岡大徳
アクティブリスニングエヴァンジェリスト岡浩則が配信するラジオ。今回は即断即決マラソンを作り、運営しているアールンさんと、即断即決マラソンの元となった本
ゼロ秒思考行動編を書かれた赤羽雄二さんにお越しいただき、お話を伺います。ではまずアールンさん、紹介お願いします。
あーるん
はい、ありがとうございます。みなさん、おはようございます。 私はですね、赤羽雄二さんのメソッド、ゼロ秒思考[行動編の
エヴァンジェリストをしておりまして、今回は即断即決即実行という赤羽さんのコンセプトを実行すべく
即断即決マラソンというクローズドグループを運営しております。どうぞよろしくお願いします。
岡大徳
はい、よろしくお願いします。 今回はアールンさんと一緒に即断即決マラソンの元となった本、ゼロ秒思考行動編について
赤羽雄二さん、赤羽さんにインタビューさせていただきます。赤羽さん、よろしくお願いします。
赤羽雄二
はい、よろしくお願いします。
岡大徳
早速ですが、質問をさせていただきながら、ゼロ秒思考行動編を深めていきたいなと思っています。
赤羽雄二
はい、よろしくお願いします。
岡大徳
まずは、ゼロ秒思考行動編はゼロ秒思考シリーズ第3弾ということで、第1弾が栄養命脇のゼロ秒思考。
第2弾が仕事のスピードを極限まで上げる、哲学とノウハウが書かれている、速さはすべてを解決すると。
今回はお話しさせていただく第3弾、ゼロ秒思考シリーズ第3弾のゼロ秒思考行動編ということですが、
ゼロ秒思考行動編を書かれた経緯や目的などありますか?
赤羽雄二
そうですね、まず1弾目のゼロ秒思考というのは、私は本を書くということについては全く想像もしていない中で、
メモ書きというのをしていました。それをダイヤモンドの編集者の方に紹介していただいて、
その場でゼロ秒思考という本を出そうというふうに決まって、それで出したものですね。
基本的な英語のメモ書きをすることによって言語化能力を高めて、
萌え萌えがなくなって仕事も早くなっていいことだけですよね、ということがゼロ秒思考です。
それを出した翌年に、メモを書くだけじゃなくて、それ以外の仕事のスピードを上げる、
それからやりたいことができるようになることをいっぱい工夫しているなということで、
速さは全てを解決すると。本当に質を上げるのはなかなか大変なんだけれども、
スピードを上げるというのはいろんな工夫がある。例えば単語登録であるとか、
資料をもう一回テンプレートにして使うとか、いろんな工夫があるということで、
速さは全てを解決するようになったわけですね。それでまた1年にしたところで、
でもこれ本当に速さを上げていくには、本当に言語化能力を上げていくには、
本当に仕事ができるようになるにはやはり全体感をつかんで、
それで即断即決即実行していくということがとても大事であると。
そういう姿勢的なものをきちんとお伝えしなければいけないということで、
3冊目を書きました。そこでの大きな方法論というのはフレームワークとオプションなんですけど、
要は全体感をつかまないと、どこに地雷があるかわからないけれど走れないよねと、
目を開いていないと見えないから走れないよねと、その意味の全体感ですね。
あんまり難しいことを考える必要はなくて、全体が見えるということで、
そのときの方法論としては2×2とか3×3とか、そういったフレームワークで2軸で整理するというのは
どうしてもかかっていないので、そのフレームワークと、それからお正月に何をするのとか、
仕事を何をするのとか、誰とどう付き合うのみたいな常に選択肢があるので、
誰でも1日数十回の選択をしているわけですけど、それを整理する方法ということでこの3冊目を書きました。
岡大徳
ありがとうございます。即断即決即実行即当ということで、即当まで含めてそういったものをするコツとかっていうのはありますか?
赤羽雄二
そうですね、コツの前にまず即断即決即実行、私は早々で単語登録してまして、
早々に変換するとそれが出てくるんですけど、即答も入れてしまったので一応分けるために早々に単語登録をしてます。
こういう何らかの工夫をすればいいし、これが固定したので、即変換に変えようかとは思ってますけど、特に意識してやってますね。
岡大徳
ありがとうございます。
僕も即断即決即実行即当ってさせていただいてるんですけど、なかなか続かないというところがあると思うんですけど、続ける?
赤羽雄二
続かないですか?逆に続きやすいと思うんですけどね。メモ書きよりも続きやすいです、はるかに。
なぜかというと何でもすぐやるだけの話なので、すぐやろうというだけの話、すぐ答えようというだけの話なので、
メモ書きを毎日10ページから20ページ続けるよりはるかに簡単だと思うんですね。
これ本当にコロンブスの卵で、そういうふうにやればできる。誰でもできる。学歴とか、これまでの成功体験とか年齢とか関係ないですけど、すぐやろうというだけなんですよ。
岡大徳
僕も今回即断即決マラソンってあるさん作っていただいたのがあって、やっぱり仲間の存在というのはすごく大事だなと思ってますね。
そういったところも続ける工夫にもなるのかなと。
赤羽雄二
そうですね。ただより正確に言うと、いろんなことを普段から情報収集していて、人に負けないぐらい本を読んでいて、
普段からメモ書きをしていて頭も整理されていてもやもやもないからこそ即断即決即実行即答ができるというのも実は真実であって、
普段本当に何も考えていない、本も読んでいない、情報収集もしていない、みたいな状況で本当にできますかというと、しづらいのは確かですよね。
岡大徳
そうですね。本の中にもありましたが、オプションとかフレームワークとかそういったものも合法論として使いながらだと思うんですけど、
そういった意味でリスクとか注意点、即断即決即実行即答のリスク注意点ってありますか。
赤羽雄二
それはほぼないですね。その注意点を気にするよりもやることを気にした方がいいです。やりだすといろんな注意点が自分で気づくので、そこからできると。
即断即決即実行即答をやっているとですね、悪循環が止まるんですね。間違いなく悪循環が止まって、いいことが起き始めるので、
そうなるとその人の力がより出ますし、自信・自己肯定感が高まるし、まあまあいいことだらけになるんですね。
なのでそちらを気にした方がいいです。もちろん、あえて言えば本当に何も考えていない人で本当に何も準備していない人が、
デタラメを口から言うというのは本当はやめた方がいいですね。
まあでもその方もそこのデタラメさはあっていい加減さはあるにしても、他の行動が多分遅いはずなんです。
他の行動も良ければその人はすごい、ちょっと口は軽いけどねみたいなぐらいに収まるのが、
口はお座りの下みたいになっている人って行動は遅いと、でも口だけ動いているみたいなこともあると思うので、
まあおしなべて言うとともかくやりましょうと。やらないことを気にしてやったほうがいい。
気にすべきことは即断即決即時即答をやることであって、あまりリスクは気にしないほうがいいということですね。
岡大徳
わかりました。ありがとうございます。アウルンさんから何かありますか。
あーるん
はい、ありがとうございます。先ほど即断即決即実行、即答をしていくと好循環生まれるということで、
本当に私自身もそれを実感していると言いますか、仕事を前倒しでやっていくとやることは多いんですけど、
心に余裕が持てるなというふうに感じています。なので実行し続けようというふうに思うんですけども、
ただですね、やっていく中でこれってどうなんだろうというふうに思うことがありまして、
赤羽さんの知恵をお借りしたいなということがいくつかあるんですけども、
まずですね、即断即決即実行、朝はよしやろうと。でもだんだんだんだん1日の中でですね、
夕方になるとペースが落ちてくる時があるんですね。
例えば日中に少し重めの資料作成とか、過去のスラックをいろいろ拾いながらコミュニケーションを取ったりとか、
臨時書チェックみたいな細かい仕事とかですね、というのを立て続けにしていると、
ちょっとこうやっぱり精神的に疲れてくるなというのがあるんですけど、
もっと赤羽さんみたいに朝から晩まで自然と呼吸するように即断即決即実行するためにはどうしたらいいんでしょうか。
赤羽雄二
それは皆さん食事をする時に箸を持って途中で箸が重くならないですよね。
普通に1日3回でも、あるいは台湾旅行行って5回ぐらい食べたとしても、箸は重くないですよね。
まあそんなもんだと思いますけどね。
即断即決即実行即答すると疲れると思ってるから疲れるんじゃないでしょうか。
ちなみに午前中は元気で午後は疲れてくるということ自体も私には一切なくてですね。
午後も夜も全く疲れてないんですよね。
これは体力的に恵まれているということはあるとは思いますけども、
基本的に自分が好きだと思うことをやっている。大事だと思うことをやっている。
それをやってても疲れる人ももちろんいるんですけど、疲れると思うから疲れるということもあると思いますね。
あーるん
なるほど。
赤羽雄二
その場合パワハラ上司の下でいればもちろん疲れます。
それから村原彼氏なり村原さんのところでいたら疲れるのでそれは逃げ出しましょうという話で、
それを我慢するとかそれを感じないようにするとかそういう話ではないんですよね。
自分のいる環境でパワハラ村原DVこれはもう全力で逃げるということしかなくて、
そういうのがないときには今度はそもそも疲れるんじゃないよということですね。
それから同時に自分のベストコンディション、体力面精神面でベストコンディションを維持できる最小の睡眠時間を決めて、
それを支出するということ。
それは私の場合6時間5時間半なんですけど、
岡大徳
あるさんいかがですか。
あーるん
はい、ありがとうございます。
嫌なことをしないというのは、まさにその通りかなと。
実際、サラリーマンだと、
嫌なことを拒める立場の人ってそんなに多くなくて、
私も例に漏れずその一人だったりするんですけど、
赤羽雄二
それで言うと、ごめんなさい。
そういうのもします、もちろん。
だから、避けれないことでそんなに好きじゃないことでも、
本当にひどければ会社を辞めるとか移動するんだけども、
岡大徳
そうじゃないときはそこまで嫌だと思わないということですね。
赤羽雄二
嫌だ嫌だと思いながらやっちゃいけなくて、
やるしかない場合はもうやるということですね。
例えば私の場合、ユニコロの支援をしているときに、
メモ書きを紹介して、
何百人かの店長が毎日メールを送ってくるわけですね。
私の指示に基づいて毎日PDFで10ページのメモを
百何十人かが毎日送ってくると。
それに対して全部朝返事をするんですけど、
そうすると返事が来て喜んでまたメールが来るんですよね。
そして100通のPDFを開いて、
それまたコメントをつけるために全部印刷をして、
10ページの中でコメントをつけるべきに
3ページ残して残りは横に置き、
で、メールを書き、
で、また99通目をやり、98通目をやるみたいなことを
残りのですね、やっているうちに
1通目の人また喜んでメールを送るわけですよね。
そうすると客がだんだん減らなくて、
減ったり増えたり減ったり増えたりしながら、
2時間以上かけて、
百何十人のメールに返事をすると。
これで結構疲れるんですよね。
楽しい面もあるけれども、
とてつもない苦労をするわけですよね。
それを嫌だと思ってやらないか、
でもこんだけ感謝されているんだったらやるか
というところは確かにあります。
全部ストレスに感じるか、
その中で意義を見出すかということのほうが
より正確な表現かもしれないですね。
意義を見出せるんだったらやる。
意義を見出せないんだったらやらない。
逃げる。
意義を見出せるんだったらつらくても
つらいとは思わない。
ということですかね。
あと体力的に、やっぱり女性で弱い方はもちろんやるし、
男性でももし過度の肥満の場合は
疲れたりすると思うので、
自分のある程度考える理想的な健康を維持する体型とか、
食べる量とか、お酒とか、
そういうのは絶対やっぱり維持するということですかね。
あーるん
これもベストコンディションを維持するということに戻ります。
なるほど。ありがとうございます。
その気の持ち量といったところと
あと体力、ベストコンディションってすごく大事だなと思って、
それは引き続き、特に年末年始で
コンディションが乱れた今だからこそすごく響くことなので、
気を取り直して頑張ろうかなと思うんですけども、
もう少し最後に一つだけ、
一つ一つの仕事を、
若葉さんはよく三倍速していきましょうっておっしゃってるじゃないですか。
赤羽雄二
一つ一つの仕事を?
あーるん
三倍速で加速していきましょうとおっしゃってると思うんですけど、
若葉さんなりに三倍速を常にする上で
工夫されていたことがあるかお聞きしたいなと思います。
例えば今私が思いつくのが、
ある仕事に取り掛かるときに所要時間っていうのをメモしておいて、
その都度その所要時間を元に自分の目標時間を決めて、
じゃあ今度はこれをもっと三倍速にしていこうみたいな形で
時間を短縮していくみたいなこともあるかなと思うんですけど、
何か若葉さんなりにされていた工夫とかってあればいかがでしょうか。
赤羽雄二
私は今庵野さんの言われたような工夫はむしろ一切やってなくて、
またお勧めもしないですね。
なぜかというとオーバーヘイドが大きすぎるからですね。
時間を決めて、それで書いて、
それをやってみて3分の1とか言っても、
でも実際に何でも合計3倍にはなるかもしれないけど、
ならないものもいっぱいあるし、
10倍速いものもあるので個別にその精度は出せないんですよね。
ちょっとそれは気まじめすぎるアプローチで、
それよりは私が本に、またそういうアプローチは本に書いてないですよね。
私がお勧めしたいのはむしろPGCAを鬼のように回し続けるとか、
あるいは工夫の仕方を工夫するとか、
スピードアップするための8台原則みたいなのを書いたりしてますけども、
速さは全て解決するんですね。
気まじめにはやらないということだと思うんですけどね。
大事なのはやっぱりPGCAを回し続ける。
速転速決策実行速等ということとPGCAを回し続ける。
0.1秒でも速くしていく。
またさっきのやっぱり戻りますけど、ベストコンディションを真面目に維持する。
それからひどいパワハラ、モラハラ、DVはすぐ逃げる。
ひどくなくてこれは耐えるべきだろうと思ったら、
今度はそれに意義を見出す。
そういう感じになるかと思いますね。
あーるん
なるほど。じゃあ3倍速というのは、
実際測ってみて3倍速というかも、
ある種の気持ちの上で3倍速と言いますか。
赤羽雄二
気持ちの上で持ち方はどんどんどんどん速くする。
1ミリでも、0.1秒でも速くするというようなことであって、
この仕事を3倍、あの仕事を3倍ではないです。
合計で3倍であり、また3倍ということは、
じゃあ午後2時ぐらいに仕事終わるんですか、
そうではないということもいつも言ってますけど、
1日10時間とか11時間仕事をしていた人が、
9時間ぐらいで仕事ができるようになるじゃないですか。
ストレスがグッと減り、仕事の質が上がり、
次のステップに向くようなテンプレートを作ったりもしながら、
心の余裕を持ちながら仕事をどんどんどんどん速くする。
11時間仕事をしていた人が、
9時間とか9時間半になったりもするじゃないですか。
その時に、横で見てたりいろいろな話をしたりすると、
結構いろんなことの仕事の速さが3倍とか5倍になりますよと。