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皆さんこんばんは、上水優輝でございます。 サイコパスのラジオ、ぜひ最後までお付き合いください。
今日は、システムの外側から見てみる Part2ということで、お話ししていきたいと思っています。
昨日に引き続きなんですけども、システムの外側に行くことによって、本当の仲間とか味方に気づけるよっていうお話をさせていただいたんですけども、
ちょっとご紹介し忘れたエピソードがあったので、今日はそのお話をしたいと思っています。
20代半ばの頃に、僕は一度ホームレスを経験しています。 ホームレスって言っても、その路上生活者というよりは、家がなくなったっていう状態なんですけども、
当時、僕は付けている彼女がいて、同棲してたんですね。一緒に住んでたんですね。
専門学校に行こうと思って、医療系のね。結構お金かかるんですよ。4年間で500万ぐらいかかるのかな。結構かかったんで貯金しようと思って、めっちゃバイトしてたんですね。
バイト3つぐらい掛け持ちしてたんじゃないかな。同時にですね、バンド活動をずっとやってきてたので、そのバンド界隈の友達とかも結構いたんですよね。
お金も時間もないじゃないですか、その学費貯めるので。というので、合理的に考えた結果、みんないっぺんに集めちゃえばいいんじゃねっていうことで、
キャンプでね、30人40人とか集めてキャンプをしたり、忘年会をしたりっていう感じで、気づいたらね、コミュニティのホッキリみたいな感じになっちゃってたんですよ。
僕からすると、1回の費用で全員と会えるから、30回飲み会するよりも1回の飲み会で全員で会った方がいいや、みたいな感じで、
っていうのが本当の理由だったんですけども、結果ね、みんなに会えて、僕のことしか知らないんだけども、その友達と友達が友達になっていくとかっていうのもなんかすごい面白かったんで、
23ぐらいからずっとそういうのをやってたのかなって感じでした。
で、コミュニティとして30人40人規模のグループというか繋がりがあって、その中では僕と当時付き合った彼女っていうのは当然コミュニティの中にいるという程度なので、
ある種、2人は付き合っているというのは当然のこと、みたいな認識だったんですね。
ところが恋愛というのは難しいところでね、いろんな理由があって別れてしまうと。
で、一番のところはね、僕はその学費を貯めるのにバイトばっかりしてて、恋愛どころじゃなかったというか、結構もう睡眠時間削って働いているような状態だったので、
恋愛的なところにね、意識を向ける余裕がなかったっていうのが一番の理由だったんですけども、
結果ね、ちょっと関係が冷え切ってしまったというところで、終わりを迎えたわけでございますけれども、
その時にですね、僕はね、人生で初めて長く付き合ったっていうのもあって、別れていいものかと、こんな長く続く人ってこの後の人生であるのかどうなのかっていうのもちょっと当時の自分は判断できなかったので、
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結構ね、いろんなコミュニティがあったから、コミュニティのちょっと外側の人、中の人にさすがに相談しづらいのでね、噂が広まっちゃうから、
ちょっと外の人に相談していたんですね。
で、そしたらそれを浮気と勘違いされてですね、スタバでちょっと恋愛相談をしただけだったんですけども、
それをなんか待ち合わせの情報がね、入手されて浮気をしてただろうということで、ちょっと泥沼化しちゃったんですね。
で、結果別れることになって、荷物がね、僕の部屋の片隅に全部まとめられてたということで、
家を出るしかなかった、出るつもりだったんだけども、突然出ることになっちゃったみたいな感じで、
家決まってないのに家を出るっていう感じになりましたと。
ということでホームレスになったんですけども、その時にね、家がなくなったことも大変だったんですが、
そのコミュニティの人たちからね、大バッシングを受けた、その浮気してたんでしょうみたいな、ひどいみたいな。
で、してないから、してないって言うしかないんだけども、なんかね、浮気してる人ほどしてないとか言うじゃないですか。
だから、なんていうのかな、してないことを証明するってむずいんですよね。
何をどう言っても、いやでもしてたに違いないみたいになっちゃって、なんかもう、無罪なのに有罪になってっていうのがすごく辛かったですね、当時。
で、あんだけ仲良かったし、あんだけこう、みんなとね、楽しくやってたのに、やられた側とやった側じゃないけども、
そのね、被害者と加害者じゃないけども、みんな被害者の味方をして、被害者と呼ばれる人の味方をして、
僕はもう本当に旋盤みたいになってしまったんですね。
で、家もないわね、自分が所属してたコミュニティまるごと失うわみたいな感じで、本当に結構辛かったのを覚えてますね。
ただ、その時に、別にどっちに肩入れせず、どっちかに肩入れすることなく、僕の話も聞いてくれた人っていうのがいて、少数だからね、いて、
そういう人とはですね、やっぱりね、今もね、付き合っていってるんですよね。
そういう不思議なもんで、やっぱりその自分が本当にある種、その村の、村というシステム、コミュニティとシステムから外れてしまった時に、
それでも自分のことを目にかけてくれる人っていうのが、やっぱり本当の味方というか仲間だなというふうに思ったわけです。
だからうまくいってる時っていうのはわかんないんですよね。みんななんか、やっぱその、昨日も言いましたけども、
レールの中にいたら、いるのが当たり前だし、例えば今言った僕のコミュニティ、30人のコミュニティであれば、
その30人のコミュニティの中の、別に名分化はされてないけども、善とされている何かがあって、
その中にいると、その善とされる行いをすること、振る舞いをすることっていうのは当たり前のことだから、
みんな仲間だよね、仲良しだよねってなるんだけども、それに触れる何か行為をしてしまった、
まあしてないんだけども、したということになってしまうと、あいつはもう悪魔だということで、急に手のひら返しでですね、ひどい扱いを受けてしまうと。
これがね、システムの外に行った時のね、辛さだなというふうに思いますね。
規模は全く違いますけども、キングコングの西野さんとかがね、やっぱり芸能界とちょっと平壇をね、ちょっと違うんだってことで、
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今のような活動をし始めた頃っていうのは、本当にひどいバッシングを受けていたと、すごく嫌われていたというか、バッシングされていたんだけども、
長い年月をかけて、今やね、その自分の活動を確立されて、すごいことになってますよね。
あんな感じでね、まあ僕の場合は全然そういうのとは違うんだけども、とにかくその村から出ていくっていうことはそういうことなんですよね。
村から出ると、あいつ何なの?ってやっぱりなっちゃうんですよね。
あいつ何なの?ってなっちゃうんだけども、そんな中でも、そんな村から出たあいつのことをちゃんとこう応援してくれてる人っていうのがいて、そういう人がね、やっぱり本当の味方だよねって思うんです。
いい時に味方してくれる人って、味方なのかなって僕は思うんですよ。まあ味方っちゃ味方なんだろうけども、
本当にピンチの時とか、本当にその後ろ盾となるものがない時に味方をしてくれる人っていうのが、あなたにはどれくらいいるでしょうかと。
僕はね、昨日の話からも言っていくと、高校からずっとなんかそういうことを繰り返しているような気がして、
割とレールに乗っかるというか、その当たり前の振る舞いをすることは苦手。
あんまりしね、ルールの中で上手に振る舞うことができなくて、結構自分勝手な行動というか、自分がこう思うってことをやっちゃうんですよね。
専門学校辞めたりとか、高校あんまり行かなかったりとか、仕事、転職に就かなかったりとか、長く付き合った彼女と別れちゃったりとかっていう感じで、
あんまり良しとされないことをやってしまうと、良しとされない対応をするんだけども、そういう中で応援してくれる人っていうのが本当に面白いなと思います。
そういう経験をたくさんしているから、30くらいの時にちっちゃいベンチャーに移って、結構わかりにくい授業をやっているんですけども、
とてもわかりづらい授業、ディスカッションの習い事ですね。ディスカッションをして意味を再解釈する力とか、意味を作っていく力っていうのを身につけていきましょうと。
いわゆる答えがない時代なので、自分で暫定的に答えを日々出し続けていくような、そういう力を身につけていきましょうよってことで教室を作っているんですけども、
そういうのも今5年目、6年目で良いことやってますね、大事なことやってますねとか言ってくる方がちょっとずつ増えてきている状況なんですが、
最初の頃っていうのは、そんなディスカッションしてお金取るとか、頭おかしいんじゃないの?とか、何か意味あんの?みたいなことをすごいバッシングを受けたんですよね。
受けることが多かったですね。その中で応援してくれた方がいたので、本当の味方っていうのは、不遇の時に価値を認めてくれる人、
レールに乗ってるか乗ってないかじゃなくて、本当に何をやろうとしているかとか、何を大事にしているかっていうところをちゃんと見てくれて接してくれる人、
そういう人が大事にすべきなんじゃないかなというふうに思います。
それはね、なかなかレールの中にいるとというか、システムの中にいると気づきづらい、一見味方だと思っている人が案外味方じゃなかったりもするかもしれないので、
意識的にシステムの外側に飛び出してみるという経験をやってみるっていうのは良いんじゃないかなというのが僕の思うところでございます。
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ずっとシステムの中にいると一見味方っぽい人が増えてくるんだけども、寝ていった瞬間限りなくゼロに近いぐらい味方がいなくなるんで結構辛いですけども、
そういう経験をしておく、そういう認識を持っていくってことが充実した人間関係を作っていくためのというか、本当に大事な人を見分けるためのある種踏み絵みたいなものだと思いますので、
システムの外側から物事を見てみる、そしてシステムの外側にいるということを人から見られてみるみたいなこともね、一つ面白いんじゃないかなというのが僕は思っているところでございます。
よかったらぜひ飛び出してみてください。本日は以上でございます。またお会いしましょう。さようなら。