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2024-12-25 39:44

#68 聖夜もダイアログ!なぜ、なんのために働くのか?【お便り回】

▼番組のnote:
Dialogue cafe | note

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▼内容:
クリスマス、初めてのお便り回/「女性は働かなくてもいいのに、なぜ辛い思いをして働くのか?」/仕事は基本的に辛いもの?/楽しさは目的ではなく結果/経済的自立を失う怖さ/言う相手がいないと文句がなくなる?/脱・他責思考/自己決定感は幸せの条件/環境を変えれば変わるもの/女性が働かないことの大きすぎるリスク/依存先を複数持つ/親は子の一番のロールモデル/楽しそうな親でいよう

▼出演:
MC
田中優子(元クラウドワークス取締役、ビジネスアドバイザー、社外取締役、1児の母)
岡澤陽子(ブランドコンサルタント、戦略リサーチャー、ビジネスメンター、2児の母)


▼関連エピソード:
#2-5 マネジメントの難しさと女性が働くということ
#19-1 米国女性100年の歴史!キャリアと家庭両立への長い旅
#29-3 女の時代?だからどうした、わたしは私
#41-1 求めよ、さらば与えられん!キャリアとライフをトレードオフにしない働き方
#52-2 哲学?瞑想?スピリチュアル⁈己に向き合って咲く幸福の花

サマリー

このエピソードでは、リスナーからのお便りを通じて、働くことの意義や女性の働き方について話し合います。また、仕事が辛いものであるという前提や、経済的な理由からの働くことの定義についても掘り下げています。さらに、仕事の意味や働く理由について語られ、家庭環境や親の影響が自分の価値観に与える影響が探求されています。また、経済的自立や仕事の楽しさが生活に与える影響についても触れられています。対話は、なぜ働くのか、仕事の楽しさや辛さについて多様な視点から展開されます。特に、マネージャーとしての視点や職場環境の変化が自己決定感や幸福感に与える影響について考察されています。加えて、仕事と家庭の両立、そして親としての役割について深く掘り下げており、特に親が楽しく生きることが子供に与えるポジティブな影響に焦点を当てています。

リスナーのお便り紹介
スピーカー 1
スジガキのない対話から、新しいアイディアと自分自身に出会う場所。この番組は、様々なテーマで楽しみながらお届けします。
クリスマス?
スピーカー 2
クリスマスイブです。
スピーカー 1
イブです。あの、年の瀬も迫ってきて、今日はですね、
初!
スピーカー 2
初の、待望の、いつかやりたかったお便り会をやろうと思います。
スピーカー 1
嬉しいね。
そしてね、あれ、マイクをね、今回ね。
スピーカー 2
そうそうそう。
スピーカー 1
ピンマイクをね。
スピーカー 2
アップデートしました。
スピーカー 1
アップデートして、ちょっと初めてピンマイクで収録するっていうのをやってるんで、ちょっとドキドキがいろいろありますけれども。
そうだね。
はい、あの、ささやかに募集したね、お便りをくださった、
スピーカー 2
ほんとほんと。
スピーカー 1
友達じゃない人、友達じゃない人っていう言い方があるんだけど、
もともと知ってるわけじゃなくて、純粋にね、リスナーさんからメッセージが届いて、
かつ、結構ね、いいお手紙をいただいたんですよね。
スピーカー 2
そうなんです、そうなんです。
スピーカー 1
それをちょっとね、今日はお話してみたいなということで、
スピーカー 2
ちょっとじゃあ、そのお便りをご紹介したいと思います。
スピーカー 1
はい、お願いします。
スピーカー 2
田中様、岡沢様、初めまして。
名古屋でメーカー勤務をしている、32歳、わーままです。
今年の夏にお二人のポッドキャストに出会い、全話拝聴しました。
全話だよ。
結構量あるのにね。
スピーカー 1
そうよ、150本くらいあるよ。
スピーカー 2
ほんとにありがたい限りです。
どの話も学びと共感の嵐で、毎回首がもげるほどうなずきながら聞かせていただいています。
お二人のご意見を伺いたいことがあり、メールさせていただきました。
トラツバ第22週107話にて、裁判官の仕事について聞きたいという、
ナオアキの生徒たちがトラコの元にやってくる回で、男子生徒から、
どうして女性は働きたいの?自分からつらい思いをしに行ってるってこと?
女は働かなくてもいいんだ。そっちの方が得だろ?という発言がありましたが、
もしお二人が男子生徒からこのような質問をされたら、どのように回答されますか?
正直私は、めちゃくちゃわかると共感してしまいました。
私は、仕事とは基本的につらくて苦しくて耐え続けるものであって、
不労所得が得られるなら得たい。宝くじが当たれば即刻仕事を辞めたいと思っていました。
特に子どもと過ごす楽しい時間を削って、つらい仕事をする意味ってなんだ?
と改めて問われたような気がして、答えが出せず苦しかったです。
自問し続けながらお二人のポッドキャストを聞いたり、
いろんな方の本やノートを読み漁ったりする中で、
世の中にはやりがいを持って仕事をしている人が本当にいるんだ。
つらい仕事を耐え続けている人ばかりじゃないんだ、という当たり前のことにはっと気づき、
今はそういった環境、仕事を目指して転職活動中です。
お二人は、女性が働くということについてどのように捉えていらっしゃるか、
改めてお伺いできれば嬉しいです。
特に岡沢様は専業主婦も視野にあった中で、
それでも時短からフルタイムに戻して働き続けることを選択されたお考えの編成について、
可能な範囲で詳しくお伺いできれば幸いです。
というお便りをいただきました。
女性の働き方についての考察
スピーカー 1
ありがとうございます。
スピーカー 2
ありがとうございますだね。
スピーカー 1
もうめっちゃ、本当よくぞ聞いていただいているリスナーの方なんだっていう感じのお便りだよね。
スピーカー 2
本当にそう思う。本当に多分全話聞いてくれてるんだよね。
そう。
スピーカー 1
すごい。
我々的にも、30代の女性の方っていうことなので、
スピーカー 2
ロコさんもいらっしゃるよね。
スピーカー 1
誰に向けてこのポッドキャストやってるかっていう具体的な何かがあるわけではないんだけれども、
こういうモヤモヤとか抱えてらっしゃる女性の方、働くお母さんとかは、
私たちが減ってきた道とかも振り返りながら、結構イメージするところはあるよね。
スピーカー 2
あるある。
あとなんか、本当にそれぞれだから正解とかないんだけど、
こんな考えもあるんだとか、こんな道もあるんだみたいな複数の選択肢を知ることで、
なんかちょっと楽になったりとか、一歩で踏み出せたりみたいなこととかもあったりするから、
そういうところ嬉しいなって思ったのと、
あと一方で、働かなくてもいいのに働くのはなんでみたいな人に対して、
共感したっていうこととか、そもそも女性が働くことについてどう思うかみたいなのって、
スピーカー 1
今逆に聞きにくいと思うわけ。
スピーカー 2
当たり前じゃん。
働きたいけど働けないっていう人の、そういう人を支援したりとか、
スピーカー 1
そういうムードがあるから、私はできるなら働きたくないみたいな、
働きたくないっていうか、働くことに対して意義をなかなか見出せてないっていう人って、
なかなか手紙が狭かったりとかね、
でもさ、一方で若い人に聞くと専業主婦を希望する女性が実は多いとかね、
むしろ増えてるとかいう声があったりして、
だから本音ではそう思ってるけど、なかなか言い出せないみたいな方もいるのかなって気がするよね。
スピーカー 2
だからなんか、実際多いんじゃないかなと思うんだよね。
スピーカー 1
なんか言いにくい風潮を立てるだけで。
でもね、お便りにもあったけど、
スピーカー 2
前提としてやっぱ仕事って楽しくないって、
スピーカー 1
生活のために必要だから仕事してるけど、
仕事の定義と価値観の再考
スピーカー 1
男性でも女性でもそう思ってる人っていうのは、
スピーカー 2
どうなんだろうね、でも結構多いんだろうと思う。
もしかしたら半分ぐらいは、できるならするのかも。って思ってて、
だからなんかやりがいとか楽しいとか言われるとちょっとしらけちゃうっていうか、
スピーカー 1
仕事ってそんなんじゃないじゃんみたいな、
お金さえもらえるやっていうか、もらうために私は耐えてるみたいなさ、
スピーカー 2
辛いことに耐えてるって思ってる人は、
どうなんだろう、わかんないけど結構周りはいるんじゃない?
なんかね、この男子学生の発言をさ、お便りいただいて、
私もあの回もリアルで見てたけども、
改めて発言をちょっと見てみると、
スピーカー 1
3つ分解できると思ったわけよ。
スピーカー 2
1つはさっきまさにゆう子ちゃん言ったみたいに、
仕事とは辛いものであるっていうのが前提になってるじゃん、
この質問の背景って。
でもなんかその前提ってどこから来てるのかなっていうところ。
しかもこの質問をした学生さんとかはまだ働き始めてもないわけじゃん。
だけどもその前提に立って質問してるじゃん。
なんかそれってどこから来たのかなというのと、
あともう1つは、働くっていうのが経済的に稼ぐ。
っていうことにイコールになってるんだけど、
でもなんかさ、この歳になって考えてみると、
働くって別にそれだけでもないから、
スピーカー 1
まあね、そうであってほしいね。
スピーカー 2
そうそう、でも働くの定義が、
この会話の中では経済的に稼ぐっていう、
かなり競技の話をしてるなっていうのが2点目で、
3つ目は、女は働かなくていいっていうのを前提にこの男の子質問してるじゃん。
でもこれってパートナーがいて、
スピーカー 1
パートナーが経済的に家族全員を支えますっていうモデルが前提になってるじゃん。
スピーカー 2
で、今さ、単身世帯の方が多いんだよね、世の中ね。
スピーカー 1
まあね、未婚率も高いし、離婚する人も多いし、
シングルマザーも、マザーだけじゃないけど、
ずっと結婚しない人、結婚しても離婚する人も3組に1組離婚するっていう時代だし、
もちろん、どちらか結婚はしたけれども、
亡くなるとかさ、働けないとかね。
スピーカー 2
体壊しちゃってとかもあるしね。
スピーカー 1
あと、高齢になって、60代、70代になって、
やっぱり収入が、宅配がそんなになくてとかっていうケースもあるし、
そうなんだよね。
スピーカー 2
だから結構この質問ってやつって、
いろんな前提が当たり前みたいな価値観のもとで生まれてる質問だなと思ったわけ。
その男子学生が。
だからこの前提となっている当たり前が本当に当たり前なのかみたいなところも、
やっぱり考えた方がいいんじゃないかなって思ったんだよね。
バクッと考えるだけじゃなくて。
で、考えた時に、最初にさ、
仕事がつらいものっていう考えとかで、
お便りくださった鈴木さんはどこでその考えが出たのかなって思ったんだよ。
で、私自身はさ、母に言われてきたわけよ。
うち母は仕事は厳しいものだと。
そんな甘いもんじゃないって。
つらいもんだっていうところまで行ったかどうかわかんないけど、
なんていうのかな、楽しいよとか、こんなことができるとか、
楽しい側面を聞いたことがないんだよね。
で、だからやっぱり自然と仕事って、
なんていうのかな、頑張る、つらくて頑張るもの、
でもやらなきゃいけないものみたいな感覚が私の中にはあったんだよね、ベースとして。
で、それってすごい親は全くそんな変な呪いをかけてるつもりもなかったと思うし、
ピュアに思ってそう言っただけだと思うんだけど、
結構ね、大きな願を残したなと思うわけ。
スピーカー 1
うちもそうだよ、仕事が楽しいものだなっていうコミュニケーションされたことはないね。
たぶん世代的なものもあると思う。
価値観として、仕事が楽しいものだなんて言い出したの最近なんじゃない?っていう気がする。
楽しいなと思って働いた人もいると思うけど、
スピーカー 2
結果として楽しかっただけであって。
スピーカー 1
楽しむために仕事をしようとか、やりがいを感じたり、
生き生きとした、自己実現のために仕事をしようなんて言い出したこと自体が、
わりと日本が本当に豊かになって、
なんかやっぱりうちの親とか、父は中卒で働いてるから、
明らかに生活のためなんだよね。
家業があって、家業を手伝っているわけだけど、
小学生の時からバイトしてるのね。家族を養うために。
だから、高校も行きたかったけど、経済的理由で行かせてもらえなかった。
行く必要ないって言われて、
だから本当は学校行きたかったけど、
働く意味の探求
スピーカー 1
自分がやりたい、もし自分が若さを楽しむっていう人生が選択できるなら、
それは勉強というか、学校行きたかったけど、
それはできなかったから、せざるを得ないものとして仕事をしてましたっていうのが前提として父にはあって、
仕事面白いなっていうのは、
どっかの、もちろん面白い要素がゼロではなかったかもしれないけど、
でも楽しいものだっていうことは言われたことはないし、
でも振り返ったらあると思うよ。
これは面白かったとかあるかもしれない。
でもやっぱりそういう感覚は多分、
そういうふうに子供に言ってくれたことはない。
スピーカー 2
お父さんの姿は辛そうだった?それとも楽しそうだった?仕事してると。
スピーカー 1
どうなんだろう。
どっちとも思ってなかったかな。
楽しそうだなとも思ってない。
むしろ最近の方が思う。
最近っていうか、
ヨコちゃんお母さんも働いてるでしょ。
お母さんも働いてて。
スピーカー 2
2人とも仕事してる姿って。
スピーカー 1
なんか母は学校の先生っていうか保健の先生だから、
なんか楽しそうっていうか、
遅くまで残業してるとかっていうイメージはなかったけど、
でも仕事が楽しいよみたいなことは母は別に言ってはくれないし、
でも割と気楽にやってるようには見えてた。
辛そうには見えなかったけどね。
で、辞める辞めないの話が出たことがあって、
それは母がじゃなくて、
父親の会社をおばあちゃんがそろそろジムをやってたんだけど、
引退するために母がそのジムをやるっていうので、
仕事を辞めて父親の会社を手伝うっていう話になった時に、
母は辞めたくなかったのね、
その先生の仕事を。
それでなんか辞めたくないのにみたいなことを言ってたから、
ってことは仕事をそれなりに楽しいのかな?
好きなのかな?
でも母は言わず、好きもあったけど、
定年まで勤めたら、
学校の先生ってさ、結構年金があるじゃん。
公務員の年金みたいな、そういうのが結構大きいから、
それが満学欲しかったからっていうお金だったって。
でも母も実家は決して裕福じゃなくて、
奨学金もらって、4代受けたけど浮かんなくて、
短大行って就職したっていう感じだったから、
奨学金を返すのが大変じゃん。
公務員になったら返さなくていい奨学金だったんだって。
それで公務員になったんだって言ってたから、
とにかくやりがいを、たまたまやったらやりがいを感じたり、
楽しかった部分もあると思うんだけど、
でもやっぱり生活のためだし、
自分が稼げる仕事を選択しよう。
やれる仕事を選択しよう。
スピーカー 2
選択の余地はほとんど父に限ってはないよね。
スピーカー 1
家業だし、学校も行ってないし、
普通の会社で働いたことないんだよね。
せっかくやるんだったら、
父が会社で仕事をし始めた時は、
自営業の職人みたいな感じで働いてたんだけど、
父が株式会社にして、
ビジネスとして大きくしていこうみたいな、
おじいちゃんはなかったんだけど、
父はそういうタイプだったのね。
経営みたいなものにどんどんシフトしていくにつれ、
結構面白いというか、こういうことをしたいとか、
自分の意思がかなり出て、
おじいちゃんが結構ね、
50代で脳一血かなんかで、
働けなくなっちゃったのね。
それで結構早い段階で父親が、
たぶん私が物心ついた時のおじいちゃんはその状態だから、
父親はたぶん30前後ぐらいで、
ついでる感じ。
なんで自分で自由にできたっていうのもあるんだろうね。
だからむしろ今の父親を見てると、
スピーカー 2
まだ仕事をやってるし、
スピーカー 1
常にやりたいことがあるっていうバイタリティーは、
嫌いだったらああはならないなっていう感じはする。
でもやっぱりお金、
経済的な自立とか家族を養うとか、
豊かになるっていうことを、
スピーカー 2
そこがたぶん厳選だから。
親の影響と経済的自立
スピーカー 2
楽しいとかそういうことはついてくるっていうか、
楽しいためにやるっていうよりは、
スピーカー 1
後からついてきたって感じなのかな。
もちろんね、稼げれば何でもいいとかそういうのではないと思うんだけど、
そういう感覚はあるから、
私そういうふうにコミュニケーションされてた。
働かざるものを食うべからずじゃないけど、
割とそういうことを父親は言うタイプで。
スピーカー 2
でもやっぱり家庭環境の無意識のすり込みは、
私はとても大きいと思うんだよね。
働かざるものを食うべからず、
それは男女とか関係なくね、
っていうすり込みがベースにあると、
まず働くっていうのを前提として考えるじゃん。
そうだね。
だけどたぶん私とかは、
きついっていうのを普通言われてたのもあるけど、
母親専業主婦で、
でも専業主婦を完璧にやりますみたいな、
親の下で育ってきて、
専業主婦になれとか言われてないんだけど、
だけど、
なんていうの、
働いてある一定の年齢になったら、
パートナーが欲しいし、家族が欲しいし、
子供が生まれたら、
自分の最優先は子供で、
そっちをとにかく優先するべきなんだ、
っていう風に思っていたし、
なんなら仕事そんな楽しくないんだったら、
そっちに全振りしちゃっていいんじゃね、
みたいなぐらいに思ってたんだよね。
20代とか全然。
だけど一方で、
真面目だから、
来る仕事は一生懸命やるし、
責任感もあるから圧倒したいし、
それをやっていくと、
なんかだんだん楽しさみたいなのは見えてくるし、
なんていうの、
仕事のストレスもあるし大変なんだけど、
大変だからこそ、
それを超えたときのアドレナリンみたいなのって、
そこでしか味わえないみたいな、
面白さみたいなのはあったと思うんだよ。
だから私なんか、
子供ができて辞めますとかさ、
結婚して辞めますみたいなのも、
私たちの時代全然まだまだいたじゃん。
スピーカー 1
それこそ同期とかでも。
スピーカー 2
だからその詮索誌を取ろうと、
私が取らなかったのは、
積極的には、
やっぱりどこかでアドレナリン、
仕事で出るアドレナリンが楽しかった、
楽しいって思いがまず一つあるのと、
あともう一つはやっぱり、
経済的に、
子供で自由になるお金がないっていうのは、
理屈じゃなくてちょっと怖いっていうか、
スピーカー 1
のもあったと思う。
そうなんじゃない?
そうなんじゃないっていうか、
逆に私は、
ユコちゃんそうだよね。
スピーカー 2
怖いよね。
仕事へのアプローチの変化
スピーカー 1
怖いよ。
怖いし、母がとにかくそういう人なわけ。
経済的自立を失うことに対する、
興味というか、
そこがめちゃくちゃあるわけ。
貧乏になりたくないし、
自分自身が収入を持ってないと、
何があるかわからないっていう、
結構その意識は強い人で、
だから働き続けなきゃいけないし、
だから彼女が学校の先生辞めて、
お父さんの仕事を手伝うってなると、
それは一心同体じゃん、家族が。
リスク返事できないことに対する、
自分自身が結局、
もちろん働いて給料もらうけど、
他人からもらうんじゃないからね。
っていうのは、
すごいあったんだろうなと思うし、
スピーカー 2
だからなんか、
わかるわかる。
前もね、
ポッドキャストの中で
よくちゃんと話したと思うんだけど、
ただ一方でさ、
うちの母は専業主婦で、
家庭の仕事をちゃんとやっていたし、
めちゃめちゃ忙しかったし、
ある意味だから働いている、
経済が平価値ではないけど働いていて、
完全に役割分担ができていて、
それを父も感謝をしているし、
成立をしているし、
っていう中で、
そのモデルを見ているから、
別にそれもありだなっていう気持ちも
やっぱりあったと思うんだよね。
だから専業主婦っていうのも別に、
考えたこともありませんとかいうタイプで
私はないのは、
多分そこにモデルがあったからだと思う。
っていう中で、
でもなんていうのかね、
トランジション期間っていうか、
いろんな価値観が混ざり合っているのが、
多分20代後半から30前半ぐらいな感じで、
どっちもありだなみたいな、
でもこのアドレナリンも捨てがたいなとか、
経済的なね、
自分一人での経済的なものがなくなったら
怖いなとかいうのがあって、
でも私、
結構仕事に対しての考えが振り切れたのは、
子供を産まれて復帰して、
それこそ鈴木さんも、
子供との楽しい時間を削ってまでって書いてあったけど、
削ってまでやる仕事だったら、
楽しくないと意味ないなと思ったのね。
でないと、
すごい360度辛いっていうかさ、
子供にもごめんね、ごめんねって、
保護してあげる時間が少なくてごめんねだし、
会社もつらいつらいだと、
自分全方位つらいわと思って、
それはすごい人生もったいないというか、
子供に対しても申し訳ない気持ちになったんだよね。
で、
そこが結構切り替えで、
でもじゃあ、
私の場合は仕事が変わったかっていうと、
普通にそのタイミングですぐに変わったわけではなくて、
同じ仕事なんだけど、
受け止め方が変わったの。
自分の仕事の受け止め方。
スピーカー 1
それはさ、仕事の内容そのものは好きだったんじゃないの?
スピーカー 2
だから、たぶんベースは好きだったんだと思うんだけど、
仕事の楽しさと辛さ
スピーカー 1
そのしんどさは仕事の内容とか、
上司との関係とか、
というより、
逆にもっと全力でやりたいのに、
やれない辛さみたいな話をしてた気がするんだけど、
スピーカー 2
それもある。
それ以外にも、
あったんだ。
うん、そうね。
20代の時とかも、
すごい仕事好き、楽しいって走ってる時と、
つまんねーなーみたいな。
スピーカー 1
早く早く、育休入りたいな、みたいな。
スピーカー 2
感じの時っていうのは、結構あって、
常に走ってる感じでは、やっぱない。
スピーカー 1
でもさ、100%楽しい仕事っていうのも、
スピーカー 2
それもない気がするよね。
スピーカー 1
そんななんかさ、
毎日も楽しくて楽しくてしょうがないみたいな、
何一つ辛いことないみたいな、
スピーカー 2
そんなことないよね。
ないない。
そう、育てないものが出たりっていうか、
ってところもあるし、
だけどやっぱり、
気持ちの持ちようは結構大きいなと思って、
気持ちの持ちようでさ、
面白かったのが、
自分の仕事に対する向き合い方が変わった点・観点は、
子供のことと、
あともう一個は、マネージャーになって、
文句言う相手がいなくなったっていうか、
自分がマネージャーじゃないときは、
マネージャーに、
いや、ちょっともうね、
マジ、離婚しそうなんですけど、みたいな、
こんなね、いろいろもうちょっと案件多すぎて、
こんな時間塞いでた、
家庭ヤバいです、みたいなことを言ってて、
横田さん、30代は忙しい時期なんだよ、とか言って、
そんなに反論してませんよ、みたいな話をしてたんだけど、
自分がマネージャーになったら、言う相手がいなくなって、
で、そうすると、
なんか相手いないから、
持たなくなった、クマを。
スピーカー 1
そういう問題なんだ。
スピーカー 2
確かにね、それは結構おっきいんじゃないかなっていうか、
スピーカー 1
言霊かね。
言霊もあるし、
スピーカー 2
だからさ、
なんかどっか多席にしてたんじゃない?
文句を言う相手っていうか。
で、相手がいなくなって、
しかもなんか文句よりも、
自分が面倒を見て、
人と案件と、みたいなのが出てきた時に、
なんかそっちの方が大事だから、
そっちの方意識がいって、
スピーカー 1
すごい楽しくなった。
なるほど。
スピーカー 2
そう、だから、なんか不満とか辛さって、
例えば仕事のせいとか、
このコース考えずに降ってくるこいつのせいとか、
マネージャーの視点
スピーカー 2
なんか相手のせいにしてると、
結構高まりやすい気がするわけ。
スピーカー 1
なるほどね。
スピーカー 2
そう、だから、なんかそれを、
例えば自分を守護にするっていうか、
そのほうにどんどん持ってきちゃうと、
スピーカー 1
ちょっと薄らぐというか、
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
感覚があって、
スピーカー 2
で、そして言わなくなると、
なんか割と好循環というか、
なんか面白い方向になってったんだよね。
なるほどね。
スピーカー 1
そうか。
スピーカー 2
ぶつける相手がいないっていうのはいいことだね。
スピーカー 1
そうなんだね。
それをでもさ、周りのさ、
なんか同期とかさ、
社外の人だとしてもさ、
そういう同じような立場の人に愚痴を言うとか、
そういうこともしなかった。
そんな時間、そんな暇もなかった。
スピーカー 2
愚痴とかはなかったね。
もちろんマネジメントの大変さ、
いろんな人がいる中で、
みたいな話で相談したりとかはあったけど、
多分両立的な悩みみたいなのは、
その時点からなくなった気がする。
スピーカー 1
なるほどね。
スピーカー 2
時間的裁量もできたっていうのもあるかもしれないけどね、
マネージャーで。
スピーカー 1
そうかもね、働き方とか。
スピーカー 2
そう、働き方とか、
案件やるやらないとか、
どういうレベルでやるかとかみたいなのも、
裁量がある程度できたっていうのもあるけど、
でもそれもさ、担当者だって、
やろうと思えばやれるし、
交渉できることだから、
多分もっとスタッフのレベルからでも、
自分はこうしたいとか、
ちゃんと自分のスタイルっていうか、
主張したり、話し合ったりするのは、
全然アリなんだと思うんだよね。
でも真面目だと、
言われたことを全て120%で全部やるみたいなのが、
当たり前っていうか、
みたいな感じになっちゃうけど、
必ずしも、
それを絶対やらないといけないってわけでもないし、
例えば、案件複数持ってる中で、
全て120%でやったらオーバーしますみたいな時に、
自分はここに優先順位つけたいんですけどとか、
スケジュール交付にして回したいんですけどみたいな、
ちょっとここでピーク重なっちゃうんで、
これ難しいのでとかって話をね、
例えば上とするとかさ、
そういう主導権みたいなのを、
自分で持っていくと、
なんかね、やらされ感というか、
がなくなって、
ちょっと楽になるんじゃないかなと思うんだよね。
心理学の中でもね、
幸せ、
自分の幸せじゃないって感じ。
自己効力感とか、
自己決定感がないと、
やっぱり、
なんていうかな、
アンハッピーな気持ちがすごく高まっちゃうんだよね。
だから、
どんなポジションでも、
ちょっとでも、
スピーカー 1
自己決定できる、
みたいな要素を意識して作っていく。
スピーカー 2
みたいなのは、
仕事を楽しい感じるみたいなのに、
それは少し貢献するんじゃないかなっていう気も、
学んだ経験から思った。
スピーカー 1
なるほどね。
結構自分の受け止め方次第で、
辛さを転換できるっていうか、
自分でコントロールできるものも実はあるんだっていうことを、
気づくっていうのはあるかもね。
スピーカー 2
あとさ、ゆうこさん、
ゲストにも来ていただいた、
高藤さん?
そう、高藤ゆうこさんの、
ソーシャルグッド転職の話でも、
A社だと全然使えねえっていう人が、
B社だとめっちゃ輝いてます、
みたいなことも、
本当によくありますって話してたしね。
だから、
いろいろ工夫してみても、
どうにもこうにもつらいんだから、
そこは自分のいる居場所じゃないって思うのも、
絶対大事だよね。
スピーカー 1
そうなんじゃない?
転職は全然ある選択肢だから、
どこ行ってもつらいんじゃないっていうか、
環境を変えれば、
それはもしかしたら部署が変わるとか、
上司が変わるとか、
それだけでも違うかもしれないし、
もう会社そのものが、
考え方がどうしても自分は入れないとかね。
例えば、完全に女性はこういう働き方しなさいとかね。
全員長時間労働とかね。
そういうんだともうやっていけないなって思うんだったら、
全然転職してやりがいを。
あるいは少々の長時間労働になっても楽しいって思えたら、
そこに対する不満はなくなるわけで、
つらいから長時間労働で、
なんでこんな私は耐えなきゃいけないんだって、
被害者感がすごい出てくるわけじゃん。
その組織の自分が一員だって思えれば、
自分で選択した、
もうちょっと働きたいなとか、
もうちょっといいものにしたいなとか、
そういう気持ちで働ける環境があるんじゃないかなって思う。
スピーカー 2
専業主婦っていう選択肢もね、
私は別に悪いものじゃ全然ないと思うのよって、
いろんな家庭があるし、
例えば子どもの病気とかね、
いろんな事情の中で、
問題は働きたくても働けないとか、
いろんな状況があると思うんだけど、
ただ一方で、
やっぱり今の世の中、
何があるかわからないし、
なんていうのかな、
自分で自分の選択肢を狭めてしまうっていうのは、
スピーカー 1
怖い、そういうリスクがあると思うんだよね。
私はむしろそれを強く感じるっていうか、
ずっと離婚しないって言い切れますか?とかね、
別に素晴らしい旦那さんだと思いますよ、
優しい旦那さん、円満な家庭かもしれないけれども、
でも何があるかわからないし、
あるいは円満な家庭生活があっても、
旦那さんが突然亡くなるとか、
病気になるとか、
スピーカー 2
そういうことだってあるし、
スピーカー 1
親の介護の問題、いろんなことがあって、
結局旦那さんの収入だけで生活するっていうことが、
働く選択肢の重要性
スピーカー 1
自分自身の自由や、
あるいは自分の子供、
子供もいたら、
自分一人なら何とでもディセットしてやれるけど、
仕事がない、
何年も働いてなくて、
十分な収入が得られませんっていうような時に、
子供を育てていくっていうことが、
やっぱりシングルになると、
やっぱり難しくなっちゃうとか、
その手が結構、
仕事がつらいっていうこと以上に、
もしかしたら家庭生活がつらいみたいな、
そこから、
仕事は辞められるとか転職できるけど、
家庭を辞めるっていう選択肢を、
自らなくしちゃうことを意味するなって、
それはね、
スピーカー 2
女性が弱くなっちゃうというか、
やっぱね、
怖いよね。
すごくリスクだと思うし、
あとさ、子供もね、
いつか育つから、
人生80年とか100年で考えたら、
子供が育った後の方が長いわけよね。
なった時に、
子供以外の世界を複数持っておくっていうのも、
やっぱり大事だと思うし、
その中の一つが、
お金も稼げるんだったら、
ラッキーじゃないぐらいな感じで思う。
だからなんかすごい、
あの便り読んで、
仕事との向き合い方
スピーカー 2
とても真面目な方だと思うの、
鈴木さんは。
真面目だし、子供のことも大好きだし、
すごくいろんなことに真摯にね、
向き合ってるんだろうなって思うから、
真面目だからこそ、
選択肢が少なくなると、
スピーカー 1
自分を追い詰めちゃう可能性もあるから、
スピーカー 2
ちょっとでも楽しいって思うような、
職場だったりとか、
仕事の内容だったりとか、
気持ちの持ち方みたいに大事だけど、
スピーカー 1
そういうのを見つけて、
スピーカー 2
柱をいくつか作って、
自分の依存する柱を
作ってあげるっていうのが、
やっぱり、
安定としてはいいんじゃないかなって気がするよね。
精神分析の人もさ、
精神科医の先生とかも、
依存が怖いな。
もともと人間は依存する生き物だから、
依存するなではなくて、
依存先を複数持った方がいいと。
複数持つと、
一つ倒れても、
自分が保てる。
だけど、一つしかないと、
それが倒れたときに、
スピーカー 1
本当に脆くなっちゃうから。
そうだよね。
スピーカー 2
そう。っていう、
スピーカー 1
柱ぐらいの感じ?
スピーカー 2
そうね。
受け止めてもいいんじゃないかな、仕事。
スピーカー 1
そうね。
そうですよ。
なんか、
仕事も、
仕事にすごいがんじがらめになっちゃう必要はないし、
そんなことはないと思うけど、
逆に仕事も、
自分のオプションの一つとか、
スピーカー 2
自分のある面、
スピーカー 1
ある側面として、
持っとけば、
いいのかなって気がするよね。
スピーカー 2
もっと軽く考えてもいいかもしれない。
スピーカー 1
でも本当につらいのかもよ。
スピーカー 2
でもさ、32歳でしょ?
メーカーでしょ?
多分めっちゃ忙しいんだよ。
スピーカー 1
名古屋でメーカー勤務をしているって聞いたときに、
知り合いかって思ったもんね。
思ったけどね。
そうだよね。
自動車関係かもしれない。
スピーカー 2
そうだね。
もうちょっと妄想で話すけど、
きっとマッチョで、
まだ昭和の香りも残るような会社なんじゃないかな。
スピーカー 1
そうなんだろうね。
スピーカー 2
っていう妄想をしたときに、
スピーカー 1
そんな軽くなかなか回せない環境ってあることも、
スピーカー 2
それはあると思う。
でも工夫してみて、
どうにもこうにもならないんだったら、
もうすでに活動もしてるってことだけど、
別の環境を探すのは全然アレだよね。
スピーカー 1
本当だよね。
スピーカー 2
そう思いますよ。
スピーカー 1
思いつめないでください。
楽しくね。
その方がお子さんとの関係もね、
本当に良くなるんじゃないかな。
スピーカー 2
そうなの。
私もう一つお伝えしたいと思ってたのが、
まだ本当にちっちゃいと思うからね。
32歳でしょ?だからちっちゃいし、
やっぱり親は子供のロールモデルになるから、
お子さんが思ってる以上にね。
だから親が人生楽しく生きてる方が、
子供にとって絶対プラス。
そうだよね。
だからなんかすごい辛い。
そうだと多分子供とても心配。
お母さんとか心配すると思うし、
仕事大変なんだなってきっと感じちゃう部分もあるかもしれない。
大変なんだって思っちゃうかもしれない。
なんかね、お子さんへの影響っていうのを考えても、
楽しむって欲しいなって。
スピーカー 1
そうだね。
そうですよ。
子供もね、もっと成長してね。
自分自身の時間を増やしていくしね。
スピーカー 2
そうだね。だんだんね、
スピーカー 1
早々、親との時間も減っちゃうしね。
スピーカー 2
そうですよ。
もしね、行動して何か変化とかあったり、
また質問とかあったら是非是非。
親子関係の重要性
スピーカー 1
1個目からすごいいいお便りをいただきました。
実はもう1個、同じ鈴木さんからいただいてる質問があって。
スピーカー 2
同じ鈴木さんなんだっけ?
スピーカー 1
同じ鈴木さんでしょう。
これはちょっと次回お話ししたいなと思います。
スピーカー 2
こっちは軽く。
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