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インフルエンサーやクリエイターは、プラットフォームに振り回されがちと諦めている人はいませんでしょうか?
先日、Googleが始めたゲームストリーミングサービスの終了が発表され、業界が騒然としました。
また、超人気配信者が使っていたプラットフォームが独占契約の半年後になんと終了してしまうなど、その判断は常に難しい。
そんな中、あるポッドキャスターがプラットフォームに振り回されない選択をして、それでは早速学んでいきましょう。
おはようございます。クリエイターのカグアです。今日のおしながきは、
Googleがまたサービスを終了。独占契約に振り回された人気配信者、人気ポッドキャスターが選んだ選択肢とは?
Twitter、Instagram、YouTube、いろいろなプラットフォームを使って、自分の創作活動を発信しているクリエイターさん、インフルエンサーさんが多いと思いますが、
どうしてもプラットフォームのアルゴリズムや課金の手数料など、どうしても振り回されがちです。
その状況を前向きに捉えて、常に先手を打って活動されている方もいらっしゃるとは思うのですが、
どうしても振り回されている感が拭えないところってありますよね。
先日、Googleがこんなリリースを発表しました。
こちら、KOTAKUという記事の9月27日の記事です。
GoogleがクラウドゲームサービスのStadiaを廃止、税金に返金です。
Googleが始めたゲームのストリーミングのサブスクサービスです。
要は契約すると、サブスクでいろんなゲームをストリーミングでプレイできる。
特にPS、プレイステーションとかスイッチとか、そういうデバイスを買わずに、本当にコントローラーだけでサブスクなのでもいろんなゲームを楽しめるというようなサービスを、
日本ではリリースされなかったのですが、海外では実はリリースされていたのです。
そのサービスが、何とわずか数年で閉鎖するということが突如発表され、物議を醸していました。
どのぐらい物議を醸していたかというと、
トム・ビアンさんというゲーム開発者の方がいらっしゃるのですが、
その方がTwitterで、2日後にStadiaでリリースされる予定でしたが、この記事が閉鎖についてのことを初めて耳にしました。
泣いている顔マークということなんですね。
ですから開発者の方にも全く知らされないで、頑張って開発したゲームがプラットフォームで配信されるはずだったのに、閉鎖が発表されたと。
これは本当にびっくりですよね。
ゲームの開発も何か月何年もかかるものでしょうに、それが突然廃止されるということなんですよ。
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Google自身は過去にもいろんなサービスを始めてはやめると言われるぐらい、いろんなサービスの開配をしているんですよね。
SNSに限って言えば2つも始めてはやめるということもやっていますので、
一部ではまたかと言われているんですけども、当事者にしてみればたまらないですよね。
ですからトムさんのような開発の方は本当に振り回されていると言っても過言ではないぐらい影響が大きいですよね、プラットフォームの開配に関しては。
例えばさらに超人気配信者の方もそういった浮き目にあったことがあります。
こちら、2020年の1月29日のあるブログの記事なんですが、フォートナイトのプロゲーマー忍者ミキサー遺跡の契約金は複数年で20から30億と。
海外でですね、超人気のゲーム配信者の忍者さんという方がいらっしゃるんですが、2年前ですね、2020年の頃前後非常に人気でですね、
日本のYouTuberでもYouTube界隈でもすごいファンがたくさんいた人気配信者だったんですね。
その方がマイクロソフトが運営するゲームのライブストリーミングサービス、ミキサーというのがありまして、そこにですね、独占契約で移籍したと。
このあたりから、いわゆるその人気クリエイターさんを高い独占の契約を支払って招聘するという動きが広がっていったんですよね。
ポッドキャストでも有名な方がね、すごい契約金で招聘されるということが相次ぎましたが、このぐらいから2020年ぐらいから海外ではそういう動きがありました。
その先駆けと言っても過言ではないのがこの忍者さんの事例です。
ただですね、残念ながらこのマイクロソフトでさえそのミキサーというプラットフォームですね、なんとその年の9月に閉鎖を発表するんですね。
いやこれもですね、結構当時としてはかなり衝撃的でした。
忍者さんご本人がかなりびっくりしたと思うんですけど、それでも忍者さん自身はもともとファンがかなりたくさんいらっしゃいましたので、
次にAmazonの産家であるTwitchというところに独占契約を結ぶことができたんですが、振り回された感がすごいですよね。
本当そのインフルエンサーやクリエイターというのはどのプラットフォームに乗っかるかというのは、本当生命線だなというふうには思うんですよね。
特に零細でやっている、小規模でやっている、個人でやっている方であれば、フォロワーさんが全部が全部ついてきてくれるわけじゃないですか。
プラットフォームが変わった、じゃあ今度はこっちからフォローして、こっちでフォローしてくださいって言っても、一回ある意味リセットされるわけですから、
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そうそう全員がまたフォローし直してくれるっていうのはなかなかないと思うんですよね。
よっぽどのインフルエンサー、コアなファンを持つ方でない限りは。
ですからどのプラットフォームについていくかというのは、おそらく多くの方は普段から悩まれていると思うんですよね。
そんな中ですね、先日こうしたことが、こんなトピックが出てきました。
野村孝文さん、スタンドFMやポッドキャストでニュースコネクトという人気ニュース音声番組を配信している、フリーで活動されているポッドキャストプロデューサーの方です。
この野村孝文さん、なんとですね、会社を個人で立ち上げているんですけども、その会社にクロニクルサポーターという制度を作りました。
番組に価値を感じてくださっている方々へ、クロニクルサポーター加入のお願い、10月1日ご自身のノートで書かれています。
クロニクルというのは彼が運営している会社の名前です。
ですから会社のサポーターになってくださいということで、月額1000円からプラスアルファーはおひねりでお好きな額をつけてくださいという感じの月額サブスクのメンバーシップを発表しました。
ただですね、明確にはプラスアルファーの特典などを書いているわけではなく、一応追加コンテンツを見れるという形ではあるんですが、
これ確かポッドキャストですと古典ラジオという超有名な番組があるんですが、その番組も確か本当に単純な支援、純粋な支援としての月額支援をお願いしているというファンクラブのようなものがあって、
かなりそれに近いなという印象です。ですからどれぐらい加入されるのかというのはすごく興味があるんですが、
野村隆さん、育休を取るということで、ぜひサポートをしてくださいということもあって、非常に注目を今後集めそうです。
この野村隆さんが月額サブスクどのプラットフォームを使っているか実際見てみたんですが、なんとびっくり、ストライプを使っているんですね。
ストライプというのは海外の課金プラットフォームの新進経営の会社です。有名どころですとPayPalというのがあって、最近ですとストライプというのが出てきています。
国内ですと、スタンドFMがメンバーシップという仕組みを使うときにこのストライプという外部の決済サービスを使っている、それぐらい日本でもかなりメジャーになってきた決済サービスがストライプです。
ですから多くのプラットフォームが決済に関しては使っているそういう外部の決済サービス、それがストライプなんですね。
野村孝文さん、なんとこのストライプをご自身で契約されて、そのサブスクを使ってクロニクルサポーターという仕組みを実現しています。
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ですから例えば仮に自分が配信しているポッドキャストがプラットフォームがなくなったとしても、課金システムとしては別システムですから、別会社ですから、ずっと生き残るということなんですね。
ついにこの課金プラットフォームを完全に独自で組み立ててきたんだなというところは非常に興味深いです。
ただ実際私も知り合いの有料メルマガをやっている人がいるんですが、その方はPayPalの独自の決済サービスの仕組みを使って月額サブスクを使っていました。
ですからこれが本当に究極ですよね。プラットフォームがどうなろうと音声データを手元に持っている分には、いろんなところでポッドキャスト配信できますし、
さらに課金に関しては別にどのプラットフォームであろうと、とにかくそのストライプに契約さえしてもらえれば、どのプラットフォームでも関係なく課金ができるということでは、
いやーこれはねついにさすが野村孝文さんだなというふうに思いました。一方でこの使い方、ストライプを直接利用して課金する方法は、
実は注意点があります。デメリットと言っちゃうと微妙なんですけども、注意点があります。
これはスタンドFMのコメント欄に書いておきますので、ぜひスタンドFMのユーザーさん、それからポッドキャストユーザーさんはブラウザでも見れますので、
コメントはブラウザでも見れないのでアプリの方で見てください。そのデメリット、ストライプに私も契約してやろうというふうに思われるかもしれませんが、
実はこれ残念ながらデメリットが一個あります。そのデメリットについてはスタンドFMのコメント欄に書いておきますので、ぜひチェックしてください。
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いやーでも本当に時代もちょっと変わってきましたね。本当にクリエイターがそのブランド、コアなファンとのつながりをやっぱり自身で管理していくという時代にいよいよなってきたなという気がしました。
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