00:01
スピーカー 1
Dialogue cafe。筋書きのない対話から新しいアイディアと自分自身に出会う場所。
この番組は様々なテーマで楽しみながらお届けします。
今回はですね、またゲストをお呼びしているんですけれども、山下真実さんです。
スピーカー 2
よろしくお願いします。
スピーカー 1
ご近所ママで、私の息子の同級生のママ。
同級生って保育園ね。
保育園時代からね。そこで知り合ったんですが、
元々は、私が以前に勤めたクラウドワークスという会社の社員が、
マミさんのお子さんが行ってた保育園のそこでママともだった。
クラウドワークスの社員が。
クラウドワークスのところのお子さんが庭園をね。
それがうちの息子が行ってた保育園で。
そこに移ってきたのが2020年4月のコロナのちょうど始まったばっかりのところで。
そこでその社員の子から、私のママともが同じ保育園に移るから、
結構仲良くなれるかもしれないですよ、みたいな話を
その社員の子から聞いて、どのママなんだろう、みたいな。
でもその時、コロナで全然保護者同士も。
スピーカー 2
1回目の緊急事態宣言の直前の4月だから。
スピーカー 1
全然顔合わすこともないし、どの子のお母さんなんだろうな、みたいな感じで。
だから実際にお会いしたのはその年の秋ぐらいに、
われわれのポッドキャスも出てくれた和田さんが
共通のお友達というか、SNSで共通の友達らしいっていうんで
私が和田さんに、これこれこういう人がいるらしいんだけど
私、保育園一緒だから、1回ランチでもみたいなので。
和田さんとマミさんがなんでつながったかというと
マミさんも会社をやってらっしゃって
スピーカー 2
企業家仲間っていうか
スピーカー 1
アクセラレーターの同期者だったかな
だから割と近めなので
マミさんはやってるのはココルクっていう会社をやってらっしゃる
子育て支援一本でやってる
スピーカー 2
レストランの宅地っていうか、出張宅地なんですか?
そうですね、鳩バスツアーみたいなイメージをしてもらえれば
03:01
スピーカー 2
ランチに行ったら宅地もついてて
2時間楽しめますみたいなプランとして
プランと一緒に作って、それを販売してるっていう感じなんですよ
それが一番最初、ココルクってサービス名と会社名同じなんで
ココルクの4文字で検索すると
サービスサイトが一番バンって出てくるんですね
なのでココルクといえば宅地付きランチやってる会社だよね
スピーカー 1
っていう風にみんな思っていただいてると思うんですよ
ガッチリマンデーに出たのね
実際にリアルにお会いする前にガッチリマンデー見てた
スピーカー 2
あの会社かー!みたいな
スピーカー 1
だからわりとコミュニティが近かったっていう
そこから子供を通じて知り合ったんですけど
ちょこちょこそれ以外のところでもお会いする機会があったりみたいな感じで
今日はココルクの話も聞きたいんですけど
それは次回2本目で聞こうかなと思って
1本目は中学受験です
中学受験もいろいろバリエーションがあるということで
マミさんのうちの子と同級生の子じゃないその上のお姉ちゃんが
スピーカー 2
今年、ついこの2月に受験をしてたので
スピーカー 1
これがまたね、前回あつみちゃんの時にね
五三家受験みたいなわりとガチ系の話を聞いたんですけど
今回はもちろん普通に中学受験なんですが
実際に行かれた中学が
美大系、美術系の
俗中学校ということで
またちょっと勉強をしてどうのとかっていうのとか
その先のいわゆる偏差値みたいな
そういう軸とは全然違う形の
子供に合った選択としての中学受験っていうのを
されたっていうことなのかなって
その辺の話をまず聞きたいなっていうのが
今回の1本目の趣旨です
中学受験をそもそも考え出したのって
スピーカー 2
いつ頃なんですか?
どこを受けようとか
そういうのはさておき
中学受験って必要なんだっけみたいなのは
一応会議的な方だったんですよ
別にそうじゃない選択肢だって
十分正解だし幸せでしょっていうスタンスだったんで
それは夫も含めて
06:01
スピーカー 2
なので最初から中学受験ありきで
スタートしたっていうのは全然ないんですけど
ちょうど4年生の2月ぐらいからスタートするなら
4年生からだよみたいなあるじゃないですか
それに対してもちょっと反骨精神みたいなので
いやまだいいまだいいみたいな感じで
夏季講習ぐらいはちょっと様子見も兼ねて
行ってみようかな4年生から
っていうぐらいの時期に
それを考えてた時期に
うちの小倉区で幼児教室もやってるんですよ
本鉄総理の子どもとお母さんと
一緒に通ってもらえるような
ちっちゃい子向けの教室をやっていて
そこのインターンみたいな形で来た子が
その大学の子だったんですよ
その履歴書に付属の中学校高校卒業して
今大学に内部進学してみたいな書いてあって
そんなとこあるんだって最初に
その時知って
うちの娘は絵描くの好きなんだよね
という話から
合わせてみようと
そのインターンの女子大生美大生と
うちの娘合わせてみたところ
そのインターンの美大生が
うちの学校にめっちゃいるタイプの子だと
すぐなじめると思って
言ってくれたのと
そのインターン生がマジでいい学校なんですと
言ってたから
娘とインターンの子も仲良くやってるから
印象良くなりますよね
そんな道があるのかというのが
伝わったの
前向きに考え始めたきっかけなのと
じゃあなんで美術家っていうと
やっぱりもともとそういう傾向があって
娘は
年少さんかな
当時娘は4歳の時に
お絵かきをしたんですよ
運動会の絵を描きましょうかなんかで
一斉にみんなで同じテーマで描くみたいな
その時にたまたま娘はそのちょっと前に
佐賀の気球がいっぱい飛ぶバルーンウェスターを見に行ってて
その印象が強烈だったらしくて
娘は何を思ったか
気球の絵を描き始めたんです
それがどうやら終わらなかったらしくて
3日くらいかけて気球の絵を描き終えました
その制作発表みたいな
何ですか
展示されている参観日みたいなところに行くと
娘だけもちろんのこと気球の絵が
貼ってあるんですけど
その当時はいつも描いてるからなぐらいだったんですけど
09:02
スピーカー 2
今思うとやっぱり上手なんですよね
3日間もかけて
4歳の子が同じテーマで描き殴るって
やっぱりそういうことかなって
その時期くらいから
ちょっとそういう機会を増やしていこうかなって
思ってたのもあって
割としっくりは来たんですよね
美術方面に絞った受験というのは
スピーカー 1
絵画教室とか美術系の
習い事みたいなのはやってました?
スピーカー 2
やってました
低学年の頃に辞めちゃったんですけど
でもバルーンフェスタの絵をきっかけに
年中かそのくらいからは
近所の絵画教室みたいなところに通って
小学校2年くらいまで行ってたかな
3、4年くらいからだと思います
スピーカー 1
それはもうその低学年で辞めて
スピーカー 2
辞めちゃったんですよね
スピーカー 1
本人が良いってのは
スピーカー 2
本人が学校と両立するのがしんどいみたいに言い出して
辞めちゃったんですけどね
スピーカー 1
そこからは独学というか
自分が描きたいものを家で描く?
スピーカー 2
ずっと描いてるかっていうと
色鉛筆とかクレヨンとか
引っ張り出して描いてるっていうよりは
常に何か作り手の気持ちで生きてるって感じですかね
例えばマグカップとか見ても
なんでここの持ち手はこういう形にしたんだろうみたいに
思いながら見てる人だったりするので
実際手を動かしてなくても
頭の中で創作みたいなのをしてるのかなって思います
スピーカー 1
それは自然とで
親が何かを働きかけたとかじゃなくても
持って生まれた特性って感じなのですか?
スピーカー 2
なんじゃないかなと思うんですけどね
スピーカー 1
家庭の中で
これはなぜこういう作り手を
会話を仕掛けたりしてるわけではなく
スピーカー 2
自分はどう思う?
あなたはどう思う?みたいなのは
すごい問いかける家ではあると思うんです
けど
スピーカー 1
これはなぜこの形でとか
スピーカー 2
そういうのは全然会話はしないし
してるとたぶんめんどくさって思われるだろうな
っていうのもあるので
そういうのはしてないんですけど
やっぱり
12:01
スピーカー 2
表現したいものっていうのは
出てきちゃうタイプなんだろうなと思う
スピーカー 1
その表現は絵なんですか?
絵だけじゃないの?
絵だけじゃないの?粘土とか
でも何らかの創作物
スピーカー 2
形にするとか
天井からぬいぐるみがぶら下がってるとか
スピーカー 1
そういう
インスタレーション的な
スピーカー 2
家の中でふと気づくと
これインスタレーションか?みたいな
ぬいぐるみが天井からぶら下がってるの?
何を表現してるの?
スピーカー 1
ちょっと怖いね
そうなんだ
ちょっとそういう関係が
絵が技術的に上手いとか
っていうことだけじゃなくて
感性がちょっと個性的だなっていう感じが
スピーカー 2
あった
正直画力が突出してるとか
そういう感じではない
スピーカー 1
作りたい気持ちがあるんだ
音楽系は?
スピーカー 2
音楽系はダメだったんですよ
すっごいダメだったんですよ
ピアノはやってほしいなと思って
パラパラちょっと誘導的に
ちょっとやりたいって言ったときに
どうぞどうぞみたいな感じで
やったんですけど
本当に苦痛だったみたいで
途中から
最初は楽しいって言ってたけど
途中から苦痛だったみたいで
スピーカー 1
ダメでしたね
そこは
なるほど
その表現が
カノンズが自然に出てくる表現が
作るっていう
スピーカー 2
そうですかね
スピーカー 1
面白いね
でも
それを活かした選択肢として
美大附属っていうのが
インターンの方と出会いから
ちょっと考えるようになって
でも美大系の中学校の受験って
普通の中受とは
違う準備とか
違うことをやらなきゃいけないんですか
スピーカー 2
そうかなと思ったんですけど
やっぱり中学校って義務教育課程なんで
勉強以外のところで
多分測れないんじゃないかな
ルールがどの程度あるか分からないですけど
測れなくて
スピーカー 1
学科で
スピーカー 2
学科のみ
国3の2教科か4教科か選べて
スピーカー 1
学科のみです
そうなんだ
そういう実技はないんですか
スピーカー 2
ないです
スピーカー 1
高校からはありますよ
学分とか面接とかは
スピーカー 2
面接はほんと形式的な面接が
あったんですけど
もうないですね
スピーカー 1
そうなんだ
スピーカー 2
美術的な何かで震え落とすみたいなのなくて
唯一すごい説明会とか
事前の段階で
めちゃめちゃ言われたのが
とにかく好きであること
これだけが要件です
好きじゃないと多分しんどくなります
スピーカー 1
みたいなのも
15:00
スピーカー 2
結構言われました
スピーカー 1
学校のカリキュラムとか
教育方針みたいなものが
スピーカー 2
普通の学校とちょっと違うってことですね
そうですよね
中学校までは何とかいけても
高校から結構がっつり美術が増えてくるんで
多分きつくなっちゃう
だと思うし
進学先も9割5分ぐらいかな
美術系しか行けないんですよ
ってなるとやっぱりもう
スピーカー 1
まあ確かにね
そのインターンの方から聞いて
すごい選択肢もあるんだってなって
それ以外の美大補足
いくつか選択肢あるような気がするんですけど
いくつか見学したりとか
スピーカー 2
見に行ったりとかしたんですか?
見ましたね
コロナの時期だったんで
結構機会も限られたっていうのもあったんですけど
運動会、体育祭とか文化祭とかそういうのも含めて
志望校は見に行きましたね
スピーカー 1
結構あるんですか?東京
スピーカー 2
そういう美術系の学校って
うんと
美大補足みたいなのは実は一個しかないんですけど
スピーカー 1
美大と提携してますみたいなのが増えてきてますね
スピーカー 2
いくつかは美術系に強いみたいなところがいくつかある
スピーカー 1
なるほどね
それぞれに結構個性が
スピーカー 2
そうですね
やっぱり成り立ち的なところもあって
違いはありましたね
スピーカー 1
でも比較する中でも
インターンの方がきっかけになってるっていうのもあるかもしれないけど
ここに行きたいみたいな感じに本人もなった?
スピーカー 2
本人もなりました
スピーカー 1
じゃあ本人がここに行きたいから勉強しなきゃねみたいなのは
スピーカー 2
わりと受け入れた感じ?
そう最終的にはね
スピーカー 1
結構最後の1年ぐらいようやく腹落ちしたのかなって感じですね
スピーカー 2
最初はそうでもなかった?
スピーカー 1
最初は結構やる気なかったと思いますよ
その学校には行きたいけど勉強は?みたいな感じ?
スピーカー 2
それともそもそもなんで違う中学校に行かなきゃいけないの?みたいな感じ?
なんか全体的に数年後の見通しってやっぱ
小学校4,5年生の子にどのくらいクリアにモテるのかなっていうのも
難しくないですか?
だから誰かがもう
あなた受験するものって言われた方がもしかしたら
はいって思えたのかもしれないけど
うちはそうでもなかったし
18:00
スピーカー 2
あそこは行きたいけど別に行けなかったら
何かがすごくマイナスになるわけじゃないというか
中学校だって周りの子みんな中学校上がるしみたいな感覚だし
なんか別にやらなくてもやらなくても嫌なわけじゃないし
っていう感覚で多分火がつかなかったのかなと思いますけどね
スピーカー 1
塾は小4の夏季講習に行った後に
一応そのまま入って
塾はずっと続けて
小4とか中2とか
スピーカー 2
うちはもう志望校がそこでもうあったから
二教科でずっと行ったんですよ
でも塾側からすると
それはもうリスクですよと
賭けですよお母さんで
二教科でもしも違うところを受けたいとかになった時に
選択肢がすごい限られますとか
二教科の学校だとしても四教科のほうが有利ですとか
もうめちゃめちゃ言われて
スピーカー 1
言われそう
スピーカー 2
めちゃめちゃ言われたんですけど
でも勉強を別にしたいわけじゃないし
受験ありきで生きてるわけでもない子に
四教科やれっていうほうが折れるな
その時私はそう判断して
スピーカー 1
いやもう全然二教科でいいですって決意したんですよね
スピーカー 2
週3、1回4時間ぐらい塾にこもるわけですよ
私もそれをコミットさせるっていうところに
自分自身やっぱり腹打ちがなかったし
本人もそれができるかどうか分からなかったっていうのもありますね
スピーカー 1
大手の塾ですか?
スピーカー 2
大手ですね
スピーカー 1
でも二科目のコースっていうのもあるんですか?
別に選択はできるんですか?
スピーカー 2
取るクラスを選ぶみたいな感じなんで
メンバー一緒でうちの子だけ社会取りがいないみたいな感じです
スピーカー 1
塾の先生は美術系の学校を考えてるっていうことは知りつつも
美術系以外の学校に行きたいって変わるかもしれないから
っていうことを四教会とかも言って
スピーカー 2
なんじゃないかなと思うんですね
スピーカー 1
でもその学校じゃなかったら
別に公立でいいじゃんっていう感じのスタンスだったんですか?
スピーカー 2
まあわりかしね
でも多分塾の先生としては
もういろんなケース見てきてるから
土壇場になってやっぱりあそこ行きたいですみたいになるのが
あるあるだっていう思いもあったんじゃないかなと思うんです
21:04
スピーカー 2
実際問題
うちの娘が行った学校を
4,5年生の頃そこいいよね
私の娘も受けるんだみたいな聞いてた数と
実際に受けた数全然違うんですよ
やっぱすごい絞られてる
結局なんだかんだ3年間もすごい時間と
そしてお金をかけて
勉強をして学力も偏差値も上げた結果
9割5分ぐらいが美大に進学するっていう
そこの選択肢を
全員が全員取れるっていうか
取りたいと思うかっていうと
それはそうじゃないんだろうなっていうのは思って
スピーカー 1
まあね確かに
奈美さんの家族と親戚の中にも
美大とか美術系の人はいるんですか?
スピーカー 2
いないですね
夫の兄弟に一人舞台芸術みたいなのやってる人がいるんですけど
スピーカー 1
でもそのぐらいでいないと思う
そもそも美大行っても食べてけるのかとかね
そういう考え方のオタクもあるはあると思うんですよね
スピーカー 2
多分山下家にはそういうのは全然なかったんだと思うけど
どこ行っても食べていけるかどうかは自分次第だから
スピーカー 1
そうそうそう
でもねやっぱり12歳の段階で美大ですっていう風に
進路を決めてしまうっていうことに対しては
この子はそれしかないんですって思えるぐらいはっきりしてればいいけど
なんかちょっと絵が好きぐらいだと
ちょっとリスクを考えちゃう
途中で違うことやりたくなるんじゃないかとか
もうちょっと選択肢を
仮に美大行きたいなら別に高校からとか大学からでいいんじゃないかとか
そう思うオタクももちろんありそうですよね
スピーカー 2
あると思いますね
多分どっちかというとそっちの方が多いんだろうなと思うんですけどね
ただうちの子は絵描くのが
仮に嫌いになったらなったで
それでもいいやって思ってるんですけど
過去の放送会を聞いてても
結構トップ経営者サイドの人っていうか
自分で授業やってるような人とかって
中学受験に割かし
斜めから見てる方が多いかなっていう傾向としてはね
スピーカー 1
いいんじゃないんですけど
スピーカー 2
って思うんですけど
自分で考えるとか
自分なりの視点を持つみたいなのに
結構こだわって生きてきた
私とか夫とかからすると
美術教育の環境って
それにかなりフィットしてるので
24:01
スピーカー 2
それで絵が上手くなって
美術の専門領域にどーんと進むとかっていうのは
さておき
中学1年生からの6年間を過ごす場所として
いい場所だなとは思うんですよね
スピーカー 1
なるほどね
さっき始まる前にも言ってたけど
すごい美術を作るってことだけじゃなくて
視点とか考える
なぜそう思うかみたいなことを話し合うとか
そういう授業があるってさっきおっしゃってたと思うんですけど
スピーカー 2
文化祭とかも
通常だとクラスごとに出し物を決めて
うちは模擬店やりますとか
うちはお化け屋敷やりますみたいな
クラスごとに決めて
みんなが決めたやつを全員やれるじゃないですか
娘が行こうとしてる学校は
選抜らしいんですよ
コンペらしいんですよ
企画コンペ
企画が通ったクラスだけが出し物をやれて
通なかったクラスは
通ったクラスのサポートに回るみたいな
その時点から楽しいみたいな
スピーカー 1
なんかいいですね
そういう緊張感とか
何を評価されるかみたいなところも
もちろん考えるだろうし
通った時の嬉しさもそうだけど
負けた時の悔しさとか
役割分担とか
そういうのが10代からあるのも楽しそう
スピーカー 2
みんな作るのとか好きだから
自ずとレベルは高くないし
切磋琢磨するには
すごいいい環境かなって思います
スピーカー 1
娘さんはどこのポイントに
一番ワクワクして
スピーカー 2
ここ行きたいなになったんですか
インターンの子も言ってたんですけど
仲いいんですよ
女子校っていう
一般的なイメージから
ちょっと外れる
子が立っている集団みたいな
不思議な連帯感があって
体育祭とか見に行ったら
勝手なイメージなんですけど
みんな絵描いてるから
運動とか好きじゃないんじゃないみたいな感じで
見に行ったらめっちゃ頑張ってるんですよ
社会力端回ってて
行事ごととかもチームで
すごい盛り上がって
団結してやってるみたいなのも
娘にはすごく刺さったみたいで
ここ行きたいって
ファイクサー見た時に
スピーカー 1
一番強く思ったかもしれないですね
何年生の時にファイクサー見たんですか
スピーカー 2
実際リアルに見たのは
6年の春ぐらい
27:02
スピーカー 1
塾に行き始めて
学科だけだったってことだけど
目指し始めた時の学力とかと
実際の受験で必要なものっていうのは
スピーカー 2
どうだったんですか
どうなんですかね
最近スティーム教育とかで
その学校人気らしくって
インターンの子が受けてた時代より
全然偏差値上がってるんですよ
なのでそこそこちゃんと
勉強して対策しないと
絵描きたいだけじゃ
全然いけない学校にはなっちゃってたんですね
なので絵描くために
勉強するっていう日々だったんですけど
おかげさまで最初の方から
スピーカー 1
割かしこのままいけばっていう感じだった
でもどうしてもやっぱり
かなり絞られてて
そこに行きたいだとね
そこにギャップがあった時は
なかなか大変ですね
スピーカー 2
そこに行きたいで
そこ以外はぶっちゃけ
かなり差のあるセカンドですので
確実にそこに入るっていう戦略を
母としては取りたくなるわけですよ
せめにそれを貸すっていうよりは
母としてはその戦略を取りたくなるので
学力とか偏差値でバッファーを取っとかないと
スピーカー 1
怖いなと思ったんですよ
なるほどね
スピーカー 2
だから頑張れと
スピーカー 1
さらに余裕を持っていけるようにしないと
スピーカー 2
本人には偏差値でいうと
ここくらいまでとかっていう風にしちゃうと
ゴールが見えないとか
偏差値なんてテストごとに変わってきたりとか
スピーカー 1
ブレもするから
スピーカー 2
お腹痛くても通るぐらいっていう
当日めっちゃお腹痛くても
大丈夫なぐらいにしとかないとダメよね
スピーカー 1
っていう話をずっとして
スピーカー 2
それはやってましたけどね
スピーカー 1
なるほどね
良くも悪くも本当に子どもも含めて
学校に行きたいっていう学校が一つあると
仮にそこがダメだった時の
その子の気持ちとか
衝撃も大きいだろうし
いかにそこの学校確率というか
確率を角度上げていくか
みたいなのはすごい考えそうだけど
でもだからといって
すごい子どもがそれについてきて
勉強する子ばかりではないというか
できる子もいれば
やっぱりなかなか気持ちと実際
努力がついてこない
そういう意味では
娘ちゃんは結構ちゃんと真面目に
後半はやれたか
スピーカー 2
どうなんですかね
30:02
スピーカー 2
すごくよく頑張ったなと思ってます
本人どう思ってたか
もう分かんないですけど
すごくよく頑張ってくれたなと思ってるんですけど
でもやっぱり受験って
その子によるなって思ったのが
もしかしたらゆう子さんも
そのタイプかもしれないんですけど
親が何も言わなくても
やる子っているんですよ
スピーカー 1
一部
スピーカー 2
いますね
そういう子は自分から受験するって言ってきて
自分から受験いくとか言ってきて
やめろって言って
遅くまで勉強したりとかするんですよね
そういう子は
強豪校とか狙ったりとかして
偏差値で基準に達したとか
そういうのに燃えて
やる気が持続する子っているんですけど
そうじゃない子の方が
やっぱり比率としては多いかなと思ってて
娘はやっぱりそうじゃないタイプ
なので
メンタルコーチみたいなのは
すごく意識はしましたけど
やっぱり小学校6年生
11、12年しか生きてない人間って
そんなにパフォーマンス差出ないんですよ
言うて
なのでやったらやっぱり上がるし
そこの差だと思うんですよね
トップオブザトップ以外は
そこのやったかやらないかの
危機幅なんですよ
なのでそういう意味では
メンタルを維持してあげて
やったゾーンに持っていってあげる
スピーカー 1
っていうことぐらいしかできないです
メンタルコーチとかメンタルを維持するって
具体的にどういうことを
スピーカー 2
全然専門家じゃないんですけどね
専門家じゃないんですけど
やっぱり嫌になることもあるし
一番分かりやすいので言うと
受験1週間前に風邪ひいたんですよ
そういう時に
当日のパフォーマンスに響かないようにとか
2ヶ月前ぐらいの
大事だよって言われてる時期の模試で
いきなりとんでもない点
20何点みたいな点数を叩き出しちゃって
本人もどうしていいか分かんない
みたいになっちゃった時とか
そういう時とかはやっぱり
ここだここみたいな感じで
スピーカー 1
頑張りましたけどね
そこでこんな時期にこんな点取って
33:02
スピーカー 1
反射的に言っちゃうような
親もいなくはないと思うと
本当に大事な時期
どういう
スピーカー 2
ここだここってどういう作業
元々やる気に満ちている感じでもないから
一瞬やっぱり一旦自分の中で整理して
スピーカー 1
戦略練りに行きました
スピーカー 2
とっさの反応ではうまくいく気がしなかったんで
考えて
ちょっと落ち着いたタイミングで
模試の結果を見たよ
すごかったねって話が入って
これ来たねって言って
何がってなるじゃないですか
来た来たこれさ
アニメとか好きなんだやっぱり
アニメとかでさ
今まですごい異次元に強い主人公が
順当に勝ち上がってきて
これ最後ラスボス倒せばという時に
自慢の技が急に出なくなるやつとか
スピーカー 1
ピンじゃん
あれとかって
スピーカー 2
あれだよ
スピーカー 1
切りそうなぐらいやられちゃう
スピーカー 2
そうそうそうそう
あれって何フラグだと思う?って
あそこを乗り越えたやつが
ラスボスやっつけてるじゃん
だからこれはラスボス前に来た
スピーカー 1
あれ
なるほどいいね
スピーカー 2
上手い
そっか
でもここで本当に何もしないと
スピーカー 1
ラスボスには勝てないのは分かるよね
っていう感じで
そうね
ストーリーをね
最後優秀の美容
盛り上げるね
いい感じのエンディングを作るためには
スピーカー 2
あなた次第よみたいな
今までやってきたやつじゃないと
スピーカー 1
そのシーン来ないじゃん
スピーカー 2
なるほどね
やってきたんだから
今ここで苦しいっていう風に
ちょっと感じてもらわないと
スピーカー 1
そうね
スピーカー 2
確かにね
スピーカー 1
苦しい時には自分自身を盛り立ててね
芝居がかってもね
これはそういうシナリオねみたいな
人生ね
スピーカー 2
あるじゃないですか
あるあるある
私たちはピンチの時は
勝手に博士太郎の情熱サイリングを
かけて
ここやぞここって思うようにして
そういう感じの
スピーカー 1
後でね
こういうこともあったみたいな
スピーカー 2
プロジェクトX的なね
スピーカー 1
そうそう
スピーカー 2
なるほど
スピーカー 1
まあそっか
いやでもすごい上手い
素晴らしい
高校受験でそういう日が来たらね
冷静に対処できる自信はあるけど
今みたいなテンション上げるところまで
持っていけるかっていうと
すごい自信がないから
めちゃめちゃ難しいよね
スピーカー 2
子供によりません?
スピーカー 1
そうだね
36:00
スピーカー 1
上手い上手い
すごい
めちゃめもとこ
ほんとね
参考になる
スピーカー 2
あんまりならないかもしれない
スピーカー 1
いやいやいや
でもすごい大事
なんか多分なんだろう
一呼吸を送るとか
反射神経的
なんかこう
なんていうの
無自覚な
反応でくるところで
そのまま返さないっていうのも
もちろん大事だし
なんかこう
上がる感じ
最後テンション上がる感じに
持っていくのも
たぶんすごい大事だなと
思うから
スピーカー 2
すごい
スピーカー 1
それでまあじゃあ
見事ね
無事合格して
スピーカー 2
いやほんとドキドキしましたよ
よかったね
スピーカー 1
何校くらい受けたんですか?
スピーカー 2
結果受けたのは3校
受けましたね
スピーカー 1
もう全部
そういう美術系のとこだけ
スピーカー 2
美術が強いとこ
そうです
普通っぽいところも1校受けたかな
けど
美術が強いとこ2校と
スピーカー 1
普通っぽいって言ったらあれですけど
まあね
へえ
スピーカー 2
なるほど
スピーカー 1
そっか
またでもね
スピーカー 2
息子ちゃんもいるじゃないですか
全然分かんないですね
スピーカー 1
分かんない
でもまあね
それタイプが違うから
もともと別にね
中学受験をしなきゃ
っていうとこから
スタートしてるわけじゃないから
たまたま娘さんは
そういう方向に行きたいから
そうなったってことだけど
スピーカー 2
あの環境が欲しければ
受験するしかなかったんだなっていう
ないんだなっていう
ところからのスタートなんで
まあ納得はしてますか?
スピーカー 1
全員がね
そういう選択肢が
東京はあるってことですよね
スピーカー 2
そうなんですよね
私みたいに京都の方いながらと
本当に
願ったところで
無理なんで
そういうところはやっぱ東京の
強さかな
スピーカー 1
強みかなと思いますけどね
スピーカー 2
ね
スピーカー 1
私立もねもちろんだけど
そういうこと高校の
収録前に話したみたいなことも
都立高校とかでも選択肢がね
園芸とかもある
スピーカー 2
ありますあります
スピーカー 1
園芸とか
伝統工芸みたいなのもあるし
いろんな専門的な
学校選択が
10代のうちからあるっていうのは
やっぱり東京の魅力かな
ね、確かに
スピーカー 2
なんか結構偏差値を
見たとき
偏差値表っていうのかな
見たときに
すごい乱暴にざっくり切ると
東大進学率で偏差値
決まってんですね
まあね
なのでやっぱその東大進学率
高いところに優秀な子が行くから
おのずと偏差値上がるってそういう
メカニズムがあって東大偏差値と
中学校の偏差値は
スピーカー 1
かなりな比例
ある程度は比例しますよね
39:00
スピーカー 1
別にそれがね
みんながそれを目指すわけでは全然ないからね
スピーカー 2
そうなったときに
何の指標にしましょうか
って話で
うちの娘の場合は
死亡するときの
あまり基準にはなんなかった
たぶん息子もそういう視点で
学校選びするかどうか
わかんないけど
しなさそうな気がしていて
なんか
偏差値では測れない
魅力とか
環境みたいなのに
もうちょっと
目を向けて
塾とかも情報発信してほしかったな
スピーカー 1
と思いますけどね
確かに
四教館の話
そうだけれども
確かにそれはあります
すごい話聞いてて思ったのが
デザイン経営とかも
言うけれども
美術系の
例えば中高
実際95%ぐらい
美大に行くってなると
美術の人っていうか
イメージがやっぱり強くて
本当にその道を先に選んでいいのかどうか
と思うけど
それよりももっと引いて考えたときに
美術とかアートとかを
見る視点を
養うみたいな
本質的な学びで捉えたときに
どうその子に
向いてるのか向いてないのか
何が学べるのか
みたいな風に考えると
違う選択肢として
見える気がする
美大に行く学校だけじゃない
今そういうの
本当デザイン系とか
デザイン志向とか
すごく
ビジネスのシーンでも
必要だって言われてきてるから
変化がやっぱり
新しいこともいろいろ起きていく中で
そういう発想とか
志向みたいなところが
求められるときに
そっちの視点で考えると
そう思います
人気になっちゃうかも
本当に人気が上がってる
スピーカー 2
そういうことになってほしい
でもやみくまに偏差値が
上がるのも
スピーカー 1
私はあんまり
スピーカー 2
歓迎はしないかなと思います
スピーカー 1
なるほど
今回は
こういう中学受験もあるぞ
っていう話を伺いました
次回は
まみさんの
心得の
企業の話だったりとか
そこに至る
その辺の話とかを
次回は伺いたいなと思います