2020-07-31 38:43

09. ドラえもん映画を観よう!大長編を語らせて!【お知らせあり】

第9回配信しました!

いよいよ8月7日に新作映画公開を控えたドラえもん業界。すこしふしぎナイトもパワーアップ期間という事で盛り上がっていきますよ!

というワケで今回は映画/大長編ドラえもんシリーズについて。日常のおかしな出来事で笑いに満ちた短編と、広い世界を冒険する大長編。大長編シリーズのお約束や、短編と長編の相互関係についてお話ししています。あなたの時代に親しんだ作品は、どれですか??

【今回登場した作品】

大長編ドラえもん/のび太の恐竜/のび太の宇宙開拓史/のび太の大魔境/のび太の海底鬼岩城/のび太と鉄人兵団/のび太と竜の騎士/のび太のねじ巻き都市冒険記


☆☆現在の募集テーマ☆☆

大長編ドラえもん&アニメ映画『のび太の恐竜』『のび太の恐竜2006』 漫画や映画を観た感想や作品にまつわる思い出など、『のび太の恐竜』に関するお便りをお寄せください

皆様からのお声を交えた、ネタバレまで含めた感想回を収録します【募集期限 ~8月10日(月)

参考:コロコロコミック共同企画 大長編ドラえもん 5タイトル連続全編公開!!|ドラえもんチャンネル(https://dora-world.com/daichohen2020sp

↑こちらのサイトで期間限定『のび太の恐竜』を無料公開中です【~8月6日(木)


☆番組ではお聞き頂いた皆様からの感想をお待ちしています

同じ藤子・F・不二雄先生のファンの方々、より詳しい方々など一緒に番組を盛り上げて下さる皆様からの補足情報、ご指摘、アドバイスも有難く頂戴します!

こんなテーマで話してほしい!等のテーマリクエストも頂ければ、とても嬉しいです

【メールフォーム新設しました!】

https://forms.gle/Z85LeZT5ejUz5hDY9

【Gmail】fushigi7110@gmail.com

【Twitter】すこしふしぎナイト@fushigi7110 /ハッシュタグ#ふしぎナ


使用楽曲:MusMus(https://musmus.main.jp)/ OtoLogic(https://otologic.jp)

00:01
はい、みなさんこんばんは。ゆうすけです。さっぱです。よろしくお願いします。よろしくお願いします。
えっとですね、今、世間的にドラえもん業界大変盛り上がっております。あ、そうなんですか?
はい。今年が元々、連載が1970年に始まって50周年を迎えるっていうところなんですけども、
今度のね、8月に上映される映画ドラえもん、のび太の新恐竜が、映画化から40作目の記念になるんですよ。
あ、そうなんだ。
なので、連載50年と映画化40年っていう、ふしめが重なってる年っていうのが、この2020年になるんですね。
で、えっと、今ですね、東京の神保町っていうところのね、神保町シアターっていうところがあるんですけども、
この記念のね、50年っていうところに関連して、これちょっと前なんですけど、2月からね、ドラえもん映画祭2020っていう企画がね、ずっとやってたんです。
そのドラえもん映画祭2020っていうのが、懐かしの名場面に心が躍る、ドラえもん普及の名作をスクリーンで思う存分楽しむ34日間っていうね。
だから、34日間毎日、歴代の映画を、しかも当時と同じ、2010年以前に公開された作品は、35ミリフィルムっていう昔の企画でそのまま見れるっていう、っていうのをやってまして、
で、僕は実は2月に東京に行く用事があったときに、1日だけ行ってきたんです。
あら、いいですね。
そうなんですよ。
で、当時のフィルムっていうことなんで、言ったらチリチリチリって物音が雑音が入ったりとか、たまにこのホコリみたいなのが映り込んだりとかするんやけど、
それがまたちょっとこの当時感があってすごくいいとやってたんですが、
残念ながら2月から3月5日までやってた企画がコロナのことで、回帰を満了する前に中止になっちゃったんですよね。
あー、なるほど。
で、最近というかちょっと前に続報が飛び込んできまして、
はい。
ドラえもん映画祭2020アンコール上映会議再決定と、
おー、やった。
再開されたわけですよ。
いいですね。
で、これ今月のね、7月25日からまた始まってて、
8月の6日、新作映画の公開の1日前まで13日間連続上映っていうことでね、今また始まってるみたいなので、
03:03
ちょっとね、お近くにお住まいの方とか行けるよっていう方とか、
よかったらね、これを機会に今まで上映された映画もっかい当時の映像のままで上映されてますので、
よろしければね、行ってきてください。僕らに代わって。
そうですね。
なかなかね、ちょっと今からね、行くっていうのは難しいので。
で、今日はね、その記念イヤー、記念作品っていうのを控えてる、
はい。
このね、今のこのタイミングでですね、
はい。
ちょっとゆうすけ的にもちょっとネズが上がってます。
ね。
おー、盛り上がっていると。
はい。
はい。
そうなんです。
なので、えっと、この映画のお話というか、
これのね、原作になってるシリーズっていうのが大長編シリーズっていうのがあって、
はい。
今までの配信でもちょくちょくちょっとね、好きあらば大長編の話を差し込んでたと思うんですけども、
うんうん。
はい。
ちょこちょこ聞いてますね。
そうなんですよ。大好きなんですよ。
で、それにね、ついてのお話はちょっとね、本編ではしていこうと思うので、
はい。
もしかしたらちょっと早口になったり、熱情たっぷりになって暴走気味になる可能性はありますけども、
はい。
ね、温かい目で見守っていただけたらと思います。
はい。
よろしくお願いします。
はい、お願いします。
少し不思議ナイト。
この番組では、藤子 F. 藤代先生の少し不思議な物語について楽しくおしゃべりします。
はい、というわけで本編始まります。
はい。
今回はですね、オープニングで言ってた通り、最新映画を控えたっていうことで、
第一長編ドラえもん、それから映画のね、ドラえもんの話をちょっと厚めに語っていこうと思ってるんでお願いしますね。
わかりました。
はい。
で、さっぱさんってね、
はい。
ドラえもんの映画、こんなの見たことあるなとかって、思い出とか記憶とかどんなやつが覚えてたりします?
えー!
多分何かしら見てると思うんですけどね。
うーん、ドラえもんの映画?
うん、こんな話があったなとか。
うーん、何か多分なんですけど、映画館とかに見に行ったことがないんですよね。
あ、そうなんだよね。
録画したのを見たとかはあると思うんですけど、映画館自体に多分行ったことがないから、
何かあんまり小さい時に映画として認識してないっていうか。
06:03
あー、なるほど。
レンタルビデオとか、テレビ放送とかっていう感じですかね。
そうそうそう。
えっとね、映画自体はすごく歴史が長くてというか、毎年出てるんですよ。
今回のやつが40作目って言ってたけど、始まりは、言うたら、このドラえもん自体がね、アニメが始まったのが1979年?
はい。
で、映画が80年なんですよね。
はいはいはい。
なので、アニメが始まって、それまでは学年誌に連載されてる漫画でっていう話をしてたと思うんですけども、
言ったら、子供たちの中ではもう既におなじみになってたそのドラえもんっていう漫画がアニメになって、人気が後押しされると。
で、ブームになって、映画化の話が持ち上がってっていうことなんですよ。
はい。
で、一発目の映画は、のび太の恐竜っていう話なんですけども、
これ自体が、言ったら、ドラえもんブームに後押しされて、映画化の話が持ち上がってっていうことなので、
原作をどうしようかと、映画を作るためには原作が言ったので、
先生がその中で、もともとのび太の恐竜っていうのは、単編、普通にコミックとかに入ってる単編作品にあった話なんですよね。
あ、そうなんだ。
そうなんですよ。
ちょっと長めの話で、恐竜の卵を発掘したのび太と、彼に育てられた恐竜の交流みたいな話がもともとあって、
で、その恐竜をね、元いた博明の、お前は現代で育っていくんじゃなくて、
博明に戻ってね、ここで生きていくんだよって言って、お別れするっていうところで終わるお話だったんですね。
で、それに後日談を加えるような形で、一つの大きなお話にしたのが、第一作ののび太の恐竜と。
なるほど。
で、もともとF先生自身が恐竜が大好きなんですよね。
なんで、ドラえもんに関わらず、いろんな作品で恐竜がテーマにしたお話っていうのがたくさんたくさん出てて、
ただ、今までっていうのは読み切りの作品ばっかり書いてきたっていうところがあって、
で、じゃあ新しい映画を作るってなったときに、それなら恐竜の話がいいと。
ほうほうほう。
でも本格的に恐竜映画を作りたいっていうことで、
セレクトされたのがこの短編ののび太の恐竜から膨らました、大長編ののび太の恐竜っていうことなんですよ。
09:07
なるほど。
なので、漫画とかでもね、映画とかにもなってるんですけども、
その恐竜の生態とかもすごく、当時のね、今はだいぶ研究されて変化してるんやけども、
当時の恐竜の姿っていうのがすごく反映されてたりとか、
漫画でね、読んだことのある方とかやったら印象的だと思うんですけども、
見開きで左右のページぶち抜きでプテラノドンの大群が襲ってくるシーンとかがあるんですけど、
それすごい迫力が、書き込みもすごいんですよね。
はい。
で、先生が立現したかった長いお話っていうのが、
映画化を前提にした作品っていうことで始まったのが、この大長編シリーズっていうものなんですね。
元々はどうやら1作だけで終わるというか企画やったらしいんですけども、
反響があったというか人気があったので、以降も第2作のね、
のび太の宇宙開拓誌っていうシリーズからは完全書き下ろしでスタートするっていうことになって、
短編のドラえもん作品とはまた別のシリーズとして、
大長編ドラえもんシリーズっていうのが1巻2巻3巻と出るようになっていったっていうのが背景です。
なるほど。
元々ドラえもん自体が小学館から出てる雑誌に複数にまたがって連載されてたって話があったじゃないですか。
はい。
なので大長編シリーズが始まって以降は、その学年別に書き分けられたドラえもんに加えて、
映画原作としてコロコロコミックで、今度はそれは連載っていう形でスタートしてるんですよ。
ほー、そうなんだ。
だから大体、何月かな、10月とから辺から第1話みたいに始まって、
映画が毎年3月に公開されるっていうお約束になってたんで、
公開直前に完結するっていう態度で、
学年誌6誌とコロコロコミックとみたいな感じで、
さらにさらに1月に書く量っていうのが増えていったっていうような事情があるようです。
全部でね、フジコ・F・フジオ先生が手掛けたお話っていうのは17作あるんですよ。
17作。
17作ね。
伸びたの恐竜とか、第2弾は伸びたの宇宙開拓誌、
伸びたの大魔教、伸びたの海底祈願状っていう感じで、
12:04
頭に伸びたのとか伸びたとみたいなのがつくのがお約束っていう感じですよね。
はい、なるほど。
舞台もすごく大きいというか滝に渡ってて、
恐竜の時代やったりとか、
2作目は宇宙の遠く離れた銀河の星とか、
大魔教っていう話やったらアフリカの奥地の秘教とかね。
本当にたくさんの舞台があって、
今配信されてるタイミングになりますけども、
新恐竜公開に先駆けて、
この原作漫画が無料で公開されてますっていう企画がやってて、
それを呼んでいただいた方とかもいらっしゃると思うんですけども、
とにかく日常の話とはちょっとスケールが違うんですよ、どれも。
例えば伸びたの竜の騎士っていう指定世界を舞台にしたのがあったりとか、
鉄人兵団って言ってドラえもんの世界に巨大なロボットが登場するみたいな話が出てきたりとか、
ちょっと短編では描けないような世界観っていうのがすごく魅力で、
何作かご覧になった方とか呼んでくださった方とかわかると思うんですが、
実はこの大長編シリーズ、映画シリーズには、
先生的ルール、お約束みたいなのがあってですね、
先生の言葉を借りるような形でちょっとご紹介するんですけども、
どんな大事件が起きても、それはなるべく仲間うちで解決して、
周りの一般社会に一切影響を残さないっていうルールがあるんです。
だから伸びたドラえもん、静香ちゃん、ジャイアン、スネ夫、
と言ったら映画に登場するゲストキャラクターっていう仲間たちで冒険をするんやけども、
あくまで子供たちの冒険でしかないんですよ。
だからね、例えば鉄人兵団っていう話で言うと、
宇宙からロボット軍団が押し寄せてきて、
危うく人間が滅びるかもぐらいの危機まで話は発展するけども、
伸びたのママやパパは、そんなことが起こったなんて一切知らずに終わるんですよね、物語は。
子供たちができること以上の展開って起こらないんですよね。
最終的にタイムパトロールが助けに来てくれたりとか、
伸びたと竜の騎士で言ったら、ある災害が起こることによって物語がひっくり返ったりとかっていうことで、
15:01
いかに子供たちが違う世界に紛れ込んで、そこの人たちと交流して宇大冒険を繰り広げても、
最終的に子供たちが自分たちの力で解決するっていうところで落ち着いて、
で、いつも通りの日常に戻ったら、あの5人以外は何も起こってなかったというか、
どっか遊びに行って帰ってきたのねっていうことで終わるっていう。
なるほど。
これはそもそもドラえもんシリーズが、日常性の中に乱入した非日常性の面白さを狙って書かれているからですっていう風に先生も言ってて、
少し不思議っていうのはそういうことですよね。
で、先生の言葉を続けると、
つまり、どこにでもありそうな街のありふれた家族の中でこそ、ドラえもんや彼のポケットの中の道具が目立って活躍できるわけで、
この環境の日常性は絶対に壊すわけにはいかないのですって言ってるんですよね。
なので、短編を複数の雑誌にまたがって連載してる時期と、コロコロコミックスの方に連載してる時期があったって言ってたんですけども、
大長編シリーズと短編がバラバラにならない、同じ世界の中で、
引き続きのように描かれてる、映画になったら全く違う話になっちゃうねみたいなことが起こってないのは、こういうポリシーのおかげやっていう風に言ってますね。
なるほど。
なのでどの話も、冒頭はいつもオリの日常から始まるんですよ。
はい。
で、いつものように道具を使って遊んだりとか、
どっかの違う世界からね、誰かが迷い込んできて一緒に遊んでたりとかっていうところから徐々に徐々にこの舞台が移って、行ったことない世界に行くみたいな。
で、事件が起こって冒険するけど、帰ってくる頃にはいつものバイバイみたいな。
うーん、はい。
っていう地に屋しについたというか、今までずっと漫画なら漫画、テレビアニメならテレビアニメっていう野人たちの日常っていうところが、そのまま膨らんだ形で見たことのない世界を見せてくれるっていうのがこの大長編シリーズの魅力ですね。
うーん。
それでですね、同時連帯をずっと続けてきたって言ったんですけども、
はい。
まあその短編と長編、大長編。
はい。
まあ車の両輪というかね、両方の車輪で前に進んでいったみたいなところなんですけども、
はい。
大長編になると結構普段描けてない、その短い話では描ききれないキャラクターの深みみたいなのが登場して、
18:08
はい。
まあいわゆる映画版ジャイアンとかって言って、ほら映画になるとジャイアンはすごく男らしくなるとか、
はい、聞きましたね、ジャイアンの回で。
そうそうそう。
はい。
男気あふれるいいキャラクターになったりとか、
はい。
あとは野人がやっぱりそのヒーローというか、普段はおちょこちょいで、まあ言ったら残念な子なんやけど、
うん。
まあ友情のために立ち上がったりとか、
はい。
彼、射撃の腕がすごいんですよ、キャラクターの設定として。
はい。
なのでそういう早打ちでね、ピンチを出しようとするところがあったりとか、
うんうんうんうん。
あとスネ夫なんかは普段よりもさらに上虫に描かれてたりとかね。
うん、確かにそうかもしれない。
もうママーって言って、
はい。
落ち着いたりとか。
うーん、はい。
まあだから他のキャラクターが活躍する中で、
はい。
彼が最も子供らしい姿を見せることで、
うん。
まあ緊迫したシーンを作ったりとかね。
うーん。
あと静香ちゃんは本当に短編以上にすごく、
はい。
なんやろ、優しくて、
はい。
仲間思いで、
うん。
可憐でみたいな感じに描かれることが多いですよね。
うーん。
彼女が身を挺することで、
はい。
解決に向かうような話とかもたくさん出てくるし、
うーん、うんうん。
これって7ページとか10ページとかで終わっちゃう短編では描けないんですよ、ここまで。
うーん、確かにそうかもしれないですね。
長い話があって、シナリオがあるからこそこういうキャラクターの姿が描けるっていう。
うーん。
なので年に1回公開されるこういう長いお話があって、またいつもの日常に戻って、
はい。
で、時期が来ればまた長編の方に行ってっていう感じで、
うーん。
お互いがお互いにこうやって影響し合って、
そのドラえもんに登場するキャラクターたちの、
はい。
深みというのが増していくっていうような形になっていったっていうことですね。
うーん、なるほど。
なんですけども実は、
はい。
ちょっとこの両輪が続いたかっていうと違って、
1980何年やったかな、6年7年あたりぐらいに、
はい。
ちょっと先生の体調がね、思わしくなくなって、
ああ、なるほど。
それ以来実はその短編で連載してた作品っていうのの新作がもう途絶えてしまうんですよ。
ああ、そうなんですね。
なので、そっから先は年に1回変わらず連載される大長編ドラえもんっていうのが、
はい。
ドラえもん作品の主軸に切り替わるんですよ。
うーん、はいはいはいはい。
なので、はじめは短編としてスタートして、
21:03
はい。
少し不思議っていうのび太たちの世界に、
未来から来たドラえもんが、
当時は常識が分かってなくてドタバタ、
騒ぎをね、繰り広げるような話が、
ちょっとずつこうキャラクター性が身についてきて、
のび太を守るドラえもんみたいに変わっていく。
で、やがてアニメ化されて、
はい。
映画になって、
映画ではそうやって大きな大きなスケールの話の中で、
キャラクターがどんどんどんどん成長していって、
それがまた短編と相互補完し合ってっていう風な流れから、
やがて長いお話っていうのが主軸になっていくっていう、
なんか歴史みたいなのがね、
ドラえもんの。
っていうのが見えてくるわけなんですよね。
なるほど。
なので17作あって、
ちょっとこれは個人的な思い入れにもつながるんですけども、
一番最後に藤子 F 藤男先生が書いた作品っていうのが、
この大長編の話なんですよね。
第17作、のび太のネジマキシティ冒険記っていうお話があるんですけど、
先生はこの原稿を書いている途中に、
気を失っているところが発見されて、
そのまま病院に運ばれて亡くなったっていうことが伝えられています。
なので17作って言ったんですが、
ここから先も先生の意思を継いだというか、
藤子プロのスタッフがこのシリーズを存続させるというか、
ドラえもんという作品を描き続けて、
この大長編ドラえもんというシリーズ自体は24作まで続いているんですよ。
言ったら先生がいなくなった後も、
アシスタントさんとか、アニメに関わったスタッフさんとか、
皆さんがよく声を聞いている声優さんとか、
とりまくみんなでこういう藤子 F 藤男作品が、
ここでなくなってしまうことなく、
現在も子どもたちがドラえもんという作品を知っているっていうのは、
もはや先生一人だけのものではなくなって、
今もこうやってそういうスタッフさんたちが存続させてくれてるから、
こうやって今も楽しむことができてるんだなと思うと、
ちょっと思うところもありますよね。
嬉しいなというか。
それでですね、先生がいろいろこういうふうに、
大長編に関してはコメントとかインタビューとかを残してるんですよ。
その中からまたいくつかご紹介すると、
24:01
大きな舞台でせっかく活躍させるんなら、
のび太たちをのびのび動かしてやりたいなっていうことを言ってあったりとか、
あとはね、ヒントになってるのは、
これたぶん大長編にこだわった話ではないと思うんですけども、
ヒントになってるのは昔見た映画だったりしますねと。
あとは子どもの頃から好きだったりしたもの。
もともとSFってよく言われるんですけども、
僕の場合は少し不思議の略称でSFっていうふうに知ってるんですけども、
例えば最悠季、知ってますよね?
最悠季、孫悟空が出てくるとか、
あとアラビアンナイトっていうのは、
先生にとってはバイブルみたいなものなんですって。
子どものときに何回も読んだし、
翻訳されたもので、翻訳の違いとかもすごい楽しんだらしくって。
あと三本柱、僕の話作りの基本になってるのは、
三本柱みたいなものがあって、
さっき言った映画、それから本、
もう一つは古典落語だそうです。
古典落語。
幼い頃から家の中にそういう本とか残ってて、
何回も何回も繰り返し聞きましたと。
その三本柱が発想の源になってますっていうふうに言ってありますね。
なるほど。
さっぱさん、今回の番組一緒にやってくれてるっていうこともあって、
何個か僕が紹介した作品読んでくれたっていうふうに言ったんですけども、
これね、作品作りに関して面白いこと言ってるんですよ、先生が。
これね、最初から最後まで普通さ、長い話を作るときって構想があるじゃないですか。
作品作りって。
僕の場合は最初から最後まで決まってるかって言うと、
実はそうでもないんですって笑いながら言ってるんですよ。
っていうのは、漫画家デビューしてから長いこと、
短編の読み切り作品をずっと書き続けてるので、
それに慣らされちゃって、
大きい話を考えるの大変なんですよって言って。
で、大よそこんな話っていうふうに書き始めながら、
書きながら先の展開を考えたりすることもよくあるらしくて、
一寸先は闇ならぬ、一ページ先は闇ですみたいなことを言ってあるんですよね。
そうなんだ、そうなんですね。
それが意外と序盤に書いたような展開が、思いもよらぬ伏線になったりとか、
いうふうな展開が続いてて、
27:01
子供が読むような作品っていうのは、計算書で書くよりもこうやって、
作りながら楽しむ方が面白いんじゃないかなとか、
僕自身の中にまだまだ子供が残ってるので、
書きながら一緒にキャラクターたちと遊びながら、
お話を転がしていくような感覚で書いてますっていう、
面白いエピソードがあるんですよね。
なるほど、いいですね。
なんかね、本当に先生が生み出したキャラクターとか世界なんやけど、
彼らと一緒にワイワイやりながら作品を書いてますっていう感覚がすごく楽しいなと思って、
この話を聞くと。
なので結構前半と後半で展開が急に変わったりとかっていうこともあって、
それがワクワクするようなライブ感というか楽しさっていうのが紛れ込んでるっていうのが
大長編の魅力でもありますね。
なるほど、はい。
結構その作品限定の世界観とかが出てくるので、
ゲストキャラクターとかもたくさんいるんですよね。
印象的なもので言うと、僕の印象的なもので言うと、
海底祈願場に出てくるバギーちゃんっていうね。
バギーちゃん?
ドラえもんが出してくれた海底を移動するためのバギーやねんけど、
そのバギーが意思を持ってて喋るんですよ、コンピューターでね。
へー。
だから結構憎ん悪口叩いたりとかしながら、静香ちゃんに慰められたりしながら、
一緒に海底を冒険したりとか、
あとは鉄人兵団に登場したリルルね。
宇宙からやってきたロボットの女の子なんやけど、
人間の世界を知らないというか、ロボットの世界で育ってるので、
その辺りで伸び太たちと交流しながら心を開いたりとか、
っていうようなキャラクターが出てきたり。
でもやっぱりここはあれですかね、伸び太の恐竜に出てきたピースケかな。
ピースケね。はい。
伸び太が発掘した恐竜の卵から生まれた双葉鈴木竜のピースケですけども。
出会いがあって交流があって、いずれ別れが訪れるっていうところも、
ほろりとさせてくれるようなね。
だからスケールの大きい話っていうのは、
藤子作品の中ではそんなに言ったらないんですよ、
短編の作家さんなんで基本的には。
その中で短編の作家さんが描いた大きな話っていうのは、
30:04
どんな声になるのかっていうところがやっぱり藤子作品の魅力かなっていうふうには思います。
なので、一回アニメがリニューアルされたタイミングで、
制作側の事情ということで1年だけ抜けてるんですけども、
もうそれ以外は休むことなく2020年に至るまでね、
40本出てますんで映画が。
伸びたのなんちゃらかんちゃらってどれも基本的にはなってるんで、
これ聞いてくださってる方とかもどっかの世代でね、
こんな映画ありましたよねみたいなのが多分出てくると思うので、
ちょうどこの新しい映画が今度公開されるよっていう記念のね、今時期なので、
ドラえもん業界ちょっと盛り上がってますのでね。
なんかそういうこんな話ありましたよねとか、
多分思い出があると思うのでそんなんとかもね、
もしありましたら教えてくださったら多分一緒に盛り上がれるかなっていうふうには思ってます。
いいですね。
いやいや盛り上がってるんですよもう僕がすごく。
ひしひしと伝わってますね。
たぶん8月7日に新作が出た後はちょっと僕もほかほかせると思うので、
そのあたりでもねこうやって熱量たっぷりで話す日が来るかもわかりませんのでね、
ちょっとお楽しみにしておいてください。
というわけで今回はね、大長編ドラえもん、それから映画のドラえもん、
みんな見ましょうよという回でございました。
ありがとうございました。
はいというわけで今回はみんな映画見ようよっていう話をしました。
どうでしたか、なんか見たときの記憶こんな見たなみたいな記憶ぐらいはあると思うんですけど見たくなりました。
あのねドラえもんズ見たいですね。
懐かしいねドラえもんズね。
めっちゃ見たいなって思ってました。
そうあれ可愛いねんな、なんかドラえもんにそっくりな子らがいっぱい登場してわちゃわちゃして。
ワンドラちゃん好き。
ワンドラちゃん。
今回のね盛り上がりにこうみんな便乗してね、
懐かしいなとかっていうのをねサブスクでもいいですし、
レンタルとかでもいいからちょっと見てね盛り上がりましょう。
本当に僕好きなんですよこのシリーズが。
33:01
終わってます、大丈夫です。
実はねちょっと今回面白いことを考えてまして、
あのこの盛り上がりにねこう乗っかって、
我々ね少し不思議ないと思う、
ちょっとパワーアップ期間ということでやってみようと思ってるんですよ。
パワーアップ期間?
っていうのは今回ねそのライチョー編のお話をね紹介できたということで、
ちょっと前にあの僕の近辺で盛り上がっておりました、
のび太と鉄人兵団。
のび太と鉄人兵団ね。
ライチョー編ドラえもん第7作になるんですけども、
こちらのねお話を明日出します。
明日ね。
あの今回はねちょっとパワーアップ期間ということで、
いつもより多めに出していこうかなと思ってます。
わかりました。
であの結構ね名作とされてて、
当時のね思い出とかのある方も多いと思うので、
今回ちょっとねもうほんまに内容まで踏み込むような形でね。
ネタバレ的なところですね。
そうですもネタバレも込みで、
存分にちょっとね語れる回をねやろうと思いますのでね、
お楽しみにしてください。
もう一つあります。
今回のび太の新恐竜ね。
公開にあたって、本編でもちょっと言ったんですけども、
今原作になってるそのライチョー編の漫画ね、今回も紹介しましたけども、
それがちょっと無料期間っていうことでね、
サイトで読めるようになってるんですよ。
ドラえもん公式サイトで。
なので読んだことなかったけども、
ちょっと今回お気に入り読んでみましたみたいな方とか、
興味あるけどそういうのがあるなら読んでみようかなっていうふうに
思ってくださった方もいらっしゃると思うので、
皆さんからですね、聞いてもらってる皆さんからですね、
のび太の恐竜、第一作であるのび太の恐竜の感想とか、
公開当時の思い出とか、
あとは2006年にこの作品リメイクされてますんで、
世代によってはそっちのほうが思い出が強いっていう方もいらっしゃると思うんです。
なのでのび太の恐竜に関するお便りを大募集します。
いいですね。やりましょう。
こののび太の恐竜が無料で読める期間っていうのが、
8月6日、新恐竜公開の前日まで無料で見れるってことになってますので、
その後ね、確か8月10日が連休だったと思うので、
それも含めて8月10日までに期間を設定して、
皆さんからいただいた感想とか思い出とかを含めた、
36:04
こちらもネタバレまで含めたのび太の恐竜回を今後収録しますので、
今まではね、僕らゆうすけとか話聞いてるタッパさんとかが番組をお届けしてましたけども、
聞いてくださったように皆さんも巻き込んで一緒に楽しもうというのを企画してますので、
のび太の恐竜に関する思い出大募集しますので、ぜひぜひお送りください。
よろしくお願いします。
はい、というわけでいつものお知らせに向かうんですが、
今回の企画もちょっと手伝って、
メールフォームというのを少し不思議ないとご用意しました。
今まではTwitterのDMとかGmailに送っていただいたと思うんですけども、
このメールフォーム使っていただいたら、
ちょっと僕のメールアドレス見せたくないなとかっていう方でも、
このメールフォーム使ったら一個ずつ名前入れてボタンで選んでいくだけで、
簡単にメッセージ送れますので、新しく送れるツールとしてご活用ください。
メールフォームとかはどうしようかな、
番組の概要欄とかTwitter見ていただいてる方やったらそっちの方にもリンクちょっと出しておきますので、
ご活用くださいませ。
というわけで少し不思議ないと、この番組では皆様からの感想、
それから紹介した情報の補足とか、
あとは同じように先生に愛がある方は愛を叫んでいただいて、
いろんなお便りをお待ちしてますので、
後先の方をサッパさんからお願いしたいと思います。よろしくお願いします。
メールアドレスはfushigi7110 at gmail.com
Twitterのアカウント名は少し不思議ないとで、
ハッシュタグはハッシュタグ不思議なです。
不思議はひらがな、なはカタカナです。検索してみてください。
ありがとうございます。
というわけで少し不思議ないと、今回はこちらで終わろうと思います。
お便りもたくさん企画を発表しましたので、皆さんどしどしお寄せください。
それでは明日またお会いしましょう。よろしくお願いします。さようなら。
またね。
38:43

コメント

スクロール