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Satoruと岡田悠の旅のラジオ。
岡田さん。
なんすか、Satoruさん。
最近ね、ときめくことがあってですね。
あの、私、旅行の前の準備するとき、ガイドブックとかそういうの読むじゃないですか。
読みますね、ガイドブック。
そうそう。そういうのを読んでるときに、
大体ガイドブックなんで当然わかるんですよね。
このレストランは美味しいよとか、バスで行けるよとかね。
そういうことわかるんだけど、
時々そのなんか、これはわからなかったとかね。
これは不明ですとか。
なんかそういうのが時々出てくるんですよね。
そういうときね、僕はね、
ここに未知なる大地があるっていうね。
テラインコグニタがあるってね。
思ってね、なんかワクワクときめいてしまうんですよね。
気持ちが高まって広がってしまうんですよね。
テラインコグニタが。
そうそう。
ここにあるってね、小さなね。
まずその気持ちって共有できます?
なんか、あんまりわかんない?
いや、わかりますよ。
地球の歩き方とか見て、
ちょっと明確な情報が書かれてなかったりだとか。
そうそうそうそう。
ここわかんなかったんだろうなみたいな。
そうですね。
なんかね、私はその日本語のガイドブックも読んだり、
あとは英語のガイドブックとかを読み比べたりするんですよね。
で、そうすると日本語のガイドブックにはね、
あんまりそのいきなりギブアップするっていうか、
これわからないみたいなのはあんまりないなと思ってですね。
で、日本ですごい有名な誰でも知ってるような旅行ガイドの出版社の人にですね、
ちょっと1回聞いてですね、
そういうそのわからないとか、特にないとか、
なんか不明であるみたいな、
そういう記述ってしましたかって聞いてみたんですよ。
そしたらそういう、そもそもガイドブックには詳細不明なんてことは載せませんし、
裏側が取れないと紹介しませんみたいなことをね、
なんかちょっと気分を害されてしまったみたいな、
なんかそういうことを言われてしまったんですよね。
あ、そうかって思ってね。
だからちょっと最初に僕ドキドキしながら今話しかけたのは、
あんまりそうわからないことはですね、
あんまり良くないなって思うのも考えも、
まあ世の中には一般的にあるなって、
改めて気づかされたんですけども。
これがね、あの英語のガイドブックだとね、
私が読んでる限り時々あるんですよ。
あのブログにも前に書いたトルクメニスタンっていうですね、
あの中央アジアの北朝鮮なんて言われてる国はですね、
やっぱなかなか行きづらいので、
その英語のガイドブック見てもですね、
ガイドは現地には行ってないとか言って、
いきなり書いたんですよ、序盤に。
リモートで書いたから、
ここに書いてあることは、
現地に行って違ってたら現地が正しいとか言って、
まあそれは当たり前だよなみたいな、
なんかその責任回避みたいなこと書いてあって。
で、他にも例えばナイジェリアとかですね、
私とても治安に特徴のある国だからドキドキするんですよ。
で、穴の開くほど見てるとですね、
やっぱナイジェリアって有名なのは北の方に行くとですね、
結構危ないんですよね。
で、今あのボコハラムっていう、
かなり今この地球上で最も凶悪と言われる武装集団がいて、
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かなり危ないんですよ。
で、かなり危ないとこでもちゃんと項目があって、
その村の名前とか書いてあって、
読んでみると、ここには行けなかったとか言って。
だから現地が何があるかは今はわからないとか言って。
だから正直に書いてあるんですよね。
その日本語、日本の多分ガイドブックだと、
さっき岡田さんおっしゃったみたいに、
多分書かないと思うんですよ。
そうそうそう。
まあなんかわからないとかは書かなくて、
地球の歩き方とかだと近隣の町とかに、
紹介が2行とかで終わってしまって、
客観的な情報だけ書いてあるんですよね。
中心部からバスで60分みたいなことが書いてあるから。
それはわかるよみたいな。
そこで多分察せられるものがあって。
そうですよ。わかんないって言ってるんだ。
わかるわかる。嬉しいな。
ここまでなんかご理解を得られてとても嬉しいんですけども。
ちょっとその文化的な違いがあったり、
どっちが正しいかというのは別としてあったりするんですけども。
例えば本当ビザをどうやって取るかとか、
結構クリティカルな情報じゃないですか。
そういう時も時々わからないっていうのがあったりして、
悶絶するんですよ。
困るなあっていう気持ちと、
たまらないなこれっていうね、
ときめく気持ちとね。
この半分半分のハーフ&ハーフ、ハイブリッドになっちゃうんですよ。
例えばですね、西アフリカの話またしちゃうと、
西アフリカって東南アジアでいうアセアンみたいなですね、
経済圏の名前がエコアスっていう名前があって、
それが地域共通のビザみたいなのを制作としてやってですね。
だからコート・ジボワールに行くとガーナも同じビザで行けるとかね。
すごい有名なシステムがあるんですよ。
EUとかまさにそうですよね。
だからいいなと思って。
あるからどうなのかなっていっていろいろ調べてみると、
最近はよくわからないとか言って、
そのシステムが未だにあるかはわかっていないとか言って。
現地で確認をすると良いとか言って書いてあってですね。
現地で確認をするとないんですよ、それは。
今通じないんですよ。
結構ギリギリで。
最終的にアライバルビザとかを取って何とか解決しろとか書いてあるんですけども。
責任をあるポイントから突然読者に受け渡していく感じの
英語のガイドブックのスタイル。
これまた出版社とかいろいろあるから一概には言えないんだけども。
僕そういうの嫌いじゃないなと思ってね。
そういうのがね、僕たまらなくね、いいんですよ。
好きなんですよ。
それってなんで書いてるんですかね、わからない。
面積事項的な。
ディスクレーマーみたいなものもあるのかもしれないですね。
わからなかったって書いてあるよねみたいな。
訴訟とかに訴訟提起とかされても
なんでこれだと取れなかったじゃないかと言って
10万円損害あったって言っても
いや現地の人、現地行ってないですからって
ライター行ってないですからしょうがないですよねとか言って。
それで訴えた方が負けちゃうとかあるんですかね。
地球の歩き方とかは昔は投稿コーナーですごく
ページが閉められてて
ライターの人は行ってないけど
投稿者の情報によるとこうですよみたいなのが多かったんですけど
それでその情報が間違ってたとか危ない目にあったみたいな
クレーム投稿批判が殺到して
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こういう受難の時代があって
それがまあ今はもうほとんどなくなって
今も地球の歩き方下の方に下段ありますよね。
ほとんどないですよ。
昔の方が多かったんですか。
昔の方は全然多いですね。
さすが、岡田さんはたくさんあれですよね
地球の歩き方を読み比べられた
実績があるから
そうなんですよ。なんでそういう時代の変遷を経て
まあやっぱりガイドブックは正確じゃないとダメだみたいな
流れがあるらしいですね。
日本には。
クレームによって出版社サイドも
やっぱり変なことはできないなとか言って
なるほどね。
でも投稿コーナーで投稿で間違ってたって
それは面積は何でしょう
投稿した人が悪いわけじゃないですか
それをピックアップした採用したやつが悪いってこと
厳しいですね。
クレーマーからしたら書いてあるんだから
正しいだろうみたいな
そうかそうか
旅のあれを入り込んでいくと
基本は信頼できないよねみたいなとこから始まるから
期待値をゼロから始めると
たぶんね
この店がなくなっていたとか
なくなってたんだねっていうことで
そうですよね。
ガイドブックを100%信頼するという姿勢が
まず間違ってますよね
本当にね
100%アグリですよ
本当にそうですよ
そういうもんじゃないですかね
正解を教えてくれるわけじゃなくて
そういうことじゃないんだ
そうそうそう
正解が載ってるもんだと思ってましたよガイドブックは
いやでもね
ゲームの攻略版とかだって
あれじゃないですか
最後の方とかラスボスとか
あれも不明とか
あとは君の手で見つけてくれとか
そういう
僕はね今分かった
僕のときめきはやっぱりそういう
幼少の頃のですね
ドラクエ3とかの
最後これを倒した後に
なんかまた別の世界に行けるかもしれないが
まだ編集部は分かっていない
とか
こっちの方はたぶん絶対分かってんだけど
大人の事情があって
闇の世界ゾウマとか分かんなくなってんだけど
なんかあんのって言ってみる
あのワクワクだな
そういうことか
特に発売ソフトは発売直後ぐらいに出る
めちゃくちゃ薄い攻略本
全然情報載ってない
ある特定の有名な
ゲームの
名前は言えないけど
薄いなと思ってたらしばらくしたら
完全攻略本とか出てくるんですよね
あれこれ買う意味なかったじゃん
とか
インターネットなかった頃はまさにそれしかね
情報がなかったから
それでいい感じがありますね
でもどんどんどんどんそうやって
世の中分かってきちゃうんだけど
テラインコグニタがまだ残っている
暗黒大陸みたいなのが分からない
とかいう言葉に時々凝縮されて
そこに僕はやっぱり金銭をね
触れてしまうところがあるんですよね
そういうガイドブックあったらいいですね
重要なところが
分かんなくなってるから
どういう読者ストーリー
どういう読者ストーリー
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ここからバスに何分乗って
電車乗り継いで行って
言えた物とは
みたいな感じで終わって
何があるかは書いてない
武装集団が現れるらしいぞ
って書いて
後は君の手で見つけてくれ
素早さが必要だとか
逃げる準備をしておこうとか
ここで梱包を買っておこうみたいな
これ結構裁判とかになったら
多分負けますよね
出版社の
島出すとかね
デイリーポータルでも鈴木直さんの
素晴らしい
日本中の島がね
2000ページくらいあって
あれとかちょろちょろ見ても
こっちはもうちょっと緩くてですね
結構不明が多いんですよ
人口が41人の島とかね
こういう名刺いませんけど
それは年齢分布が不明なんですよ
これも不明
41人だけど
ちょっと1時間ぐらいで調べられそうですけど
多分離島センター
発行してるところにも
言い分あるんでしょうけど
1歳の人しか住んでないかもしれないし
81歳の人が
それは不明なんですよ
分からない
島出すって膨大な
あらゆる島の
成り立ちとか
ものすごく信頼できる
データベースにしても
分からないことが結構ある
これはいくらでもこういうのを探していったら
やれますよね
みんながここ分からないやつを持ち寄って
イベントとかできるんじゃないかなって
思うんですよね
分からないことはいいですね
なんかあれですよね
地球の歩き方の
今出てるやつを
ドルさんと岡田さんお互いに一冊ずつ持って
書き換えていくのどうですか
書き換えていく前衛図ですね
出版されてるやつは
出版されてるんですけど
任意の場所を書き換えて
分からないっていう風にしていって
いい加減なガイドブックに
作り変える
地球の歩き方から訴えられそうです
そういう
芸術作品ということで
それを元に現地に
お互い交換していったりすると
いいですね
手書きで攻略本みたいな
手書きで
攻略本風にガイドブックを
作っている
すごい狭いエリアで
神谷町のガイドブック
いいですね
我々は
よくも悪く寝れちゃってるから
作意がそこで面白いよとか言っちゃうけど
本当に素朴な子供とか
そういう人に作ってもらって
あるな社会科の
街の探検とか
ああいうのいいですよね
分からなかったとか
むちゃくちゃ集めたいな
子供学校が書いた
僕の街を何とか
なじみのない街の
子供が書いた
僕の街の地図みたいなのを見て
そこに行きたいですね
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それもあれじゃないですか
デイリーポータル向けの
地元の人頼りの
旅の
子供版
子供の情報だけを
安藤さんとか
地主さんとかが
子供の頭の中にあった街であって
本当はなかったことが分かったとかね
分かんないけど
パン屋さんだと言ったけど
これはコンビニだったとか
子供はいつもパンを買ってるから
子供にとってはパン屋さんと認知されていたに違いない
分かんないけど
これはちょっとネタになりましたね
俺を聞いてるデイリーポータルジェットの
ライターの方がいたら
次ネタにしてもらったら
いいかもしれないですね
確かに子供にとっての街って
ここの空き地が面白くて
ここに生えてるタンポポが
見てる視点がまた全然違うから
そういうロマンチックな
しんみりすような方向にも行けるかもしれないし
アホみたいなことばっか書いてくる男子とか
そういうのあるかもしれない
犬のうんこが
同じこと
言おうとしたけど
ちょっとコンプライアントになるかもしれない
というわけで旅のラジオ第3回
これにて終わります
今日はですね
エスペラント語で人工言語の
世界共通語エスペラント語で
バイ
ギス
レビド
すげえ
ギスレビド
人工言語なのにそんなあれなんだ
バイより長い
もっと言いやすくしてほしい
ギスレビド
かっこいいな
中学生が考えた
なんか
呪文英章みたいな
ギスレビド
ちょっといいですね