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2024-01-08 09:35

【6限目】入り込んでしまった楽曲

録音した音源に、楽曲の音源が録音されてしまっていました。
この場合、著作権侵害になるでしょうか。

こちらの音源に、テレビで流れる楽曲の音が入ってしまっていました。
ゆく蕎麦くる雑煮(咀嚼音が苦手な方はご注意ください)(フォロワー限定)


令和2年の著作権法改正も抑えた詳しい紹介記事はこちら。
第1回 著作権法改正の概要と「写り込み」に係る権利制限規定の対象範囲の拡大


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サマリー

ポトフの著作権の時間という番組は、2020年頃から配信されており、台湾のポッドキャストプラットフォームであるファーストリーに移行しています。ポトフは家族の素の会話を録音する中で、たまたまテレビの音が入ってしまったことから、著作権侵害について考察しています。

番組の移行と復活
はい、どうもポトフです。著作権の時間という番組なんですけども、2020年頃やっていた番組でして、5回ぐらい配信しましたかね。
その当時、そんなに反応がなかったので、やめてしまったというか、途中で更新が止まってしまいがちになってしまいましてですね。
はい、クラブハウスが出た頃にまたちょっとやってたりもしたんですけども、だいぶ2021年ぐらいから更新が止まっておりました。
そうですね、質問があったら答えていく場にしようかなと思ったんですけども、特に質問もなくで、なんとなくそのままになってたんですけども。
ただ意外とね、後から聞いてくれたりとか、良かったっていう声とかがたまにあるんですよ。
あの反応は特にその…
その時はしてないけども、勉強になったみたいなことがね。
余裕があったら復活したいと、なんとなく思いながら全然復活ができてなかったんですが、この度ですね、台湾のポッドキャストプラットフォーム、ファーストリーに移行しました。
実は当時のアンカーですね、Spotify for Podcastersでやってたんですが、ファーストリーに移行しましてですね、去年の話なんですけどね、引っ越したのは。
ちょっとやってみようかなというか。
話してみたいちょっと一つネタがありましたので、ちょっと復活したいと思うんですけども、以前どんな形でやっていたのか、ちゃんと覚えてないんですけども。
一応チャイムの音はそのまま継続でいきますが、確かね、前回やってた時もね、机の椅子を引きずる音というか、キリッツの時の椅子の音とかがあるといいよねみたいな話があったんで、
その辺追加をしております。
その辺とかを追加して再始動と。
前はもうちょっと簡単な録音だったんですが、その椅子の音を追加することでロジックを立ち上げております。
という微妙な環境バージョンアップはありますが、そんな形でね、やっていこうかなと思ってますけども。
今日話題にしたい内容はですね、リッスンという。
ポッドキャストプラットフォームを使っているんですけども、そこにフォロワー限定で公開したエピソードがあります。
これね、フォロワー限定にした理由の一つは、家族の素の会話だったので、特に家族に了承も取らず、素の会話を盗み取りのような形で録音し、それにね、その上で喋っていたりします。
それは別にね、まあいいんですけども。
テレビの音、紅白歌合戦の音がですね、入っています。
なので曲が聞こえるんですね。
それもあるので、あまり大焼きにしなくてもいいかなというところで、フォロワー限定というちょっとクローズ、半クローズな形で公開しました。
著作権侵害のケースと例外
もしあんまり問題だったら削除しようかなとも思っていたんですが、改めてちょっと調べましたけども、
まあ著作権侵害に当たらないケースとなるかもしれないなというところで、まあそんなところをね、話したいと思います。
まあ普通に考えてね、あの曲を流すことはできないですよね、ポッドキャストね。
で、YouTubeとか、スタンドFMとか歌ってみた、自分で演奏してみたは大丈夫なんですよ。
ただCDの音源とか配信の音源そのまま流すのはダメっていうのはあります。
で、ポッドキャストの場合は、
演奏してみた、歌ってみたもダメっていうのが、まあ普通です。
で、まあ演奏してみた、歌ってみたの場合は、
自身で個別にJASRACに申請し、お金を払えばOKですね。
まあただやっぱり、あの配信の音源とかを流すのはもちろんダメですね。
これはね、あの著作権ではなくて、著作隣接権が関わってくるので、
著作隣接権の人に、権利を持った人に、
お金を払わなきゃいけないんですけど、お金を払うっていうか、許諾をもらわなきゃいけないんですけども、
JASRACのような窓口がないんですよね。
なので、誰が著作権の、著作隣接権の権利を持ってるかっていうのも、
公にされてない。だからわからない。わからないから許可が取れない。
みたいな感じでね。
もしわかったとしても、なかなか許可はもらえないはずです。
お金で解決しない場合もほとんどです。
なので、JASRACみたいにお金払えばOKっていう風にもなっていないので、
嫌だって言ったらダメなんですよ。
いや、お金払いますよって言っても、嫌だって言われたらダメなんですよ。
そういう意味でJASRACは、何かと悪者にされがちなんですが、
窓口がある、そしてお金を払えばOKっていうのが約束されてるだけで、
実はいいサービスだったりもします。
いや、なんでね、長者番付というか、番付に出てくるんだみたいなのはありますが、
取りすぎじゃないかみたいなところはある。
あるかもしれないんですけども、ただお金で解決できるっていう意味では、
実はいいサービスだったりするんですね。
それもあって、著作隣接権のクリアっていうのはすごく難しいので、
こういう配信ではほぼほぼ不可能かなというところです。
著作権のそういう管理団体に入っておらず、自身で管理している、
著作隣接権も自身で管理しているっていう人であれば、
許可もらえるっていうケースもあるんですけどね。
そんな感じですね。
で、じゃあテレビで流れてる音が入ってしまっているっていう場合、
実は前にもね、昔々もね、あったんですよ。
Apple Storeに行って、そのApple Storeで録音していたと。
するとApple Storeの店内に流れている音楽とかがやっぱり入っちゃうと。
コールドプレイの曲が入ってたんですね。
それを一応公開しまして、その時も実は調べたんです。
意図せず入った。
じゃあこの音源っていうのはどうだろうと。
で、これはですね、一応著作権侵害に当たらないんじゃないかなっていうケースではあります。
で、どういうのかというと、生活音の範囲内で曲が流れているようなケース。
そういう場合はですね、著作権法の第30条の2の中にですね、
付随対象著作物の利用という項目があります。
付随対象著作物の利用に当たると考えられます。
これはですね、著作権や原版権の侵害に当たらないとされていて、
意図的にその曲を流しているんではなくて、
普通に違うことをしていた時に偶然に入ってしまったっていうものに関しては、
除外するっていうようなものですね。
なので、例えばコールドプレイの曲を録音したくて、
聴かせたくって意図的に録音したんであればダメですが、
意図せず入ってしまった曲というものは当たらないとされているんですね。
なんで今回も、もともと家族の会話を録音しているのがメインで、
意図せず後ろの方で流れているテレビの動画が入ってしまったっていうところがあります。
加えて、それがやっぱり目立たないように上でさらに録音して喋っているので、
まあおそらく著作権侵害には当たらないんじゃないかなと、
いうふうに思っています。
なので皆さんも、どっかで録音していて、
著作権法第30条2について
例えば外で録音していて、お店なんかどっから流れてくる音が入っちゃって、
いわゆる配信の楽曲とかが入っちゃったから、
もうこれは使えないっていうことには実はならない。
著作権侵害には当たらないっていうケースがですね、あります。
ただこれもちろん、裁判になって裁判所判断になりますので、
100%ではないです。
ただ当たらないという可能性、
可能性が高いかなと。
一応著作権のですね、中の著作権法の第30条2にありますので、
一応免除されるんじゃないかなというふうに思います。
ということで著作権のお話ですね。
はい、いかがでしたでしょうか。
この番組では皆様からのご質問など、
あとここでこういうのを見たんだけどどうなんだろう、みたいなですね、
お問い合わせを非常にお待ちしております。
はい。
はい、そんな形でお送りいたしました。
復活しております。
ファーストーリーで配信することで何か変わることがあるのかどうか、
その辺もちょっと分かりませんが、
はい、引き続きよろしくお願いします。
ということで、ポトフでした。
では。
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