にそんな気をてらったことは求めてないんですよ。
触れ合いなんて特にね、
お父さんやお母さんや子供たちに触れ合ってほしいので、
結局ちっちゃいウサギさんとかさ、
安心で安全な、ちょっと触れればそれでいいっていう。
子供がそれでキャッキャ言ってくれたらもうそれで十分じゃないですか。
そんな難しいことなんて求めてないと思うんです。
手の上に鷹を乗せてさ、写真を撮るとかさ、
それはどっちかというと大人向けの遊びであって、
どこにそれをさせたいかというと、ちょっとねっていうことじゃんね。
逆に怖がらせちゃっておしまいっていうか、
泣かせちゃったらもう負けだからね、こっちは。
なのでそういうのはなんか違うよねって。
できるだけ人と羊がね、
今まで関わってきたね、その繋がりというかね、
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毛をもらうところだったりとか、
鶏だったら卵をもらうとかもあるしね、
なんかそういうところがイベントになり得る場所だとも思うし、
ずっと今までやってきたことをね、そこをとにかく大事にしていく。
別にゼロイチをなんか新しく作る必要なんてないんですよ。
芸を教える必要なんてないんですよ。
っていうところをね、ぜひね、もうちょっと考えてほしいな。
そして動物の学校の先生たちにお願いしたい。
お願いしたい、ほんと。
そこ変なこと学生に教えんといてって。
いらんことほんと教えんといてって。
なんか変な間違った感覚の学生がほんと多いからさ、困ってますっていうところかな。
はい、ということで今日はちょっと、なんて言うんだろう。
動物で集客しない方法というか、いわゆる続けていく方法だよね。
新しいものを作り続けて、続けていくっていうのはもう崖ルートです。
それは完全に、そうじゃなくて、もう今すでにあること、ものをいかに大事にしてちゃんと届ける。
それがもうイベントになりうるし、ちゃんと届く人には届くからさ。
そういうところを一個一個大事にしていくのがすごくすごく大事なんですよと。
そういうことをぜひ心がけていただけたらなと思っております。
はい、以上です。
何かの参考になれば幸いです。
ではでは。
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