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はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。皆様いかがお過ごしでしょうかということで、
今日からね、また月曜日ですね。1週間頑張っていきましょうといったところですかね。 新型コロナウイルスがですね、語類に引き下げられてですね、
しばらく経ったんですけども、相変わらずですね、このコロナの関係のニュースというのが非常に多いのかなという感じがしておりまして、第9波だとかね、
いったい何パーまで数えるのかなということと、相変わらずワクチン接種ワクチン接種ということでね、買っちゃったんでね、在庫処分に近いことを思うんですけども、
ブースター接種というものがですね、相変わらず日本では盛んに行われておりますよね。 回数が多いごとにですね、接種率っていうのはだんだん下がってきてはいるんですけども、減少しているんですけども、
第6回目を打った人っていうのはね、1800万人近くいるわけですよ。 全国民の十数パーセントはまだ打っているということで、ここまでね、もうワクチンワクチン打ってるのって本当にね、もう日本ぐらいなんですよね。
第2回目打った人がもう8割ぐらい超えているので、日本人だけでも1億人ぐらいがですね、2回接種は終わっているわけなんですけども、
いろいろワクチンのリスクとはいろいろ言われているんですけども、相変わらずそのコロナ対策といえばですね、ワクチンがメインに考えられているっていうところが非常に大きいのかなと、
いったところですよね。その新型コロナウイルスがパンデミックで蔓延してから、いろんな対策がコロナ対策としていろいろ講じられてきましたけども、
よく有名なのは3密、3密を避ける、3密をなるべくなくしましょうみたいなことをね、よく言ってたと思います。
あと密閉、これで換気したりとか、真冬なのに窓をちょっと開けるとか、そういった対策を結構身近でしてたっていうところが非常に多かったと思います。
あと密集ね、複数人というか大多数の人がその一部屋というか、その一つの空間にいないようにしましょうみたいなね、
デパートとか百貨店とかでも人数制限されたりとかも結構多かったですね。
あと密接ということで、もう対面で会うのはダメだから、テレワークだとか学校組織で言うと分散投稿とかね、そういったことをやってきたわけですけども、
あとね、このコロナ前は知らなかったというか使ってなかった言葉で、ソーシャルディスタンスっていう言葉があったと思います。
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距離を離しましょうみたいな。このコロナ対策によってよく言われてた3密とかソーシャルディスタンスなんだけど、
他の生き物も実はソーシャルディスタンスをやっているっていう生き物がいるので、そういった今日はお話をしたいと思います。
どんな生き物がそのソーシャルディスタンスをしているかというとですね、イセエビなんですね。
アメリカに住むアメリカイセエビという接続動物、エビがですね、ソーシャルディスタンスをしているんですよ。
感染しないようにソーシャルディスタンスをしているということなんですね。
このアメリカイセエビなんですけども、岩の割れ目などを巣にして、数匹の群れ、だいたい20匹程度の群れで生活しているアメリカイセエビというイセエビの仲間なんですけども、
昼はですね、餌取りに出かけ、夜は巣の中で密集して過ごすわけなんですよ。
イセエビね、食べたことある人とか寝たことある人はよくわかると思うんですけども、体のその表面が胃がいがしてて、トゲトゲしいじゃないですか。
掴むのも痛いみたいな、結構手袋必要ですよね。
密集しているとですね、魚も痛いですから、魚には痛かくないとか言われているんだけど、結構食べにくいし、体が硬いから、あんだけ密集しているとなかなか襲いづらいなみたいなね、鋭いトゲで身を守っているわけなんですね。
かじろうとする敵から攻撃を受けなくて済むので、密集したほうが、群れでいたほうが生存戦略上、好都合なんですよね。
よく言われているのが、列になって海底をゾロゾロ更新するところっていうのは、毎回そういった映像がね、ダーウィンとかNHKのね、見たことがある人も結構いるかなと思うんですけども、
このイセエビなんですけども、群れで生活してるんだけども、フロリダ大学の研究チームが気づいたんですけども、一人ぼっちのイセエビおるやん、みたいなね。
ある日、アメリカイセエビの生態を研究している研究者たち、フロリダ大学のチームなんですけども、普段は密集して生活しているはずのアメリカイセエビが巣の中で一匹だけで過ごしているのに気づいたんですよ。
あれ?普段群れで生活しているのになんやろうなと思うことで、それを捕まえて健康状態を調べるとですね、致死率が高く伝染しやすいウイルスに感染してたんですよ。
これね、一人でいるっていうことは、どういうことなのかな?病気になってたなということで、もしかしたらこれは病気っていうことを気づいてですね、他のイセエビがこのイセエビに、病気のイセエビに近づかないようにしてるんじゃないかなっていうことを疑問に思ってですね、研究してみたわけなんですね。
で、どんな実験をしてみたかというとですね、健康なイセエビがどんな条件の巣を選ぶのかを観察したわけですよ。
で、2種類ですね、巣穴を用意して健康なイセエビをその基準層の中に放したわけです。実験施設の中にね。
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で、一方の巣の中には健康なイセエビがたくさんいる巣、岩の割れ目を作って、もう一つが何もいない空っぽの巣を用意した場合ですね、健康なイセエビは健康なイセエビがたくさんいる巣の方を好んでいったと。
それは群れの習性があるから、たくさんいたほうが襲われにくいから、そういった習性があるから、たくさん健康なイセエビがいる巣を選びましたと。
で、次、条件を変えます。病気のイセエビがいる巣と空っぽの巣を用意して、その健康なイセエビがどちらの巣を選ぶのかということを実験してみたらですね、
先ほどは健康なイセエビがたくさんいる密集の方に巣を選んだんだけど、空っぽの行きませんでしたと。
で、今度条件を変えてみたら、病気のイセエビ一匹と空っぽの巣を用意したらですね、なんと健康なイセエビは空っぽの、何もいない、イセエビがいない巣を選んだということなんですね。
群れるのを好むアメリカイセエビだけど、病気のアメリカイセエビと一緒になるよりは単独の方がいいよねっていうことなんですね。
これどういうことかというとですね、なんでこの病気のイセエビっていうのがわかったのかということなんですけども、おしっこですね、尿に含まれる物質が病気を知らせる信号になっていたってことなんですよ。
なので尿を感知とってね、病気のイセエビの尿を感知とって、これ病気のイセエビの巣がおるから、映っちゃうから、違う巣いこ、一人だけしかいないけど、確かに群れでいた方がね、逆目で襲われる危険性も少ないし、
密集した方が安全なんだけど、病気のイセエビがいるよりはマシやなみたいなね、ということで単独で何もいない巣を選んだということなんですよ。
で、この研究室はさらに発展させて、おしっこにそういった病気を知らせる物質が含まれているんで、このおしっこが出る孔、要は穴をですね、塞いだ場合どうなったかっていうとですね、
非常にね、おしっこの孔を、穴を塞いでない奴はやっぱ避けられてね、一人になっちゃうんだけど、そのおしっこを出す穴を埋めたら普通に健康なイセエビが寄ってきたということなんですね。
なので、そのおしっこの物質が含まれる、病気のものが含まれるものを感知して、先日行動してたんだけども、それを抑え込むとですね、寄っていくってことなんですよ。
なので、そういった病気を知らせるシグナルはおしっこに含まれているということと、病気のイセエビを感知したら一緒にいるとうつっちゃうし、実率の高いウイルスだから一緒にいるとうつっちゃうし、
自分の生存が危ういから避けているということで、しっかりとしたソーシャルディスタンスができているということなんでございますね。
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このことをですね、東京都知事の小池由里子さんは知ってたんですかね。
イセエビのアメリカイセエビはソーシャルディスタンスをとっているから、よしこれを使おうみたいなね、三密言うてね、もうイセエビからとったんから、みたいなね、感じはどうかわかりませんけども。
そういった感じでね、ウイルス性のものがあるとうつっちゃうし、自分の生存も危ういから、ソーシャルディスタンスをしている生き物は人間の他にもイセエビがいるよというお話をしました。
未然にそういったことを感知して察知してね、それに移らないように最善にしているということなんでございますね。
ということでね、人間はね、ソーシャルディスタンスも必要かもしれませんけども、人間のね、免疫自体は非常に強いですからね。
病気になるっていうよりは、自分の免疫力を高めるのが大事ですけどね、ということで、今日はですね、ソーシャルディスタンス、イセエビのソーシャルディスタンスについてお話をしましたということで、今日はこの辺にしたいと思います。
それではみなさん、さよなら。バイバイ。