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2022-02-15 12:20

#157 ノーベル賞を受賞する日本人に田舎育ちが多い理由〜知的好奇心は一生もの〜

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2021.11.17収録。
こんにちは♪ちょぼ先生です。
今日は、田舎育ちの日本人にはノーベル賞受賞者が多いというネット記事を取り上げてお話しました。
田舎には知的好奇心掻き立てる何かがある!?
それではまた!

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00:25
はい、みなさんこんばんは、こんにちは。元高校理科教員のちょぼ先生です。
今日もサイエンスホームルームの時間になりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
このチャンネルでは、皆さんに科学的なものの考え方を身につけてもらって、人生を豊かにしていこうということを目的に放送しておる、ホームルーム風のラジオ番組になっております。
お話しするジャンルは、曜日ごとに変わっておりますので、ぜひ概要欄やプロフィール欄を気になる方はチェックしていただければと思います。
ということで、今日は水曜日ですので、サイエンス全般のお話をちょっとしたいなと思うんですけども、
今日お話しする内容は、ネットニュースで見て、その通りだなと、私も共感した内容がありましたので、そちらの方を取り上げたいと思います。
それは何かと言いますと、現代ビジネスのネットニュースから取り上げたいと思います。
ノーベル賞を受賞する日本人に、実は田舎育ちが多い驚きの理由という記事を読んで、その通りかもなというふうに共感したので、皆さんとシェアしたいなと思います。
今年ですけども、先月ノーベル物理学賞を受賞した真部祝郎氏、ノーベル物理というかノーベル地学ですけども、
ノーベル地学はないので、そんな賞はないんですけども、どっちかというと地学分野のことですけども、
二酸化炭素を原因として地球温暖化が起こっているということを数値化した、データ化したという気候変動の様子の研究をされた方で、
このノーベル物理学賞を受賞したということなんですけども、
真部祝郎氏が愛媛県、要は四国のちょうど真ん中帯ですかね、旧新宮村、新宮村でいいですかね、
近くに和歌山に新宮ってあるので、それと同じ字なので、同じ読み方をしていいかどうかちょっと分かりませんが、
旧新宮村という交差点もないほどの田舎で育ったらしいですね、真部祝郎氏。
90歳近い年齢の方なので、その当時の幼少期のその頃の日本というのは、
地方というのはあまりそういった道路とかビル群だったりとか、
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そういう町というのはそもそも少なかったかもしれませんけども、今はもう結構田舎と。
人口も900人だかな、現在ね。その当時は6000人くらいいたらしいですけど、という田舎で育ち。
さらにですね、その同じ愛媛県で新宮村、真部さんが生まれ育った新宮村から150キロ西の方に行った四津浜村、
いかた町、いかた原発のところですかね。
で、青色発光ダイオード発明者中村秀司さん、この方もめちゃめちゃど田舎で育ったと。
当時の人口600人ほどということで、働いている住人の3分の2が農家か漁師ということで、
自分たちで働いて食べるものとかも全て自分たちでという生活ですかね。
学校が終わると子どもたちは磯に集合して山から持ってきた枝を釣竿にして魚を釣り、タコやサザエ、アワビなどをスモグリで捕って遊んでた。
すごいね、すごい遊びですよね。
真鍋さんも、青色発光ダイオードの中村さんも何度も好奇心という言葉を受賞のインタビューで口にされておりましたけれども、
田舎育ちすると何もないから、自分たちで遊びを発明したりとか、こうやってやった方がおもろいんちゃうかみたいなね、
もう何もないからこそ田舎の海や山と触れ合って、自分たちで試行錯誤をしながら遊んでいたというのが共通点としてあるわけですよね。
なので、もう何もないからこそ何かが生まれるみたいな、すごい良いだと思いますよね。
真鍋さんも中村さんもですね、生まれ変わってもやっぱりここで生まれたいということでね、
旧真鍋村や生方町は今のね、生まれ変わってもここに住みたいということをおっしゃっているわけです。
あとさらに、鈴木カップリングという、分子と分子同士が結合を強める鈴木カップリングという手法を発明して、
それで納米賞を取られた鈴木治虫氏も、すごいどいなかに住んでいると、
新千歳空港北海道ですね、バスを乗り継ぎ1時間ほどの場所にある旧向川村、
何て読むのかなこれ、よくわかりませんが、死者無料が盛んなこの村ということで、
そういった田舎、鈴木治虫さん、鈴木カップリングを開発して発見した鈴木治虫さん、
鈴木アキラさんですね、鈴木アキラさんだとか、
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あとですね、全世界で4千万人が服用していると推計される甲子血症の治療薬スタチンを開発した遠藤アキラ氏も、
秋田市外から60キロあまり離れている旧真鍋村で育ったということで、
キノコとりとかしていたということで、やはりね、これね、やっぱりね、
自然遊び、昆虫とったりとかね、魚とったりとか、そういった知的好奇心を揺さぶるというか、
もうね、何ていうかね、もうそういう自然豊かなところに育っているとですね、
もう目の前にサイエンス、理科がね、あふれているんですよ。
なので、それを自分なりに観察して研究して、これどうなっているんだろうな、みたいなのを常に考えながら生活していって、
その延長線上で自分の気になることを追求、探究してね、最終的にはノーベル賞ですよ。
これがね、やはり幼少期から培ったものをそのまま知的好奇心を持ったまま大人になった、
いい例だと思いますよね。
大学教授、私も大学行ってましたし、大学院まで行きましたけど、やっぱり大学教授とかゼミの先生とかは、
やっぱりね、生涯ずっと研究してますね。
論文を書いたりとか、常に知的好奇心にあふれているんでしょうかね。
自分が疑問に思うことで、自分でできることは限りがあるから、
自分の研究室にいる生徒に対して、これ、この研究室みたいなのはどう?みたいなアドバイスとかね、
こうしてみて、自分の知的好奇心を、もう自分の時間足らないから、
同じような志を持つ学生を使ってね、
自分の知的好奇心をさらにアップさせていくというような素晴らしい期間だと思うんですよね、大学期間ね。
そういった幼少期、めちゃくちゃ何もないし、こんな土地の中でノーベル賞が生まれるなんて、
ということを皆さん思うかもしれませんけども、私から言えば必然的なのかなと。
幼少期から知的好奇心にあふれとって、その延長線上でずっと研究に打ち込める、
そういった環境にいたということも評価すべきことだと思いますけども、
やはり当たり前なことというかね、エリートで、都会で、土地も触ったことないみたいな研究者って少ないんちゃうかなと思うんですよね。
あと、偏心で有名なノーベル賞を取ってませんけど、港熊谷とかもね、
あんなど田舎の白浜に拠点を設けて、朝から晩まで土いじりしておってね、
細胞生年金とか、菌類の乳みたいなところがありますから、
そういった目の前に転がっているんですよね、おもろいことがね。
そういったことに目を向けて、いかに考えて、これがおもろいんだということをずっと追求して、
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研究できるかどうかにかかっているのかなと。
でも今ではそういった面白くない研究だとか、面白くないというかね、お金にならない研究ね、
そういったものがどんどん排除されつつあるし、
全然国からも補助金とかもないし、お金もおりないし、
自分でお金を獲得しなければならない。
自分で売り込んで、国からお金をゲットしなければ研究ができない。
自分の研究室が存続できないという流れになってきましたから、
本当に自分の意思とは関係なく、本当はそう思っていないんだけど、
お金が欲しい、研究費が欲しいから偽って出すとかね、
本当はそんな研究していないのに申請書を出すとか、
そういうことが結構ざらにあるみたいですよ。
お金が出なかったら研究ができないからね。
知的好奇心を削ぐとか、それを削減するということは何回も言っていますけども、
回り回って自分の首を絞めることになるよと。
研究費とかサイエンスに対して多くの予算を割いてとか、
知的好奇心を大事に、そういった子供を大事に、
そういった知的好奇心のある子供が大人になって、
こういったノーベル賞という素晴らしい賞を受賞して、
皆さん認知されておりますから、
ぜひそういったものに必ずお金を入れて、
あと子育て世代の方もね、
そんなことずっとやっとって何なのとか思わないように、
それがやがては大きな発見につながるかもしれないし、
必ずそれが最終的には生かせられないかもしれないけど、
そういった経験、体験というのは後々の人生に来てくると思いますから、
ぜひそういったことを大切に、
身の回りに理科、サイエンスは転がっておりますから、
そういった小さいところから目を向けて探求していくというのが、
我々考えられますし、子供も持てるし、
そういった動物としての宿命かなと思いますので、
ぜひ皆さんも何か周りのもので気になることがあれば、
どんどん追求、探求していただければ、
知的好奇心が活性化されて、
人生がより豊かになるのかなと思いますから、
ぜひそういったささやかなことからも始めていきたいと思っております。
ということで、
今日はですね、ノーベル賞を受賞する日本人には実は田舎育ちが多い、
というネット記事を取り上げて、
私の考えるところをお話ししました。
このホームルームを聞いたよという方は、
ぜひいいねを押していただけると、
ホームルームに出席したということにいたしますので、
ぜひそちらの方もよろしくお願いします。
毎週木曜日はケン先生とコラボ配信をしております。
あと金曜日は18時からライブ配信をしておりますので、
ぜひお時間のある方は覗いてみてください。
それでは今日はこれで終わります。
さようなら。おやすみなさい。
12:20

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