00:00
皆さん、こんにちは。ファクトリーオートメーションラジオのお時間です。
本日はですね、ちょっとストックが切れてしまったので、私、ファクトリーオートメーションラジオの高橋が、少し一人でラジオの方をやっていきたいと思います。
本日はですね、私、前から思ってたんですけど、非常にたくさんの方からお便りをいただいていてですね、それで読まれないお便りも結構あるんですよ。
それは少し、私としても心苦しいところではあるので、せっかく送ってくださったので、ちょっと穴埋め回で申し訳ないんですけど、紹介しきれなかったお便りを、私一人で少し回答していくような時間にしたいと思っています。
よろしくお願いします。
最初のお便りは、ラジオデモのずすさんから。
ずすさんですね、9月16日、これ多分第0回の時、第1回の時ですね、送ってくださったですね。本当にありがとうございます。
はい、内容が、私は設備のメカ設計者です。
制御設計者目線で、こういうメカ設計者はありがたい。一緒に仕事をしやすいというような特徴があれば教えていただきたいです。
私もそうなれるように頑張っていきたいです。
非常に前向きなお便りをいただいたんですけど、私自身、生産設備の制御設計の仕事をずっとしているんですけど、やっぱり制御設計一人で仕事をできるというのはほとんどなくて、大体メカ設計とセットで仕事をすることというのがほとんどです。
その中でですね、やっぱりこういうメカ設計者はありがたい。一緒に仕事をしやすい。
まず根本的に一番我々がありがたいと思うのが、前向きに何事も捉えてくれる人ですかね。
逆説的に何か僕たちが仕事をしにくいなって思う人たちは、やはり私たちの仕事に興味をあまり持ってくれない人かなと思っています。
例えばですけど、これが仕様です。あとはよろしくお願いします。何か問題があったら呼んでくださいみたいな。
これはある種、仕事の線引きとしては正しいんですけど、やはりですね、普段我々メカ設計の後工程として、制御設計者は基本的に仕事をするんですけども、
やっぱりどうしても後工程の仕事の流し方って、仕事を流したらそこで一旦おしまい区切りっていう形になることが非常に多いと思うんですよね。
でも後工程の私たちからすると、やはりそれは少し寂しく感じててですね、仕様を出したり、お仕事をお願いした後でも、
例えば、こういうのどうですか、進捗どうですか、何か困っていませんか。それすごいですねとか、なるほど勉強になりますとか、
少し我々の仕事に興味を持ってくれているような形が見えると、我々としては、我々って言うとちょっとあれですけど、
03:07
制御設計者の立場からすると、こちらからも情報を出したりとか、情報を取りに前がかりに取りに行ったりだとか、
そういう建設的な仕事っていうのが非常にしやすいかなと思います。
ここにですね、やはりあんまりその人の仕事がとてもできるとかできないとか、そういうことはあんまり影響してこなくて、
やっぱりそこは姿勢の話に少しなるのかなというふうに思います。
だいたいそういう方は、すごく好奇心が旺盛で、何でも知っているような人になりがちなので、
そうして仕事がよくできる方なんですけど、やっぱり後肯定の目線っていうのはそういう形になりますね。
ただ、当然私自身も自分の後肯定の仕事の方っていうのはたくさんいるんですけど、
そこに自分自身が毎回そのようなことがきちんとやれているかということを振り返ったときに、やっぱりなかなか難しいなと思うんですよね。
仕事は忙しいし、次から次へと来るし、やっぱり自分の仕事を一旦キリをつけて後肯定に流した後、
やっぱりそこまでカバーしている余裕がないっていうのは非常によくわかるところなんです。
ただ、やはり仕事って最終的に設備になって、お客さんを喜ばしてなんぼの世界観になると思うので、
やはりそれに影響する自分の後肯定の仕事をいかに察知しておくかということは心がけたいとは思っていますね。
ただ、これをやるのはやっぱりなかなか難しいなっていうのも当然理解するところなので、
これができないメカ設計は消しからみたいなことは当然思うことはなくて、これがやっている人はプラス100点みたいな。
基本的には仕事は自分に当たられた仕事をきちっとできたら、それは100点なんだと思うんですよね。
ただ、それに周りをもう少し助けたりだとか、気を回したりだとか、そういうことをするともう100点取れますよ。
だから、やっぱりできては当たり前じゃないので、それ自体を絶対できないといけないといけないなっていうことは多分ないと思います。
そんなところですかね。やはりその姿勢面でいうと、そういうことですね。
もう少し次は技術面的なところでいうと、やはりはっきりとこういう形で動かしたいとか、こういう設備を作りたいとか、この設備のコンセプトはこうなんですみたいな話があると、
06:11
我々制御設計者としてはすごくアイデアを出しやすいというかフォローしやすいですね。
やはり上流工程の決めたこと以上のことをやるっていうのは、あと工程側からするとかなり難しいことになるので、最終的にどういう方向でやりたいかっていうことは、
やはりあまり口を出す権限がないというか、そういうのがちょっと薄い状況にあると思っています。
なので、こういうことをやりたいっていうことさえはっきり教えてくれれば、じゃあこういうのはどうですか、こういうのはどうですかっていう形で、とてもやっぱりアイデアを出しやすいので、
一番困るのはやっぱりそのものだけ渡されて、やっぱりいい感じによろしくみたいなの。
やっぱりいい感じにするにもいろいろ方向はあると思うので、
例えばサイクルタイムをとても早くしたりとか、ミスを少なくタイムに立ち上げたりとか、やっぱり物事を進めるに前提とか背景っていうのは非常に重要になるので、
そこがやっぱりパシッとしているお仕事はとてもやりやすいなと感じています。
なので、私が言ったメカ設計者はこういう人がありがたいですよっていう話は万人に共通する話じゃないと思うんですけど、
高橋という制御設計者はこう考えてるんだなぐらいで参考にしていただけるといいんじゃないかなと思います。
今ちょっと偉そうな話をして、少しじゃあ自分はできているのかと思い返してみると、少し恥ずかしい思いを今してるんですけど、ただ私自身もやっぱりそうありたいと思っています。
やはり生産設備っていうのは割と総合プレイみたいなところがありますので、周りに興味を持ちながら連携しながらうまくやっていく。
日本的価値観ではあると思いますけど、そこがやはり日本の価値筋なのかなっていうところを少し感じているところではありますね。
寿司さん、こんな感じでよろしかったでしょうか。
はい、じゃあこのテーマはこれで終了したいと思います。
さて、尺が大体15分ぐらいは欲しいので、もう1件ぐらい読んでいきたいかなというふうに思います。
09:11
と言いながらですね、結構最初の方は全部読んでから寝るみたいなことをやってたので、あとは結構読んだんですけど、あとは何でしょうね。
これ読んだかな。
ラジオネーム生産技術者かもしれない何かさんからいただいたお便りですね。
お便りです。
Excel 使用書やめたーい。何で書きますか。
というお便りいただいています。
ちなみにですけど、私も使用書はExcelで書いてます。
なのでまたかはしは進んでるかというと、そうじゃないんですけど、Excel 使用書について少し自分の考え方をこの場でお話できたらなと思っています。
やっぱりExcelって便利なんですよね、フォーマットとして。
やはりお絵かきソフトとして非常に優秀で、
数式は打てるし、絵は描けるし、吹き出しはつけれるし、
フォーマットは、フォーマットというか書くところですね。書くところは無限に広げていけるし、マクロも使えると、場合によっては。
それが大体の人のパソコンに入っているということで、Windowsのメモ帳並みに実は産業界では汎用性のあるソフトだと思っています。
じゃあ全部Excelでいいんじゃないのって思うんですけど、やっぱりExcelの問題点というのは、データの紐付けがしにくいということですね。
何を言ってるんだと。Excelで書いてるんだから、表検査なんだから、データは吸い出せるじゃないかって普通の人は思うんですけど、
現実にはExcelの中にテキストボックスを書いて、そこに文字を書いているので、データの紐付けもクソもないっていうのが、このExcel使用書の難しいところだなと思っています。
私の仕事が、使用書の自動生成だとか、使用書からPLCのソフトウェアを自動コーディングするとか、そういうことを仕事にしています。
12:07
こういう観点から言うと、やっぱり使用書に書いたものっていうものをタイムリーに引き出せる、ある規格で簡単に引き出せるっていうことができないと、
使用書から何か書かれていることを引っ張って、それをうまく料理して何かを作り出すとか、逆に例えばCADから使用書の中にうまくデータを書き込んであげるとか、
それで毎工程のデータを一元管理するとか、そういう仕事のやり方っていうのがやっぱり難しいんですよね。なのでExcel使用書がやっぱり難しいっていうよりは、Excelのテキストボックスや図形で上からベタベタ貼り付ける、このやり方がやっぱりなかなか難しい、データの連携的な話をすると感じています。
じゃあ何でやればいいのかっていうのは、やっぱりなかなか難しいところですよね。一般的には、例えばITの世界観で見てみると、UMLっていう使用書、使用書っていうよりは、使用書かな、ドキュメントかなを書く共通フォーマットみたいなものはあるんですけど、
UMLも昔使ってみようと思って結構いろいろ調べていくと、UMLの規定で決まっているのって、こういう図形を書きなさいとか、こういう線のひも付けをしなさいとか、結局この図形をどう書くかとか、そういうことしか結構決まってなかったりするんですよね。
その図形をコンピューター上でどう中間言語として持つかとか、そのUMLを書くソフト間でデータをうまくインポートエクスポートしたりだとか、そういうことを決める中間言語の企画っていうのはどうやらあまりそんなに一般的ではないらしいと。
なので、UMLで例え書いたとしても、そのUMLを書くソフトとかツールっていうものに結構依存をして、それをツール間で連携するっていうのも、なかなかちょっと難しい話なのかなっていうふうに私の仕事上の所感で感じています。
なかなか難しいですよね。
私の周りの会社だとか、周りの人間と話をしたときに、最近はDraw.ioを使って書く人たちが少しずつ増えてきているような気がします。
一応、Draw.ioのいいところ、いいところかわからないですけど、図形のデータの中身だとか、その線情報だとか、矢印の情報だとか、こういうものをXMLで書き出すっていうふうなプラグインなのかな。
15:14
プラグインがどうやらあるらしく、それを使ってDraw.ioで書いた使用書のデータを吸い上げて、別の何かに展開していく。
こういうことをどうやらやっているようです。
僕としてもそれはすごくいいことだなというふうに思っていて、ただDraw.ioの使用に結構縛られるっていうところはあるんですけど、そういう形でいかに使用書の中のデータっていうものを上に吸い上げていくか。
吸い上げられるようになると、あとはそれをうまく料理して次につなげていくか、こういうことが考えられるのかなというふうに思っています。
私もやっぱりエクセル使用書がやめたいっていうよりは、データの紐付けが簡単なソフトウェアっていうものを活用していきたいなというふうには思ってますけどね。
もしかするとエクセルに代わるツールっていうものは、もう少しシンプルな形になるのかもしれません。
もしっていうよりは、現状の世の中の流れを見るのであれば、PLMのようなツール。PLMっていうのは製造支援システムですね。
CADやその後の製造システムを一気通貫でつないでデータを一元管理。最初から最後まできれいに流していく。
こういうことをやるようなシステムが現状、プラットフォーマーがしのぎを削っている状況ではありますけど、その中でアプリケーションとして存在していくとか、そういうことはもしかしたらあるかもしれません。
ただですね、やはり生産設備のめんどくさいところは、あまりにも専用機っていうものが非常に多いということで、結構定型に当てはめるっていうことが難しいときがあるっていうことですね。
なので、ちょっと日本語を書きたい、表せないからこれをちょっとどっかに書いておきたいとか、そういうことが出てくると思うので、いかにシステムとして共通化、標準化していくっていうことと、
そういうちょっと外れたことをしたときに、どこにその外れたことを書くのかとか、表現をするのかっていうことをうまく考えたシステムっていうものを今後作っていかないといけないのではないかというふうに私は考えています。
18:09
そんなところですかね、Excel使用者メタアイに関しては。
おっしゃってることは非常によくわかりますと。
でも、Excelはかなりベターな選択肢では現状あるのかなっていうのも思ってます。
ただ、このベターっていうのが全然伸びていかないんで今後。
やはり次にジャンプするためには、この使用処分の共通化やデータ連携っていうものをいかにやっていくか。
こういうことが非常にちょっと大事なのかなというふうに私自身は感じています。
こんなところで、今トークテーマを2つ読ませていただいたんですけど、こういう形で少し穴埋め的に今後も私が一人で喋っていくことがあるかもしれません。
基本的には、今とりあえず1ヶ月間は毎日投稿したいというふうにちょっと考えているので、
だいたい1週間で4本か5本ぐらい我々収録してるんですけど、ただ週7にするためにはやっぱり2本3本足りないと。
そこを少しクリスさんとも協力して、このような形で穴埋めしていけたらなと思います。
というわけで、本日は高橋が喋っている穴埋め会でした。
それでは本日も終了したいと思います。皆さん本日もご安全に。