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群馬県のニュースをお伝えします。 （１）気象庁は18日、本県を含む関東甲信が梅雨明けしたとみられると発表しました。
平年より1日早く、昨年より4日早かったということです。 梅雨入りが平年より2週間ほど遅かったため、短い梅雨となりました。
前橋地方気象台によりますと、18日の最高気温は、伊勢崎34.1度、桐生33.5度、前橋33.3度など、全13観測地点中10の地点で30度以上の真夏日となりました。
消防によりますと、この日午後6時の時点で7人が熱中症の疑いで救急搬送され、このうち前橋市で通学中に体調を崩した18歳の男性ら5人が中等症だったということです。
（２）県は18日、県営住宅の一部入居者から、家賃を誤って過大に徴収していたと発表しました。
18日の時点で判明しているのは、今年4月から6月分の35世帯計56万7千円ですが、最長で40年以上にわたり「相当な額」に及ぶ可能性があるとして調査しています。
来年1月までに全容を解明し、退去済み世帯も含めて過大分を返還します。
入居者の収入に応じて家賃を算定する際、必要な控除を行わなかったのが原因ということです。
県住宅政策課によりますと、名義人が70歳以上で「所得が48万円以下、配偶者と同居」 「同居の親族に扶養されている」のいずれかの場合、
家賃算定時に収入から10万円を引く「老人扶養控除」をしていませんでした。
4月から6月分の過大徴収額は、1世帯あたり月1,300円から2万1,800円で、平均1万6,200円だったということです。
（３）子宮頸がんの原因になるウイルスの感染を防ぐHPVワクチンの接種を増やすため、県は18日、8月から9月にかけて集中的に理解促進事業を展開すると発表しました。
ショッピングモールに無料の接種会場を設ける全国初の試みをはじめ、医療機関の診療時間延長や啓発動画の配信などを行います。
接種を受ける人は増えているものの対象者全体の一部にとどまるとみられ、周知と接種機会の拡大に力を入れます。
無料の接種会場は9月22日にイオンモール高崎に設けます。
1997年から2012年度生まれで、初めて接種する県内在住の女性が対象です。
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（４）今年4月、伊勢崎市で介護中の70歳代の母親に頼まれ首を絞めて殺害したとして、
嘱託殺人の罪に問われた48歳の被告に対し、前橋地方裁判所は「同情の余地がないとはいえない」として、執行猶予と保護観察が付いた有罪判決を言い渡しました。
伊勢崎市の無職、萩原淳司被告48歳は、今年4月、自宅で介護をしていた79歳の母親に頼まれ、首を絞めて殺害したとして嘱託殺人の罪に問われました。
18日の判決で裁判官は「強固な殺意に基づく犯行の結果、生命が奪われるという重大な結果が生じた」と指摘しました。
その上で「母親の症状が悪化し、早く楽にしてあげるほかないと考え、心中しようと計画していたという経緯や動機には同情できる余地がないとはいえない」として、
保護観察が付いた懲役3年・執行猶予5年を言い渡しました。
（５）伊勢崎市北東部で5日に発生したひょう害を受け、伊勢崎市は被害にあった一般家庭で発生した災害ごみを9月30日まで、清掃リサイクルセンター21で無料で受け入れます。
受け入れるのは、降ひょうで破損したガラスやカーポートの屋根部分、瓦、枝葉などです。
罹災した人か同居する家族が持ち込むことが条件で、罹災証明書の提示が必要です。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。