00:00
はい、みなさーん。こんばんは、こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。ちょぼっとサイエンスでは、みなさんにちょこっと、ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。ということで、
2024年も、あと2週間足らずで終わってしまうということで、非常にね、毎年言ってますけども、本当に時が進むのは早いですよね。
学生のみなさんはですね、もうそろそろね、来週にはね、2学期が終わりをつけるといったところで、今年はね、あんまり学生の人にとってみればですね、修行式が終わった次の日からですね、冬休みなので、そんな感覚はないかもしれませんけども、今年はね、暦が良くてですね、最大9連休のところもあるといったところでね、ゆっくり休める人もね、どうなんですかね。
年末年始が忙しくてね、年末年始が稼ぎ時の業界で働いている方はですね、全然休めないよと。逆にね、会社休みが9連休あるということはですね、その分、それを補うようなホテル業界だとかね、飲食業とかですね、忙しい日々が続きますのでね、というところで。
今日のお話はですね、コモドドラゴン、コモドオオトカゲをね、取り上げてみたいと思います。
ドラゴンという風にね、今言いましたけども、世界各地にはですね、昔からですね、ドラゴン、龍がね、登場する神話や伝説がたくさんありますよね。
その姿はですね、恐竜のように描かれて、しかもね、背中には翼を持って、口からはね、炎を出すというね、とんでもない怪物としてですね、描かれることが多いですよね。
もちろんですね、そんな生き物は現実にいるはずもありませんけども、恐竜もですね、人類が生まれるよりも何千年前に、もうね、絶滅しているので、なかなかね、そういった生き物、ゴジラみたいなね、生き物というのは存在しないんですけども、
このね、ドラゴンのね、恐ろしい姿は、何をヒントに生まれたのかということなんですね。それはですね、巨大なワニやトカゲだったという風に言われておりまして、その大きさや見た目の怖さから、ドラゴンが創造されてきたのかということが言われてるんですね。
1911年、そんなね、想像上の生き物であるドラゴンが本当にいたというですね、ニュースがヨーロッパで広まったんですね。
オランダの小型飛行機のパイロットがですね、インドネシアのコモド島に不時着した時に、体長7メートルの火を吹くドラゴンを見たという風に報告したんですね。
03:02
もともとですね、このコモド島、この島にはですね、古くから巨大な凶暴なトカゲがいるという噂があったんですね。
そこで、近くのフローレス島のヘンスブルク知事らはですね、1912年にコモド島に上陸して、大きなトカゲを発見したんですね。探してね。
これがですね、新種のコモド大トカゲとして記録されたのがですね、コモド大トカゲが世に広まるきっかけだったんですね。
しかしですね、やはりですね、噂は大きな話になりがちなものなんですよ。話盛るみたいな感じでね。
このコモド大トカゲは全長3メートルと巨大やったんですけども、ドラゴンのようにね、炎を出すようなことはなかったんですね。
それはそうやと思いますし、最初のオランダの小型飛行機パイロットがね、「7メートルのドラゴン見た!」って言ったんですけど、さすがにそこまででかくないと。
あと3メートルのトカゲってね、日本人の感覚化してみたら、めちゃめちゃでかいけど、3メートルでもでかいけどね。
さすがに7メートルというふうな、そんなね、超巨大ではないし、火も吹かないと言ったところなんですね。
火を吹くというのがですね、もしかするとコモド大トカゲが、このね、舌がね、先がね、二股に割れてるんですね。
その舌をね、チョロチョロとさせる様子がですね、炎のように見えたのかなと、こういったところなんですね。
不時着してね、不安になったから、そんな時にね、めちゃめちゃでかいね、ドラゴンみたいなやつが来てね、チョロチョロしてたらね、
火吹いてるみたいな感じにね、思ったのかもしれないと言ったところなんですね。
このね、コモド大トカゲは凶暴で、鹿やイノシシ、さらに人間まで襲って食べるとかですね、
斧一部で動物の骨がね、砕かれるほど尻尾アタックするみたいなね、噂がですね、本当にね、つい最近までね、当たり前のように語られてたんですね。
このね、鹿やイノシシを食べるということなんですけど、確かに食べるっちゃ食べるんですけど、基本的にね、不肉食なんですよ。スカベンジャーなんですよ。
死んだお肉を食べるので、なので襲って食べることもあるんだけど、そこまでね、絵に描いたようなハンターではないんですよね。
泳ぎも得意だし、泳いでね、海藻を食べたりとかもするし、それはね、本当に、これまれっちゃまれなんですけど、口の下あたりに毒栓があって、毒を持ってるっていうのは確かにその事実なんだけど、
それで、鹿やイノシシをガンガンハンターで襲って食べるとか、ましてやですね、人間を襲って食べるとかいう噂があるんですけど、それもね、嘘に近いんですよね。
コモドオオトカゲの縄張りに入らない限り、襲ってくることはほとんどないんですよね。だからね、コモドオオトカゲ側から人間に近づいてくるようなこともほとんどないので、人間を襲って食べるっていうのはですね、これはほぼ嘘なんですよね。
06:14
だから、刺激与えたりとか、無理に近づいてね、コモドオオトカゲの縄張りに入っていって、刺激与えたらね、さすがにね、防御体制としてね、襲われることはあるかもしれないけど、人間をね、好意的にねだって襲うってことはありませんといったところなんですね。
コモドオオトカゲはトカゲですから、血を這うように歩いてますから、人間のように直立二足歩行で立ち上がって近づいてくるものっていうのはですね、コモドオオトカゲにとってみれば逆に怖いんですよ。なんかめっちゃなんか背丈の高いやつが見下すように来るっていうことじゃ怖いかな。
だからコモドオオトカゲにとってみればですね、怖い存在なんですよ。人間そのものがね。斧一撃でね、尻尾アタックで骨を砕くぐらい尻尾アタック強いとか言われてる噂もあるんだけども、この斧一撃っていうのはとても鈍く強力でもないので、この噂も嘘に近いといった感じなんですね。
この巨大な見た目のインパクトと恐ろしい生き物という噂が一人歩きしちゃって、それが人々の記憶に強く残ってしまったことがですね、コモドオオトカゲは凶暴説がですね、最近でも語られているし、そのように信じている方もいらっしゃるけども、そんなことはないよと言ったところなんですね。
でもね、このコモドオオトカゲね、見たいですよね。見たいよね。私も見てみたいですよ。日本の動物園で見れるとかあるのかということなんですが、日本で唯一見れる動物園があります。
それがですね、愛知県名古屋市東山動植物園で展示されておりますので、日本で唯一です。東山動物園だけしか見れませんからね。
東山動植物園はですね、イケメンゴリラのシャバーニとか、非常に有名な、地元でも有名な、絶好的に見ても有名な動植物園ですから、コモドオオトカゲ見たいと思ったら是非ね、東山動物園にお越しくださいというかね、行ってみてくださいということなんですね。
東山動植物園に飼育されているコモドオオトカゲはですね、タロウ君というね、変わらしい名前がついているんですが、シンガポール生まれの13歳で体長は2メートル70センチ、体重は80キロと非常に大型ですよね。
そのコモドオオトカゲのタロウ君をね、見れますからね、是非ね、日本ではここでしか、東山動植物園でしか、展示されておりませんので、この冬休みね、最大急電球と言われておりますから、是非ね、東山動植物園に出かけてコモドオオトカゲを見てみてくださいということで、今日はこの辺にしたいと思います。
09:02
それではみなさん、さようなら。バイバイ。