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はい、みなさんこんばんは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。ちょぼっとサイエンスでは、みなさんにちょこっと、ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しておりますということで、
先週の土日に大学入学共通テストが行われまして、今年は、情報が新たに加えられて、国公立大学を受ける方は、情報が必須になったということで、それが初めての年となりまして、
何本ほど強化不変年というぐらい増えておりますけども、私は元公立高校理科教諭なので、生物の問題をチェックしましたけど、去年よりはちょっと簡単かなというのと、植物系の問題が多かったなという印象がありました。
科学がめちゃくちゃ難しくて、平均点が下がっておりますし、年によって難しかったり簡単だったりはするんですけども、受験生の皆様、ひとまずはお疲れ様ということで、これから私立の一般入試も始まってきますし、国公立大学は2月25日ぐらいですかね。
前期日程ということで、後期は3月、中期日程はありますけども、大体2月25日が国公立の入試試験の前期の日となっております。
大学入試も終わって晴れて合格したということになると、お家から通えない方は、初めての一人暮らしという感じで、新生活がスタートしますよね。
今は年度末ですから、来年度、新年度になると、移動とか転勤とかで新生活がスタートする、引っ越しなんかする忙しい時期になってくるんですが、
今日のお話なんですが、引っ越しをされたことがある人、引っ越しの経験のある方は、なんとなく言われてみたらそうかもしれませんということだと思うんですが、
引っ越しのダンボール箱は、なぜ白色が多いのかというのを科学的に見ながらお話したいなと思うんですけども、
ダンボール箱はクラフト色と呼ばれる薄茶色が一般的定番ですよね。
Amazonとか楽天でもそうですけども、ECサイトを利用すると届きますよね。
Amazonの会社のロゴが入ってたりとか、開けやすくなってたりとか、Amazonで頼むとだいたい、楽天でもそうだし、ヤフーショッピングもそうですけど、
だいたい薄茶色のクラフト色のダンボール箱が届きますよね。
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なぜこのクラフト色ダンボールが多いかというと、漂白や着色を行わず、紙本来の色を生かすことによって価格を抑えるというだけではなくて、
環境に配慮する企業であるというイメージを与えることができるということで、紙本来の色で、
ECサイトとか、だいたいの企業はそのままの色を使っているんですけども、
さらにダンボールに汚れが付着しても、それが目立ちにくいというメリットもあるので、
価格を着色しないから価格を抑えることができる。さらにこのまま使っているから環境に配慮しているよ、みたいな。
それが再生紙とかで作られていると、もう一回回収したダンボールで使っているよ、環境に配慮しているよということもアピールできるし、
汚れが目立ちにくいというのもありますよね、薄茶色だと。そういったメリットがあるので、
そのままのクラフト色のダンボールを使う企業が多い中、
その一方で先ほども言ったように、宅急便や引っ越し会社には、
梱包用のダンボール箱の色を白にするところが結構多くないですか。
私も引っ越しを1回、2回、3回、4回ほどしているんですけど、
アート引っ越しセンターとか堺引っ越しセンターとか、そういった企業に頼みますときに、
梱包用ダンボールを何箱つけますよ、みたいな感じで競い合いながらアイミスとか取るんですけど、
棚でダンボールをくれるじゃないですか。たくさんね。大サイズ、小サイズとかね。
どこに頼んでもアリサンマークもアート引っ越しセンターも堺引っ越しセンターもね、
それぞれ3つくらい頼んだことあるんですけど、全部の引っ越し会社は白色でした、ダンボール。
なんでなのかってことなんですよ。さっき言ったように、白いダンボールは着色してますよね。
漂白や色付けをして作られるので、クラフト色のそのままのダンボールよりもコストかかってますよね。
コストかかっているのにタダですから、それが引っ越し代理にも含まれているかもしれないけど、
漂白とか色付けしてるからコストかかってますよね。
さらに運搬中に汚れが付着すると、それが目立ちやすいというデメリットもありますよね。
真っ白だから運搬中にぶつけたりとか汚れたりするような行為をしてますから、
それなのに白色ってどうなんっていう話ですよね。
しかし、物理的な重量が同じであっても、これ科学的な感じなんですが、
明るい色の方が心理的な重量感を軽減させるので、作業効率が高まるということなんですね。
これは何かというと、色の心理的効果の一つで、私たちは色から軽い、重いという感情を受け取ることがよくあるということなんです。
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これは科学的に実証されてるんですが、黒や濃い紺色などの暗い色は重量が重いという心理的な感情があるということですね。
さらに白やパステルカラーなどの明るい色は軽い感情を受けるということなんですね。
なので、色の軽い重いという感覚は、主に明度が大きく関係していて明るさですね。
明度が大きく関係していて色相や彩度はあまり関与していないということなんですね。
色の硬い柔らかいという感情も同様で、暗い色は硬く頑丈で、明るい色は柔らかく壊れやすいイメージもあるということですね。
色から受け取るそういったイメージ感情があるということなんですね。
同じ重さでも黒いクラフト色の段ボールよりも、白い段ボールの方が軽い気がするみたいなね。
そういった感じが、資企画の感情で起こるということなんですね。
さらに、引っ越しをやる業者の方が、白色の段ボールだと軽く感じるから、作業効率が上がるということなんですね。
配達員や引っ越し作業員の仕事は非常に過酷ですよね。
社会問題として注目されることもありますよね。
臨床発給劇の重い荷物を持たされて、体がもう本当にバキバキだと。
なかなかお年寄りとか、お年を召した方というのは、あまり働いている人が少ないと少ないですよね。
受給がいいから若い大学生がやってるとかするんだけども、それだけ非常に過酷ですよね。
宅配便とか引っ越し会社もですね、環境への流れが求められるけども、
授業員の働きやすさの配慮を優先して、コストはかかるかもしれないけど、白い段ボールを使っているというところなんですね。
さすがにコストは高がりますけども、色んな心理的効果で、明るい色の方が軽く感じるから、引っ越しのニオルするときも笑いものを持ちますけども、
やっぱり白い方が明るい気持ちになるし、作業効率が上がるというのも、業者の方以外の我々も、一般的な我々もそういう風に感じますよね。
これは心理的効果を狙った段ボールということで、白い段ボールが使われているのは、重い、軽いというのを色から感じ取ることが、我々はする心理的効果でありますので、
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重い荷物を持って結構しんどいかもしれないけども、心理的に、従業員も我々も含めて、作業効率を上げるためにコストはかかっちゃうけど、白い段ボールを採用しているというところなんですよ。
これから、来年はまだまだ始まったばかりですから、桜咲く季節になってきますから、さらに年度が変わると、返金とか異動があるかもしれません。
引っ越したときに、白い段ボールを使っているのは、そういう意味合いがあるよということを考えていただくと、
分かっていたら、作業効率は落ちるかもしれないけど、結局重いだろうと思っちゃうかもしれないけど、そういった心理的な効果も色によって作用させるというところですね。
ということで、今日はこの辺にしたいと思います。それでは皆さん、さよなら。バイバイ。