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群馬県のニュースをお伝えします。 (1)県は4日、災害時でも必要な精神科医療を提供する「県災害拠点精神科病院」に、
伊勢崎市の県立精神医療センターを指定したと発表しました。 被災地内の精神科医療が必要な患者を24時間体制で受け入れます。
指定は県内で初めてです。 県障害政策課によりますと、県立精神医療センターは患者の受け入れのほか、
被災地に入って支援する災害派遣精神科医療チーム(DPAT)の派遣も行います。 指定により、災害に備えた整備などで、国の補助が受けやすくなるということです。
指定は1日付けです。 東日本大震災や熊本地震で患者の受け入れに課題があったことから、厚生労働省が各都道府県で1カ所以上、
災害拠点精神科病院の整備を求めています。 2月の時点で26都府県で指定されています。
(2)介護給付費を不正請求したとして、県は4日までに介護保険法に基づき、玉村町板井のデイサービス施設
「くつろぎの家ハッピー園」の指定の一部効力を停止したと発表しました。 4月から6月の3カ月間、介護報酬の上限を3割減額します。
玉村町板井のメディカルコーポレーションが施設を運営しています。 県によりますと、この施設は昨年9月分の申請で、看護職員がいないのに配置したとする
虚偽の勤務票を提出。 介護給付費178万8097円を不正に受け取りました。
不正受給分は支給した市町村が返還を求めます。 (3)玄関の前に置かれた置配の荷物を盗んだとして高崎署は4日、
窃盗の疑いでベトナム国籍の男で高崎市江木町のアルバイト、グエン・ヴァン・ティエン容疑者25歳を逮捕しました。逮捕容疑は4日午後0時35分ごろ、
高崎市内の女性会社員方の玄関先に配達され、置いてあったコンタクトレンズの洗浄液1箱
955円相当を盗んだ疑いです。 高崎署によりますと、「間違いありません」などと容疑を認めているということです。
警戒中の警察官が犯行を目撃し、緊急逮捕しました。 「置き配で頼んだ宅配物が盗まれている」といった複数の相談が
昨年12月ごろから、高崎署に寄せられており、関連を調べます。 (4)スーパーマーケット「しみずスーパー」を経営していた
富岡市富岡のしみずが前橋地裁高崎支部から特別清算開始命令を受けたことが4日、分かりました。
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3月25日付けです。 帝国データバンク群馬支店によりますと、負債額は2022年1月期末時点でおよそ12億円です。
しみずは1950年に設立。 富岡市で精肉卸売業として始め、
生鮮品を主体に販売するしみずスーパーの1号店を富岡市内に出店して以降、前橋市や高崎市に店舗を拡大しました。
精肉の扱いに注力し同業者と差別化して、ピーク時は伊勢崎市にも店舗を構え、
2002年1月期の売上高はおよそ61億円を計上していました。 (5)草津町は4日、草津町の2023年度の入り込み客数が前の年度に比べて17.1%増の
370万1300人で、これまで最多だった新型コロナウイルス禍前の2019年度の327万1646人を上回り、
過去最多を更新したと発表しました。 温泉街の再整備により、国道292号沿いの「温泉門」をはじめ、
明治~昭和期をイメージした新たな観光スポットが相次いで誕生。 新型コロナの5類移行を背景に、こうした「写真映え」を狙った取り組みが功を奏し、
若い観光客が増えたと見ています。 以上、群馬県のニュースをお伝えしました