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みなさんこんばんは、上水優輝でございます。 サイコパスのラジオ、ぜひ最後までお付き合いください。
今日は、でっち上げ症候群というお話をしたいと思っています。
〇〇だからできないって言う時ですね、 結構な割合で、それが本当の理由じゃないっていうことってあると思うんですよね。
本当はめんどくさいとか、怖いとか、 そういう自分のマイナスな気持ちのせいでできていないだけで、
それをあたかも物理的に無理だったりとかいうような理由にしてしまう。 これってよくあるんじゃないかなと思うんですね。
僕自身もですね、例えば英語の勉強がしたい、 英語の本とかを読めるようになりたいなぁって思っているし、
あとは、僕は中学校ぐらいまでしか勉強をちゃんとしていなかったので、 高校の数学とか科学とか物理とか、
ああいうのを高校レベルの勉強したいなとかっていう欲求がある。 あとは哲学を込めて勉強したいなとかっていう気持ちがあるんですけども、
ついね、ああ今日も時間なかったなぁみたいな、 時間がないみたいなせいにしてしまいたくなる時があるんですよね。
でも生活を振り返ってみると、 特段やらなくてよいことに時間を割いていたりとかして、
本当に勉強したいんだったらこの時間をその勉強の時間に当てればいいじゃんとか、 いっぱい隙間時間あるんですよね、そうやって見ていくと。
そう考えると時間がないんじゃなくて、 めんどくさいからとかきついからとか、どっかそういうのがあってやってないんだろうなぁというふうに思うんですよ。
以前お話しした方で、 経営をされている方でですね、自分は高卒のバンドマン上がりだから頭が悪いんだってことをすごく言っている方がいて、
その話を聞きながらですね、 僕は高卒のバンドマンなんだけどなぁと思いながらですね、
高卒バンドマンだから自分は頭が悪くて理解ができないみたいなことを言う、 そういうね、いわゆる高卒バンドマンだからそのことを理解ができないっていう風なロジックで言ってたんですけども、
僕は高卒バンドマンなのにそれが理解できているから、 別に高卒バンドマンだから頭が悪いんじゃなくて、その人の頭が悪いだけだと思うんですよね。
もちろん何を持って頭が悪いかっていうのはちょっとまたちょっとぼやっとしちゃいますけども、少なくともその時にあったそのトピックを理解できるかできないかっていうその理解力の面で言ってたんですけども、
高卒のバンドマンだから頭が悪いわけじゃなくて、その人が頭が悪いってことだと思うんですよ。
だから僕もですね、僕がさっき言った時間がないからに限りなく近い、全然違う理由を言ってしまっていると、
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全然違う理由にすることによって、なんか許されそうな理由にすることによって、やらなくていい自分を正当化するみたいなところがあるんだろうなと思うわけです。
理由をでっち上げているってことですよね。 それって本当の解決じゃないですよね。
だって自分は英語の本を読めるようになりたいって思っているのは事実だし、哲学を勉強したいって思っているのも事実だし、
できれば数学とか科学とか物理とかそういうのも高校生レベルぐらいまで理解したいなと思っているのも事実なんですよね。
そして多分めんどくさいなあとかきついなあって思っているのも事実なんですよね。
だからどっちも事実でいいじゃないですかって思うんです。言い訳せずに、例えばめんどくさいから英語の勉強に着手できていません。
これでいいと思うんですよね。
なぜそれでいいかというと、まず現在地がわかるんですよね。隠さないことによって、嘘つかないことによって現在地が正しく認識できると。
自分は今めんどくさくて取り掛かれていないという現在地がわかれば、そのめんどくささを取り除くのか、めんどくささを上回る何かがあるのかをそこに持っていけばですね、
パートが切れるわけじゃないですか。ところが、僕の勉強の例でいくと、時間がないっていうのを本当の理由だと思い込んでいると、時間を作ったところで多分やれないんですよね。
本当の理由はめんどくさいとかきついって方が理由だとすると、めんどくささを取り除く、めんどくささを上回る何かを作ることによって初めて取り掛かれるのに、
時間がないって思ってるせいで、時間を作ったらできると思い込んでいる。でも時間が理由じゃないから、時間をいくら作ってもスタート切れないんですよ。
これは地図みたいなもんですね。なんか知らない町に行って、今だとGoogleマップとか見ますけど、例えば町のなんか看板みたいなのあるじゃないですか、地図が載ってる。
あれを見たときに、現在地どこだっけって大体見ると思うんですよね。観光地とかによくありますよね、マップが。
で、現在地、ここ現在地かみたいな。ここ行きたいなって感じで、現在地と目的地があって初めてどう行けばいいかってわかると。
みんな目的地ばっかり設定して、現在地を把握してないパターンって結構あるなと思っていて、特にこの勉強するだとか、ありたい自分っていう理想と現状の自分みたいなところの差異みたいなところに関しては、
現状の自分をよく見せようとするというか、よく見せるじゃないね。よく見せるなのかな?わかんない。とにかくその言い訳っぽくなってしまう。
でっち上げて、めんどくさいって言えばいいのに、時間がないとかいうふうに設定してしまう自分がいるっていう、これがね、地図でいうと現在地と違うところの点を置いてしまうがゆえに、目的地にたどり着きようがないっていうことが起こってしまうんじゃないかなって思うんですね。
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なので、自分ができないこと、できていないこと、本当はこうありたいんだけどできていないことほどですね、見栄を払わずに本当の理由をしっかり把握して、自分がなぜそれができていないのかっていう自分を受け止めるっていうことが大事なんだろうなと思います。
ダメ人間だとか、やらない自分は最悪のクソ人間だって思ってしまっているから時間がないとかっていうふうに、ダメ人間というレッテルを自分に張らないために何か言い訳をしているのであって、
別にダメ人間でもなんでもないと思えれば、めんどくさいからやれていませんってことを素直に認められるんじゃないかなと思うので、できていない自分さえもですね、受け止めるというか受け入れるというか、そういう心持ちで、ぜひね、できない理由をでっち上げないっていうことが大事なんじゃないかなというふうに、人を見てても思うし、自分自身にも思うところでございます。
まずね、そうやってめんどくさいからやってないんだなっていうことを受け止めてですね、一歩一歩できるところからやっていこうかなというふうに思っています。
皆さんも理由をでっち上げないようにですね、というふうに言えたらいいんじゃないかなというふうに思います。
本日は以上です。またお会いしましょう。さようなら。