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よしむら
半分ノンフィクションで宮西さんっていう主人公の女の子が僕の体験談みたいなことをやるっていう形で。
1冊目はあれですね、データ組織をどう立ち上げていくかみたいな話。
いずみ
はいはいはい。
吉村さんのノートを読んだ時に確かにDMBOKに書いてある中身は分かったんだけども、
じゃあそれこれどうやって活用していくんだっていうところがなかなかちょっとピンとこなくて、読んだ知識としてあった。
それどうしようかって思ってたんですよね。
よしむら
そうなんですよ。そういう時にもう一人のキャラ松田さんっていう先輩があるんですけど、こういう時はDMBOKを読むんだっていうことを言って読むっていう感じで利用シーンが分かってくる。
いずみ
現場の課題があってそれに対してDMBOKがどういうふうに役に立つんだよっていうのを紹介してるのがそっちの本の方だと。
よしむら
そう、そう、宮西さんの、AI事務員宮西さんの本。ぜひみんな読んでください。
いずみ
それKindleで探せるんですか。
よしむら
そう、Kindleに普通に、一巻はゼロ円なんでね、みんなとりあえず読んで。
いずみ
わかりました。ちょっとあの、じゃあ、えっと、なに、なんだ、あそこにリンク貼っときましょうかね。
よしむら
そうですね。
いずみ
概要欄にリンクを貼っておきますので、ぜひ見てください。
最近そのノートには何を書いてたんですか。よしむらさんだって知らなかったから、確信が持てなかったから、DMBOKの記事だけ読んでふんふんって終わってたんですけど。
ブログは最近の熱い記事とかありました?
よしむら
最近、KADOKAWAさんえらいことになっていて、これ他人事とは思えずに引き締めなきゃなと思うんですけれども、
情報漏洩していろいろ拡散されている方がいらっしゃって、それって個人情報保護観点ではリスクがあるんじゃないかなって読んでて思ったわけですね。
データマネジメントの一個の軸として、セキュリティプライバシーをちゃんとやろうっていうところで、自分はデータマネジメント担当してるんで、
これはちょっとね、ちゃんと注意喚起しなきゃなっていうところで、ちょっと解説記事を書いてみたっていうのが最近ですね。
いずみ
なるほど。詳しくは読めってことなんですけど、ちょっとそれを要約するとどんな感じになるんですか?
よしむら
そうですね。観点は2つあると思っていて、まず漏洩した個人情報を見ていいのかっていう。
見るっていうのは、ツイートで流れてくるのはしょうがない部分はあるんですけど、自分から例えばニコニコさん、KADOKAWAさんも注意喚起してましたけど見ないでねって。
そこをわざわざ自分で取りに行く行為ってどうなのよって話ですね。
これは法第20条に、偽りその他不正の手段により個人情報を取得してはならないという条項があるんですね。
これはその通りなんで、その事例として不正の手段で個人情報が取得されたことを知り、
又は容易に知ることができるにもかかわらず、当該個人情報を取得する場合っていうのはダメだよって。
まさに該当してるなっていうところで、そういう自分から取りに行くことって、これを見る限り法的リスクがあるのかなと。
いずみ
なるほど。そこにすぐ手に届くところにあったとしても、それが違法に拡散されたものだよって知った上で自分から積極的に見に行くのはダメだよってことですね。
よしむら
ただちにこれ違法かどうかっていうのは、この主語がもう一個ありまして、主語が「個人情報取扱事業者は」っていうのが主語なんですね。法令上の主語は。
でも個人って事業者じゃないじゃんっていうのが一方あると思うんで、これをもう一個次の解説として、
じゃあ個人情報取扱事業者とは何かって定義が書かれてるんですね。
これは事業のようにともしているものというところで、何というのか、個人じゃなさそうだなと思うんですけど、これを読み進めていくと別に個人も対象だよって書かれてる。
いずみ
そうなんですか。事業者っていう形式じゃなくて。
よしむら
事業をやっている。事業をやるっていうのが、例えばウェブサイトを公開していてとか、それも事業だよってことを言っているっていうふうに読み取れますね。
個人でも常日頃からウェブサイトを運営して発信・公表してるっていうのは事業であろうと。