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こんにちは、サチャーレコです。今日はボイシーのハッシュタグ企画で、イライラを止めるというのがありましたので、今回は日本語の雑学と、私が昔仕事で学んできたことっていうのを踏まえて
元テレビリポーターが現場で実践した、ネガティブを吹き飛ばす方法というテーマでお伝えしていきます。
今回イライラを止めるために一つだけ、たった一つだけ意識したいものがありまして、それが眉毛なんですね。眉毛です。
眉毛ってね、うーん、侮ることなかれという感じで、メイクでもすごく重要なポイントですよって言われるぐらい、その人の印象を大きく左右するポイントなんですけど
この眉に関してね、なかなか普段は使わないよねっていう日本語の関用句があるんですよ
それが、シュービを開くっていう言葉なんです。シュービを開くという言葉、あなたは普段使ってらっしゃるでしょうか?
シュービを開くというのはね、哀愁を感じるのシューに、秋に心って書くあのシューですね、そのシューに眉って書いてシュービって読むんでしょ
で、それのシュービを開くっていう言葉なんですけど、なかなかね、やばいあの書類の提出マジで忘れてた、どうしようは絶対終わったわ、やばいって思ってたけど、いやまさかのまさかのギリギリ間に合って、もうマジでシュービ開いたよねーとかって
普段使わないと思うんですよ。もしかしたらね、1割の方が使ってらっしゃる方もいらっしゃるかもしれないけど、私は人生で1回も使ったことがないんですね
なかなか使わない関用句ですけど、でも人間の眉って、もう本当にこの関用句そのままで、ずーっと悩んでる人の顔を見ると大抵ね、眉間にぎゅーっとシワが寄るぐらい
ぐぐぐぐーって眉が真ん中に集まっていて、でその悩みとか不安がちょっと解決すると、そのしかめてた眉がね、ふわーって元の位置に戻っていくんですよ
そう、つまり私たちの眉ってめちゃくちゃ感情とリンクしてるわけなんでしょうね。なのでシュービを開くというのは不安な気持ちとか悲しい気持ちとか、そういうのでぎゅーっとしかめていた眉が
ふわーって開く感じ。眉がふわーって元に戻るように心配事とか不安がなくなって安心する様子を示す言葉なんですね
で、他にもリュービを逆立てるっていう言葉がありまして、これは柳に眉って書いてリュービって読むんですけど、このリュービというのが
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柳のように美しい眉という意味でね、女性の美しい眉のことを指すんです。つまりリュービを逆立てるというのは
想像してみてください。もう女性がね、眉をぐわー釣り上げて
あれ?もしかして彼女の眉サイヤ人かな?ぐらいの。それぐらいぐわーなってる感じでも、とにかく怒ってるっていう意味の言葉なんですよ
リュービを逆立てるのは怒る。これは男性とか子供に対しては昔は使わなかったそうで
あくまで昔はね、美人の怒り、美人のムキーってなってる怒ってる様子限定に使ってたそうで
なので、もしかしたらパートナー、その奥さんとか怒らせちゃった時は、リュービ逆立っちゃってますねーって
リュービ逆立てちゃってんじゃない?とかって相手に伝えたら、もしかしたら
え?それって私が美しいっていうこと?とかってね、もしかしたら怒りを鎮めることができる可能性もなきにしもあらずというか
可能性はないので試さないでほしいんですけど、とりあえずね
今日お伝えしたいのは、こういった簡易多くをじゃんじゃん日常で使っていきましょうよーっていうことではなくて
自分の眉に注目してみましょうっていうことなんです
これだけ私たちの感情と結びついている眉だからこそ、日頃から注目してみましょうということで
実はね、私がもうめちゃくちゃ眉コンプレックスと言いますか、とにかく自分の眉毛を指摘され続けた経験があるんですよね
私が以前11年間表に出て喋る仕事をしてたんですけど、昔ベテランの喋り手の師匠にも
あれ子ちゃん、眉がぎゅーしかめてるよーって永遠に言われてたんですよね
私はテレビリポーターをしていた時も、どうコメントしようかな、どうリポートしようかなとか
次どういう質問しようかなとか、いやー待てよ、この次どう展開していこうかなとかって考えてる時
例えば、「わー美味しい!」っていうグルメリポートをしながら、大抵眉がぎゅーってしかめてたり
インタビューでもね、「あ、そうなんですね感動しました!」とか言いながら、もう次の展開考えて
もう顔が不安だからね眉がぎゅーってなっちゃってて
あれ子ちゃんまた難しい顔してるよーって、すごい指摘されてたんですよ
今言ったのは結構優しい方でね
時には、「お前の表情使えねえんだよ!」とかってね、ディレクターにもめちゃくちゃ言われた過去があって
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いや、トラウマ級ですよ。トラウマ級。でも私が当時ディレクターの立場だったらそうだったと思います
いや使いにくいなこれ眉毛しかめつれ…しかめつらじゃねえか!とかなってたと思うんですよ
でもこれはね、自分が気をつけててもなかなか眉毛って戻せなくて
私は実はその日常でもね、ずっとこの眉を潜めるというかしかめる癖がついてたんですよね、学生の頃から
別に機嫌が悪いとかじゃなくて、考え事をしちゃうと眉がギューって寄ってしまう?しかめてしまう癖があって
不思議なことにそういうギューってなってる眉でいると、もっともっと悩んじゃうしネガティブな方に考えちゃって
特に私はね、そういう表に出て喋る仕事、自分の表情をみんなに見られる仕事をしてたから、この表情は本当に死活問題で、いや本当に良くなかったんでしょう。良くない
でもね、意外に昔の私だけじゃなくって、結構一般的にいつも眉が下がってたりしかめてしまってる人って世の中には割と多くて
特にイライラしてる時とか眉をしかめてるとね、もっとイライラの元になるものを自分から見つけに行ってしまうというか
人間って不思議なんですけど、本当に眉から始まるイライラもあるんですよね
で、それから師匠にも、あれ子ちゃん眉がしかめてるよって、その都度その都度指摘していただいて
あ、今自分眉をしかめてるんだってね。自分でまず気づいて、その度に鏡を見て改善するという感じで
鏡を見て自分で修備を開くという、このアクションを重ねていて、だんだん自分でもねコントロールできるようになっていきました
本当にこれをやると自分の表情がね、安心した時の表情にパーって変わるので
自分の気持ちもすごく落ち着けやすいし、考え方もシンプルになっていくんですよ
なので最近イライラするしやすいなぁ、くよくよしやすいなぁって時は鏡を見て自分の眉を確かめてみてください
その鏡を見たからってね、別に自分のその時の悩みが解決するわけではないんですけど
でも自分で眉を開いて、安心した時の表情を自分で作るってことができますし
その表情にね、あなたの脳も騙されて、心がどんどん落ち着いてくるので、これめちゃくちゃおすすめです
あと、実はこの眉って、私たちの感情もですけど、声にも影響があるんですよね
眉が下がってる時の声って、眉が上がってる時の声と違って
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もしよかったら、今電車とかじゃなかったら試してみてほしいんですけど、眉を上げて目もパッチリ開いて話してみてください
それだけでね、自然と声のトーンが上がるんですよ
もうこれミッキーがそうで、あの人、あの人というか、ミッキーって眉がいつもギョーンって上がってますよね
ただの画風かもしれないけど、画風だと思うけど、でもミッキーは声のトーンが高いんですよ
本当にその眉毛を上げて目をパッチリしたら、真似しやすいのがミッキーの声でね
ハロー!とか言って、そう、眉を下げるとね、ミッキーの真似、難しいんですよ
つまり、眉毛が下がって眉間にシワを寄せてたら声も暗くなりがちなんですね
なので不安のない表情を作って明るい声を出して、イライラを吹き飛ばすためにもぜひ眉毛意識されてみてください
私も意識していきます