2022-10-31 17:23

番外編#16 感情とロジックは本当に対立しているのか?

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【本編の紹介】

感情とロジックについて話しました。

・感情とロジックの関係性について

・ロジカルな「マフィアオファー」で感情問題を取り扱う理由

・アドラー心理学では「感情」も要素になっている

・主観的には感情だけど客観的にはロジックになる

・伝え方の順番を考えるのは、感情をロジック要素として扱っているから

サマリー

第16番外編では、感情とロジックの対立について考察されています。感情がどのように定義されているのか、ロジックはどのような役割を果たすのか、そして両者の関係性がどうなのかについて議論が展開されています。

感情とロジックの定義
CS Harmony Radioの番外編を始めていきたいと思います。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今回なんですけど、ちょっと難しい話をしますけど、感情って何でしょうかっていうところを少し扱いたいなというので、
ロジックと感情というテーマをお話しできないなと思っています。
はい。
なので感情ってまず何ですかっていう話をWikipediaとかでいろいろ調べると、だいたい喜怒哀楽とかが出てきます。
本編とかでも話したと思うんですけど、愛情を数値化できますかみたいな話もあったと思うんです。
愛情も入ったりするやつもあったりしますね。喜怒哀楽にプラス愛とかが入ったりとか。それに憎しみが入ってると思うんです。
一方でロジック、今回で言うと論理みたいな話かなと思うんですけど、ロジックと論理一緒に蓋で話しますけど、何ですかと。
以前の漫画編で因果関係の話をさせてもらったんですけど、ざっくり言うとこうなったらこうなるっていうのがロジック。
なので因果関係で示されているものっていうのがある意味ロジックかなと。
以前に話したこの漫画編では因果関係って基本思い込みですよみたいな話はしたと思うんですけど、
元々の定義だと喜怒哀楽と論理的にこうなったらこうなるみたいなものって全然関係ないじゃないですか。
もうちょっと詳しく説明してほしい。
同じ戦場にはいないですよね。対比にして考えるということ。
対立構造はよく語られるけど、実際は対立してないでしょってことを。
要素が違うものなのに対立で扱われやすいというのが、今回はそこに意を唱えたいなという回です。
分かりました。でも感覚的には対立するのって何でしょうね。
感情とロジックの関係性
感情的なのって冷静じゃないっていうか興奮してるか。興奮しているっていうイメージと結びつきやすくて。
それとの対比で冷静ってなると現状認識して、理路整然と説明するとロジカルっていうので対比しているっていうか対立しているなというふうには感じることは多いですけど個人的には。
そういう意味合いで言うと、論理的にしゃべる人って比較的冷たいイメージを持たれる場合。
そうですね。
そういう意味合いではなんとなく対立関係に。
特に感情的な人ってどっちかというと熱いみたいなイメージがついてくるので、そういう感じで確かにそうかもしれないですね。
今回はもう少し掘り下げたいなと思ってて、逆に言うと例えばロジックと感情っていったものがどういう関係性なのか。
あい本当に対立しているのか、あいまみれないものが実は違っていて一緒にできるものなのかっていうのを少し話したいなと。
なるほど。
多分対立の話、対立こと、今鳥さんに言ってもらった通りの部分も結構多分あるんだと思ってて。
特に人の感情に配慮しないみたいなことをしてしまうとロジックだけじゃうまくいかないよねみたいな話が多分出てくるのかなと思っていて。
この辺は両端話みたいな話になりますけど、以前話した番外編のときに抵抗の6階層みたいな話をしたと思うんですよ。
断られない提案のところで抵抗の6階層の話をさせてもらったんですけど、
一番最後の階層が未知の変化に対する恐怖っていうのが一番最後にくっついてて、あそこがある意味感情の部分にあたるものなんですけど。
抵抗の6階層ってもともと5階層だったんですよ。
おっしゃってましたね。
5階層まではロジカルなんですけど、6個目っていうのは必要だよねってなって、後でくっついた経緯があって。
ロジックだけだと動かないっていうのはおそらく人として見たときにそうなんだよねっていうのが話としたかなと思う。
この辺から結論めいたものを先に言っちゃいますけど。
はいはい。
結論的に言うと、感情っていうものが追加になったっていう系もあるんですけど、
結果として感情も含めてロジックで扱うのはおそらくできるだろうなと思ってます。個人的に。
ちょっといろいろ何個か例を。
子供って結構感情ベースじゃないですか。
基本的にはロジックがまだ未成熟で、そこまでロジカルに動けるっていう場合じゃないことが多いんで、
ロジカルになるとやはり感情的な部分が大きくて、泣いたり叫んだり笑ったりみたいな喜怒哀楽が激しいというのが子供の部分だと思うんですけど。
だからといって子供の感情をロジックで考えれないかというと、実は考えれるかなと思うんで。
ロジックって考えるって何言ってるかっていうと要は予測できるかどうかなと。
例がいいかどうかわかんないですけど、例えば子供の大好きなおもちゃをいきなり取り上げたりとか破壊とかしたら絶対泣くじゃないですか。
そうですね。それは間違いない。
ほとんどの確率で泣くよねっていうのがわかるっていうのは、
それってある意味感情の部分をロジックで扱えているというふうに捉えれると思ってて。
なので、感情というものはロジックとか論理とかと対立するのではなくて、一つの要素として取り入れたらいいんじゃないかなというのが考え方かなと。
ちょっと別の視点で、ちょっと前に流行った嫌われる勇気って、アドラシンリーガーとかね。
あれで言ってるのも実は近しいかなと思ってて。
これはいろいろ賛否あるんで、ちょっとあれですけど。
引用すると、感情が人を誤発するんじゃなくて、人が目的のために感情を利用するっていうのがアドラシンリーガーのこと。
そもそもの考えがちょっと難しいですよね。
怒るっていう行為は、怒ってて非難するんじゃなくて、非難したいから怒ってて非難するんじゃなくて、
非難したいから怒るという感情を生み出してるんだ、みたいな考え方をアドラシンリーガーがしてるんですよね。
感情っていうのは、ある意味目的がある行動のための理由づけに使っているという位置づけ。
そこまでは言わないですけど、少なくともこうなったらこうなるっていうための目的と手段ってある意味ロジックなので、
そういったものとして使われるというふうな、多分一つの例なのかなと思ってて。
なので、ロジックで感情みたいなものは扱えますし、愛情みたいなのもおそらく同じカテゴリーで扱えて、
感情があるものであったとしても、そういうロジックで見たりとか数字で見たりみたいなのはできるんじゃないかなと。
というのが言いたいかなと思っておりました。
感情をロジックで扱うこと
なるほど。
っていうのが今日言いたかったこと。どうですか?
ロジック的展開で言ったら分からんでもないですけど、感情的な印象で言うと、
うーん、素直にそうだねって言いづらい部分はあるっていう感じですかね。
アドラー心理学の話は常に自分の中で決めてて、それを実行するために感情を利用してるっていう話は確かにそうだとは思うんですよね。
それはそれでわかるけれども、ただ現実世界においてロジック的に感情を用いて動くっていうことって、
本当に意識してその感情モードに変えて動けるかなって言われると、そうじゃないなって思うことは多々ありますね。
例えがいいかどうかわかんないですけど、レッテルみたいなものもちょっとそうかなと思ってて、
仕事しててこの人はちょっといまいちだなみたいなことが続くと、最初はそういうこともあるかなと思うんですけど、
それがあまりにも繰り返されると、この人はこういう人だよねみたいな風になっちゃうじゃないですか。
そうすると別にロジックもなんもないんですよ。それ感情でそういうふうに決めつけてるんだと思うんです。
で、そうするとその人が言ったことと同じことを仕事でできる人が言ったとしたら、僕が受ける印象は全然違ってて、
できてる人とできてない人が全く同じことを言ってるのに、自分ができてないと思ってるレッテルを張ってる人の言葉はあんまりよく聞こえないんですよね。
同じことでも人によって全然違く聞こえるとか。
そうなんですよ。なので、ロジックの中に感情含まれてるかっていう話は、自分の中の例で考えるとハマってないっていうか、感情が先行してることがあって、
その時ってロジック超えちゃってる時もあるかなみたいな。
そこはちょっとあれですね。私とロジックの認知の範囲が違うなと思ってちょっと聞いてました。
なるほど。
解説というかちょっと疑問したいんですけど、多分それってその人っていう人のパーソナリティがAさんとBさんがいた時に、
Bさんは信用できるけどAさんの意見は信用できないみたいな話があって、過去の経験的にAさんはあんまりよくわからないことを言ってくると。
よって思って今回言ってるのも多分よくわからないなみたいな経験則の積み重ねじゃないですか。
それって前にロジックの回でも説明しましたけど、所詮ロジックっていうか銀河関係って過去の経験の照らし合わせで決まってくるわけですよ。
思い込みであるっていう。
で、それってそのAさんって人は過去にそういうことをいっぱいやってきたから、今回もそうだろうっていうのが積み重なってるので、ある意味そこはロジックなんじゃないかなと。
だからAさんがっていうのがついてるロジックであって、Bさんがっていうのがついてるロジックなんじゃないかなと。
そうですね、そういうふうにも多分捉えられるのはおっしゃる通りですね。
ただ、それがロジックとして捉えてるかっていう話は当人的にはあんまりそういう認識がないって感じですかね。
畑から見たらそれっておっしゃるように、結局これまでの実績からあなたそういう経験則によってこの人はこういう人だっていう判断してあって、その判断軸があるからその人にしてるコメントは基本的にバイアスかかって見てますよ。
それはロジック的にはそうなるよねっていうのは畑から見るって言われるとそうなんですけど、
一個人の当事者として見たときは、なんか全然そういうふうに捉えてないんで、感情的に見てしまっているなっていうふうに思っちゃう。
ところが、言ってることはわかるんだけど、感情的にやっぱりなんか腹落ちしないっていう。
感情とロジックの関係
それ多分あれだと思うんですよね。今回の職業の話とかでもあった、コンサルロジックで詰めるだけの限界みたいなところっていうのもちょっとあると思って。
いくらそうだよって言われて事実的に正しい方だとしても、なんか納得しないみたいな話あるじゃないですか。
あると思います。
遠いのにちょっと近くなっていっちゃってるような気はするんですよね。それってよっぽどその人の認識が変わるようなことがない限りは、多分そのベースでなかなか覆せないんだろうなみたいな。
で、その時厳しいお客さんにすごいファインプレイしたとか、今までのイメージがガラッと覆えるようなことをやってしまうことによって変えてしまうとか。
旗から見たら、そのロジックの経験値による予測がずれたから軌道修正しているだけでしょって言われれば、それはそうなのかもしれないけれども、そうでしょって言われるとなんか気に入らないって思っちゃうっていうのはあります。
私のロジックを堀さん的には感情的に受け入れられない。
そうそうそうそう。そこは一歩で分かるんだけど、当人になると結構難しいなっていうところが。
ロジックVS感情の話って、ひょっとしたらその辺の限界っていうか、それだけでいったら突破できないところがそういう部分にあるのかもしれないですよね。
突破できるかどうかという話ではないかなと思って。
結論に持ってきたいわけじゃないんですけど、感情だからって言ってロジックを諦めちゃいかんなと。
それはそうですね。
この人はこういうふうに言ったら怒るよねとかってある意味ロジックじゃないですか。この言い方はないだろうとか。この状況だったらこの人はこういう行動とか悲しむよねとか。
そういうのってすごく重要で、特に人なんで。そうするとそれって非常に重要で。
納得して動いてもらうところって最終的には感情みたいなところはいるんですけど、そこを感情を動かそうとするときにただ感情に対して感情で当たっちゃうとあんまりうまくいかない気がしてて。
であれば動かすための仕組みみたいなのってある程度のロジッカル的な部分が必要で、最後そこに繋がるみたいなのがないと、少なくとも仕組み的にうまく回らない。
個人のためにどこまで突っ込むかってのはありますけど、仕組みとして回ろうとするとある程度そういう組み立て、感情をロジカルの中に入れた状態の組み立てがいるんじゃないかなというのが。
結局感情の機微を察知して言い方や対応の仕方変えるって、それ感覚的にできてる人が多いだけの話であって、それをちゃんと分析して標準化していくってなったらロジックの世界で何か落とし込めるとは思うんですよ。
ただその話の分岐とか多分超いろいろパターンありすぎて整理しきらんとは思うんですけど、その感情的な話って予測ついてるとか反応を見て、この言い方ちょっと違ったなって変えるのってそれ感情的かって言われれば、本人的には感情的にやってるけど、それロジックとして見てる人からしたらロジック的ですねっていうのはそうかなと思いますね。
もしかすると堀さんとの認識の違いが若干あるかなと思うのは、ロジックにするのは別に型にしたいとかそういうわけじゃあんまなくて、これがあったらこれがこうなるよねっていう、そこが知りたいだけなので、
例えばAさんっていう人、すごくこちらから感覚上的に見ると変な人だっていうのが、もしAさんの方だとするならば、その人はAさん特有のロジックになっちゃうんじゃないですか。それでBさん、Cさんには使えない話であって。
でもそれはそれである一つのやり方だと思うので、別に横てんなんか変でもいいんですけど、この人に対してはこうしたらうまくいったみたいな、その人にだけの何かとして、しかもその場面だけかもしれないけど、そういうのを何となくただ感情対感情にするんじゃなくて、少しこうなるとこうなるんだろうなみたいな予測ってある意味、認可関係を予測してるロジックなんで。
ここの部分を考えながら話を無意識にはしてるんでしょう。
そうですね。多分、僕の中の今の話で捉え方として区別するとしたら、感情の中の話で言うと、感情その瞬間だけ考えるんじゃなくて、その感情による前後の予測立てるってとこなると、感情的な動きなんだけどロジックっぽいっていう感じですかね。
なんかそれはある種、今後の動きを考えてるわけであって、感情問題扱ってるけど動きとしてはロジカルに捉えようとしているっていうところでもあるかなと思いますね。
なんか順番があったりするんですよね。
感情対感情とロジカルな対応
うん、ありますあります。言い方あるじゃないですか。よくあるのって、ダメ出ししたいにしてもいきなりダメ出しするんじゃなくて、ちゃんと認識確認した上で指摘事項として言えば素直に聞ける話も、いきなりここダメだろうって言ったら聞けないっていうのとか、感情的に悪くなる。
まあなんか、それって感情配慮の問題ですけど、ロジカルにやってると言えばロジカルにやってますよね。
全員にうまくいくかわかんないけど、まあうまくいきそうだなみたいな。
ある一定の流度で言った時にはカターはできるんだと思うんですよね。
そうだと思います。
性格も分類あるじゃないですか。こういうタイプとか。
そうですね。
そんなのってある種、セグメント分けしている話であって、こういう性格の人にはこういう対応の仕方みたいなことって、テンプレみたいにはできると思うんですよね。
森さんがおっしゃってくれた通りで、多分人に合わせたりすると分岐がバカみたいになっちゃう。
それは無茶だなと思うので、ポイントポイントみたいなところは抑えつつっていうのが多分現実ですよね。
そうですね。説明うまい人はこの辺うまくやってるイメージはありますよね。
やっぱりロジックとか感情うまいことをコントロールっていうか使って活用してるかなっていう感じですかね。
そうです。
っていうところが議論できたのでちょっと面白かったですね。
ありがとうございます。
ありがとうございます。では今回以上にしたいと思います。
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