藤原ヒロ
ボー氏
しーさん
藤原ヒロ
9月9日。おはようございます。藤原ヒロです。藤原ヒロのなんなんやろ。この番組は夫のボー氏、友達のしーさんとの雑談系ポッドキャスト番組です。
8月19日に飼い猫の銀河高等岸で旅立ち、今回の収録はその2日後でした。
というわけで、猫を見取る話や安楽詩について真面目に語っている内容になります。
今回はしーさんの手元録音がうまくいかず、通話の音声を使っているので、少し聞き取りづらいかもしれません。ご了承ください。
ボー氏
全開してるんで。
藤原ヒロ
1年前にね、琥珀の話はしてるんで、触れないのもおかしいよなっていう感じではあるので。
しーさん
大変でしたね。
藤原ヒロ
そうです。でも、介護生活で言うと、琥珀の方がいろいろすることが多かったんで、大変ではあって。
今回亡くなった銀の場合は、結構最後の方までちゃんと自力で自分のことができる状態やったんで、
点滴とかをする必要もなかった点においては良かったんですけど、最後は大変でしたね。
説明を改めてすると、飼い猫の銀、12歳のオス猫が、6月ぐらいやったっけ?病気が発覚したのが。
ボー氏
発覚したのが7月ちゃうかな。
藤原ヒロ
7月か。6月にちょっとおかしいっていうので。
6月が、ボー氏がちょっとおかしいんじゃないかっていう、呼吸器系が何かトラブルあるんじゃないかっていうのが
いち早く気づかはって、かかりつけの病院に連れて行って、ちょっと大きいところで、大きいところというか専門の呼吸器科の方で調べましょうということで、
医療センターの方に連れて行って、検査結果がわかったのが7月。
6月の間にそうやって連れて行ったりとかはしてたんですけど、そっから口頭癌っていうのが判明して、
猫の口頭癌はなかなか外科でどうにかできるっていう可能性が低い。
人間だったら外科的な手術をして、
喉元に人工の呼吸ができるようなものを取り付けたりとかするっていうやり方があるんですけど、
猫の場合はそれはなかなか予後が良くないっていうのがあるので、
やったところでっていう結果が予想されるので、
それやったら緩和ケアっていう形でできるだけ苦痛がないように過ごさせてあげるのがベストなんじゃないかっていうタイプの癌なんですよ。
銀の場合は鼻炎がずっとある子だったんで、鼻水が出てしまって、
それが喉の方に流れるから苦しくなっちゃうっていうのもあるので、
鼻炎をまず抑えるっていうのが大事っていうことで、
ネブライザーっていう吸入の治療法を自宅でやったりとか、
あとはステロイド剤、炎症を抑えるためのステロイドの定剤を毎日飲ませるっていうのを続けてたっていう状態だったんです。
それだけで結構、しばらくは普通に生活ができる状態だったよね。
ボー氏
まあ1ヶ月だけど。
藤原ヒロ
それプラス何かをしないといけないみたいなことはあんまりなくて。
できることも全然なかったんで。
で、食べるとかトイレ行くとかっていうのも自力でできる状態がずっと続くっていう。
琥珀の時はもう全然食べようともしなくなってしまったんで、
餌をあげるっていうのももうシリンジで強制的にあげる。
最後の1週間はトイレが満足にできなくなってきたので、
おむつをして取り替えてあげるとかそういうことが必要だったんですけど、
そこまでそういう介護が必要な状態ではなかったっていう形で。
割とギン自身がそこまで不自由になったような最後ではないけど、
最後の1日かなりやっぱり喉に、口頭の方に腫瘍ができるっていうがんなんで、
気道がどんどん塞がっていくっていう形やったんで、
息苦しくなっていってっていう、そういう亡くなり方やったんで、
藤原ヒロ
ちょっとその苦しみ方っていうのが、
琥珀とか、その前に私スオっていう猫を送り出してるけど、
そことはちょっと違うかったなっていう形。
ボー氏
内臓がそんなに損傷がなかったか。
藤原ヒロ
かなり匂いがあったので、ケトン臭っていう、
多分言われるやつだと思うんですけど。
しーさん
そんなあるんですね。私もハテナブログを読んで、
藤原ヒロ
すごい勉強になったんですけど、そういう匂いがあるって知らなかったです。
これは本当に親を見送ったり猫を見送ったりしたっていう経験上、
結構これはってわかるようになった匂いなんですけど、
そうですか。
他のタイミングで嗅ぐことのない匂いような、
その四季が近い生き物から出る匂いみたいな。
しーさん
それは誰でもわかる匂いですか?
ボー氏もわかりました?
ボー氏
僕はそうですね。
でも3日前ぐらい、もうちょっと前かな。
それぐらいから。
琥珀はもっと前からやったけど。
藤原ヒロ
琥珀の場合は腎臓がまず一番最初に傷んでしまったっていうのがあって、
腎臓っていろんなものをろ過するところではあるので、
老廃物が溜まったタイミングで出る匂いっていうこともあるんで、
わかりやすく出てたと思うんですけど、
私は銀の場合も結構早い時点で、
ちょっとあるかもっていうのがわかる状態だったんで、
喉の腫瘍はもちろん大きい原因ではあるけど、
ある程度やっぱり、
代謝ができなくなっていってる状態だったのかなっていう感覚ではあります。
しーさん
ハテナブログがすごい、めっちゃまとめられてたじゃないですか。
藤原ヒロ
そうですね。
しーさん
すごい客観的に淡々とまとめてあったから、
藤原ヒロ
余計それがつらかったですね。
つらかっただろうな。
これはでも、本当にこの5年ぐらいで、
ざっくり言ったら、がんっていうもので身近なものをなくしてきたっていうのは。
しーさん
ほんまですよね。
藤原ヒロ
それもあって、それを経たから今ちょっとまとめよって思えたみたいな感じはありますね。
ちょっと自分の中で情報整理しておきたいっていうのもあって、
記憶が私、自分自身過去の出来事を改ざんしていくっていう自覚もあるから、
ハテナブログを書き出したのもまだ1年経たずなんで、
もし去年のタイミングで、
琥珀がなくなってるタイミングで、
ハテナブログをある程度続けてたら、
もしかしたら去年もまとめてたかもしれないんですけど。
しーさん
猫飼ってる人、動物飼ってる人は参考になるやろうなってめっちゃ思いました。
藤原ヒロ
そうなんですよ。やっぱり自分自身が病気がわかると、
すごい検索することがあるので。
しーさん
そうですね。
藤原ヒロ
体験談として、パターンの一つとしてでも知りたいみたいな形があると思うんで、
何ができるのかとか、どうなっていくのかみたいなやつが見えるっていうのは、
どこかの誰かの役には立つかもみたいな気持ちで、
人に読まれる前提でまとめたのは初めてではあるんですけど、
でもそうやってまとめれるようになったのは回数重ねたからやなと思います。
しーさん
回数重ねましたよね。
藤原ヒロ
回数重ねましたね。
ボー氏
あれ読んで、僕も安楽詩の認識にズレがあったなっていうことに気づきましたね。
明確にっていうか。
藤原ヒロ
2つブログ書いたんですよ。
はい。
しーさんどっちも読みました?1つだけの。
しーさん
どっちも読みました。
藤原ヒロ
そっかそっかそっか。
20日に書いた方の安楽詩についての記事の話ですね、今の。
しーさん
読んでへんかもしれない。
藤原ヒロ
でしょ。
多分ね、タイミング的に読むの、
しーさん
読んでへんかもしれない。
藤原ヒロ
昨日の夜に更新したから、
結構長いんで、
後で読んでもらえたらいいと思うんですけど。
ボー氏
なんかその、僕は去年にコアクが亡くなった時に、
洗濯が取れなかったんで、
夜になくなって病院も休みあったし、
何もしてあげられへんかってそこで苦しんで死んだから、
安楽詩っていうのは洗濯ができるうちにやるもんやっていう認識があったんですね、僕の中では。
だから病院が空いてるし、
またそんな急にひどくなってない状態で、
さやめに処置するしかないんやろうなって思ってて、
割と僕はそれを、そういう気持ちやったから、
今の先生とかにも安楽詩の話とかしてたんですけど、
明確にいつやるみたいな話を全然せずに、
結果を迎えてしまって、今回その辺のことを話し、
藤原先生と話したら、
藤原先生はギリギリまでタイミング待ってやるっていうつもりだったって言ってて。
しーさん
本当に最後の最後のタイミングで。
藤原ヒロ
そうですね。
苦しみ始めたタイミングっていう感じですね。
しーさん
そのペットの安楽詩っていうのはそれは結構選択肢として普通あるものなんですか?
藤原ヒロ
ありますね。
動物病院の場合はやっぱりその最後すごい苦しみが伴う、
もう助からないっていうパターンだと、
医師がちゃんと処置してくれます。
しーさん
そうなんですね。
藤原ヒロ
人とは違うっていうか、
人間の場合は鎮静剤を打つっていう、
完全に眠らせるっていう形で、
それ以降は自然になくなっていくのを待つっていう形なんですけど、
ペットの場合はまず眠らせるっていうのは人間と一緒なんですけど、
その後その緩やかに筋肉の機能を停止させていくっていう、
そういう薬を使って、
それから長く寝たきりにさせるわけじゃなくて、
眠らした後はもう安楽詩っていう形を取るっていうのが一般的だと認識してます。
なるほど。
ボー氏
そこで認識のズレがあったなと思って。
去年、コア君の時に間に合わないっていうことがあったから、
間に合わないっていうことがある前に僕はやるもんやっていう、
安楽詩っていうのはやるもんやっていうふうに思ってて、
でも今回はその認識でいたけど、なかなかそれを実行というか、
踏み切れなかって結局間に合わなかったっていう、
同じことを僕の中で2回やってしまったっていう認識なんですけど、
藤原先生はギリギリまで待って、いざっていう時にやろうと思ったら、
今回は休みの日やったから間に合わなかったっていう感じやったんで。
藤原ヒロ
前回の琥珀の時も休みやったんですよ。
休診日やった。どっちも休診日やって。
もしかかりつけ医が空いてる日なんであれば、
去年の琥珀の場合も今回の銀の場合も連れて行くっていう選択が取れたんですけど、
本当にもうどうしようもないタイミングっていう感じで。
藤原ヒロ
琥珀の時は安楽詩っていう、まずお医者さんからの提案が特にない状態やったんですよ。
心臓リンパ臭の場合に見守っていくしかないよねっていう表現はされるけど、
安楽詩を進められるわけではない。
けど今回の口頭癌の場合はやっぱり最後すごく苦しむっていうのが予測できる病気なので、
そういう苦しみがある場合は安楽詩っていうものを考えてあげるっていうのも、
一つの選択肢かもしれないっていうような病気がわかった時に、
医師から言われてたことやったんですよ。
ボー氏
先生も違う先生やったし。
藤原ヒロ
そうですね、かかりつけ医と、あとはその、
検査入院で詳しく調べる時に担当された先生は別の方ではあったんで、
かかりつけ医の方が言ったっていうよりかは、
その検査入院した時に別の医師から言われたことではあるけど、
すごく納得はその場で私もしたし、
かかりつけ医の先生と相談してタイミングを考えるっていう気持ちでずっといてはいたんですよ。
今回の議員の場合も、私的には判断できるとは思ってて、
自分がもうこのタイミングやなっていうのはわかるだろうって思ってて、
それまでは食べれたり、自分でトイレ行けるうちっていうのは、
ゆっくり見守ってたらいいやって、その苦痛を和らげる処置をしてあげて、
無理に今すぐっていう気持ちじゃなかった。
で、いよいよちょっと呼吸がもう辛くなってき始めたなっていうタイミングで相談しに行こうと思ってたんですよ。
それがもうまさに休日やったっていうので。
ボー氏
その辺の意識のずれがあったっていうことを読んでわかったっていう感じでしたね。
しーさん
夫婦関連。
そうですね。
藤原ヒロ
私はそこは揺らぎがなくて、
私の中であまりに常識すぎてそれに関して、
改めて説明するっていう必要が気づけないというか、
その選択肢しかないだろうぐらいの気持ちでいたので。
ボー氏
お互いですよ、それは。
僕は前回失敗したから、そんなん間に合わへんっていうことがあるんやから、
その前にやるしかないやんって思ってたんで。
しーさん
でも事前にやるってなるとすごい判断難しいですよね。
今日やんの、明日やんの。
ボー氏
それがすごいずっと迷ってて、
これって自分で決めていいんやろかとかもあったし、
先生の意見はもちろん聞くにしても、
手を下す判断をするっていうことがいいのか悪いのかみたいなことをずっと考えてて。
しーさん
そうですよね。
藤原ヒロ
動物病院は安楽死っていうものを処置するっていうのは一般的だとは思うけど、
飼い主の一存で決定できるものではないっていうのも出たとしてあって、
医師が判断して安楽死っていう処置をするっていう話なので、
早すぎても多分、まだやめておきましょうって言われる可能性は高いんですよ。
しーさん
そりゃそうですよね。
藤原ヒロ
まだこの子は生きたいと思ってますよって止められることの方が多いだろうなって思うし、
私たちがお世話になってるお医者さんも多分そういう考えだろうなっていうのは、
なんとなく人となりでわかるので、
もうちょっと前に、それこそ5日ほど前、5日もなってないか、
亡くなる数日前にお薬もらいにとかで検診で行ったんですけど、
その時にじゃあ安楽死を頼んで受け入れてもらえたかって言うと、
私は微妙な気はするんですよ。
でまぁちょっと今日その報告とお礼に病院行こうって思ってて、
あ、そうなんですね。
ボー氏
その時に、
藤原ヒロ
なんかその返さなあかん薬とかもあるんだよね。
その時にちょっと改めて聞いてみようと思うんですけど、
タイミングとしてそういう時に、
もし早めに飼い主が望んだ場合にどうされる方針ですかっていうのは、
今でもまだ猫は飼っているので、
同じことがあるかもしれないからちょっと確認したいっていうところではあるんですけど、
でももし早めにでも受け入れて処置するよって言われたとしても、
たぶん私は私の感覚で、
見極める時期はできるだけ最後にっていう感じにはなると思います。
藤原ヒロ
でも、クルミに関しては、まだ来て1年も経ってないっていうのもありつつ、
銀と、
しーさん
いつでしたっけ来たのって?
藤原ヒロ
去年の10月の半ばとかですね。
そっか。
紅白がなくなった後なので。
銀も年寄りなので、めちゃくちゃ仲良かったかって言われると、
そこまでみたいなところはあったんで、
急に寂しいとかっていうかは、
ちょっと暇やなぐらいの様子で今過ごしてます。
しーさん
でも、紅白もうちに慣れて、そういうのを見計らったんかな、銀ちゃんが。
藤原ヒロ
クルミが慣れてってことですか?紅白?
クルミが慣れて、銀ちゃんが。
でも、きっと2人は寂しくないだろう。寂しいけど。
そんな優しいかな。
わからへんけど。
しーさん
そういうスキリチュアルな捉え方をしてしまう。
藤原ヒロ
銀ちゃんの性格を知ってると、全然クルミのことなんて考えてなさそうな気がする。
そっか。
もうちょっと自分勝手な気はするけどな。
ボー氏
なんかその辺に関して俺はちょっと、どうやったんかなって思うとこもあって、
これ結局1年間ずっと、1年後に亡くなってしまったけど、銀ちゃんは。
その1年はクルミは飼わんでもよかったんちゃうかなってちょっと思うとこもあったかな。
藤原ヒロ
あ、子猫で。
ボー氏
1人、一頭もっと大事にしてあげて、時間をとってあげたらよかったかなって思うこともあった。
藤原ヒロ
あ、なるほど。
ボー氏
かかりっきりになってしまったから、新しい猫、子猫。
藤原ヒロ
そう?あんまり思わなかったです、私は。
ボー氏
俺はあんまり相手できひんかったなと思って。
藤原ヒロ
あ、なるほど。私は相手してました。
ボー氏
そういうつもりだと思うけど、俺は横から見ててもそうやったし。
藤原ヒロ
あ、そうですか。
ボー氏
一頭やったらそっちに集中して相手してあげられるよ。少なくとも。
藤原ヒロ
認識の違いが大きいですね、ここは。
しーさん
でも、もしクルミがうちに来なくて、銀ちゃんが行ってしまったら、
やっぱ一頭でいたのが寂しかったんかなとかいう後悔は思えない。
藤原ヒロ
もっと仲良かったらね。
いや、でも単純に考えて、がんっていうものやから、
そういう精神的なものは関係ないっていう認識は大前提としてあるんですけど、
もっと原因不明で弱っていくとかやったら、かなりそういうことを心配するとは思うけど、
単純に銀がシニアの状態で子猫を迎えたっていうので、
体力的なものとか精神的に若干負担を与えたかもしれないっていうのはありはするけど、
ただやっぱり2匹の様子を見てた時に、猫としてのコミュニケーションが取れてる状態ではあったっていうのがあるので、
人間がいない間も結構寄り添って寝てたりとかはしたので、
本当にもっと仲が悪かったら、見るだけでシャーっていう状態にはなるので、
そういう猫同士の相性っていうのもそんなに悪いとは思わない感じだったんですよ。
単純に子供の元気についていけないおじいちゃんみたいな感じだったんで。
その点において私は猫の生態的に相手がいたっていうのはいいことやと思ってる。
別に人間が銀一匹にすごい向き合わないといけないかというと、私の認識ではそうではないので。
しーさん
ずっと2匹でしたもんね、銀ちゃん。
藤原ヒロ
そうそうそう、そうなんですよ。
別にクルミがいることで人間に甘えられなかったかというとそうではないって思う日々ではあったんで、
藤原ヒロ
全然そのボー氏ほど私は良くなかったんじゃないかっていう認識はないですね。
引き取ったことに後悔はないです。
後語りです。
どうぞ。
というわけで、この後語りを撮っているのは配信直前の9月8日なので、
今回の猫の話の収録は8月21日に収録したので結構もう経ってるんですけど、
収録後にその日のうちにかかりつけの動物病院の先生に挨拶に行きまして、
どういう感じで安楽死について認識があったのかっていう話をちょっと補足しようかと思います。
ボー氏
はい。
藤原ヒロ
結局、先生に安楽死についての事情を聞いた時に、
海外の人は病気がわかったらすぐにそうさせるみたいな感覚らしいですね。
ボー氏
が多いっていうのは。
藤原ヒロ
言ってはりましたね。
なので、まだ元気なうちでも病気で確実にわかったら、
それを言われると、あの先生は安楽死を引き受けるっていう話でしたよね。
ボー氏
はい。
藤原ヒロ
で、結構海外と日本人の感覚がそこは結構違いますねっていう話をされてて、
日本の方は割とその最後の最後までっていう人が多いですねっていう話で、
安楽死についてそんなにネガティブな感じじゃなかったですね先生は。
ボー氏
ネガティブというか。
藤原ヒロ
そんなに粘るべきみたいな感じじゃないというか。
その飼い主の人を尊重するっていう感じでしょうか。
なので、もし私たちが早めに銀ちゃんについて安楽死を希望してたら、
引き受けてくれたんだろうなっていう感じでしたね、あの様子だと。
一番最後に病院に連れて行ってお薬とかしてもらった、
あのタイミングでもし頼んでたらどうでしたかみたいな話をしたら、
難しい判断ですよねっていう話で、
まだその処置をした後に元気にご飯を食べてっていう状態だったから、
すごく強く希望されたら、
あの安楽死っていう処置をしてたと思うけど、
まだいけるんじゃないかって思えるような状態でもあったみたいな、
そういう反応でしたよね。
私の中の安楽死の認識が、
もうちょっと早い段階っていうのもありえるんだなっていう認識の変化はありました。
ただ、じゃあ次もし同じような状況になった時に、
早めに決断できるかっていうと、分かんないなと思います。
やっぱり早めに、もう今度こそは早めにって思います?
ボー氏
いや、俺はそもそもなんかその辺は、
自分が判断するべきじゃないなと思ってるから。
自分の責任で勝ってるわけでもないし、
意見は言うけど、決定権はないと思ってるから。
藤原ヒロ
かなり多分その経験を積んでも難しい判断だなっていうのは思ったけど、
希望すれば受け入れられるっていうことが今回わかったので、
そんなギリギリじゃなくてもね。
なので、そういう事情でしたっていう、一応補足の報告と、
その後、銀がなくなって1週間後に、
また里親の城都会に行きまして、
子猫2匹トライアルで家にいる状態なんですけれども、
それについてはまた後日しーさんと喋るだろうということで、
もうちょっとちゃんと報告します。
はい。
ボー氏
なんかその意見として、意見というかその飼い主の人の立場として、
苦しむ前に楽にさせてあげたいって思うか、
苦しんでから楽にさせてあげたいと思うかどっちかかなっていうぐらい、
その判断の違いかな。
藤原ヒロ
そうですね、多分海外の感覚っていうのが苦しむ前にっていうのが。
ボー氏
元気なうちにっていうのか。
藤原ヒロ
よしとされてるっていうか、多分その認識が強いというか、
それが当たり前なのかな。
なんかちょっとでも長くっていうのは、英語っちゃ英語ではあるので。
ボー氏
でもどっちがどうとは言えへんから。
藤原ヒロ
言えないです。
ボー氏
それは別になんか本人の判断だと思うんで。
藤原ヒロ
そうですね、難しい話ですけども。
今いる子たちが本当にちゃんと寿命をそこそこ全うしたら、
15年後ぐらいになると思うので、
それまでに動物の医療がどうなってるかも分かんないから、
どこまでこの経験がどう生きるかは分かんないですけど。
はい。