1. ちょぼっとサイエンス
  2. #771 人間以外で笑い声が確認..
2024-09-18 07:36

#771 人間以外で笑い声が確認されている動物とは?

2024.9.18配信。

こんばんわ♪ちょぼ先生です。

今日は、ネズミの笑い声についてお話しました。

それではまた。


■YouTubeショート

https://www.youtube.com/channel/UC2u8oelpAmug5QZGXynuk8g


🔸SNSリンク集🔸

https://lit.link/chobosensei


■YouTubeポッドキャスト

https://youtube.com/@chobosensei?si=3Y-GkWVO4--CaCjD


■スタンドエフエム

https://stand.fm/channels/5fffd2f7fc3475e2c89ba329


■Spotify

https://open.spotify.com/show/1QPSBAYh61gv6ixao9uvGY


■Google Podcast

https://www.google.com/podcasts?feed=aHR0cHM6Ly9hbmNob3IuZm0vcy81MWU2MDMzOC9wb2RjYXN0L3Jzcw==


■Apple Podcast

https://is.gd/VO22oC


■note

ちょぼ先生@note学校

https://note.com/chobosensei86


■Twitter

ちょぼ先生@元高校理科教員

https://twitter.com/CDELearning65


■公式LINE

ちょぼ先生@LINE学校

https://lin.ee/n5cNTUX

00:00
はいみなさん、こんばんは、こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。ちょぼっとサイエンスでは、みなさんにちょこっと、ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。ということで、最近みなさん笑ってますか?
この笑うという仕草は、わりと人間特有の行動というか表情なんですね。他の動物を見渡したときに、笑うという表情をとるというのが、同じ仲間に近い類人猿のチンパンジーとかゴリラとかは、笑うという表情、笑うという仕草が科学的に認知されているというか、
分かっているんですけども、実はそれ以外に類人猿や我々以外に、笑うという仕草ができる動物がいるんですね。ご存知ですかね。猫や犬を飼っている方は、散歩中に振り返ったときに、あれ?今、微笑んだみたいな感じのことを思うかもしれませんけども、
オキシトシンと呼ばれる幸せホルモンが分泌されていて、それを認識すると、ほがらかな表情というか、幸せだなという感情というか、そういった仕草をするんですけども、これは笑うという、科学的に笑うということには当てはまらないんですよね。
馬とかが歯茎をむき出しにして、笑っているような写真だとか、そういった動画を見たことがあるという方も結構いるかなと思うんですけども、あれを笑っているわけじゃなくて、あれはフレーメンハンノーと呼ばれる生理現象なんですね。
馬をはじめとして、猫やゾウやコウモリなどの哺乳類が行う仕草行動で、鼻先に特定の匂いがするものを突きつけられると、唇をむき出しにするんですね。なので、あれは笑っているわけじゃないわけなんですね。
話が逸れましたけども、我々人間、類人猿以外に笑うということが科学的に認知されている動物がいます。それは何かというと、ネズミなんですね。我々祖先はネズミのような小動物の哺乳類でしたから、
なんとなく進化の経緯がつながっているので、なんとなく想像できたかなという感じがするんですけども、これは2016年の話なんですが、2016年にネズミが笑っている時の表情とか、活動している脳の部位が解明されたんですね。
ネズミが撫でられている時とか、楽しくて遊んでいる時に、人間が聞き取れないくらいの高い声で笑っているということなんですね。この実験では人間がくすぐって、くしゃくしゃした時でも笑うことができたということなんですね。
03:24
母ネズミにかわいがられている時とか、子ネズミ同士がじゃれ合っている時に、笑い声を上げているということなんですね。さっきもチラッと言いましたけども、その笑い声を聞きたいなという風に感じるじゃないですか。ネズミちゃんが笑っている、こんな可愛いことないかな。
ハムスターとかモルモットーとか、聞きたいと思うじゃないですか。さっきも言ったけど、人間が聞き取れないくらい高い声で笑うということなんですけども、これは何かというと、我々の人間の耳が聞くことができる音の過聴域、ヘルツで表しますけども、それが20ヘルツから2万ヘルツという風に言われているんですね。
モスキート音というので、年取ってくると高い音が聞き取れないみたいな、そういった実験であったりとか、そういった音を聞いたことありますかね。若い頃は2万ヘルツとか、10代とか、渦巻き感の聴診技が震わせるところが弱ってくるので、年取ってくると高い音は聞きにくくなるんだけど、
30代以降で1万6千ヘルツぐらいかな、以上の高い音域っていうのは、非常に聞こえづらい。要は聞こえるとかも稀なんですよね。
だいたいモスキート音で実験で出すのは1万7千ヘルツなので、10代は聞こえるんだけども、聞こえないわけなんですよ、年取ってくるとね。
でもね、若い人でも聞けないんですよ、ネズミの笑い声。なぜかというと、ネズミの笑い声はなんと5万ヘルツなんですね。
なので、ネズミたちは私たちも若い人でも聞こえないくらい高い高い声で笑ってるんです。
だから、どんなに頑張っても聞けることができません。録音してもね、5万ヘルツに流されても、5万ヘルツに出るような機会ってなかなかないけど、聞くことができないので残念だなって感じなんですけども、
非常に我々の聞こえない音域で、ネズミはジャレやってる時とか、母ネズミに可愛がれてる時に、そういった笑い声、感高い笑い声を発しているということなんですね。
さらに、笑い声とか、それに限らず、機嫌が悪い時とかも、音域が声を出しているらしいんですね。
ネズミが不快な時に出す声は、2万ヘルツだと言われているんですね。
若い方とか、ギリギリ聞けるかもしれない。ギリギリと言うんで、人間はギリギリ聞き取れるような音らしいんです。
06:11
私は多分聞こえませんけども、もう30代超えちゃってるんで。不快な時でも声を出しているということなんですね。
動物の笑いの研究、まだネズミしか発見されておりませんけども、もしかしたら、いろんな動物が笑い声を上げている。
そもそも5万ヘルツだから聞こえないんだけども、実は街中、他の動物の笑い声でもしかしたら、溢れてるかもしれないということで、そうやって考えると面白いなということですよね。
我々も見える色の範囲も限られておりますし、昆虫とかはもっとカラフルに見えてるし、音も5万ヘルツ帯の音を聞こえる動物もいるからですね。
いろんな声、いろんな色でこの世界は溢れ返っているんだなと、人間だけの認識でいくのは世界狭すぎるから、
いろんな動物の視点で立ったりとか、そういった立場になってみると、また違った世界が見えてくるかなと。見えないし聞こえないけどね、ということですけども、
ネズミは笑い声を上げている。我々は聞こえないというのは残念だけども、実は世界は笑い声で溢れてるかもしれないといったお話です。
ということで、今日はこの辺にしたいと思います。それではみなさん、さよなら。バイバイ。
07:36

コメント

スクロール