2024-04-30 10:29

第23回 宿題にAIを使うのはNGなのか?

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英作文の宿題をAIでやってきてしまう生徒が増えてきたために、その宿題を出すのをやめたと言う話を聞いて思ったことをお話ししています♪

このチャンネルでは、英語指導歴・易者歴ともに30年以上の経験を元に、考え方を変えることによって英語力を劇的に向上させたり、人生を大きく好転させる秘訣をお伝えしています♪

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00:05
こんにちは、はじめ先生です。
このチャンネルでは、思考を変えることによって、英語力と人生を劇的に好転させる方法をお伝えしています。
今日のテーマは、「宿題にAIを使うのはNGなのか?」というお話です。
ニュースを見てたらですね、こんな見出しがありました。
宿題もレポートも、生成AIが作った正解丸写し、教師は嘆く、これじゃ無料の代行業者だ。
こんなテーマの記事で、中を読んでみると、中学生に英語で日記を書く宿題を出したら、
まだ教えてもないような文法を使って、ミスがない素晴らしい英作文が出てきて、
しかもそれが一人じゃなくて何人もいたということで、これはAIからの抜粒子だろうということで、
それでどうしたかというと、英作文の宿題を廃止したという記事があって、
これ皆さんどう思いますかね。
日本のみならず、海外でも大学の論文なんかに生成AIで作った論文が出回っていて、
それが問題だみたいな話もよくあるわけですけど、本当にAIとの付き合い方って新しく出たものなので、
我々人間もどうしていいのかいまいち分からないところもあって、
活用はめちゃめちゃできるんだけども、いろんなリスクもあるよねという話はよく出ると思います。
だけどこの記事にある、AIを宿題に利用されたから、もう英作文の宿題を出すのをやめたという、
この短絡的な思考は一体どうなんだってめちゃめちゃ思ったんですよね。
非常に日本の学校にありがちなリアクションというか、
学校にとって不都合なことがあるとすぐ禁止するみたいなところもありますよね。
流行したものってとりあえず一旦禁止みたいな感じになってきて。
この問題の根本にあるのは一体何かなと思うと、
最初に設定しているゴールみたいなものがあって、
そのゴールあるいは目標あるいは目当てみたいなものに、
どれだけ生徒がその要求水準に応えるかっていうような感じの教育の仕方をしているっていうのがあるんじゃないかなと思うんですよ。
言い方を変えると、成果物みたいなものを出すことがゴールになっているっていうのかな。
一定の点数を取るであるとかですね。正解を言うとかですね。
そういったことだと思うんですけれども、
根本的にその教育の考え方っていうのが違うんじゃないかなっていう気がめちゃめちゃ僕はしているわけです。
記事によるとその学校の先生が出した英作文というのは、
英語で日記を書いていきなさいみたいな感じだったので、
本来であれば非常に自由度が高い、自分の思いをアウトプットできるという意味で、
僕はいい宿題なんじゃないかなというふうに思うんですけれども、
結局そこを通じて最終的に何を図っているのか、
生徒は何を図られていると思っているのか、
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結局その教育そのもののゴールが正解することであったり、
指導者側の要求水準に合うことであったりということであると、
そうすると学習者側は正解や要求されたものを求めるというメンタリティになりますよね。
これ第3回の放送でも話した、大阪でカンニングをしてしまった生徒さんが、
そのことを厳しく指導されて自殺してしまったというニュースと、
ほぼほぼテーマ的には同じになってくると思うんですけど、
生成AIを使ってはいけない、なぜならば簡単に正解が得られるからだという発想だと思うんですよね。
カンニングをしてはいけない、なぜなら簡単に正解が得られるからだ。
これも同じなんだと思います。
要するに正解がゴールなんですよ。
でも僕は教育って正解がゴールでなくていいと思っていて、
正解って何だろうって、自分でいろいろ考える力、そして問題を解決する力を育てることだと思っているんです。
要するに魂の教育というのかな。
人生のいろんないろんな課題に対して自分の頭で考え、自分の心で感じ、
それをどう自分で道を切り開いていくか。
この力が備われば知識なんて後からついてくると思うんですよ。
なんだけど先にやっぱり知識をつけたがるんですよね。
これが順序が僕は本当に違うんじゃないかと常々思っているんです。
実は知識って相当昔から脳の外にあってもいいもんだというふうになっていることって皆さん気がついてます?
例えば書物とかですよね。
書物を読んで別に自分の中にインプットしなくても必要なときにその書物を紐解けばそこに書いてあったり。
昔は書物の中で必要な情報を得るというのは大変だったんですけど、今はネットがありますからね。
ネットの中にはもう知識が山とあるわけですよ。
だから知識って得ようと思ったら別に自分の中になくても外に求めればある状態になっているので、
それを自分の脳の中に全部入れる必要もないと思うんですよね。
その転がっているいくらでもある知識を利用できない人というのは何で利用できないのかというと問題意識がないからなんですよね。
問題意識や課題意識がない。
労働的に主体的に自分で問題解決しようとしていなくて、誰かが解決してくれる。
あるいは世の中には正解がある。その正解にのっとっていればいいんだみたいな。
そういう思考回路になっていると、そうなると宿題は移せばいいよね。
AIに頼ればいいよねというふうになると思うんですよ。
これはそのAIが悪いとかじゃもちろんないんですよね。
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結局この宿題をなぜ出しているのかという根本的な問いかけが必要だと思うんですよね。
教育って結局先生の言っているあるいは親の言っている言葉以上に、
普段大人がどうしているかどう生きているかという方が子どもたちに影響を与えるので、
親や指導者が設定しているゴールを子どもたちはやはり達成しようとするんですよ。
だからその親や先生が想定しているゴールが一定の成果であったり成果物であったりすると、
それを達成しようと思う。
だからそのための方法は何でもいいというふうになっちゃうんですよね。
そうじゃない。
その授業なり何なりのプロセスを通じて、人のあるいは学習者のマインドをどう育てるか。
ここだと思うんですよね。
ここが決定的に欠けていると思うんです。特に日本の教育においてはね。
非常に世界で教育水準が高いと言われる北欧の学校なんかの例を見ると、全然違いますよやっぱり。
いかに授業の中で主体的に考えさせるかというそのプロセスをめちゃめちゃ大事にしているわけですよ。
今その場で自分で考えさせて、今その場で自分で思うことを言わせ、
そういうインタラクティブな、いわゆるアクティブラーニングみたいなものになるんですけど、
そこのプロセスが決定的に足りてないと思うんですよね。
日記を英作文にさせるというのはよくやるんですけど、これずっとやっていると結構マンネリになるんですよね。
使う表現も年々しました。おいしかったですとか、それくらいになりがちで意外と長続きしなかったりするんですよ。
僕がよくやるのはもうちょっと面白くするんですよ。
ギュッとターゲットを絞って、その日習得させたい文法項目みたいなものを使って自由にアウトプットさせるみたいなやり方なんですけど、
例えば中1のB都市を使った文とかであれば、I am 〇〇とか、He is 〇〇とかですよね。
それを使うんだったら、それを使って自分とは何かということを考えさせたりします。
あなたってどんな性格とかどんな人っていうのをB都市を使って言ってくださいみたいなことで、
私は〇〇です。私は先生です。私は女の子です。私は性が高いです。
これを言おうと思った時に何て言っていいかわからない時は、もちろん辞書を使っていいよって言うんですけど、
それを使って自分をリアルに表現しようとすると、やっぱりその時に言いたいことがあるから覚えやすいんですよね。
今度は逆に私じゃないものを言ってくださいっていうと、私は女の子ではありませんとか逆を言ったりするんですけど、
これをやると意外と自分って何なんだろうっていう自己を振り返る機会になったりして、結構面白かったりするんです。
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言ってみるとある種大喜利みたいな感じなんですよね。
大喜利ってあそこでお題を出して、その場で瞬間的にクリエイティブに考えないといけないじゃないですか。
ここが僕はそういうやり方を工夫することが大事なんじゃないかなと思うんですよね。
だからその宿題の出し方としてやはり正解のあるようなものではなく、正解がなくて本当に考えなきゃいけないような課題設定みたいなものを与えて、
それを解決のためにはAIを使ってもいいけど、最後にはAIとかで得られた知識を統合して、あるいは利用して自分でその場でアウトプットさせるっていう。
その場でアウトプットさせるって、ここが僕は鍵なんじゃないかななんて思ったりしています。
今日もお話聞いていただいてありがとうございました。
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また、このチャンネルでは英語の学習の悩みや人生のお悩みについて質問を受け付けていますので、よかったらレターでメッセージください。
OK. Thank you for listening and have a great day.
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