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こんにちは、goryugocastです。今日は、iPadワーカーズ2作目が完成して、12月2日に発売予定なので、その一緒に作るのにあたって学んだこととかやったこととか、そういうのをまとめたいと思います。
あれね、iPadワーカーズっていう名称が複数あるので、今日話しているのは、KDPの電子書籍を作ったよって話です。
はい、内容に関しては、harunaさんがやっているポッドキャストで話しているので、それはそれでよかったら聞いてくださいっていう感じなんですが、
goryugocastの中では、主にGitHubを使って、2人で原稿を共有しながら、一緒に作るということをやったんですが、3回目ぐらいだっけ、GitHubを使って本を作るみたいなやつ。
多分、働くi…違う、iPadの話っていう本を作った時からGitHubやり始めたんじゃないかな。
まだ2回目か、それで言うと。
いや、iPadの話、アトミックシンキングは、まあまあ作った、使ったか。
多分それが2回目で、今回のiPadワーカーズ2が3回目かな。
一応、初回から何度かそうやって、少なくとも3回一緒に本を作るということをやって、
あと、俺が個人で自分のObsidianのデータをGitHubで管理するみたいなこともいろいろ実験したりしていて、
やっとGitの使い方、GitHubの使い方、2人でGitを使う時のGitの使い方っていう3つぐらいの要素にようやく慣れてきた。
そして、やっとGitを使うことのメリットがだいぶ、これはあるなって思えるようになってきたかなって思うんだけど。
1つのファイルを複数人で編集をする場合に、どっちがどういう修正をしただとか、どこを直したかみたいなのをいちいち口頭で伝えるのって結構面倒だし、
難しい部分もあるんだけど、Gitを使っていけば、編集履歴っていうのがしっかりと残るので、このファイルのこの部分を誰々さんがこれからこれに変えましたよ、AからBに変更しましたよっていうのが誰が見ても見える。
さらにその変更についてタイトルと説明文をつけて、こういう変更をしたよっていう説明も加えることができる。
だから簡単に自分の意志というか、意図を相手に伝えられる。ここはこういうことでこういうふうに変更した、修正したっていうのがちゃんとわかるようになっているので、
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昔は多分なんかメモ帳を使ったりとか、iクラウドドライブでなんかファイルをまるっと共有してとか、なんかごちゃごちゃやってたんだよね。
で、それがここ最近の3プロジェクトぐらいはGitを使って管理をしましょうってなって、だいぶまあその辺は楽になった。
ただ一つ自分が、俺が感じている大きな問題というものが、単純に文章を書いている過程において、そのどういう意図を持ってどういうことをやったかっていうのは、なかなか毎回きちんとコメントをつけて残せないというか、
1章のここまで書けたとか、2章のここまで書いたっていう表現はできるんだけれども、なんかその執筆過程においてのGitの使い方っていうのは、やっぱなかなか難しいという感じがして、
編集段階、修正・構成というレベルになってくると役に立つことは非常に多いんだけれども、その前のステップで、なかなか2人が同時にうまく進めるみたいなのがなかなか難しいなぁと思って、
で、最終的に本の制作段階が残りわずかっていうところになって、思い至った最終段階というのが、責任者を明確にするというアナログな仕事術っていうのか、そういう方法だった。
この2人でやってるプロジェクトっていうのが、割と夫婦でやってるっていうのもあって、ゆるい感じで、なあなあになっているところも結構あって、で、本のプロジェクトとかは、2人で一緒にやりましょう、で、作業も分担してやりましょうっていう感じで、
どっちがどっちかに仕事を依頼するみたいな形ではあんまりなくって、お互いにやれることをやりましょうみたいなところが大きいので、なんかやってると思ってたらやってもらえてなかったとか、ここはこうしたいんだけど、なんかうまくいかないなぁみたいなところが割とあって、そういうのを話しながら解決方法として、
例えば、今回のiPadWorkers2の本であれば、iPadに関することなので、はるなさんが一応その管理者として、基本はもう仕切るのははるなさん、で、Gitの中でもメインの軸を管理するのははるなさんで、
ゴリゴさんが変更したことに対して、これはOK、これはダメみたいな、そのジャッジとかもその管理者となる人がやろうね、みたいなことに決まったんだよね。
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うん、なのでその2人とも同時にGitを使っているという概念自体は一緒なんだけれども、アドミン権限がはるなにしかないという設定にしたのかな、2人で。
で、俺はブランチを作って修正したら、可能な限りその日中にはるなさんにプルリクエストを送って、これをやったから取り入れてくださいねっていうのをお願いする。
で、はるなさんは基本的にその他の管理業務全てを受け入れるっていうイメージなのかな。なのでその役割としても明確になったし、Gitの使い方としてもルールが明確になって、それでやっとなんか最後、こういうふうにやるとなんかうまく、少なくとも2人でやる場合にはうまくいくなっていう形が見えてきた。
お互いに均等な力を持ちつつやる、権利を持ちつつやるっていうのって意外とこう難しくて、誰か1人がトップに立ってその人がジャッジするっていう方向の方が、物事はスムーズにいくことが多いかなっていう。
まあいろんな物事によるんだけれども、大体の場合、たぶん2人だとしても決める役が割といたりして、自然とそうなる場合もあるしそうならない場合もあるしで、今回のプロジェクトの場合その分けた方が明確に決めた方が良かったっていうイメージなのかな。
で、次に俺が主体で本を作る場合はやり方としては逆にしようと思っていて、主に管理するのは俺で春名さんにこういうことをやってほしいとかって依頼してもらったりっていうやり方に変えようと思っている。
それを両方やってやっと一通りのことができるようになったって感じなのかな、それで言うなら。
まあやっぱあのGitHubっていうよりはやっていることとしては別にGitの標準機能しか使っていなくて、プルリクエストっていう概念はGitHubならではか。
だからGitHubがあることはやっぱ意味があるのか。
で、やっぱルールを覚える、ルールを制定する難しさとGitHub自体のGitという仕組み自体、GitHubというウェブサイト自体の仕組みを多少知らないといけないことと、チームで運用する場合のルールを決めないといけないという難しさが
ごっちゃになってこんがらがってしまうからなんか難しいように感じるかなって自分でも思ったんだけれども、少なくともGitの使い方を覚えてしまえば、あとはチーム運営の本質と何も変わらないんだなってことはよくわかった。
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そしてチーム運営というのはやっぱ難しいね。
まあ難しい。やっぱ一人でやってるよりもいろんなところで決めないといけないこととか、配慮しないといけないことが増えて、なんかタスク感で言うと倍ぐらいの感じになる。一人でやるよりもその複数人でやる方が。
ただ、その成果物というか出来上がるものの規模とか速さで言うと複数人で出た方が早かったり大きいものが作れたり、あとはその自分の手から離せられるようになる。将来的に。
自分一人で全部やってたら、自分がいなくなったらできなくなるってなるけど、例えばグループで複数人でそういうプロジェクトをやり遂げておけば、自分が抜けたとしてもそのプロジェクト自体は続けていけるとか、次のプロジェクトが立ち上げられるとか。
マネージャーという職業が重要だということが初めて体験としてわかったということと、マネージャーという職業が非常に難しい。少なくとも俺は経験値的な意味なのか素質的な意味なのかわからないけれども、今の自分ではいろいろなものが足りないということがすごくよくわかった感じがする。
多分マネージャー的なポジションは、はるなの方が少なくとも現状は得意なんだろうなっていうのはやってみて思ったよ。
ただ今まではその責任の所在っていうのが曖昧なところが多くて、勝手にそのマネージャー的な作業とかをしてもあんまりかなっていうのがあってうまくいってなかったみたいな。
そういうのはあるのかもね。そういうのでいう。わりとはるなさんがその辺を遠慮しがちというかっていうのは思っていたから、明確に役割分担をしてそういう意味でもうまくいくようになったって感じなのかな。
なんかGitのコミットメッセージを見てもさ、やっぱはるなはちゃんと丁寧に書いていてさ。俺は丁寧に書いているつもりなのに全然丁寧じゃなくてさ。
あれに関しては自分のためっていうか、自分が何の作業をしたかっていう作業記録としてもコミットしているので、わりとその1日に1回とかじゃなくて作業が終わるたびにやってて。
やることの違いというのもあるんだよな確かに。はるなが主にやってくれているのは直していることやもんね。
構成とか講演が中心で、その新規で文章を書くとか、一部ここの言い方がなんか詰まるっていうか、変だなって思ったところをちょっと書き直したりとかはするけど、
ゼロから文章を書くっていうことは、後藤はるな名で出版はされてますが、ゴーストライターゴリュウゴさんが書いてくれているので、基本的にはそういうのはなくて、直すが中心。だから書きやすいところは。
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まあそうね、難しさ的な意味では確かにそういう意味でも役割としてそうやって分担したからよかったというのもあるのかな。
だとしたら、俺が次の本を作るときもポジションとしてはるながマネージャーの方がいいのかな。
うーん、まあそうかもしれない。本を書く人と編集さんの立場で言うと、編集のポジションの人がその責任者というか、次のステップに進めることはやった方がいいよね。
まあそういうことは次のやつをやりながら考えることなんですけれども、
やってみて、やっぱりと長い間Git結構いいよねって思っていて話していたと思うんだけれども、ついに自分たちの中で明確な成果が見えてきたっていうのが今回だった気がする。
GitというかGitHubを使うっていうこと自体がまだまだ多分ハードルは高くて、
面白そうだなって思っても、何に使ったらいいんだろうとか、いろいろ悩む人は多いと思うので、
例えば、このPodcastを聞いている人であれば、ObsidianがプラグインでGitHub連携で、
自動的にGitHubにバックアップしてくれるっていうのがあるんだけど、それはほとんど役割としてはバックアップというニュアンスが強くて、
本来的なここで喋っているようなGitHubの便利さという話とはちょっと違うような気がする。
少なくともアカウントを作成して何かしないといけないから、その理由ぐらいにはなるかなと思ってて、
まあそういうのはあるかな。
あとあれじゃない、iPadワーカーズであんまりやるつもりはないんだけど、
Atomic Thinking、ナレッジスタック系でオープンなプロジェクトにして、いろんな人に修正してもらえるような環境?
それで言うと、そのナレッジスタックで今から次の本を作ろうと思っていて、
まあそれはフルオープンにはできないので、有料メンバーの人限定なんだけれども、
そのGitHubで現行の進捗とか全部を招待して一緒に見れるようにするっていうのはちょうど来月ぐらいから始めていこうと思っている。
じゃあもう実際に取り入れるつもりがあるってこと?
もうやることはほぼ確定。あとはいつ始められるかぐらい。ほぼっていうか、俺の中ではもう確定している。
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多分、その誰かのプロジェクトに入って様子を見るっていうか、どんなものなのか体験してみるっていうことが大事なのかなとは思う。
そこまでしてそもそもやる価値はあるのかっていう人によるからね。
一人でも十分価値があるけど、やっぱ二人だなって思ったしね。
複数人の方が。
春名さんも一番最初にこのGitHubを使ってどうこうとか、プルリクをしてどうこうっていうのは、
仕事の案件の中で、現行管理をGitHubで管理をする、Git管理をするっていうところで、やりながら覚えたみたい。
でも最初は全然意味わかんなくて、どうやってやったらいいかとか失敗とかもしつつ、覚えていったって感じ。
一応、ほとんど間違いなく失敗しても元に戻せるっていうところがそもそものメリットであったりするからね。
間違えてファイルを消してしまいました。もう戻ってきませんっていうことにならないというのが強みでもあったりするので、そういう意味では積極的にやってみればいいというのはあるかな。
あとは、iPadでも数は少ないけど、Git関連のことができるアプリっていうのがあるから、iPadでも別に無理なくできる?
うん、そうね。ワーキングコピーとIUライターを使ってテキスト系を書くっていうのは、自分の中でだいぶ革命的な出来事だったので、
興味あるならばやってみるといいんじゃないかぐらいの言い方にしかならないのか。
iPadワーカーズでも確かちょろっとだけ本を作るプロジェクトの、こんなことをやってますっていうのの紹介の中で、ワーキングコピーを使ってこうやってるよみたいな記事もあるので、
よかったら概要欄にリンクを貼ってもらえるはずです。
ということで、今回のそういうプロジェクトを使って書いた本が12月2日に発売されると思うので、
その本に別にGitHubのことが書いてあるわけでもなんでもなくて、iPadのことなんだけど。
できた成果物が発売されて、Kindle Unlimitedに対象の本なので、ぜひアンリミで読んでもらえたらと。
アンリミで読んでもらって気に入ったら買ってもらえると一番嬉しいです。
アンリミも今ブラックフライデーセールで、
99円だよね。
12月1日まで2ヶ月99円とかかな。
今もうすでに入ってる人はあんまり関係ないんだけど、しばらく入ってなかった人とか、まだアンリミテッドをやったことない人は、
2ヶ月入って、これ先にやめとくか、確かKindleのアンリミはできるから、
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加入した瞬間にやめるってやると、2ヶ月後に自動的にオフになる。
そうそう、その99円だけ請求されて、その先は勝手に切れる。
期日が来たら切れるってなるので、よかったらそっちもチェックしてみてください。
Kindleアンリミテッドはね、結局自分もなんだけどね、
入り続けるよりたまにでいいやって思うようになって、
99円の時に入って速攻でやめてっていうことを割と続けている気がする、この1年ぐらいは。
まあね、結局そのいつでも見れる、いつでも読めるって思うとなかなか読まないから、
その期限があって、この日までに読まないといけないっていうのがあった方が楽しめると思う。
しかも今、漫画雑誌読むのにしか使っていない。
漫画を追っかけていって、3ヶ月後ぐらいに3ヶ月分また追っかけるみたいなことに使ってるだけで、
まあ、使い方は何でもいいと思うので、
読んでもらう分にも、そういうタイミングで読んでもらっても全く我々としては何も問題ないというか、
別に読んでくれること自体がもう全て歓迎なので、
ぜひそうやって上手に使って読んでいただけたらなと思います。
ということで今日は、12月2日に新しいiPadに関する本を作ったので発売されますっていうお話でした。