2020-06-12 36:26

02. ぼく、ドラえもん

すこしふしぎナイト第2回配信しました
オープニングでは皆様より頂いたお便りをご紹介。感想やテーマリクエスト、ありがとうございます!
頂いたテーマは今後の番組作りに活用させていただきます!皆様と一緒に作り上げていく番組にしていきます☆

本編のテーマは、みんな大好きドラえもん!
ドラえもんに隠された秘密やF先生の想い、ゆうすけがドラえもんを好きな一番の理由など、たっぷり語っていますのでお楽しみください

【今回登場した作品】ホアー!!小池さん/T・Pぼん/異色短編集/ドラえもん誕生/どくさいスイッチ/未来の国からはるばると/さようならドラえもん/帰ってきたドラえもん

☆番組ではお聞き頂いた皆様からの感想をお待ちしています
同じ藤子・F・不二雄先生のファンの方々、より詳しい方々など一緒に番組を盛り上げて下さる皆様からの補足情報、ご指摘、アドバイスも有難く頂戴します!
【メールアドレス】fushigi7710@gmail.com
【Twitterアカウント】すこしふしぎナイト@ fushigi7110 /ハッシュタグ#ふしぎナ
使用楽曲:MusMus(https://musmus.main.jp)/ OtoLogic(https://otologic.jp)
00:02
始まりました。すこしふしぎナイトです。ゆうすけです。さっぱです。よろしくお願いします。よろしくお願いします。
えっとですね、最近のF関連のニュースをね、一つ。
おー、ありますか?
あるんですよ。しばらくね、コロナ云々とかでいろんなイベントとかがなくなったりとか気になってたと思うんですけども、
藤子F不二雄ミュージアムっていうのがね、ありましてね、それもずっとずっと閉館というか、してたのが、
6月5日ですね、6月入って初めの週に再オープンしたようです。
なんで、いった人のね、反応というか感想みたいなのも、ちょっとツイッターとかで見たりとかしたんですけども、
人が少ない中にも、やっぱりファンの方、足運んでる人いるみたいで、公開してる予定やった企画とかも、また回帰を変更して復活したりとか。
あとね、いわゆるほら、ソーシャルディスタンス。
スーパーとかコンビニでも、なんかこう足のマークが下にあって、ちょっと離れてくださいねとかやってるんですけど、
それがね、またちょっと見る機会あったら見てほしいんですけど、かわいいんですわ、看板が。
マスクをしてるドラえもんのシルエットとか、なんかちょっとその足跡とかもキャラクターのやつになってたりとかね。
メインはやっぱり子供さんとかが来る施設なので、そういう子供さんとかにも楽しく守ってもらおうということで、多分そういう風にしてあると思うんですけども。
逆に今だからこそ見れるって感じですよね、それって。
そうそうそうそう。僕はまだ行ったことないんですけど、いずれ行きたいなと思ってるので、行ってきたよーみたいな話が聞けたら嬉しいので、もし聞いてる中でいらっしゃったらお願いします。
ぜひ教えてほしいですね。
今回ちょっとオープニングでね、前回配信してからいただいたお便りとかをね、紹介したいと思います。ありがとうございます、何件かいただきました。
ありがとうございます。
というわけで、お便りの読みがかりはさっぱさんにお願いしようと思っているので、いいですか。
順番にお願いします。どうぞ。
ラジオネーム渦巻さんからいただきました。お便りをします。知っている人がやっているとこっちまで緊張する。
そうか、さっぱちゃんプロゴルファーさる、知らないか。
じゃあ、小池さんが主役のゴルフ漫画があったのも知らないはずだな。
ホワー小池さんというタイトルで、個性的なゴルフギアを秘密道具のように出す小池さん、そしてダフリ君を助けていくというストーリー。
長くなってしまったけど、ゆうすけさん頑張ってください。さっぱちゃんをどうかよろしくお願いします。といただきました。
03:02
よろしくお願いされました。ありがとうございます、渦巻さん。
ありがとうございます。
さっぱさんが番組、もう一個始められたということで応援するよという感じでいただいたコメントですよね。
そうですね、ありがとうございます。渦巻さんこれからも聞いてください。
これね、紹介いただいた漫画ね、僕ちょっと知らなかったんですよ。小池さんが主役のゴルフ漫画。
秘密道具みたいにいろんなアイテムが出てくるっていうのをすごく読んでみたい作品なんで、ちょっとチェックします。ありがとうございます。
これからも応援してください。ありがとうございます。
ありがとうございました。
続いてお願いします。
ラジオネームけりーさんからいただきました。
はじめまして、配信を拝聴しました。
藤子F藤男先生をテーマにした番組と知り、すぐにダウンロードしました。
数多い藤子作品の中で僕の一押しはタイムパトロールボーンです。
長年コミック未収録だったエピソードが読めたときは本当に嬉しくて嬉しくて感動しました。
ちなみに僕はユニコよりリームの方が好きです。
コミックでは再登場ありませんでしたが、アニメではチームが置かれた後も再開していましたね。
それはそれでいいのか、いや再開させるべきではなかったのではと今でも時々思い出してはもやまやとしてしまいます。
ぜひタイムパトロールボーンの素晴らしき世界を番組で紹介してほしいです。
これからも頑張ってください。
いただきました。ありがとうございます。
けりーさんありがとうございます。
この方はみなずきさんという方と主に日本の歴史のことを話すラジオというポッドキャスト番組をされていまして、
僕はもともとけりーさん、藤子藤男大好きだという話はちょっと小耳に挟んでいたんですけども、
番組を聞いていただいてお便りいただいたということで嬉しいです。ありがとうございます。
ありがとうございます。
このあげていただいたタイムパトロールボーンという作品もちろんご存じないですよね、さっぱさん。
そうですね。すみません。
タイムパトロールという言葉ちょっと聞き覚えあるかもしれないんですけども、
ちょくちょく藤子F藤代作品に登場するんですよ。
タイムトラベルとか時間をたとえば遡ってこういうことをやってしまうと、
それは時空犯罪になるみたいなねっていうようなエピソードを取り締まっている組織なんですけども、
その組織の隊員になった男の子を主人公にした漫画っていうのがこのタイムパトロールボーンなんですね。
何を隠そう、実は僕この作品ベスト3に入るぐらい好きなんですよ。
そうなんですか?
そうなんです。時間を扱っている話なので1話1話のボリュームがすごく長いし、
あとはいろんな歴史の有名な事件とかに介入したりとかするので、
06:00
すごくお話を読んでいると歴史の話とかが頭に入ってくると、
F先生ならではの作風が楽しめる漫画かなというふうに思っています。
なるほど。じゃあまた紹介してもらえますね。
いろいろ今勉強して面白く話せるようにネタを溜め込んでますので楽しみにしててください。ありがとうございました。
ありがとうございました。
続いてどうぞ。
グッドメイン東京さんから頂きました。
はじめまして。ラジオ拝聴しました。とても藤子Fさん愛がある人だなぁと感じました。
私もドラえもんはもちろん大好きです。
あとFさんといえば数年前有吉松子の番組で怖い短編漫画が特集されてて興味を持ちました。
そういった話もいずれあるのかと楽しみです。
グッドメイン東京もよろしくお願いしますと頂きました。
ありがとうございます。
グッドメイン東京さんですね。ありがとうございました。
番組を始めた時にフォローを頂いた番組さんで、
お酒の話がすごい好きみたいで、ビールの話とかね。
お酒を飲みながら聞いてくれると嬉しいですみたいな番組なんですよね。
先日誕生日を迎えられたそうで翔平さんおめでとうございます。
こちらこそどうぞよろしくお願いします。
怖い短編漫画ってメルって貼ったじゃないですか。
これね僕も実は見てて松子デラックスさんが出てらっしゃる番組で
児童向けのイメージが強い藤子F藤代先生やけど
実はこんな大人向けの話も書いてるんですよっていう特集で
確か3本ぐらい紹介されてたと思うんですけども
青年向けの作品集っていうのがあるんですよ。
短編で1話読み切りのね。
これがなかなかねちょっと読んだ時にゾッとさせるというか
考えさせられるというか教訓をちょっとすごくはらんでる作品があるので
もちろんこのちょっとゾッとする話とかっていうのも
紹介するつもりでこの番組スタートしましたんで。
こちらもねぜひ楽しみに待っててくださったらと思います。
ありがとうございます。
では次は最後かな。
はい。
じゃあお願いします。
はいラジオネームダニクさんからいただきました。
こんにちはダニクです。
ついにポッドキャストを始められたと聞いて早速お便りさせていただきました。
私は昼も働きたいキャバ嬢たちを農家に送迎する仕事をしております。
車中では雑学を披露して間を持たせているのですが
いつもネタを集めるので必死です。
なので20代女子にも伝わるドラえもん雑学を教えてください。
よろしくお願いしますといただきました。
ありがとうございます。
ダニクさんありがとうございます。
断面図のダニクさんです。
はい。
相方のねリクレート静岡さんという方と一緒にねされてるんですけども
実は僕この番組始める前にゲストに呼んでいただくことがありまして
09:05
そこでもちょっと富士高F富士大愛をこれでもかというぐらいちょっとしゃべってきたんですけども
でねこの番組始まったということで早速お便りいただいたありがとうございます。
ありがとうございます。
先日ねあのお子さんも生まれたということでパパになられたということでね。
おめでたいですね。
はいもうあの父親としてもこれから頑張っていってください。
はい。
であのドラえもんのね真道式をっていう風にリクしていただいたじゃないですか。
はい。
ダニクさんバッチリですね。
今日はこの後本編入りましてね。
はい。
誰もが知る国民的漫画ドラえもんの話をしていこうと思ってますので
満足いただけるようなお話ができるようにしていこうと思ってますんでよろしくお願いします。
はいよろしくお願いします。
皆さんありがとうございましたお便りの方いただきましてまだまだねいろんなお便りをお待ちしてますので
気軽に送っていただいたら僕らもね励みになりますのでどうぞよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
少し不思議ナイト。
この番組では富士高F富士大先生の少し不思議な物語について楽しくおしゃべりします。
机の中から飛び出した。
何が?
その名は?
正体は?
すごーく面白いんだ。
すごーく愉快なんだ。
でもどんなお話かは正月号のお楽しみ。
はいというわけで本編入っていこうと思いますよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
どうしたんだっていう反応をねサッパさんはいましてあるんですけども。
なんか急に始まりましたね。
朗読会ですか?
いや今回はね朗読ではないんですよ。
違う?違いますか?
みんな大好きドラえもんの話です。
いえーい。
実はね今僕がオープニングでちょっと役入ってたやつは
ドラえもんが連載される前に掲載された予告の文章なんですよ。
あ、そうなんですね。
で、ちょっと変やったでしょ。すごく面白いんだとかすごく愉快なんだとか言ったけど
その正体は言ってないんですよ。
どんなお話かは正月号のお楽しみって言って。
これねドラえもんが掲載されるギリギリまで実は
どんな話にするかっていうのが決まってなかったんですね。
12:00
こういう新しい作品を書いてくれって言って頼まれたんやけど
ギリギリまで内容っていうのが出てこなくて
でも予告は載せないといけないと。
で、前代未聞の今や伝説と言われてる
何も内容のわからない予告編っていうのが掲載されたんですよ。
そういうことか。
苦し紛れというかね。
藤子不条先生がそれを生み出すまでの
ドラえもん誕生っていう漫画とかもあるんですけどもね。
どんな話がいいかな。
でも時間がないな、ひらめかないな。
アイディア考え機なんてものがあったらいいのになみたいな
エピソードがあって
最終的にはこんなダメなちょっとぐーたらな大人
違う少年を助けてくれるようなロボットが
登場する話にしようということで始まったのがドラえもんですね。
なるほど。
そうなんですよ。そういうエピソードがね実はあるんですよ。
さっぱさん、ドラえもんね、アニメで見てたぐらいだよって言ってあったけど
アニメ見ました。
ドラえもんっていつ誕生するか知ってます?
え?
ドラえもん。
いつ誕生するか?
何年生まれか知ってます?
何年生まれ?え?
21世紀。
惜しい。残念です。
じゃあ答えはね、2112年9月3日なんですよ。
だから22世紀ですね。
21世紀じゃないんですね。
21世紀じゃないんですよ。
そうなんですね。
この2112年9月3日っていうのがドラえもんが誕生したというか
工場で作られた日っていうことになってるんですけども
それからいろいろあって、のび太のところに来て
ドラえもんっていうお話がスタートするわけなんですね。
2112年9月3日ってこれ何?って話なんですよ。
なんでこの日付なの?って。
他のドラえもんのプロフィールちょっと目を向けてみると
ドラえもんのまず身長、129.3センチ。
体重、129.3キログラム。
力、力の強さ、129.3バリ。
頭の周りの長さ、129.3センチ。
あとはネズミを見て驚いて飛び上がる高さ、129.3センチ。
ネズミを見て逃げるときの速さ、時速129.3キロ。
この129.3っていう数字にすごくこだわりがあるんですよね、設定を見たらね。
15:02
そうですね、そういうことですよね。
これ1970年から始まった漫画で
その当時の小学4年生の平均身長なんですって。
うーん、なるほど。
だからそれが129.3センチと。
藤子不条先生、F先生がこの身長に設定した理由っていうのは
子供と同じ目線の高さでドラえもんを見れるようにっていうことらしいんですよね。
で、ドラえもんは子供たちを見下ろしませんと。
そういうことで設定されたので、この129.3っていうのがドラえもんのプロフィールというか
いろんな目の周りに設定されている数字にはよく使われてるんですね。
こぼれ話なんですけども、人気のある架空のキャラクターが
生まれた街で住民票を取りましたみたいなエピソードあるじゃないですか。
川崎市、富士高F富士ミュージアムがある川崎市でドラえもんは住民票を取ったんですよ。
その日付も2012年9月3日。
おー、ほろえてきますね。
ほろえてきたわけですよね。
だからこの129.3っていうキーワードというかマジックナンバー
みたいなのがドラえもんにゆかりのある数字っていうことになってますね。
なるほど。
ドラえもんって見た目パッと浮かびますよね。
青くて足が長く…ん?違う、足が短くて。
足も手も短いですよね。
今ドラえもんにちょっと気を遣いそうになりましたね。
えっと、たぬきじゃないんですよ。知ってます?
知ってます。
何ですか?
猫です。
猫ですよね。猫なのに耳がないんですよね。
はい。
ネズミにかじられたっていうエピソードがあると思うんですけども。
これもね、ちょっとした裏話がありましてね。
なんでこんなデザインなんですかって言った時に、ちょっと遡って
おばけのピュータルっていう作品がね、あったじゃないですか。
そこでQちゃんの苦手な生き物って犬だったんですよ。
犬を見たらギャー犬って言って、そういうキャラクターだったんですけども。
前が犬だったんで、じゃあ今度は猫かなと。
はい。それが理由です。
っていう風に残ってますね。
ただ猫をね、そのまま描いちゃうと、なんか小学生と同じくらいの背のデカさで、
猫ってなんか化け猫みたいでリアルで怖いなって思ったんで、耳は取りましたって。
そうなんだっていうか、どうですか。
そういう発想でね、生まれたキャラクターだそうですよ。
18:01
フォルムとかはね、子育てをしてはったんで、当時娘さんが遊びに使ってた
起き上がりこぼし人形っていうかな、なんかこのポロンポロンポロンポロンって
あれがヒントになってるらしいんですけど。
もう一つ聞き加えると、じゃあドラえもんの色が青なのは何でか。
これ知ってますよ。
違うかな。
教えてください。
泣きすぎて、なんか色、なんかもともと黄色とかそういう色だったのが泣きすぎて
なんか色取れちゃったみたいな。
そうなんですよね。
違いますか?合ってますか?
ネズミにね、先ほど言った噛まれたエピソードで、3日未満泣き続けたおかげで
塗装が剥げてしまって、地の色の青が出てきたっていうね。
地の色青やと思ったんだね、ドラえもん。
そう、地の色が青だったんですよ。
で、青の理由っていうのは、これは藤子先生が言ってるのは
この作品っていうのはね、幼児向けの連載があったんですよ、一番初めね。
漫画のカラーページに検索されるっていうことが決まってたんで
だいたい漫画のカラーページって原稿の色が薄く黄色くなってるんですね。
真っ白じゃなくて。
なるほど。
で、カラーページの作品タイトルってだいたい赤色が使われると。
なので、黄色と赤を除いたら、じゃあ青かなっていう決まり方だったそうです。
こういうね、ちょっとお茶目な感じの、いろいろ決めちゃうような先生の気軽な感じっていうのが
実は裏に隠されてるっていうエピソードですね。
なるほど、なるほど。
ちなみにほら、いろいろ設定があるじゃないですか、ペタリハンドとかって言って
まん丸の手やけどどうやって物を持ってるんですかって言ったらあれは吸い付けてるんですよとか
あとは地面から3ミリ浮いてるフェスとかね。
あとはいろんなところが故障してて、実は本当はすごい機能を持ったロボットなのに
故障してるから使えないポンコツみたいな。
とかがいろいろ設定されてるんですけども、結構途中から変わっちゃってるような話あるんですよ。
連載期間が長いっていうのもあるんやけど。
有名なもので言うと、ドレモンのお尻についてる尻尾、あれは引っ張るとどうなるかっていうのが
初期は姿が消える機能だったんですよ。
透明になってこっそり誰かのところに忍び込んだりとかしながら事件を解決するみたいなやったんやけど
ちょっとこれ便利すぎるでしょってF先生が思ってやめました。
なるほど、確かにすごい便利でいろいろできるなって私も今想像しましたもん。
あとは胸についてる、胸というか首か、首についてる鈴、あれは猫集め鈴っていう名前やったんですよ。
21:03
故障中やったんですけどね。
だからすごい機能を持ってて猫を集めることができる鈴やけど壊れてて使えないっていうのが初めの設定やったんですけども
でも途中でね、小型カメラに変わってます。
今時。なかなか今時ですよ、それ。
呼んでる僕らだけじゃなくてのび太もびっくりしてるんですよ。あれそれってカメラになったの?みたいな。
そんなの僕だっていつまでも故障中じゃないよって言われるんですよ。
アップデートされていくドラえもんなだけですね。
なんで、そもそもほらさっき体重何キロって言いました?僕、この人の。
129.3キロ。
159.3キロでしょ。無理じゃんって話でしょ。
129.3キロのロボットがね、あちこちバタバタ飛び回ったり空飛んだりとかっていうのは無理じゃんって話じゃねえけど、
ここもいわゆる何て言うのあってないようなもんで、どんどんどんどん設定っていうのは一応は設定されてるけどもどんどん変わっていくんですよ。
先生が言われたのがね、設定っていうのは固くなりまもって作品がつまらなくなってしまってはもともこうもないと。
設定っていうのは守らなければならない足かせではなく、常に作品を面白くするための材料なんですと。
っていうので、本当に一話一話面白く展開するためにどうしたらいいかなっていうことを考えて、膨大な数の作品を作っていったっていうことで、
先生らしさというか、どういうふうに作品に向き合ってるかっていうところがすごく現れてるなっていうふうに思うんですよね。
なんかユニークですよね、ちょっと。
そうですね。
次の話なんですけども、ドラえもんっていろんな雑誌に連載されてたんですよ。
さっき用事向けのもので始まったって言ったんですけども、用事向けの雑誌2冊と、あと小学館で小学1年生とか2年生とかあるじゃないですか。
あれの1、2、3、4年生。なので6本同時連載っていうのを毎月続けていったっていうふうになってます。
もちろんこの後5年生、6年生が連載がスタートしたりとかっていうことで、1月に書いてる漫画の量っていうのはものすごいことになってたらしいんですよね。
前回言ったフジコーF・フジオ・フィーバーっていうところを手伝って大ブームだったんでね。
なのでこれちょっと面白いなと思うのが、のび太くん。一応アニメでは確か小学5年生っていうことになってたと思うんですけども、連載されてる漫画の中ではのび太くんの年齢全部違うんですよ。
24:00
え?
違うんですよ。だから1年生に連載されてるのび太くんは1年生だし、2年生に連載されてるのび太くんは2年生。
話の内容とかも結構書き分けられてて、その発達段階に合わせてね。
小さい子が読むような話ではページ数も少なくて、あとは背景も全然書き込まれてなくて、あとはコマに1,2,3って番号が振ってあったりとか、
あとは内容とかも、道具を使って楽しく遊ぼうみたいな。ようなほのぼのしたファンシーな話とかが多かったんですけど、
それが6年生とかになってくるとどうなるかっていうと、道具を頼りすぎてしっぺ返しを食らうのび太くんとか、
自立をちょっと描くような話とかね。有名な作品で言うと独裁スイッチっていう動画があるんですけど、これ知ってます?独裁スイッチって。
なんかアニメかな?調べしたんですけど、なんだっけな。
これゾッとするお話の一つなんですけど、のび太くんがジャイアントがにじめられるじゃないですか。ママにも怒られていいことがないと。
やった時に、あーもうみんないなくなっちゃえばいいのになって言うんですよね。そしたらドラえもんが、そんな風に考えるんだって言って渡してくれたのが独裁スイッチ。
そのスイッチを押すと自分の気に入らない人は消してしまえると。試しに押してみようかって言って、そこら辺を飛んでたハエに向かって押すとそのハエは消えちゃったんですよ。
死んじゃったの?って言ったら違うよって。始めからいなくなったことになるんだよって言って。
そんな恐ろしいスイッチ使えないって言うんやけど、いろいろと落ち込んでる時にさらに追い打ちかけられたりとかっていうことで、ジャイアンを消してスネを消して、最後には世界中の人を消してしまうんです。
始めはもういいや、吹っ切れてのびのび、自分だけの世界を楽しむんだってなるけど、耐えられなくなってしまって、最後このように一人ぼっちになってしまうっていう話なんですけど、最後には救いがあるんですよ、ちゃんと。
そういうお話を載せてたのは小学校6年生向けの雑誌みたいな感じで、読者に合わせてというか、どういう教訓を入れるかとかいうのもかけ分けていろんな作品を展開してたんですね。
なので、読む側の話になったらこれすごくわかるんですよ。小学校1年生の人が4月号をスタートで、4月号、5月号、6月号って読んでいったら、3月号で一周するんですよ。
27:00
自分も進級して、のび太くんも進級すると。それでまた4、5、6、7って読んでいって、3月を迎えるたびに繰り上がるっていうふうな感じで、読者側の視点というか、ということを考えながら楽しめる作品だったっていうことですね。
なので、こぼれ話ですが、今ドラえもんの大伝収って出てるんですね。富士高F富士大伝収って言って。それのドラえもん編では、学年繰り上がり形式って言って、雑誌1冊に対して、1900何年生まれの方曜って書いてある。
なので、自分の生まれた年に合わせてその雑誌を買えば、当時読んでた順番で読めるっていうふうな感じになってます。そういうふうに当時の体験を思い出しながら、読んでくださいねっていうふうになってるんですね。
何しに来たかご存知ですか?ドラえもん、そもそも。
んー、何でしょう。
これ実はね、ドラえもんって子守りロボットなんですよ。
はい。あー、なんか聞いたことあるかも。
そうそう。第1話の流れがどんな感じかって言ったら、お正月でのんびりしてたのび太くんのところに、孫の孫を名乗る世話師くんっていうことをドラえもんが一緒に現れるんですね。
で、彼らが言うことには、おじいさんって呼ぶんやけど、のび太のこと。
おじいさんがもっとしっかりしてくれないと、僕らの未来は大変なことになってるんだよって言って。
で、未来のアルバムを見せてくれるんですよ。こんなふうになってるんだよって言って。
で、そこでは、じゃいこちゃんと結婚するのび太。
会社が丸焼けになってるのび太。
借金取りに追われるのび太っていうのが書いてあって、これを何とかするためにこのドラえもんをよこすから、頑張ってくれと。そういうお話なんですね、ドラえもんって。
あー、そうか。なるほど。
だから、のび太の運命を変えるというか、のために一緒にいるっていうのがドラえもんなんですね。
ただこれ一番初めて、ちょっと提出が違ったというか、初期の段階なんですけども、ドラえもんってこのポジションで行くところの、少し不思議の日常じゃないほうなんですよ。
日常の中に非日常が現れてっていう話だったじゃないですか。非日常担当がドラえもんやったんで、とにかく頭が悪い。世間を知らない。
事件ばっかり巻き起こす。20世紀のことを常識を知らないからね。1と1は5だろうとかね。
で、のんびりのび太くんが事件に巻き込まれて難儀するみたいな展開がすごく多かったんですよ。
だんだんだんだんホモリロボットっていう役目をしっかりさせるためにちょっとずつしっかり物になっていって、よく見るというか、のび太の世話をするドラえもんっていう感じに落ち着いていくんやけど、
30:10
結構アニメとかの印象とかもあって、守るものと守られるものっていう関係。
あと大山信代さんっていう方が声を上げていらして、それがすごくハマり役だったんで、ちょっとお母さんというか保護者的な役割みたいなところを印象付けたっていうのはあるんですけども、
実はね、ドラえもんの仕事っていうのはのび太を守ることなんですよ。ホモリロボットとして。
なんですけども、その関係性ってずっと一緒だったかっていうと、途中で変わるんです、それは。
っていうのは何かっていうと、有名な話なんですが、さようならドラえもん、それから帰ってきたドラえもんっていう2つのエピソードがあって、
ドラえもんが未来に帰ってしまうと。のび太が大元との喧嘩に、一人でドラえもんの力を使わずに勝って、これで未来に帰れるだろうって送り出すエピソードがあるんですね。
本当はここで終わるはずやったんですよ、ドラえもんの連載って、当時はね。
だけど、その続けてほしいっていうのが達成したので、また帰ってきたドラえもんっていうのが書かれたんですけども、この帰ってき方っていうのがちょっと面白くて、
このドラえもん、実はのび太が嘘をつくと本当になる道具、嘘8OOっていう道具があるんですけども、それを使って逆襲というかしていくんですけども、
自分がその道具を使ってたっていうことの自覚なくポロッと、もうドラえもんは帰ってこないんだって言ったことで、それが本当になって帰ってくるっていう話なんですね。
なので、部屋に戻ってドラえもんが座ってたのを見て、どうしたのって言って、ドラえもんもそれがよくわからないんだって言って、急に帰ってきてることになったんだって言って、っていう話なんですが、これのね、ミソなのが、アクシデントなんですよね、帰ってきたっていうのは、道具による。
なので、今までは明確に、のび太君を守るために僕はここにいるっていう役割を持っていたドラえもんが、このエピソードを境に、いなきゃいけない理由って明確にはなくなったんです。
つまり、ここからのび太君とドラえもんの関係っていうのは、義務ではなくて友情。一緒に暮らして、一緒に友達付き合いをして、家族と一緒にご飯を食べて、縛られないものがこの二人の間にできたと。
なので、守るもの守られるものっていう役割はなくなったわけではないねんけど、より強い結びつきというか、一緒にいる理由っていうのは友達だからと、そういう話になっていってるんですよ。
33:02
なので僕、結構いろんなドラえもんのエピソードとかも読むんですけども、特に好きなのは、やっぱり一緒に野球をやってる場面があったりとか、あとは一緒に道具を使って、友達にいたずらをしかけて、ゲラゲラ笑ってたりとか、そういうエピソードがすごい好きですね。
だから本当にのび太君とドラえもんの友情、親友として一緒にいるっていうところが、僕のドラえもんの楽しみ方というか、本当にこの作品が好きな理由っていう感じですね。
だから映画とかになってドラえもんがピンチに落ちたら、のび太は自分の身を挺して守りに行くしね、壊れてしまったドラえもんを修理しに行ったりとかっていうこともあるし、っていうようなのび太とドラえもんの関係っていうのは僕が大好きです。
そんなこんなで、ドラえもんについて今日はお話しさせていただきましたけども、いろいろこんなことがあるんですよとかって説明していくと、なかなか愛らしいキャラクターでしょ。
それが50年間愛されて、今でもアニメがやっててね、どの世代の子供たちも大好きな存在っていう風になってるっていうのは、ファンの僕からしてもすごく嬉しいことだなっていう風に思います。
はい、というわけで今回のお話はドラえもんについてでした。ありがとうございました。どうですか、たっぱさん。なんか聞いたことのあるようなエピソードとか、こんなあったなーみたいなちょっと思い出したりとかしました?
思い出しました。帰ってきたドラえもん、何回か見たことあって、毎回泣くんですよ。
あれはね、泣いちゃうよ。
結構有名なエピソードというか、ぼんやりこんな話はあったよねっていう人たくさんいると思うので、思い出しながら聞いていただけたらよかったかなというふうに思います。
じゃあお知らせの方に行きましょうか。少し不思議ナイトでは皆様からの感想、それから補足情報ですね。もっともっと好きな人とか、自分もファンだよとかっていう人の補足してくれる情報なんかあるとすごく一緒に盛り上げられるので、いただきたいなというふうに思ってます。
はい、ではあちさきの方、タッパさんからお願いします。
メールアドレスはfushigi7110 at gmail.com、不思議ナイト at gmail.com です。
ツイッターのアカウント名は少し不思議ナイトで、ハッシュタグ不思議な、不思議はひらがな、なはカタカナで検索してみてください。
はい、ありがとうございます。ハッシュタグツイートの方もお待ちしてますし、オープニングでご紹介しましたようにお便りとかもいただいたら僕の励みになりますので、どうぞどうぞよろしくお願いします。
36:09
よろしくお願いします。
というわけで今回はここまでにしたいと思います。
それでは次回お会いしましょう。
またねー。
さよならー。
36:26

コメント

スクロール