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群馬県のニュースをお伝えします。 （１）前橋市の平均気温、12月から2月は過去最高に並ぶ暖冬となりました。
この冬、去年12月から今年2月の前橋の平均気温は平均値を1.8℃上回る6.6℃となり、
2020年度と並んで1897年の統計開始以来最も高かったことが5日までに、気象庁のまとめで分かりました。
記録的な暖冬の影響は県内のスキー場やワカサギ釣りの各所、農作物の生産にも及び、関係者が気をもんでいます。
厚手の服や暖房器具も売れず、消費が冷え込む一面もありました。
冬場にブロッコリーやハクサイなどを出荷しているJA佐波伊勢崎によりますと、暖冬と断続的な雨により、
去年末から野菜の生育が早まりました。畑の中で時期をずらして育てていても、先に植えた物に成長が追いついてしまい、
出荷量が増えた後に品不足になるなど波が生じたと話しています。
（２）公立高校選抜1万852人が合格しました。
今年から前期と後期を一本化して行われた県内公立高校の2024年度入学者選抜で、
県教育委員会は5日、全日制課程フレックススクール選抜64校で1万826人が合格したと発表しました。
合格発表は従来のように各学校で受験番号を掲示する形ではなく、
インターネット上での公表に統一しているということです。
（３）勢多農林高校で入学合否判定ミスがありました。
県内公立高校の2024年度入学者選抜の合否判定について、
県教育委員会は5日、勢多農林高校で本来合格となるはずの受験生2人を不合格にするミスがあったと発表しました。
別の受験生2人についても、志望と異なる学科で合格にする誤りがありました。
県教育委員会によりますと、合格発表後、受験生2人から志望と異なる学科で合格しているとの指摘がありました。
学校が確認すると、合否判定する際の資料で誤りが判明。
謝罪した上で、志望学科に合格していることを伝えました。
この影響で、2人が謝って合格された学科では、本来受かっていたはずの別の2人が不合格にされていたことも分かりました。
学校側は2人に謝罪した上で合格を伝えたということです。
（４）群馬県の日本語教室、オンライン学習が充実していく予定です。
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外国人向けに地元の国際交流協会などが開設する日本語教室がないとみられる「空白地域」が、
県内では19市町村に上ることが県の調査で明らかになりました。
外国人住民が増える中、日本人県民との交流促進や活躍の場の拡大に向け、
言葉を共有する重要性は高まっています。
県は新年度、空白自治体に対するオンラインの日本語教室を開設して、
学習環境の充実を目指していきます。
新年度は教室がない市町村を対象に、日本語講師がオンライン形式で授業を行う実証実験を始め、
1年間は県が連携して教室を開き、
翌年度以降は地域独自で継続できるように支援を進める方針だということです。
（５）ザスパ佐川選手、前橋で衝突事故を起こしていたことが分かりました。
サッカーJ2ザスパ群馬は５日、フォワードの
佐川洸介選手23歳が前橋市内で乗用車を運転中に
衝突事故を起こしていたと発表しました。
ザスパによりますと、佐川選手は4日正午ごろ、練習から帰宅する際に
丁字路を左折したところ、前から走ってきた乗用車と衝突しました。
佐川選手と乗用車を運転していた男性に怪我はありませんでした。
ザスパは「佐川選手に対して厳重注意を行うとともに、再発防止に向けて
改めてクラブ全体で安全運転への意識を徹底する」としています。ニュースをお伝えしました。