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2021-02-12 10:30

【5限目】Clubhouseなどでの音楽の著作権

Clubhouseなどの音声SNSで、BGMや音楽を流す場合の著作権はどうなっているんだろう。

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著作権に関する質問を募集しています。

▼質問・お便り

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▼Stand.fmレター

レターは匿名になるので、匿名での質問になります。

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サマリー

クラブハウスやダベルなどの音声SNSでは、音楽の著作権に注意が必要です。クラブハウスではアーカイブが残らないため、許可を得ずに曲を流すことは著作権違反です。また、音声SNSでニュース記事をそのまま読み上げることも著作権違反です。

クラブハウスの著作権違反
はい、著作権の時間第5限目となります。
この番組はですね、著作権についての質問をいただいたら答えるような形でお答えしていこうと思ってますけども、
Twitterの方であったり、スタンドFMのレターなどで募集をしております。
ただですね、クラブハウスという音声SNSがね、急に話題になっておりますが、
その中でですね、著作権の質問を直接いただいたりすることがまあまあありまして、
まあそこで答え次ね、次の番組で収録しますのでっていうのもちょっと不親切だったので、
まあそこでいろいろ話しながら答えたりしていまして、
まあ逆にそのクラブハウスの中でそういう質問があったのを録音しておけばよかったなと。
少し前にですね、クラブハウスの中でポッドキャストの収録をすることはOKというような話も出てましたので、
喋ってる人の了解を得ればということのようですので、
まあそこらへん許可が取れます。
取れましたらポッドキャスト配信にこれを使っていこうかなというふうに思ってます。
はい、ということで今回第5件目なんですけども、
やっぱりクラブハウス内での著作権の話をしたいと思います。
はい、ということでですね、ただクラブハウスだけではなくですね、
同様のアプリですね、ダベルとかも共通して言えるところです。
基本的に音楽を流すことはNGだと思っているかと思いますが、
やっぱりBGMとか欲しいとか言うときありますよね、喋ってるときね。
なので、ただその流していい音楽と流していけない音楽がありますよというところです。
特にクラブハウスの場合はアーカイブが残らないので、
いいかなと思う場合があるかもしれません。
今ちょっとアイコン変わりましたが、
クラブハウスの有名になったアイコンの方を招いての即興でのライブコンサートみたいなことを
やられてたときがありました。
その中でですね、いろんな人をゲストに呼んで、
本当に飛び入りみたいな感じで呼んで、
なんか歌ってよみたいな感じとかやってたんですけども、
そこでも有名な曲を歌ったりしていましたが、
実際あれもアウトですね。
YouTubeであれば、著作権管理団体JASRACとですね、
提携していますので、著作権処理をしていますので、
前にも話しましたが、原版権というものがあるので、
音楽の著作権とJASRAC
音源そのままを流すのはいけませんが、
演奏したり歌ったりするのはYouTubeではOKです。
ただクラブハウスが今のところJASRACと契約しているってことを聞いていませんので、
たとえ歌ってみたみたいな、
自分で演奏するとかいう場合や鼻歌などもアウトですね。
細かく言えば歌詞の読み上げもダメですね。
その辺分かってやっているのか、分からずにやっているのか、
ちょっと聞いてて不安になるところありますね。
中にはやっぱりDJプレイみたいな形でずっと音楽を流しているところもあって、
本当に超メジャーな、それこそマルーン5みたいな曲を流している方も見えました。
これは歌ってみたとかじゃなくて、音源をそのまま流しているので完全にアウトです。
ただこのクラブハウスなんですけども、
サービス自体がアメリカのサービスなので、
アメリカの方の法律でいくと、
結構日本より緩い、
ですよ。
著作権違反したコンテンツがあった場合も、
クレームを入れたらすぐ取り下げればOKみたいなところがありまして、
そういう意味じゃアーカイブが残っていないというところもありますので、
ただリアルタイムでも流すのはいけないので、
何らか対応してくれという文句を、
アメリカの著作権代の中から入った場合ですね。
サービス側としては利用規約にダメということを書いて、
多分逃げができて、
あとはユーザー任せ。
もし訴えられたらユーザーが個人で解決してくださいというスタンスなんじゃないかなと思います。
日本もそれに準じるところがあるんですけども、
日本の場合は警告なしでいきなり訴えるということができるはずなので、
日本の方が厳しいかなというところですね。
ニュースの著作権違反
ですので私も流しているときあるんですけども、
アプリなんかで使っていい音源が入っているものであれば、
それを流して、
あとはループ音源とか、
そういうのは購入したりして使っていいものを使っています。
曲を流すときもクリエイティブフォーンズライセンスの楽曲を使っています。
これはですね、
ただアーティスト名とかを表記しなきゃいけないというルールがあるので、
なかなか音声だけなので、
アーティスト名、曲名を読み上げるということになってしまうんですが、
本当はもっとどこかサイトを作って流したセットリストとかを記載するときに、
やるといいのかなというふうに思います。
厳密にやるならね。
ただ一般的に著作権団体に登録している楽曲の方がリスクは高いかなと思いますね。
その辺がちょっと気になっています。
残らないからいいだろうとか、
そんなに聞いている人もいないしとかね。
アーカイブに残るけど文句を言われたら消そうとかね。
そういうところでやっている方も多いかと思うんですが、
厳密には、
何かよろしくないと。
実際アーティストの方の意見とかも聞いても、
やっぱり自分の曲とかがもし流されたら悲しいということを言っていたので、
無断でね。
多分許可をもらえば、
許可がもらえるものであればね、
いいと思うんですけども、
そのような形かなと思って、
結構その辺流しているもので、
問題があるのが多いかなと思いますね。
新しい、
新しいじゃない、
最近またちょっと違う、
音声SNS、
ロードトリップというサービスがありまして、
これはSpotifyのプレミアムに契約している人は、
Spotifyの機能と連携して、
Spotifyのプレイリストをアプリ内で流すと。
その上でクラブハウスのように喋ったりすることができると。
聞くだけっていう場合も多いんですけども、
それはSpotifyの曲が流れていますが、
その場合はSpotifyの再生回数がカウントされるというか、
Spotifyの方で、
この曲何回プレイされたっていうのに反映されて、
アーティストに還元されるという仕組みなので、
その方が健全かなというふうに思いますね。
なので、
クリエイティブコマンドライセンスの曲であれば、
まあいいんですけども、
やっぱり著作者を表示しなきゃいけないっていうルールがあります。
ただ、
一応ルール内では可能な限りでっていう形なんですね。
現実的にできる範囲で著作者を表示してくださいっていう感じです。
まあ、
これ、
何かというと、
要は、
人の曲を自分の曲だっていうふうに発表しちゃいけないってことですね。
だから、
私が自分が作ったかのような顔で流していたら、
もう完全にダメですけども、
まあ、
場合によってはね、
あの著作者名を言えなかったとしても、
まあ、
どっか可能であれば記載した方がいいと。
ただ、
現実的にできる範囲でっていう形なので、
クリエイティブコマンドライセンスであれば、
まあ問題ないかなというふうに思いますが、
これもまあ一つの解釈なんですね。
なので、
実際はね、
あの法の判断に委ねるという形になるかもしれませんが、
そのようなところです。
なんで楽曲、
まあもちろんね、
あの自分で曲作って、
それを流すっていう分には問題ありませんので、
まあ自分が著作権管理団体に登録してしまったら、
ちょっとね、
そっちの判断も入ってしまうので、
自分の曲でも自由に流せないかもしれませんが、
一応その、
まあね、
自分で作るか、
流していいライセンスの曲、
アーティストに、
ちょっ、
直接許可を取るとかですね、
えー、
そういうものじゃないと本当はいけませんよと。
あともう一つこういうとこで気になっているのはですね、
その新聞であったり、
えー、
Webニュースのニュースを読む、
読み上げる。
で、
この行為も本当は著作権違反なんですよね。
文章をそのまま読むというところは。
引用としてほんの一部ピックアップして、
その以外で自分の意見を述べる、
という意味であれば、
引用として取られることもできるんですけども、
まあほぼほぼトピックをそのまま読み上げるというものも見かけまして、
これも著作権違反になるかなというところですね。
はい。
なのでこう急激にですね、
このリアルタイムのライブ配信サービスが増えてきましたが、
ちょっと著作権についてはですね、
結構あの、
際どいというか、
グレーなのが多いかなと、
まあただ前も言った通りですね、
あの申告罪というものなので、
著作権者が訴えなければ罪にならないというものですので、
流しているから即犯罪者というわけではないんですが、
まあね、
問題になることがこれから出てくるかもしれないなと思います。
逆にそのJASRACなどの著作権管理団体も、
どうこういうのに対応していくのかなっていうのが、
少し見物かなと。
で、著作権法自体も、
まあ本当は変わっていかなきゃいけない部分もあるかもしれませんが、
やっぱりね、
法律変えるというのは大変なところもあります。
ただ海外の方が頻繁に変わってたりするので、
そっちの方の対応も必要じゃないかなと思いますね。
はい、ということでちょっと長くなりましたが、
今回はクラブハウスなどの音楽SNSの著作権についてご説明しました。
では次回。
またお便りを頂けたらお答えしていくような形にしたいと思います。
10:30

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