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2024-07-04 06:15

番外編 #1 ウェブアクセシビリティを知ってからわかったこと

今回は番外編その1として、ゆみこがウェブアクセシビリティに接してからわかってきたことについて1人語りをしています。

・情報が届かなければ、存在しないのと同じ

・障害かどうかはその時々によって認識が変わるもの

参考:

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【37-1】障害の歴史 〜声なき声に耳をすませば〜【COTEN RADIO 障害の歴史編1】歴史を面白く学ぶコテンラジオ (COTEN RADIO)

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みんなが手話で話した島

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出演:

よこやまゆみこ(ウェブマーケティングマネージャー)

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ブログを9年間運用してきた経験から実践的なアドバイスを得意とし、コンテンツ発信を活用して企業の価値を高めるサポートをしています。

400件を超える中小企業のホームページ制作に関わり、SEO、コンテンツマーケティング、ライティングの知識を使ったコンテンツ制作で利益につなげる制作ディレクションと利益獲得のアドバイスをしてきました。

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00:04
こんにちは。チャコウェブラジオは、株式会社Cyber Catsが運営するチャコウェブのスタッフが、
ウェブアクセシビリティやSNS運用など、ウェブに関するテーマについて楽しくお話しするポートキャストです。
今回は、私、ゆみこが番外編をお送りします。
本日は、ウェブアクセシビリティを知ってからわかったことについてお話ししていきます。
ウェブアクセシビリティに取り組み始めてから、いろいろ考え方が変わったなというふうなことを思っているので、それについてお話をしていこうと思います。
まず一つ目なんですが、情報が届かなければ存在しないのと同じということを分かりました。
何度か、専門の方がウェブサイトを使ったときの使い勝手について話を聞く機会があったのですが、
実際にウェブサイト上に情報はあるんですが、その方が認識できない場合には、もう情報というのはあそこに存在しないものとして通り過ぎてしまうんですよね。
これって言われてみれば当たり前のようなんですが、結構気づかなかったなぁと新たに気づきを得た事柄でした。
もう一つは色についてなんですが、よく色を使い分けをして強調したりする表現ってあるじゃないですか。
その時に色覚特性という風に色の見え方が違うって見える方にとっては、赤色と黒色の区別がつきにくい方、その方にとっては赤で強調していてもよくわからないんですよね。
つまり、いくら赤ペンで色を変えていて、これが強調しているんですよ、大事なことですよという風に主張していたとしても、その人たちにとっては全く存在しない情報になってしまうということなんですよね。
ある本では、よく掲示板とかで黒と赤で特急を赤色で表現しているけれども、そこに違いがわからなかったということが書かれていました。
もう一つ気づいたことは、障害かどうかというのは、その時々によって認識や定義が変わるんじゃないかということです。
私が好きでよく聞いているポッドキャストの一つに古典ラジオがあるんですが、そこで障害の歴史というものを取り上げていて、数々の障害がどのように捉えられてきたのか、扱われてきたのかという歴史を紹介されていました。
03:08
そのお話の導入部分がすごく印象に残っているんですが、例えば目が悪い人は、今ではメガネだとかコンタクトレンズを使うことで普通に生活ができますよね。
しかし、メガネやコンタクトレンズ、そういったものがない場合には、障害という認識にされるんじゃないかという話をしていたと思います。
こういったことって多々あるんじゃないかなと思うようになりました。
もう一つの例が、アメリカのマーサツビニヤード島という島があるんですが、今ではもうほとんどいないそうなんですが、かつて遺伝的に耳が聞こえない人が数が多い島というのがあって、
その島では共通言語として手話が使われていたそうです。
そうなると、その島では耳が聞こえるか聞こえないかといったことは、特に生活の中で支障になるようなことはなかったという話が本にありました。
例えば、他の地域からその島にやってきた人は、周りの人がみんな手話で話をするので、自分がまるで外国人のように扱われてしまって、ちょっと困ったといったエピソードなんかを紹介されていて、すごく驚いたんですね。
これって、認識が変わると耳が聞こえないということ自体が障害として捉えられていないということの例だと思います。
こんな感じで、ウェブアクセシビリティというものを知ってから、いろいろ考え方が変わってきて、刺激を受けています。
例えば、技術が発展していくと、これからアクセシビリティなものとかことが増えて、ウェブアクセシビリティも一般的になったとしたら、今は障害者という風な考えをされている方に対しても、認識が変わっていくかもしれないなと思っています。
なんだか未来が楽しみになるような考え方で、誰かに話をしてみたいなと思って、今回番外編に取り上げさせていただきました。
ここまでお聞きいただきありがとうございました。
感想をいただけるととっても嬉しいです。
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