1. デジタル時代の国語教育を語ろう
  2. #001 国語教育はICTと縁遠い?
2024-07-29 08:45

#001 国語教育はICTと縁遠い?

spotify apple_podcasts
記念すべき第1回放送です。これから週1配信を目標にゆるっと話していきます。

第1回の放送では、国語科とICTの関係について一般的な見られ方を紹介しつつ、今の国語教育がどのような方向に向かっていくのかについて話してみています。

感想はメールでもお待ちしています!
📩 skasaharagfe@gmail.com

お問い合わせGoogleフォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfJO7WWWd2GMDSHMkRSOxrYBHBWputpkdFdNGN66WShYY9-9w/viewform
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/6698777b366ee42128ad2540

サマリー

国語教育とICTの関係性と、ICTを活用した授業の重要性について話しています。

国語教育とICTの関係性
デジタル時代の国語教育を語ろうにようこそ、パーソナリティーの笠原です。
この番組では、ICTを活用した国語の授業実践に関する話題を中心に、Google for Education認定トレーナーと認定コーチの資格を持つ、私笠原が教育にまつわる様々な話を配信していきます。
職員室のスタッフ同士で行われる教育談議のようなものだと思って、ゆるっと聞いてください。
前回は予告編でしたが、今回は記念すべき第一回として、国語化教育とICTをテーマに実際の授業などについて少しずつ話をしていきたいと思っています。
ちょうど先週の土曜日なんですけど、国語と探求のイベントに登壇する機会があって、国語と探求の学習によって学校の外側につながっていくことを本気で考える人たちと色々とお話をしてきました。
どの実践もびっくりするぐらい刺激的で、自分が知らないだけで面白い取り組みをしている人がどこにでもいるものなのだなぁと改めて感じました。
この番組で、ぜひともそのような面白い実践を紹介したり、そういう取り組みに積極的な人をお呼びして、一緒に教育についても話してみたいなぁなんて思っています。
今回はそんな面白い実践の紹介の前に、少し国語教育とテクノロジー、ICTの関係についての前説みたいな話をしていこうと思います。
前回の予告編の配信でも少し触れたのですが、国語の授業からICTはかなり沿道いいものだと思われがちですよね。
少なくとも自分が高校生だった頃は、授業で毎時間ICTを使うなんてことは一切なかったですから、
自分の受けてきた授業のイメージの延長線上で考えていると、なかなか授業でICTを使うというイメージにはならないかもしれないですね。
しかし、国語科で教える内容って教科書を読むということだけではなくて、文章を書いたり遂行したりする、書くことや誰かと話したり聞いたりするようなことも指導受講には入っています。
年齢が上がるほど読むことの授業が増えてきがちであるというのはよく言われていることなので、大人にとって国語の授業というと教科書を読むことが中心的なイメージになりがちなのはそういう理由があるかもしれないですね。
ただ、よくよく考えてみれば当たり前なのですが、大人は自分の仕事で全くテクノロジーを使わない日なんて一日もないですよね。
にもかかわらず、学校の中だけテクノロジーが排除されてしまっているという状況はなかなかに問題なわけです。
国語科は言葉を扱う科目だからこそ、ある意味で全ての教科に影響を与えます。
だからこそ、言葉を学ぶときにテクノロジーと切り離して学ぶことは本当に今の学び方として必要十分なの?というような批判が当然あるわけです。
だからそのような批判を踏まえて、現代社会を生きていく子どもたちが困らないように、国語の授業の中でテクノロジーを用いて子どもたちが自分の課題解決に取り込んでいくような、そういう経験がとても重要になるんですね。
ICTを活用した授業の重要性
実際、自分は授業ではICTがなければもはや授業をどうやっていたかを忘れてしまっているぐらい、テクノロジーを活用して授業をやっているのですが、
そういう国語の授業をやっていると、探求の授業や他の教科の授業でも子どもたちがテクノロジーを使うことのハードルがぐんと下がって、学び自体がとても上手になっていくんですよね。
自分の生徒がどのぐらいすごいのかという自慢話はまたどこかの配信でしたいなと思っていますが、今回は本音から外れるので一旦脇に置いておきます。
ただ、社会の問題を解決するとか、このままの国語教育じゃ良くないからもっとテクノロジーを使うべきだとか、そういう考え方で授業を考えていくのは個人的にはあんまり好きじゃないです。
結局やらされてやるという方向性で授業を考えていても面白くないと思いませんか?
やっぱり個人的にはICTの強みとして、自分の教える教室に何でも面白いと思ったものをどんどんハードル低く子どもたちに手渡せることにあると思うんですよね。
今までは動画一つ見せるにも、例えばプロジェクターのある教室を予約して生徒を移動してもらって準備してとやたらと手間があったと思うんですが、
今はもうYouTubeのリンクを投げるだけで、数クリックで子どもたちが簡単に同じ動画を自分のペースで見ることができるようになっているんですよ。
この差はかなり大きくて、資料の数を授業で増やせるからこそ子どもたちが自分で本当に使いたいな、理解できると思う、そういう資料を選ぶことが自分でできるようになって、
学び方が先生から生徒に一方的に正しいことを教える伝言ゲームのようなことをしなくても済むようになっているんですよね。
また、教室の中に簡単に資料を持ってくるだけではなくて、教室の外側に向けてどんどん発信することもできるようになっているんです。
もちろんリスクがあるので、そうそうハードルとしては低くないのは事実なんですが、どんどん発信をして自分たちの学びを外側の目で評価してもらうということもできるようになっているんです。
こうなると先生と子どもたちだけに閉じていた、評価する、されるというようななんとなく凝り固まっている関係性も変わってくるので、少し面白い可能性がありますよね。
あとやっぱり自分の授業をする人の好きなものを子どもたちと共有しながら授業ができるというのは楽しいことなんですよね。
授業者がなんだか楽しそうに話していると、教室の子どもたちも勢いに乗せられて夢中になることってやっぱり多いんです。
わざわざポッドキャストでこのようなニッチな番組を聞こうとしているリスナーの皆様であれば、おそらく何かこういう楽しくてワクワクするような国語の授業を期待しているのではないかなと思っています。
そういう面白いICTの授業はたくさんあるので、この番組でおいおい紹介したいなと思っているので楽しみにしていてください。
さて、国語とICTやテクノロジーのことについてきた今回の配信はいかがだったでしょうか。
実質的に今回が初回配信なのでまだまだ大雑把なことしか話していないところなんですが、これからどんどん具体的な授業の話もしていきたいと考えています。
今回の配信を聞いて何かいい学びがあったよとかいいなと思った人からいいねをもらえると番組作成の励みになります。
また、アウトプットの一環としてぜひ気軽にコメントをください。コメントにはできるだけお返事をします。
また、SNSでのシェアも大歓迎です。概要欄のメールアドレスやGoogleホームに直接感想やご意見をいただいても嬉しいです。
この番組は毎週1回配信されます。毎週更新されるエピソードでは最新の教育トレンドや教育実践に関する具体的なアドバイスもお届けする予定です。
次回の配信もお楽しみに。ではまた。
08:45

コメント

スクロール