1. ファンドマンの日常
  2. 第37回『財閥のマネジメント史..
2022-07-19 15:01

第37回『財閥のマネジメント史から学ぶ多角化経営と企業の繁栄(後編)』

第37回『財閥のマネジメント史から学ぶ多角化経営と企業の繁栄 (後編)』というテーマで株式会社エービーエフキャピタルのメンバーが多角的な視点で語ります。


【ハイライト】

・明治14年の政変がもたらした慶応大学出身が財界で多く活躍している理由

・住友が多くの官僚の天下りを受け入れている真の理由とは?

・元財閥企業の英語表記の起源について

・100年後200年後に日本の産業の中心となる企業はどこか?

・企業経営における「経営と所有の分離」の徹底と「資本の集中」について

・職人の世界における100年企業を創り出すために重要な事


番組で取り上げました『財閥のマネジメント史 誕生からバブル崩壊、令和まで』(武藤泰明著 日本経済新聞出版)のリンクはこちらです。

https://www.amazon.co.jp/dp/4532324513


~お知らせ~

株式会社エービーエフキャピタルのメンバーがそれぞれ日々気になる事、書籍、日々の悩み等何気ないテーマから、経営戦略や投資実行等の広くビジネスに生かせる話題に至るまで、戦略コンサルタント、ファイナンスプロ、データアナリストのプロフェッショナルが多角的な視点で語るトーク番組です。


パーソナリティー:

熊原 充志(株式会社 ABF Capital代表取締役)

東京大学理学部物理学科卒業後、同大学院理学系研究科物理学専攻に進学し、宇宙物理学を専攻。

新卒でBCGに入社、メーカー・ファンド・製薬・通信会社などの業界を担当。

その後アドバンテッジパートナーズに入社し、多様な領域への投資を実行。


伊達 慶明(株式会社 ABF Capital取締役)

京都大学農学部応用生命科学科卒業後、同大学院農学研究科に進学し、生命科学を専攻。

新卒でBCGに入社、通信・メディア・物流・電力・産業材など幅広い業界を担当。

一貫してビックデータ・地図を扱った戦略の立案を行う。


中野 拓真(株式会社 ABF Capital取締役)

東京大学理学部地球惑星物理学科卒業後、同大学院理学系研究科地球惑星科学専攻に進学し、気象学を専攻。

新卒でBCGに入社、小売・エネルギー・通信会社などの業界を担当。

経営戦略の立案だけでなく、成果の創出までクライアントを幅広く支援。


蔡 亮成(株式会社 ABF Capital取締役)

東北⼤学⼯学部機械知能航空⼯学科、同⼤学院⼯学研究科に進学し、エネルギーシステムマネジメントを専攻。

新卒でBCGに入社、⼩売・通信・保険・パブリックセクター等幅広い業界のプロジェクトを担当。

事業戦略及び事業計画策定のコンサルティング、マーケティングを⽀援。


番組プロデュース:株式会社サンキャリア


カバーアート制作:小野寺玲奈


番組へのご感想、メッセージ等、noteでコメントどしどしお待ちしております!

https://note.com/dailylife_fund/n/nf6bc26b3a07b


株式会社 ABF CapitalのHP

https://www.abf-cap.com/


また、Apple Podcastで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!配信の励みになりますのでどうぞ宜しくお願いいたします!


ファンドマンの日常のTwitterアカウント(@dailylife_fund)です。是非フォローしてください!


#投資 #経営 #経営戦略 #ビジネス #ファイナンス #ファンド #コンサルタント #外資系 #データアナリスト #東京大学 #京都大学 #東北大学 #京大 #東大 #宇宙 #生命科学 #気象学 #エネルギーシステム #マネジメント #マーケティング #ポッドキャスト #podcast #スタエフ #standfm #音声配信 #マイナースポーツ #ポケモン #育休 #子育て #男性育休 #イクメン #中小企業診断士 #リモートワーク #DD #デューデリジェンス #PEファンド #科学 #ウルトラマン #サッカー #横浜Fマリノス #ファン #サポーター #フレーバーマトリックス #化学 #フードトラック #キッチンカー #飲食店 #職人 #シェフ #ソムリエ #慶応大学 #財閥 #口コミ #クチコミ #山手線 #東京メトロ #都営地下鉄 #SNS #株式会社 #会社 #起業 #音楽家 #ワイン #SDGs #インターン #コンサル #サウナ #サウナイキタイ #サ活 #水風呂 #BCG #就職活動 #組織運営 #データコンサルティング #セイバーメトリクス #フレームワーク #構造化 #中学受験 #料理人 #パティシエ #美食家 #ピーキング #駅伝 #陸上 #箱根駅伝 #宇宙人 #フェルミ推定 #世界史 #開業支援 #店舗運営 #韓流コンテンツ #小売店 #クレヨンしんちゃん #野原ひろし #映画 #経営者 #投資家 #資金調達 #鬼滅の刃 #物理学 #コンサルファーム #漫画 #睡眠 #音楽 #エービーエフキャピタル

00:00
ファンドマンの日常 今日も始まりましたファンドマンの日常
ABF Capitalの代表の熊原です。 同じく取締役の伊達です。 取締役の中野です。 取締役の西です。
このコラムで面白かったのが、明治14年の政変という、大熊茂信と伊藤博文と伊藤香織、岩倉智美で、どういう憲法にするかって、折り合わなくて、大熊茂信がやってられるかって言って、元老院から降りて、普通にその辺の政治的な権利を捨てて、身分捨てて、
在野して、下野して、地場で頑張るみたいなことをやる事件が起きたわけなんだけども、これで大熊茂信を述べて立憲改新党って、政党選手とかの先駆けみたいな感じで、設立して党首になったのと、あと有名な早稲田大学を作ったところがあると思うんだけど、これが実はSOなんだっていう、
慶応が、慶応大学の出身者が、めちゃめちゃ、今日本だと財界で活躍してる、わせ出てるやん、慶応の人の、東大とか京大とかわせ出せなくて、慶応の人がすごいビジネスの世界で活躍してると思うんだけど、大熊茂信って福沢諭吉とかともすごい仲良くて、福沢諭吉の育てた、慶応大学で育てた文科生とかっていうのを大量に引き連れて、辞めたみたいで、その政府を。
だから慶応義塾出身の政府の中心にいた人たちが、みんな民間に売れてきたから、それで慶応出身の人が、いろんな企業で養殖についてビジネス始めたっていうのがあったから、慶応の人が今でもビジネス界だと中心にいるっていう。
大熊茂信のおかげな。
大熊茂信、実はわせ出のおかげ。
実は慶応がビジネス幅利かせてるのはわせ出のおかげ。
なるほどね。
面白い。
ちょっとここにあるコラムがね、え、そうなの?っていう。
なるほど。
面白いのがいっぱい書いてある。
住友って三菱とか三井に比べて、官僚の天下りを大量に受け入れてるらしいんだけど、今はわかんないんだけど、少なくとも昔は。
で、この理由が、住友って基本関西の、関西地場の人たちだから、中野島って、大阪の中島って、あそこに山ほど住友系列の会社あるけど、
関西にいるから、東京の情報入りにくいっていうので、ロビー活動とかするにも情報を仕入れるにも、関西にいるとちょっと都合悪い部分があるから山ほど官僚を仕入れて、
中央への橋を作るっていうので、作っていたりとかね。
そういう違いとか書いてあって。
そうなの。
全部ちゃんと理由はあるんだね。裏に繋がってる。
そう。三井プッサンとか三菱障子とか住友障子の英文社名が超シンプルじゃん。
三井プッサンとか三井アンドカンパニーとか。
三菱コーポレーション。
三菱コーポレーション、住友コーポレーション。
え、なんで?
どう見ても親会社感ある。
そう。
他って三菱ヘビーインダストリアやるとか、バンクオブ東京アンド三菱とか、そんな感じ。
03:05
三井アンドカンパニーみたいになってるのは、これもさっきの理由で、その総合商社の理由で、
昔日本企業の規模が小さかったのと輸出とか海外展開だと、商社が絶対支援が必要だったっていうので、
そうなった場合にグループとしてやってますよっていうのを見せるために、
なんかいろいろ三菱ヘビーインダストリアやるとかいろいろあるけど、
とりあえず三菱なんですっていう。
我々が全部責任を持ってやってますみたいな感じで見せるのに都合が良かったから、
なんかそういう名前にしているとかね。
名前にそんな色々あったんだとか。
面白いね。
そう、これは非常に面白い。
あと、これも面白いなって思ったのが、
第一関業銀行って関銀関銀って書いてあるやつ。
第一銀行と日本関業銀行が合併したときに、
合併するとポストが当然減ると思うんだけど、
片方の、どっちかの銀行にとって不利にならないようにみたいな感じ。
第一関業銀行って人事部が2つあって、
第一銀行の人たちで構成されている人事部、
日本関業銀行で構成されている人事部が2つあって、
お互い見張り合うみたいな、
不当にコストカットしていないかとか、
不当に人員カットしていないかみたいなのを、
人事部が2つあって見張り合うみたいなことをやっていたみたいで、
え?意味あるの?それって。
意味はもう少しPMIみたいな。
普通にそれなんか別に最初の100日プランであるのはいいけど、
その後は投稿した方がいいよね。
そう、え?って思って。
しかもそれと財閥関係ないなって思いながらね、
ここにそういうのが書いてある。
面白い。
これ非常に面白い本で、
最初にね、そもそも経営学とはみたいな話があって、
経営学ってそもそもこういうもんですよみたいなお話があって、
構成としては。
で、その後にチャリを見てみるとどうでしょうみたいな感じの話があって、
とっつきやすい。
歴史としても面白いし。
経営学的な経営と所有の分類の実例であったりとか、
なんで日本がサラリーマン的に偉くなることの方が重要になったのかとか、
そういうのがわかるし、
そもそも今の日本を形作っている大企業の、
やっぱこの財閥の経理を作っているところが山ほどあるから、
日本の今の産業の歴史とかもわかって、
面白い。
非常に面白い本です。
またなんかちょっと飛ぶ話をするけどさ、
この本って明治ここだから数百年ぐらいの、
歴史とビジネスの変遷をまとめた本だと思うんだけどさ、
200年後とか300年後にこういう本が出た時ってさ、
どういうのを書かれているんだろう。
確かに。
結局財閥がっていうところから出た、
500年分のやつがやっぱりそこなんですって話になるのかな。
相当な動乱が起きない限りは、
06:00
本当に起きると困るけど、
東京がサラチになっちゃうような大紛争とかが起きない限り、
多分やっぱりここの流れはあんまり変わらないんじゃない。
そこのルーツは変わらない。
今の日本のビジネスのルーツはどこにあるかって言われたら、
ここになっちゃう。
ここにやっぱり辿り着く。
ここにジェームズ・アベブリンが出てくる。
我らの前職の初代日本代表、ジェームズ・アベブリン。
500年後もやっぱり日本の中心にいるのかな。
そこも気になる。
彼らが作ったという歴史は変わらないかもしれないけど、
中心にい続けるのかな。
最後に、
書いてあるんだ。
現代の巨大企業っていうのがあって、
現代の日本企業の売上デカい順に、
30個とか40個ぐらい並べてるのかと思うんだけど、
この中でどこの財閥の流れを組んでいるのかっていうチェックがあって、
大半が独立系なんだ。
結構独立なんだ。
面白いな。
50社中24社が独立系です。
逆に言うと半分は閉めてるんだね。
すごいね。
それが何パーになるかだね。
歴史的に見ると単調現象。
下がってるってことなんだよね。
彼らは別に新しい会社を生み出してはいないんじゃないの?
どうなんだろう。
そもそも増えてるの?
あとは何を持って財閥系列とカウントするかっていうのも違う。
トヨタもずっとたどっていったら、
三井の資本が入ってる会社って言えなくもないとか、
超現流をたどっていった時に、
どのぐらい資本とか関係してたら財閥系なのかっていうカウント次第でだいぶ変わってくる。
だんだんと薄まっていくから。
なるほどね。
ずっと遡るとやっぱりたどり着く。
ずっと遡ると。
15代代末とかにたどり着く。
ずっと遡っていくとそうなるよねっていう。
本当の独立、今のベンチャー企業とかは別だと思うけど、
それこそソフトバンクとか日本電子さんとか今の巨大企業でいうとこの完全に創業者が一人で名前が立ってるような企業とかは、
あれは全然別だと思うけど、
ああいう企業が創業者いなくなっても、
ちゃんと生き残る仕組み作れたら、
そういうのがどんどん増えていくって感じだよね。
ユニクロ、日本電子さん、ソフトバンク、楽天とか。
なるほど。
面白かったなっていう話で、実は無理、自分結論持ってないんです。
結論は何なんだ?
そんの紹介。
結論がね。
歴史の本だから結論っていうかそうだよね。
ただ結局これはやっぱり歴史というか今で言われてること、
昔もあったんだなっていうのは経営と所有分離しての方が連続性が強くなるっていうのと、
資本は集約してた方が強いよねっていうことだと思うんだよね。
まあ株式市場だとコンブルマリティ嫌われるけど、
やっぱりコンブルマリティの方が企業としては強いよね。
株式市場でコンブルマリティが嫌われるのって、
投資家は自分でポートフォリオ作りたいから、
コンブルマリティの方は既に経営者がポートフォリオ作るから、
09:02
投資家から出ればいらないコストがかかってることになるから。
アルジプルにディスカウントが入ってしまう。
ただ企業としては非公開会社はコンブルマリティ化した方が絶対いいんだろうね、
一族企業とかは。
いやーでもテーマとしてね、
我々の会社に最後当てはめて考えると、
職人の人たちに何かできたらいいなっていうのがうちの会社じゃん。
100年後もっていうのはね、どういうふうに我々だったらできるんだろう。
100年続いている、100年以上続いている職人の会社って言ってもやっぱり京都の和食屋さんとか、
あれもある意味座月軸な感じで執名してるしね、名前を。
俺はレストランの世界とかもさ、
100年続くレストランって東京でまだあんまり生まれてない気がするんだよね。
東京の歴史がね。
まあそうだね。
100年じゃなくても2代3代にわたって続いてますってお店自体もすごい少ない気がするんだよね。
それはね。
それはまあ一つに儲からないからっていうのがあるから、
まあそこはね、なんか我々がこういろいろできたらいいなって思うけど、
技を引き継ぐみたいな意識をあんま持ってない人が多い気がするな、
やっぱり料理人の世界とかは。
まあもちろん自分のお店がね、一番まずは大事だからそう。
その先にそういうこう、
次に引き継ぐみたいな意識をみんなに持ってもらうみたいなことができたらいいけどね。
伝統と革新。
ちゃんと引き継ぎつつも新しいことやらないといけないね。
そうね。
あんまりこういうことを伝統芸能とかでたまにちょっともう伝統だけになっちゃって閉じちゃってるところもあるけども、
そう、歌舞伎みたいに新しいことを伝統やりつつも新しい演目を増やして演出の仕方を増やしてみたいな。
とかやらないといけないし。
そうだね。
何百年も続いているところでさ、経営的にお金はちゃんと回り続けているのかな、事業だけで。
もともとの財閥ではないけども、もともとのお家としての資産もあって、かつ伝統的にずっと引き継いでいるからっていう掛け算なのか。
伝統的にずっとやっているところの種類とかあるにもよると思うんだけど、
めちゃめちゃ儲け続けてますっていうお店っていうよりかはさ、
老舗ってイメージって本当にその地域に根付いて、利益を生んでいるというよりかは価値とかを継承していくって感じのイメージがなんか強くて、
そこってどうやって回っているんだろうなって思う。
時々日本の長く続いている企業って、自社物価家、貴族家、武士家が関わってたりするよね。
世界で一番古い企業で有名なのって金剛組だけど、宮田育の金剛組。
創業640年みたいな、今1500年やってますみたいな会社があるけど、
12:04
奈良の法隆寺作るために作った会社が今もあるっていう。
でも儲かっているのかっていうところだよね。
確かにね、金剛組意外とデカいはずなんだよね。
途中で結構なんか潰れてるかなんかしてるはずなんだけど、確か金剛組今も普通に割とデカめな会社が出来やすいんだよね。
売上げだったら30億とか。
そういう伝統的なものに、ちゃんと新しく風を吹かせて、しっかり成長永遠に続けるような会社にしたいね。
だからむしろ思ったのが、経営側っていうかお店の出す側じゃなくて、
それを楽しんでくれる、支援してくれる周りの人たちが、お客さんなのかもしれないけど、
ちゃんと根付くかどうかっていうのもあるのかな。
経営ってさ、10年とか20年とか50年とかやってればさ、そのうち1回はとんでもないコロナみたいなのがあるしさ、
何かしらあるじゃん、もうきついっていう。
そこで何か生き続けられるかどうかって、必ずしもそのお店やってる側のところの価値が高い前提で、
そこで設けられてるだけじゃなくて、その時に周りからちゃんと支えてもらえるようになってるかっていうところも何か。
10年とか15年続けるとか100年とか200年生き続けるっていうとやっぱりそういう関わってる人たちが助けてくれるみたいな要素も多分あるんだろうな。
この200年生き残るって考えただけでやばいもんね。明治維新生き延びて、日露戦争、二次世界大戦、世界恐慌とかも生き延びて、
第二次世界大戦の後生き延びて、石油オイルショック生き延びて、その後バブル崩壊か。
生き延びて、ポットコンバブル、リーマンショック、今のコロナみたいな。
これ全部クリアしないと。
ただただ上手く経営してますってだけじゃなくて、社会的に亡くなったらすごい損失が大きいっていう存在であるかと思ってくれる人が多いっていう前提じゃないですか。
何百年は生きていけそう。
職人って難しくて、人間の生きるのに必要じゃないものも多いじゃん。
今の時代になったら当然。
職はあれかもしれない。
例えば伝統工芸のお茶碗作りが生きるのに必要か。
そうじゃない中で、めっちゃ苦しい状況で支えてもらうっていうのは、いろいろ考えなきゃ難しそうだよね。
だから文化継承での価値をちゃんと見出してあげて、発信してあげるってことだよね。
そういうところをちゃんとサポートしていくんだったら。
じゃあ今日のライブ配信もここまでとします。
ではまた来週。
15:01

コメント

スクロール