ウエタニマサユキさんの役割と立ち上げ期の面白さ
takejune
こんにちは、takejuneです。この番組は デジタルプロダクトの作り手を
ゲストにお招きして、フムフムと 知識を増やしていくポッドキャスト
番組です。今回のゲストは、Nstock デザイナーの、ウエタニマサユキ
さんです。さまざまなスタートアップ で、長く一人目のデザイナーとして
活躍されているウエタニさんに、 まずは、今立ち上げに参画している
Nstockでのお仕事について話を聞いて みましょう。はい、というわけで
今回のゲストは、Nstockのデザイナー のウエタニマサユキさんです。ウエタニ
さん、出演してもらうのは2回目だ と思うんですけど、前回出てもらった
ときはnewn、別の会社に来て そこで何やってるかみたいな話
とか、これまで何やってきたか みたいな話聞いたんですけど、今回
はその多分があるので、会社変わって 今どういう仕事やってるのかみたいな
ことを最初に聞こうかなと思うん ですけど、改めてNstock入ってどれ
ぐらいでどんなことやってるか みたいなことを簡単にお聞きしても
いいですか。
ウエタニマサユキ
ウエタニマサユキ はい、ありがとうございます。ちなみ
にさっき調べてみたら、ちょうど 2年前なんですね、出させてもらった
のが一昨年の9月に入ったんですね。 2年経ってフィールドも変わって
というところなんですけども、今 Nstockという会社にいまして、フル
タイムで入ったのが去年の6月とか ですかね、からなんで1年3ヶ月とか
ですかね。なんですけど、Nstock 自体の創業が去年の1月なんで、ほぼ
創業期からフルタイムで入ってるんですが、 それ以前から業務委託であったり
とか、違う形でずっと関わってはい るので、体感としては創業期から
やってるっていう体感は強いですね。 それこそ、創業前にロゴ作らせて
もらったりとか、どこからやってる ので、そんなとこですかね。
takejune
takejune なんかNstockって知らない 人もいると思うんで、一応説明して
もらうと、どういうことをやってる 会社ですか。
ウエタニマサユキ
ウエタニマサユキ Nstockがですね、会社の形態 としては、スマートHRのグループ
会社という形で立ち上がった会社 ではあるんですけども、事業として
は株式報酬の運用であったりとか、 手続きを楽にするSaaSを一つやって
いるのと、もう一つは最近オープン に情報を発信し始めたんですが、
いわゆるセカンダリ取引と言われる ようなジャンルの授業をやっている
二軸でやっている会社になります。 代表がスマートHRの創業者の宮田
さんが代表を務めていて、当然立ち 上げられたという成り立ちの会社
ですかね。
takejune
takejune 宮田さんは出てもらって いましたね、サボり始める前に。
ウエタニマサユキ
ウエタニマサユキ すごいね、今見たら15回ぐらい
やってる。
takejune
takejune そうですね。でもやっぱり みやしょーの喋ってくれた言葉とかも
自分の中に残ってて、いろいろ その後、いろんな会社のスタートアップ
僕もやってるので、社内の制度を 作っていったりとかするときに
言葉を思い出して考えたりとか みたいなことがあって、なんか残
ってるんですよね、やっぱりPodcast で聞いた言葉が。いい話もあり
つつって感じなんですけど、Nstockね、ストックオプションとか、そういう周りの
事業っていうことで、結構マニアック っちゃマニアックですよね。
ウエタニマサユキ
ウエタニマサユキ そうですね、マニアックですね。
なので、割と未だに言われたり しますけど、割とニッチだよね
というか、そんなの儲かんのみたいな 話は、冗談半分で言われたりします
けどね。
takejune
takejune やってきた会社もいなかった
領域というか。
ウエタニマサユキ
ウエタニマサユキ そうですね、メインの 事業としてやってる会社は国内
ではいなかったですかね。
takejune
takejune でも、前例ないこと多そうですよね。
ウエタニマサユキ
ウエタニマサユキ そうですね、かなり多いですね。
それこそ、プロダクトのデザイン みたいな分脈に関しても、もちろん
参考にすべきプロダクトって海外 には結構あるんですけど、なかったり
するんで、そういうとこ難しいな とか思いますし、実際のオペレーション
要は、こういうプロダクトが出る 以前の手作業だったりとか、Excel
でやっていたときのオペレーション もめちゃくちゃやってたって人
が結構実は少ないんですよね。
ストックオプションの運用実務 みたいな、たまたまうちにはやって
た人がメンバーとしているんで、 ドメインエキスパートで、そこで
どうにかなってるんですけど、とはいえ 一人の事例なんで、本当にそれを
プロダクトに一つの正解として 落とし込むか、みたいなジャッジ
もしなきゃいけないし、っていう 難しさは割とあるなと思いますね。
takejune
takejune はいはい。なんかその辺 作り方みたいなお話もあるかな
と思いつつ、なんか役回りという か、何でもやってますよという感じ
なんだろうなとは思いつつ、Nストック の中でやってること、ウエタニマサユキさんの
役割みたいなのって、どんな感じ なんですか、今。
ウエタニマサユキ
ウエタニマサユキ 今は、さっき話に出たプロダクト のデザインみたいなところを丸
とやるみたいな役割と、もう一個が コミュニケーションデザイン、いわゆる
PRであったりとか、マーケみたいな ところの細かなグラフィック作る
みたいなのもやりますし、もうちょっと 前段のプランニングみたいのもやりますし
みたいな、大きく分けた二軸ですね。 隙間で、これはスタートアップの
皆さんやってると思いますけど、こぼれた 玉を拾っていくみたいな、例えば採用で
あったりとか、事務的な話であったり とかっていうのをやってるっていう
感じですね。今、一人なんで、デザイナー 自体は。
takejune
takejune プロダクトのほうで言うと、
Nstockの事業内容
takejune
いわゆるPMがやりそうな仕様とか 要件みたいなことを整理したり
みたいなこともやったりするみたいな 感じなんですかね。
ウエタニマサユキ
ウエタニマサユキ そうですね。要件整理、スペック 書いたりみたいのは、実際今やって
いなくて、体制としてはPOと僕と ドメインエキスパートみたいな
ところが、いわゆるスペックを持 ぶとき、2、3人でよく話してるんです
けど、そのPOが割とPM的な役割やって くれているんで、その方がスペック
基本仕様みたいなのを書くんです けど、結構荒めではあるので、そこ
に対して体験的な観点であるとか もちろん細かい仕様の突っ込み
とかも入れていくし、割とその3人の 関係っていうのは緩やかというか
あんまり壁を作らないようにして いますけどね。
takejune
takejune お互いがお互いの領域に 踏み込みつつ協力し合いながら
作っていくみたいな。
ウエタニマサユキ
ウエタニマサユキ そうですね。
takejune
takejune コミュニケーション的な部分
で、その比較的なところとかグラフィック 作ったりとかみたいなこともやり
ながらっていう感じでやってる ということですね。
プロダクトのほうでいうと、さっき 言ったみたいにあんまり世の中に
ないみたいなところで、流れみたい なのでいうとどういうふうに作って
いくって感じなんですか。インタビュー したりとかするもんなんですか。
ウエタニマサユキ
なるほど。そうですね。インタビュー
は結構総合化ずっとやっていて、 それはPOだったりとか、そのドメイン
エキスパートのメンバーが割と メインで出ることが多いですと。
一応想定顧客として今捉えている のはスタートアップで一定規模
ある企業さんだったりするんですけど、 そこの実際運営やってる方とか
に話聞かせてもらいに行くみたい なのはずっとやってますと。そこから
出てきたフィードバックだったり とかお話っていうのはどう取り
込んでるかでいうと、結構一定規模 のスタートアップさん向けに作って
いるんで、そもそも数が少ないじゃない ですか、そういうスタートアップ
takejune
の。
ウエタニマサユキ
takejune 確かに確かに。
takejune
ウエタニマサユキ なんで、いわゆるサンプル 数みたいな話でいくとむちゃくちゃ
ウエタニマサユキ
少なくはなるんですよね。なんで じゃあ出てきたフィードバック
デザイナーの役割と業界の成長
ウエタニマサユキ
が確からしさみたいなのって実際 わかんないんですよね、どこまで
聞いても。割と取り込み方でいう と決め、僕は何見てるかもしれない
ですね。
takejune
takejune 一個のシグナルとして 見てるというか。
ウエタニマサユキ
ウエタニマサユキ そうですね。なんで割と ベースの設計、プロダクトの設計
のところも、結構主観的な部分とか も入ってますね。もちろん僕ら
自身もStock Optionの運用に関わった メンバーもいれば、受け取った
メンバーもいたりするので、そういう 理解を持って保管しつつ、フィードバック
も取り込みつつみたいな、結構バランス させてやってるかもしれないですね、
そこに関しては。
takejune
takejune 結構スタートアップ向けの事業
サービスとか。僕も無職期間中に エンジェルポートっていうサービス
作ったりとかしてたんで、その時に 思ったりしたんですけど、どうしても
やっぱりスタートアップ業界の成長 と同じ速度でしか成長していかない
みたいなところもあったりするじゃない ですか。そこに規定される部分がある
というか、みたいな。
ウエタニマサユキ
ウエタニマサユキ めっちゃありますね。
takejune
takejune 結構Nstockって、今のスタートアップ業界じゃなくて、
ちょっと先の未来のスタートアップ 業界向けを見てくってるみたいな
とこもあんじゃないかなって、外から 見てて思ったりしたんですけど、
その辺とかってどうなんですか。
ウエタニマサユキ
ウエタニマサユキ 本当におっしゃる通り っていう感じなんですけど、どれ
ぐらいの射程距離というか、射程 というか、レンジを見てるかみたいな
話でいくと、結構先を見てますね。 要は今のオペレーションが楽になる
みたいな話も当然大事ではあるんです けど、実は過去を振り返っても、
Stock Option JITSUMのオペレーション って、あったみたいのもそんななかった
らしいんですよね。変わり続けて きましたと、そのスタートアップ
の変化に合わせというか、なんで この先も変わるだろうなと思っている
という前提があるので、わりと少なく とも5年とかぐらいの先読み性と
オペレーションみたいなのは、分からない ことだらけなんですけど、ある程度
想定しながら設計してますと。 あともう1回大事な要素で、法規制
の問題、法律の問題がかなり関わ ってくる領域ではあるので、そこに
対してもどう変わっていくかみたい のを当然ウォッチしながらインプット
しながら、わりと法律に関しては かなりポジティブな方向で今ずっと
動いているので、そこをキャッチ しながら、かつ将来こうなるよね
みたいな話も取り込みながら設計 に活かしてるって感じですね。
takejune
takejune そっちのほうに持ってく みたいなとこも含めて、やってる
みたいなとこも多分あるんだろう なと思うし、でも結構なんか珍しい
し、何件ですかね、そこの不確実 性みたいなのってすごい高いという
か、事業に決める不確実性の割合 がめっちゃ高いから、結構クレイジー
ですね。クレイジーな企業家じゃない とできない。
ウエタニマサユキ
ウエタニマサユキ そうですね。もちろん 代表の宮田さんが、いわゆる2周目
的な人材企業家であることももちろん ありますし、いるメンバーも、僕も
そうなんですけど、わりと一定の 経験があって、何だろう、胆力を
持って決めの意思決定ができる みたいな人が多いんで。なんで
変なノイズとか、ややこしく考え すぎちゃって足が止まっちゃう
みたいなケースは、今んとこ会社 としてはないかなと思ってます
ね。ただ、むずいなと思ってます けどね、もちろん日々。
takejune
takejune へえ。でも面白いですか。
ウエタニマサユキ
ウエタニマサユキ 面白いっすよ。こんなこと言う
とあれかもしれないですけど、今まで 一番面白いと思ってるかもしれない
takejune
。
takejune それはやっぱり、一筋縄
では行かなかったり、どうなるか 分かんなかったりするとかが面白い。
ウエタニマサユキ
ウエタニマサユキ そうですね。難しさももちろん
ありますし、もう一個はやっぱり 僕自身がずっと10年近くスタート
アップ業界でやってきて、結構、 なんて言うんだろうな。感謝の気持ち
が強いんですよね。業界に対しての。 生かしてくれてありがとう、育てて
くれてありがとうみたいな感謝が わりと素直に今思っていて。今やってる
エンストックやってる事業っていう のが、結構業界への恩返しに、わり
と直結しやすい事業だなっていう 感覚があるんで、そういう意味の
やりがい、自分の個人ミッション みたいな話と会社がやろうとしてる
ことが、わりと一致してるっていう ところはモチベーション強いな
と思いますね。
takejune
takejune それであると楽しいし、馬力
出るみたいなのもありそうですよね。
ウエタニマサユキ
ウエタニマサユキ めちゃくちゃありますね。これも 言わないほうがいいのか分かんない
けど、いわゆるミッションとか会社 事業のミッションとかに、ここまで
共感してるのは初めてかもしれない ですね。わりと今まで人だったり
とか、面白い人がいるとか、なんとなく 事業面白そうぐらいの感じで選ぶ
ことが多かったんで。
takejune 普通はそうですよね。ウエタニマサユキ 事業自体
が目指す先、ミッションみたいな ものは結果的に会えばいいかな
ぐらいのプライオリティだったん ですけど、そこが今バチッとあって
いるので、かなり気持ちよくという か、モチベーション高くやってる
なと思いますね。