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2024-01-10 15:22

【番外編】能登半島地震の現状。僕らにできることについて考える。

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今回は、番外編と題して令和6年能登半島地震についての現地レポートや支援の形を皆様に共有するべく緊急回を設けさせていただきます。


『実際に支援を行いたいけど、どんなことを行うべきなの?』など、皆様の疑問について、行うべき措置や現地ではどんなことを必要としているかなど、お伝えできればと思います。

被災地の支援に実際に向かったジョーカーより、メディアや報道機関では共有されることのない被災地の様子や現状についてレポートしていただこうと思いますので、ぜひ聴いて頂けますと幸いです。

より支援の輪が広がることを心より祈っております。


<目次> ・支援に至った経緯と一般社団法人Think The DAYについて

・支援の際に実際に触れた被災者の声とは ・行政と支援者との連携について。メディアも報じれない現地の様子とは。

・今、私たちができることについて。支援方法の選択肢。


【Think The DAYについて】 Think The DAYは賛同いただいた皆さんからの寄付を事前に「貯める」ことで、いざ災害が発生した際、即座に必要物資の運搬などの支援活動を行う「DAY1」からの被災地支援を目指す完全非営利の社団法人です。寄付のみだけではなく、みなさんにご購入いただいたThink The DAYの商品の利益はすべて支援活動に充てさせて頂きます。(公式サイトより引用) ▼公式サイト https://thinktheday.org


【寄付金先一覧】

日本赤十字社▷ https://www.jrc.or.jp/contribute/help/20240104/

石川県▷ https://x.com/hase3655/status/1742905782088437808?s=20

富山県▷ https://x.com/pref_toyama/status/1743074839081222623?s=20 Think The Day▷ https://thinktheday.org/#about (信頼できる場所へ支援金を託していただくことをお勧めします。)


重ね重ねになりますが、Jokerが今回被災地へ向かった背景には被災地から要請があって向かった団体Think the DAYのスタッフとしてとなりますので個人ではないこと、ご理解ください。

___________________ Instagram: https://www.instagram.com/crazyplantshuman/ お便りはこちらから: https://forms.gle/rQ6vdDUfp4pgRiku7

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この番組は、セイラとジョーカーが自分たちの思考を整理して、心を抱きしめるためのラジオです。
2024年1月1日に、石川県能登半島を中心に震度7の地震が発生しました。
この地震により被災された皆様にお見舞い申し上げるとともに、犠牲になられた皆様に哀悼の意を表します。
今回のエピソードでは、令和6年能登半島地震についてお話をしていきたいと思っております。
本日収録しているのが1月9日火曜日なんですけど、少し前の1月5日金曜日に支援物資の配布をするために被災地である石川県に行ってきました。
なぜ被災地に行くことになったのか、行ったから見えた現地の様子、あとは我々ができる支援の形にどんなものがあるのか、
そういうことについて今の言葉で残すために、僕一人で今収録を行っております。
今日は地震について触れていくので、心が苦しくなってしまうかもと思った方は、ここで再生を止めて次の回を楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです。
報道やSNSを通して悲惨な現状を毎日目にしているかと思いますので、自分の心を守ることを優先してください。
では早速話をしていきたいんですけれども、まず令和6年の都半島地震は1月1日午後4時10分に発生して最大震度7を観測しました。
その時僕は愛知県名古屋にいたんですけれども、名古屋は震度1と発表されていました。
ただ1分ぐらい大きく揺れて、恐怖を感じたのを数日経った今でも覚えています。
なので、震源地に近い地域の方々は自分が感じた揺れの何倍もの大きい揺れを何度も感じて、怖い思いをしたって考えるとすごく胸が痛みます。
名古屋の揺れが落ち着いてからはニュースで報道される被災地の現状だったり、被災された方々がリアルタイムに更新する現状だったりっていうのを目にして、
ただただ被害の拡大と震源地に近い地域にいらっしゃる方々の安全を祈ることしかその日はできなかったですね。
それから僕にできることが何かあるんじゃないかっていうので日々考えていたんですけれども、
1日から数日した後に一般社団法人シンクザデイのスタッフとして支援物資を配布するために石川県に向かうこととなりました。
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そして1月5日金曜日に石川県富山県に支援物資を配布をしてきました。
これだけ聞くとどう繋がっていくことになったのかっていうところを疑問に思う方だったり、
あと単純に今の被災地に行かない方がいいんじゃないかって思われる方もいらっしゃるかと思いますので、
そこの部分をまず順に説明していきたいと思います。
まず一般社団法人シンクザデイとはどういった団体かというと災害が発生した際に即座に必要物資の運搬などその日から被災地支援を目指す完全非営利の社団法人になります。
一般的な支援団体って災害発生後に資金を募ってある程度貯まったら必要物資に変えて現地に届けるっていう形を取ることが多いんですけれども、
シンクザデイは日頃から防災グッズの販売であったり寄付を受け付けているので、その売上全てを災害発生時のために貯金をし続けている形になります。
なので災害発生時にその資金を使って即座に必要物資などに変えて動くことができる仕組みになっています。
僕たちとこの団体の関係性としましては、僕とセイラが日頃からともにシンクザデイと仕事をさせていただいていることがあって、
今回災害支援の実績があるシンクザデイの指揮指導の下、スタッフとして動いております。
最後に一番重要な部分をお話ししておきたいんですけれども、
地震発生直後から石川県知事より個人ボランティアの被災地入りをしないようにと要請が出ております。
これがなぜかというと、被災直後で道路状況が非常に悪いことと、被災地域が今までと違って多角的にアプローチができない地形であることから人命救助などに時間を要しているのが大きな理由です。
被災地の受入体制が整っていないときに個人ボランティアが行くと、緊急車両の通行の妨げになったり、
向かった本人が災害にあった場合に救助にあたる自衛隊の方々のリソースが増えてしまったりと問題になるので、県としては来ないでくれと発表しています。
今回、シンクザデイが必要物資を輸送することとなった背景には、勝手にこちらで判断をして向かったのではなく、
被災地から支援物資の要請があったことがありますので、その点ご理解いただけますと幸いです。
また自治体との連携を取りながら、緊急車両が走行する道を避けたり、
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被害の大きい地域、和島市や鈴市、奥の戸と呼ばれる地域ですね、への侵入を避けるなど十分に考慮した上で動きましたので、ご安心いただけたらと思います。
ここからは現地での様子に加えて、僕が実際に行ったことで見えた現場の実態などをお話しできればと思います。
今回は運送会社の協力のもと、養成のあった石川県にあります
さかみ構造改善センター、内田町役場、都議市署、七尾市役所本庁舎、富山県にあります秘密役所の5カ所に物資を運びました。
調達した支援物資なんですけど、シンクザデイに寄付していただいた資金で自治体から必要だと依頼された物資を
県外で調達してそれらをトラック6台分、乗用車2台分に積んで運んだ形となります。
現地の様子ですが、それぞれの支援先で被災された方々とお話をさせていただく瞬間もあって
地震が起きた1月1日から避難所の前に車を停めて車中泊をずっとされているという方が多くいらっしゃる場所もあって
家に帰ろうにもいつ崩れるかわからなくて怖くて帰れないっていう方ともお話をしました。
あとは若い青年団の一人から物資の積み下ろしの最中に俺ら臭いかもしれないんですけどごめんなさいって言われて
どういう意味か詳しく聞いたんですよ。そしたら彼らがいる地域が断水をしていて水が出ないのでお風呂に入りたくても入れない状況なんです
ということを教えていただいて 一応隣町に一時的に無料で入れるようになっている温泉があるみたいなんですけど
1日の利用者数に限りがある上に先着順ってことで行く頃にはもう受付が終わってて入れないんですよ
でもおっしゃっていました。 あと断水で困るものとしてトイレがあるんですけど水が流れないので
バケツに汲んできた水を入れて それで流しているっていう状況でもありました
水が貴重なものなので 手を洗うのすら躊躇するっていうことを聞いたときは心が本当に
痛みました。自分がどれだけ充実した整った環境に 入れているのかを痛感した瞬間でもありましたね
ただ 苦しくて辛い中にいらっしゃる皆さんが明日に向かって頑張ろうって声を掛け合って笑顔でいる姿
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あとは我々にありがとうって何度も伝えてくださる姿に改めて一緒に頑張ろう 頑張りたいって強く思った瞬間でもありました
あとは市役所や役場の現状なんですけど物資を支援させていただいた先の代表の方々が口を揃えて
物資は少しずつ届き始めてるけど人手が足りなくて物資の仕分け作業が追いついてないとおっしゃってました
というのも物資を受け入れた後にどこから何が届いて 避難所ごとにどうそれらを振り分けるかっていうのを考えるそうなんですが
それらが間に合ってないとのことで名の市役所など大きい施設になればなるほど深刻さを感じました
でご自身も被災された立場である中で同じく被災された方をサポートするために奮闘されている姿を見て
なるべく早く現場の体制が整うこと あとは災害時により早く正しい判断ができる人材が集まる仕組みが整う必要があるなと
強く感じました そのように現場の声も聞きながら物資を5カ所に届けて回ったんですが
それらが夕方すぎ 6時ぐらいにすべて完了してすぐに我々は東京に戻りました
で東京に戻ってからも次の支援に向けて要請を受けた自治体への必要物資のヒアリング あとは物資の調達に協力してくれる企業の方々などと連絡を密にとったりと
代表を中心に今も動いております 最後に被災地に行けない方がどのようにして被災地を支援できるかっていう話をするんですが
災害が起きた直後でボランティアとしても現地に入れない状況に今はなっているので 今は早く平穏な日々が戻るよう祈ること
そして支援金を送ることが最大の支援になると僕は考えています 今回被災地5カ所に物資を届けてそれぞれ必要とする物資に違いがあったことと
物資の仕分けを被災者の方々自らが手作業でしていることを目や耳で知って 個人が闇雲に物資を送ることは今の最善ではないなと感じました
個人が送る物量ですと避難所にいる方全てに平等に同じものを配布することができなくて トラブルになるっていう可能性も想像できます
ですのでもし支援をしたいという思いがありましたらどうか 支援金の寄付を検討することをお勧めします
ここで注意する必要のある点は支援金を寄付する先についてです 自分が寄付したお金が正しく現地に届いたかが不明瞭な寄付先も多く存在している状況ですので
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ご自身で寄付する先が寄付された後どのように動いていくのかを事前に確認して 信頼できる場所へ支援金を託していただくことをお勧めします
そして我々が提案する寄付先についても一部 皆さんに共有できる情報をお伝えさせていただきます
一つ目が石川県が日本赤十字社 石川県支部及び石川県共同募金会と連携して振り込み先を設置しております
また富山県にも同様に県が設置した振り込み先があります 二つ目が我々が一緒に動いているシンクザデイです
こちらも支援金の寄付を募っております こちらはお話ししてきた通りいただいた支援金を必要物資に即座に変えて
どこに何を届けたのかというのを タイムリーに報告を行っております
提案させていただいた寄付先は概要欄に掲載しておりますので参考にしていただければと思います
今回の被災地支援についてこうして発信すること自体良いものなのかって数日 実は考えてました
というのもシンクザデイに要請があって向かったわけなんですけれども それでも行くべきではないという意見を持つ方もいらっしゃるので
こうして発信することで被災された皆様やシンクザデイに 迷惑がかかってしまうんじゃないかって考えてたのが大きいです
ただ今のリアルな現状を発信することで聞いてくださった方が 募金をするなどのアクションを取るきっかけになったり
何か被災地支援につながる光になるんじゃないかって セイラと話し合ってこうして話すことに決めました
日々変わっていく状況と被災された皆様のお力添えになれるよう精一杯サポートを行っていければと思います
そしてここまで聞いてくださったあなた 僕の声に耳を傾けてくれてありがとうございます
それぞれができる最大限のサポートをして早く平穏な日々が被災された皆様のもとに訪れるように祈っております
被災された皆様は我々含め多くの方が皆様と一緒に頑張っていこうと強く思って動いておりますのでどうか希望を持ってお過ごしください
またシンクザデイでは被災された皆様へのサポート ペットの一時預かりなど引き続き行ってまいります
概要欄にホームページなどの情報を掲載しておりますのでご覧ください 今回のエピソードはここまでとさせていただきます
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次のエピソードでは普段通りセイラと多愛もない会話をお届けしますので楽しみにしていただけたら嬉しいです
では次回お会いしましょうバイバイ
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