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はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。
みなさんはいかがお過ごしでしょうか。ということで、みなさんデジャヴっていう言葉、ご存知ですかね。日本語では騎士観と言うんですけども、
初めてのことなのに、前にも体験したような気がすることをですね、デジャヴとか日本語では騎士観というふうに言うわけですね。
あれ、この場所前にも来たような気がするなぁとか、あれ、この風景どっかで見たことあるよなぁ、みたいなね。
あれ、その話前してなかった?みたいなね。こういったことをですね、デジャヴというふうに言うわけですけど、私ね結構ね、デジャヴが多くてですね、
この風景、結構風景というか、これ見た感じの風景にね、見た時によく思うんですけど、あれ、これ前に見たなぁ、みたいなね。
これ、あれ、これ夢で見たんやったっけな、みたいな。デジャヴ、デジャヴ、みたいなことがね、結構あるんですよ。そういった感覚がね、結構生じるんですけども、
このね、デジャヴ、なんでこのような感覚が生じるのかをですね、科学的に見ていくと、ちょっと負に落ちるかな、みたいなね。
なので、デジャヴをですね、科学的にちょっと考えてみたいと思います。
これ、いろいろな仮説があるんですけども、3つほど仮説を挙げてですね、このデジャヴについてお話ししていきたいと思うんですけども、一番簡単なのはですね、
単なる記憶の錯覚という説なんですね。私たちの脳には様々な断片的な記憶が蓄えられているわけですよ。
それらの記憶の断片と似た体験をすると、デジャヴが生じるというわけなんですね。
例えばですね、以前見た山の風景があって、それは実際に見た山でも、テレビや雑誌の写真で見たのでもまあいいんですけども、たまたまその山と似たような山を見たときに、
あれ、前にも来た場所やん?みたいな風に感じるわけなんですね。その証拠にですね、旅行をたくさんしている人はデジャヴが起きやすいという報告もあるんですね。
多くの景色を見ているので、中にはよく見たような景色とか山があるわけなんですね。そういったものがですね、その記憶の断片として残ってて、あれ、これデジャヴじゃない?みたいな感じに生じるということなんですね。
あともう一個の説はですね、オカルト説ね。オカルト的に予知能力や前世体験の証拠だとする説もあるわけなんですね。
以前に予知したことや、前世での体験が蘇ってデジャヴを引き起こしているんだという説ですね。特にこのデジャヴはですね、前世の存在する証拠とする立場もあるわけなんですよ。
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私たちは覚えていない前世というものがあって、その時の記憶がたまたま蘇ったのだというオカルト説もあるわけなんですね。
このオカルト説はちょっと科学的じゃないので、前世とか予知とかね、そういうことに入り込んでね、これは神のお告げかもしれませんみたいな感じでね、壺売られたりするわけですよ。
オカルト説はちょっと科学的じゃないので、この説はどうなのかなという感じはするんですけどね。
踏み込んだ科学的なことをお話しするとですね、脳生理学的に解釈していくと、デジャヴという体験がですね、ちょっと腑に落ちてくるのかなというふうに感じるわけなんですね。
脳生理学的に解釈していくとですね、この脳生理学的に見た場合、アメリカのスタンフォード大学のジョン・D・ガブリエル博士の説が、この最も腑に落ちる説かなという感じは私はしてるんですけども、
ちょっとした脳のいたずらがデジャヴを生じさせているんだということなんですね。
詳しく見ていくとどういうことかというとですね、記憶と密接な関係のある会話と会話崩壊という脳の部分に注目して調べていったわけなんですね。
記憶はですね、一時的に会話に蓄えられてから、必要な記憶は長期的記憶として大脳皮質に蓄えられるわけなんですね。
会話を損傷してしまうとですね、新しい記憶を長期的記憶にすることができなくなるんですね。
それが会話って非常に大事なんですけども、よく知られている例では、ある患者が手術で会話を取り除いてしまったせいで、新しい記憶を覚えていられずにすぐに忘れてしまうようになったというのがあるわけなんですね。
このような状態になるとですね、会話がなくなって損傷しちゃうとですね、ほんの10分前のことでも思い出せなくなるぐらいですね、会話というのは非常に記憶に、記憶を司る機関としては非常に大事なんですね。
このようにですね、会話は記憶と密接な関係があるんですね。この会話はですね、意識的に記憶を思い出す時にも働いてですね、昨日の夕飯何食べたっけっていうような時にも働くんですね。
じゃあ一方ね、そのさっき言ったね、会話媒介はどのような、会話崩壊ですね。会話崩壊はどんな風に働いているかというとですね、慣れているものと慣れていないものを区別する役割をしているわけなんですね。
見たものに対して、これは前に見たものだというのと、初めて見るものというのに分けてくれる働きをしてくれるわけなんですね。この会話崩壊というのはですね。
会話崩壊はですね、視覚の中でも風景に対してよく反応するらしいんですね。この会話崩壊ね。会話記憶、会話崩壊は風景に対してこれは前に見たもの、初めて見るものに分けてくれると、慣れているもの、慣れていないものに分類する、分けてくれる働きをしてくれるわけなんですよ。
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会話が過去の記憶を手繰り寄せて、会話崩壊がそれを元にして、これは前に見た風景だ、これは初めて見る風景というふうにですね、うまく密接に連携しながら分けてくれてるんですね。
ところがですね、何かの理由で会話と会話崩壊の連携がうまくいかなくなると、会話崩壊が正常に働かなくなってしまうんですよ。どういう状態になってしまうかというとですね、初めて見る風景なのに見慣れているものというふうに勘違いして会話崩壊が見慣れているものに分類しちゃってですね、
あれ?初めて見るのに前にも見たことあるやん。っていうふうな状況になるわけですよ。その状況は何ですか?デジャブですよね。なので、見慣れているもの、見慣れていないものに分類してくれる会話崩壊が何らかの影響で正常に働かなくなってしまうとですね、初めて見るものなのに見慣れたものの箱に入れちゃうみたいなね。
あれ?初めてこれ見るのに。記憶の会話は非正常だから、初めて見る記憶だよね。でも見慣れた風景のところに分類のボックスに入っているから、あれ?これ前にも見たことあるんやったっけな?みたいな。っていうふうになっちゃうと、この状況がですね、デジャブということなんでございますね。
脳性理学的に解釈すると、会話と会話崩壊の連携がちょっと正常に働いていないよっていう状況が、そういった状況がデジャブを作り出すんじゃないかということがですね、この説が一番有力というか、一番しっくり苦しい腑に落ちるのかなという感じなんでございますね。
私はね、冒頭にも言ったようにデジャブが多いっていうことなんですけども、旅行をたくさんしているっていうのもあるし、いろんな風景を見ているっていうこともあるんだけど、会話と会話崩壊の連携があんまうまくいってないんちゃうかな、自分みたいなね。ちょっと大丈夫なんかなって思うぐらい、キャッチボールちゃんとできてるお互いでみたいな感じになってるんで、この説を見てたときにね、調べていくと不安になっちゃったんですけど、大丈夫かな?ちゃんとキャッチボールしてるかな?みたいな。
ちゃんと中継までちゃんと投げられてるかな?みたいなね。いうぐらいちょっと不安になったんですけども。なので、この一番有力な説としては、会話と会話崩壊の連携が何らかの影響でうまくいかなくなってしまっている状態が、このデジャブが引き起こしているのかなということなんでございますね。ということでね、いろんなね、長寮現象とかね、いろんな現象がありますけども、科学的に見ていくと、なるほどね、みたいな腑に落ちることが多いですからね、そういったね、カルト的なところの説をね、
信じ込んでね、売られないようにしていただきたいなとか、科学的に見ればね、いろんなことが解決できますからね、皆さんね、落ち着いて科学的に考えると、いろんな物事が見えてきますから。ということでですね、今日はですね、デジャブについてお話をしましたということで、今日はこの辺にしたいと思います。それでは皆様、さよなら。バイバイ。