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本日は1月30日の朝になります。
明治神宮に久々に来ております。
1週間ぶりぐらいですが、やっぱり気持ちいいですね。
寒いは寒いんですけれども、かなり寒さも和らいできて、
春がだんだん近づいてるんだな、みたいなことをちょっと感じたりもします。
あ、ちなみになんですが、僕あんまり天気予報の気温とか見ないんですよね。
天気予報自体最近あんまり見てないかも。
この地区、この地域の今日の最低気温とか最高気温とか出るじゃないですか。
大体あれで、うわ、今日寒そうとか、夏場だったら今日めっちゃ暑そうみたいなことを思ったりするわけなんですが、
考えてみたらですね、日に当たる場所かそうじゃないかで、
特に体感ですね、実際の気温もでしょうけど、全然違ったりしますし、
そもそも一つの地域の気温を一つで表すのって無理じゃね、みたいな。
本当にざっくりとした目安でしかないよねっていうところがあってですね。
それよりも、自分が住んでる場所とか、自分の行動する範囲とかで実際どうなんだっていうのを裸で感じた方が、
なんというか、変な数値情報に感覚を乱されずに済むな、みたいな思いがあって、
ここ最近はあんまりそういう天気予報をあえて見ないようにしています。
大事なイベントの場合とかはね、さすがに把握しておかないと困るな、みたいに見たりはしますが。
エンジニアの僕がこんなこと言うのもなんですが、
数字の情報にあんまり惑わされないというか、振り回されないということも大事なんじゃないかな、みたいなことをちょっと思ったりはしています。
さて、ということで、今回、ちなみにいつもナンバリングをタイトルに振り忘れちゃうんですが、今回つけてみたら10回目なんですね。
10回も続くとは思ってませんでした。
なんで続いたかというと、モチベーションはですね、皆さんが聞いてくださった回数だったりとか時間がわかるんですね。
自分のマイページの方のグラフで。
正直、このポッドキャストの存在ってほぼほぼ知り合いにすら知らせてないので、そんな僕のつぶやきをですね、
おそらく今まで全く会ったこともない方々がですね、ちゃんと聞いてくださってるんだっていうのが本当にモチベーションになってます。
ありがとうございます。
記念すべきというわけではないんですが、区切りがいい10回目ということで、ちょっと今までとは変わった感じで、今回は妄想企画を話してみようという回にしようかなと思います。
どういうことかというとですね、僕の場合茶会なんですけど基本的には。
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こういう回、こういう企画をやってみたいなっていうことをいろいろ考えたりするわけなんですけど、
じゃあ、例えばこういう茶会やってみたいなと思ったりすることがあるんですが、じゃあやればいいじゃんっていう話なんですけれども、
僕がやってみたい回っていうのが結構片破りというか、今まで聞いたこともないようなやり方なので、
いやーこれ実現できるかなーみたいな、難しいなーみたいなので、結構脳内の妄想にとどまってるっていう案がいくつもあるんですね。
今回はそのうちの一つをちょっとここでお話ししてみようかなと思います。
どういう企画内容かというと、初見のエンジニアがお手前を考えてみたっていう茶会をやってみたいなと。
どういうことかというと、初見なので、つまり初めて見るですね。
つまり、もう今回本当にお茶初めてです。茶室入るのも人生生まれて初めてのことですみたいな方々。
基本的にはエンジニアの方々をお招きして、で、普段の茶席だとそこでお菓子を出して、
その招いた側が一服差し上げますとか言って、お手前の処索をしながら、しずとお茶を立ててお出しするみたいな感じなんですけれども、
それはちょっとつまんないし、目の前でそもそもなんでこういう動きをしているんだというのが全然わからないよなと。
正直、抹茶を立てて出すっていうだけなら、お茶碗に抹茶の粉入れて、そこにお湯入れて、シャカシャカやって出せばいいので、
ぶっちゃけ30秒もあればできちゃうわけですよ。
それをお手前の種類によりますが、簡単なものでも、出すまでの流れだけでも5分とか、
結構時間をかけて出すわけです。
もうちょっとかかるかな、一番最初の部屋に入るところからやると。
なんでそういうことしてるのかっていうのが正直わからないと思うんですね。
僕も客としてしかお茶席に入ったことなかった頃は、なんであそこでわざわざ、
まず右手でこうやって、次に左手でこうやってとかやってんのかなみたいな、
もっとスパッとできるんじゃないかなとか思ったりもしたんですが、
これやってみると、もうこの流れしかないなぐらいの感じなんです。
エンジニア的に言うと、例えば何かパッと何かの、
例えばお茶を立てるという、お茶を立てて客に出すという行為をするための行動があったとしますと、
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その行動を眺めて、なんでこここんな処理してんのみたいな、
ここでこうやってからすればもっと短く書けるじゃんみたいなふうに思ったりすると。
でも自分が実際にその処理を書いてみろと言われて、いろいろ考えた結果、
すみません、ここでこうしてたのはこういう意味があったんですね。
そして自分で書いてみたら、やっぱり同じような形になっちゃいましたみたいなようなイメージですね。
これ実際エンジニアでコーディングしてても結構あるあるな感じはあるんですが、
それをなんとかエンジニアの人に体感してもらえないだろうかっていうことで考えてみた企画です。
具体的にはどんなイメージかというと、とりあえずまずエンジニアでお茶経験がない方、
もしくは非常に浅い方をお招きしますと。
ここでは基本的に行動の話ができる方というぐらいの条件でいいかなと思って、
エンジニアが本職じゃない方とかでもいいかなと思ってるんですけど、
お茶室にまず入っていただいて、お菓子ぐらいはまずお出しした方がいいですかね。
その後、僕がお手前をするんではなく、いきなりお手前をするんではなく、
まず道具をお見せしますと。
これから皆様にお茶を一服差し上げようかと思うのですが、
そのために僕らはこういう道具を使ってますと。
それは例えば茶碗だったり、抹茶を入れておく入れ物だったり、
そこから抹茶をすくうための茶釈ですね、小さいティースプーンみたいなものだったり、
あるいは釜からお湯を使って減った時のための水を補充するための水入れだったり、
いろんな道具があるわけなんですが、
この道具を全部余すことなく使った上で、
お客様に安全確実にお茶を一服差し上げるというようなことを考えた時に、
あなたならどうしますかというようなことをまず説明するんですね。
つまりいくつか条件をつけるわけです。
例えば道具はこれを一通り使わなければならない。
というか結局不要なものって一個もないんで、お手前で使ってる道具って全部いるんですよ。
だからまず何も出てないところから茶室に入り、
必要な道具を運び出しておいて、それを使ってお茶を立てたりとか、
お茶を立てる前にお湯とかを入れて茶碗を清めたりみたいなこともするんですけど、
つまりこういうことをこの道具を使って全部こなしてくださいという、
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最低限の条件だけお伝えして、ただそれを実現するための手順とか、
やり方はあなたに任せますと、あなたが考えてみてくださいっていうのをお伝えして、
はい、じゃあどうぞみたいな感じでちょっとやってみてもらうと。
いきなりやれって言われても無理だと思うんで、
ちょっとシンキングタイム、例えば10分、15分使って、
ああでもない、こうでもないって考えをまとめていただいて、
例えば4名ぐらいがせいぜいかなと思うんですけど、
例えば4名様ならお一人様持ち時間、例えば10分とか、
15分だとちょっと長いかなぐらいですけど、ぐらいで一旦やってみていただくと。
で、抹茶を立てるっていうのはさっき言ったようにすごく単純な作業なので、
何かしらお茶をシャカシャカやって立てて出して、
みんなが飲めるというところまでいくと思うんですね。
ただ絶対、いわゆるエンジニアが考える最適化とか、
そこに至るまでのルートっていうのは人によって違うはずなんです。
それはエンジニアが普段こういう処理をするコード書いてくれないって言われたときに、
エンジニアのキャリアだったり知識だったり好みだったりとかで、
出来上がってくるコードが全然違うっていうのと一緒ですね。
それをお茶の手前ということで、まずはやってみてもらうと。
正直正解とかないので、みたいな感じでやってみていただいて、
それで体感していただくと。
そうすると、みんな結構あれやこれや考えて、
この時どうすればいいんだとか、この道具をまずこっちに置いて、
いや、これはこの時は左側じゃなくて右側にあった方が、
次の作業がやりやすいよな、みたいなことをですね、
いろいろ考えるはずなんですね。
そういったことを一押しきり考えてもらった上で、
ありがとうございますと、皆様のお手前を拝見させていただきましたと。
それではあくまで、これが正解というよりは参考ですけれども、
僕が学んでいるお茶の流派では、このような形で手前をしておりますということで、
いわゆる通常のお手前でお茶を立てて召し上がっていただくと。
そうすると、今まで自分が試行錯誤していたことを、
一つの僕の場合、チート行為というかですね、
先人の試行錯誤の結果をすでに学んでしまっているわけなので、
ある一つの出来上がった形をそれでお見せするということで、
多分理解度とか納得感がめちゃくちゃ深まると思うんですね。
お茶を召し上がっていただいた後に、
ちょっと感想線というか、いかがでしたかね、みたいな。
とかいうのをやってみると、エンジニアの方に茶の湯のこととかを、
もう少しちょっと突っ込んだ、やる側の考え方とか行為含めて、
理解していただきやすくなるんじゃないかというような妄想企画でございます。
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あともう一個、すごいこういう風に転んだら面白いなっていうのが、
見たことない手前だけど、手順だけど、
それめっちゃいいねみたいなものが生まれてきたらすごい面白いなと思って、
行動でもたまにあるんですけど、
逆になんというか、今までこの行動とはこう書くもんだみたいな、
しがらみというか流れというか前例みたいなものが、
例えばそのプロジェクトごととかチームごととか人ごとに結構固まってきたりしちゃうところとかあるんですね。
それが例えばプロジェクトに新しい人が加入してきたりして、
その人にあんまり今までの流れとかの前提知識がない状態でこれ書いてみてって言ったら、
あれ?なんか今までと全然違う書き方の行動出てきたね。
でもなんかこっちのがめっちゃよくない?これ採用みたいなことがあったりするんですね。
それはそれですごい面白くて、
それをちょっとお茶のお手前とかでも、
もし万が一出てきたらすごい面白いなみたいな風にちょっと思ったりしています。
僕としても大変学びと刺激になりますしね。
というようなのが、僕が考えた初見のエンジニアの人たちに、
お手前を考えてやってもらうというような回です。
これはちょっと司令のエンジニアとかなんか集めて、
一回どっかでやってみたいですね。
ということで、今回は以上とさせていただきます。
お聞きいただきありがとうございました。