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  2. #488 オフホワイトな日常
2022-10-20 08:16

#488 オフホワイトな日常

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黒はないということに対して、もっと寛容であるべきだ。さもなくば、監獄の中で暮らすようなものである。オフホワイトに違和感を感じるようでは全然ダメだ。


上水優輝

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00:06
皆さんこんばんは、上水優輝でございます。
サイコパスのラジオ、ぜひ最後までお付き合いください。
今日は、オフホワイトな日常という話をしたいと思っています。
先日、コンビニで買い物をしたんですね。
お腹空いたなと思って、あれは多分ね、午後2時ぐらいだったかな。
ご飯食べそこまで忙しくて、コンビニに寄りました。
その日の気分が、どうしても体に悪いものを食べたいなっていう風に、そんな感じだったんですね。
店内をいろいろ見て回った結果、ビッグポークフランクとナナチキを注文するっていうね、
バリバリ体に悪そうなものを買いました。
まあ、セブンイレブンですね。
何年目だろうな、コンビニ、袋が有料化されましたよね。
コンビニというか、いろんな店で袋が有料化されて、
ビッグポークフランクとナナチキを注文したら、
袋はご利用ですか?って聞かれるわけですね。
2円か3円かわかんないですけども、課金されるわけですね。
僕は別にすぐ食べるし、袋いらないなと思って、
いいえ、大丈夫ですって断ったんですね。
会計をね、僕がしてると。
その間に、こっちは入れておきますねって言って、
スーパーとかのレジ通った後に、商品入れる時に、
透明の袋があるじゃないですか。
透明の袋みたいなのに、ナナチキとビッグポークフランクを入れてきたんですよ。
で、僕はもう、おおっと思ったんだけど、
もう流れだったんで、ああはいみたいな感じで受け取って、
店を後にしたと。
で、これすごいことだなと思ったんですよね。
袋、いりますか、いりませんか。
白ですか、黒ですか、みたいな二択を迫られて、
じゃあ黒でお願いしますとか言ってんのに、
なんかオフホワイト出てきますみたいな感じじゃないですか。
その2円の袋を、もうただでいいんで付けました。
だったら、確かに白か黒かちょっと分からないから分かりにくいね。
AかBかって言われて、僕はBって言ったのに、
なんていうの、そのAでもBでもない、
なんかAダッシュみたいなもの出てくると。
で、2円の袋を仮にそこでね、
いやもうただでもう入れましたってなると、
それはもう黒ですよね、アウトですよね。
でも、その透明の袋は確かにそのお店にとって無料という枠になってるから、
無料の袋で袋に入れましたよ、みたいなことになってると。
もういろいろ僕の頭の中が混乱してしまったわけですね。
そのなぜ2円になってるかみたいな意味を考えると、
どれぐらいその実際の効果があるかみたいなことはちょっと去っておき、
ルール制定の意味合いで言うと、
袋が有料になってるのは環境配慮のためですよね。
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環境配慮のために袋をあんまり使うなということで、
2円とかお金をかけてハードルを上げていると。
そのハードルを上げて、僕はそのハードルに感じてね、
袋ってものが当たり前だった時代からオプションになった中で、
オプションつけてまでいらんわってことで僕は結構ですって言ったんですが、
だから結果それはね、政府の思惑通りですよね。
オプションにすることなんて僕は環境配慮とかのためにやったわけではないが、
めんどくさいから袋を消費しなくなるという行動をある種自然と取ったと。
にもかかわらず別の袋に店員さんが入れてくるっていうね、
意味ないですよね。
なんか袋、ご利用ですか?みたいなコミュニケーションが発生する分、
むしろ無駄が発生してますよね。
どうせ袋に入ってんじゃんみたいなね。
世の中ってこういうことがいっぱいあるんだろうなと思うんですよね。
多分店員さんは僕に嫌がらせしようと思ってやったわけではないし、
環境に負荷かけてやろうと思って袋に入れたわけでもなく、
おそらくは僕はね、めんどくさがってなのか、
もしくは経済的に数円負担するのがあれだからってことで、
その袋に入れてくれたっていう親切心でね、
そのビッグポークフランクとナナナチキを手に持つのは大変ですよねってことで、
袋に入れてくれたんだと思うんですよ、優しさでね。
でもそれはレイヤーを上げて見てみると、
2円になってる理由みたいなことから考えると、
いやそれは多いって感じじゃないですか。
どこのレイヤーで物を見るかって話で、
現場レベルで見ると目の前のお客さんを満足させるために、
ルールの範囲内で工夫しましたってことかもしれないから、
よく分かんないですね、どのレイヤーで見るかで、
変わっちゃうよねっていうところがあると。
ただ巧みですよね、苦労はやらないと。
その2円の袋をタダでつけたわけではなくて、
無料の袋をつけるっていうことをやってるわけですから、
ルールの範囲内で真っ白かっていうと、
要は2円を払わなかった人には袋をあげないっていうのが真っ白だと思うんですが、
そうじゃなく別の袋を渡すみたいな感じで、
オフホワイトな対応をするっていうのはすごい面白いなと思いました。
世の中はコンビニの一例だったから、
ある種しょぼいって思うかもしれないんですけども、
ルールガチガチのマニュアルの中で、
かなり監視カメラで監視されてる中で働いてるわけで、
できる工夫でそんだけクリエイティブにやってるわけですから、
監視カメラもなく、マニュアルもそんなんなく、
場所も固定されてないみたいな、
割と自由な中で何かをしようとすると、
真っ白とかそうそうないんだろうなって思いました。
真っ白とかそうそうないんだろうなっていうことを、
改めて感じたというか、
白か黒かっていうのでこの社会を見てると、
ダメだなって思ったんですね。
今のツイッターとかSNS見てると、
白か黒か、白であらなければならないみたいな、
圧力というか、すごい強いなって僕は思うんですけども、
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人間って本来、白とか黒とかなくて、
思いのまま行動してると思うから、
この社会ができたから、一応黒と白の線が引かれて、
ここから黒ですよ、やばいよっていうことが言われていると、
この国家の中でというかね、ルールの中で、
それは会社かもしれないし、あらゆるところでルールとして、
黒ですよみたいな線が引かれていると、枠が引かれていると、
でもじゃあその枠の中だったら、
黒じゃないんだからOKだよねみたいな、
そういうことが日常の中にたくさんあるなって思いました。
いわゆる白の解釈というか、
黒でないということをどう、
グレーとオフホワイトの中間みたいなものがあるし、
グラデーションなんだが、黒じゃないということで、
この社会が回っている感じっていうのを、
もう少しリアリティを持って感じていないと、
本当に窮屈になっていく、白でなければならない、
みたいになってくると、ほとんど黒みたいになっちゃうので、
ほとんど黒の中で生きていきたいですかみたいなことを、
このシーンで僕が最初、え?って思ったから、
僕自身もちょっとドックされている、
白、二円の意味みたいなことをすごく考えちゃって、
白みたいなことにすごく、
白の範囲が狭いというかね、
なんか思っちゃってたんですけども、
こんなパターンもあるなって思うと、
黒じゃないっていうことは案外、
やばい話ではなくて、
白なんだろうなって思いましたってことですね。
なので途中で言いました、
あまりにも白くなければならないという脅迫観念というかですね、
黒の範囲が広いというか、
白の範囲が狭いというか、
そういう社会ではなく、もっとね、
黒っていうのは黒なんだが、
もっと白を広く捉えようよ、みたいなことを思ったエピソードでした。
日常っていうのは、
オフホワイトであるということですね。
本日は以上です。またお会いしましょう。さよなら。
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