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2024-04-18 12:40

#594 存在意義と諸行無常と

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サマリー

そのエピソードでは、友人がイベントを手伝った話を通じて、変化するコミュニティや存在意義の重要性について語られています。また、映画鑑賞サークルの活動や場の開かれ方についての提案が行われています。

コミュニティの変化
皆さんこんばんは、上水優輝でございます。
サイコパスのラジオ、ぜひ最後までお付き合いください。
今日は、存在意義と諸行無常と、という話をしたいと思います。
先日、友人から聞いた話がちょっと印象に残っていて、そこで考えたことを、今日はお話ししたいと思います。
ちょっと前に、友人が、知人からイベントを手伝ってと、誘われたと。
友人は、「いいよ。」と答えて、そのイベントを手伝うことになったそうです。
それがどんなイベントなのかというふうに聞いたら、
友人が学生の頃に名前を聞いたことがある、結構有名な学生団体のイベントだったと。
15年前とかになるんですかね、その友人が学生の頃ってなると。
ゼップ福岡っていうライブハウスがあるんですけども、あれどれぐらいですかね、1000人規模ぐらい入る箱なんですけども、
そういうところでですね、ファッションショーをしたりとかっていう感じで、結構キラキラした学生がファッションショーに出て、
お客さんも友達とかが来るから、みんな学生で1000人ぐらい埋まるみたいな、
そういう結構盛り上がっているイベントをやっていた団体だそうです。
その団体のイベントを今回手伝うということで、いろいろ手伝って、
「どこであるんですか?」ということで会場を聞いたら、今回100名規模の会場だったと。
この十何年の間に10分の1にまで縮小しているということで驚いたそうなんですけども、
実際当日イベントに行って手伝うわけですけども、そしたらそのイベントがまたファッションショーだったらしいんですけども、
なんともう学生ですらないということが起こってたと。
もうちっちゃい子がファッションショーに出てたりとか、お客さんも学生じゃなくて保護者であるとか、そういった人とかも来てるって感じで、
10分の1になった上にもはや大学生ですらないみたいなことが起こっていて、
なんていうのかな、これは何の集まりなんだみたいに感じたって言ってて。
コミュニティの維持とバランス
この話を受けてですね、僕はまずそれがなんでそうなっているのかっていうことはあくまで想像になるんですけども、
10数年前から今に至るまで、年々大学生の対面の粘り気の強いというか、しがらみの強いコミュニティにだんだん寄りつかなくなってきたんじゃないかなというふうに察しますし、
それにコロナが追い討ちをかけて集まるっていうことをしなくなったっていうのもかなり大きかったんじゃないかなというふうには思いますと。
なんならそこでキラキラするような人は今はSNSがあるから、自分でそういった注目を浴びることができるんで、
そういったコミュニティに所属しなくても自分で発信すればいいから、ある種イケてる人ほど何もそういったところに所属しなくてもオンラインで行けちゃうみたいなことが起こったんじゃないかなというふうに思います。
一方で、団体をやってる人はもう何十年もやってるのかわからないけど、十何年少なくともやってるというその活動を継続したい思いがあっただろうし、
継続するために大学生が集まらないからということで対象を広げてみたりとか、例えば卒業生の子どもとかいうパターンかもしれませんし、わかりませんけども、
対象を広げて何とか活動が消滅しないように続けてきたというような感じなんじゃないかなというふうに推察します。
結果、学生もいない十分の一規模で活動は継続できてるけども、当初の大学生が集まって何かやってるみたいなのとはほど遠い、何かよくわからない集まりになっているということですね。
もちろんその団体のコンセプトが何なのかとかいうことも知りませんから、それがよくわからないものになっているかどうかもわからないミッションに対して、
集まっている目的に対して忠実にやられているのかもしれないから、安易に変なものになっているとは言えないんですけども、
パッと見、ちょっとよくわからないものになっているなというふうに話を聞いて感じました。
そういうものってその団体に限らずよくあるなと思っていて、会社とかでもおそらく創業者はそんな感じじゃなかったんだろうなと想像できるような感じのところに着地している会社とかもよく見るというか、
生き残ることがもはや手段じゃなくて目的化してしまうみたいな感じで方向性を失って、
ただただ嵐の中沈没しないということだけを考えて、何とか沈没しないようにということだけを考えているけども、どこに行くかもわからないまま大物腹で右往左往しているみたいな、
いわゆる自利品みたいな会社もよく見かけますね。
難しいですね。これが個人の人生とかであれば、自利品の中でも何とか沈没しないように耐え忍ぶみたいなこともあるのかもしれないんですけども、
活動となれば命がまた取られることはありませんから、辞めてしまうというのも一つ手かなという、辞めてしまって新しく何かを始めるとか、そういうフットワークの軽さみたいなものも大事なのかなというふうに思ったりしますね。
環境というのは必ず変わっていくし、変化という変化するということ自体は避けられないというふうに思うので、
その変化をどのように受け入れるのかみたいなことをですね、少しこの話を続いて僕は考えましたね。
これからコミュニティを作りたいとか言っているけども、その作り方みたいなところというのはかなり意識しないといけないなと思いました。
変化していく中で変わらないものというか、残したいものは何なのか、自分の命を残していきたいのか、命というかその団体の命かもしれないし、その活動を継続するという意味での命かもしれませんし、
それよりも存在意義のほうが大事なんだとか、両方大事だから両方残したいんだなのか、そこの何を残そうとして抗っているのか、この変化に、
抗うだけじゃないですけども、この変化に適応していくのかみたいなことですよね。話を自分に引き寄せていくとですね、
最近は株式会社Genshoという一人の会社をやってますけども、この春からは存在としての講演というミッションを掲げて活動をしています。
これはやっぱり、おのずとコミュニティみたいなものにつながっていく活動かなと思うので、そのコミュニティがですね、この団体みたいに
こう、固着してしまって、時代の変化に適応できなくなって、よくわからない感じでさびれていくみたいなのは、なんか避けたいなと。
避けたいなと思ってもそうなってしまうのかもしれませんけども、やっぱり避けたいなと思うんですね。
だいたいうまく行き出すとね、閉鎖的になったりとか、もしくは開きすぎてコンセプトがぶれる。コンセプトがぶれるか、めちゃくちゃうちに閉じるか、
このバランス感覚を失うことで、何らか良くない感じになるんじゃないかなと思うんで、コンセプトを維持しながらも外部環境を意識するという、このバランス感覚ってことをすごく意識して活動したいなというふうに思っています。
映画鑑賞サークルの活動
最近で言うとですね、このポッドキャストでもお話ししました、映画鑑賞サークルですね。
パーフェクトタイムという映画二猛作と言ってますけども、映画を見て感じたことをみんなで集まって語り合って、もう一回映画を再解釈する中で、もう一回映画を感じ直すというか、
二度目の映画の感想を持つという感じで、映画を二猛作しようよということで映画鑑賞サークルを立ち上げましたけども、
最近ね、その初回のミーティングがあって、自己紹介したりとか、じゃあ一回目の課題が何にするという話とかをしました。
その中でですね、そのサークルの場の開かれ方についても議論しましょうということでお話ししました。
これはまさに今日お話ししているところに直結するんですけども、今ですね、6名、7名か。
6名集まって、僕含めて7名の活動になったんですけども、その7名でずっと閉じた空間で話してても、
おそらくは停滞していくだろうと、停滞した後にどんどん垂帯していくだろうということが、中長期的には予想がついてしまうので、
何らかの形で開かれている必要があるんだということを、僕から提案させていただきました。
そのような懸念があるんだという話をしました。
それがまさに風が通るというか、外気にきちんと触れているという状態を作りたいので、何らかの形で開かれていたいんだと、開かれた場にしたいんだということで、
例えばその映画感想を語るものをYouTubeライブでライブ配信したりとか、もしくはTwitterのスペースを使って配信したりとかという感じで、
思いっきし開かれている状態を作ったり、もしくは開かれすぎていない申し込み制にして、観覧したい人は観覧どうぞという感じでZoomとかでやるとか、
もしくはもう開かないと7人で閉じた中でやるんだけども、ある程度期間を切って半年で解散するとか、そういういろんなやり方を提案して、
その中で皆さんどう思いますかみたいな話をしていたら、かなり柔軟な参加者の皆さんで、とりあえず一旦全部試しましょうよみたいな感じで言っていただいたので、
その映画感想会をYouTubeで配信したりとか、Twitterのスペースで配信したりとか、もしくはZoomでイベント的に開催したりとかという感じで今後やっていく予定なので、
よかったらぜひそちらも一緒に映画を見て映画感想を共有する場として一緒に参加していただければ嬉しいなと思います。
場の開かれ方の提案
そんな感じで場が硬着していかない、時代に取り残されていかないために常にある程度開かれている必要があるし、
一方でコンセプトを守るためにある程度閉じていなければいけないみたいな、そのバランス感覚みたいなものをすごく意識しながらこの現象の活動をやっていきたいなと思います。
特に現象の晩餐会とかというのも完全招待制の晩餐会みたいな感じでやったりしますけども、
そういうのもある種開かれ方閉じ方みたいなことを意識してやっている一つの活動だったりしますし、今度は浄水公園みたいな感じでもう完全にオープンというか、
場所とかタイミングの制限はあるにしても誰でも来ていいですよみたいな開かれた場もあるしっていう感じで、そのような場の開かれ方みたいな形で
うまく環境変化みたいなものにも適応できる風通しの良さというか、外部環境を感じられるような活動にもしていきたいと、
そういう活動の良さ的な感じにしないようにしたいなというふうに思っていますので、ぜひ何らか開かれた場の中で皆さんと関わっていきながら、
コンセプトを体現していけたらいいかなというふうに思っています。存在意義を守り続けていきたいと。
いずれというか確実に変化は訪れるというか変化し続けている中でも変化に適応しつつ、ゾンビみたいにならずにちゃんと存在意義を持ってコンセプトに忠実にやっていきたいなというふうに思っています。
ぜひ、株式会社現象並びに僕の活動に何か注目していただけると嬉しいなと思います。
注目というか関わっていただけると嬉しいです。本日は以上です。またお会いしましょう。さようなら。
12:40

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