『沈黙の艦隊 解体新書』の紹介
この番組では、本を取り上げていくのですが、これが6冊目になります。
書評をするわけでもなく、本の内容を詳しく紹介するわけでもありません。
LISTEN to the voice of booksというコンセプトで、その本が何を言いたくて書かれたのかを紹介したいという番組です。
今日は、沈黙の艦隊 解体新書。
今日は9月28日ですが、明日29日から、沈黙の艦隊の実写版が劇場公開されるということです。
沈黙の艦隊のコミックス全32巻は、1年ぐらい前に古本に売ってしまいました。
今、本棚を探してみたら、沈黙の艦隊 解体新書がありました。
これは、沈黙の艦隊がある程度20何巻ぐらいまで出されたところで、防衛庁の広報誌に連載されたものをベースにして本にまとめられたものです。
1995年に発行されています。
これはもうタイトルの通り、沈黙の艦隊のある程度のあらすじも書いてあるのですが、
それよりも、背景にあるいろいろな原子力潜水艦の仕組み、防衛省の仕組み、自衛隊の仕組み、
それから、沈黙の艦隊に出てくるヤマトの性能とか、原子力潜水艦のいろんな知識とか、それからいろんな戦闘場面が出てくるのですが、
その戦闘場面の解説とか、P3C対潜哨戒機の話とか、結構マニアックに書いてあります。
登場人物についての解説も書いてあるということで、
解説本の内容
あとは、沈黙の艦隊の場合には、いわゆる戦略論とか政治とか、こういったものも関わってくるので、そういった話も結構出てくるんですね。
これは1200円だったのですが、今Amazonで調べてみました。
Amazonで調べたら、古本しか手に入らないです。
一番安いのが中古商品の可、2370円。
一番高いのが中古商品非常に良い、9487円ということで、私のこれは良ぐらいですね。
結構、非常に良いまでいくかな。これ帯も付いているし、とても綺麗ですね。
なので、売れば5、6千円で売れるかもしれないというような本なんですが、私はもうこれいらないので、欲しい方いたらご連絡いただければ相談に応じます。もっと安くお譲りできます。
それはさておき、そういった沈黙の艦隊 解体新書、これはAmazonのリンクも貼っておきますけれども、
そういうちょっとマニアックな解説本ですね。
結構勉強になります。
私は沈黙の艦隊は政治学の入門書としても読めるという話をしたんですけれども、どこかでね、他の番組で。
ここには沈黙の艦隊を読むキーブックス7冊ということで、
イマニュエル・カントの永遠平和のためにとかね、ニコロ・マキャベリーの君主論とかね、
クラウゼヴィッツの戦争論とかね、ハンチントンの軍人と国家とかね、こんな本も紹介されてたりして、
まさに政治学の入門書、政治と国際政治ですね。
それから軍事、安全保障といった問題についての、結構勉強しようと思ったらマニアックに勉強できるという、そういう本ですね。
今回は沈黙の艦隊実写版が劇場公開されるということで、これはもう私も思い入れのあるコミックスでしたので、
とても喜ばしいことだなと。ただちょっとね、私は劇場に見に行く気はないですけれども、
この実写版がどこまで出来がいいのかということはちょっと気になりますね。
ついでに言うとコミックスですね。これは32巻完結で、私これ持ってたんですけど、本当に古本に1年ほど前に売ってしまいまして、
これも6,443円から11,800円ぐらいまで値段がついてますね。32巻全巻。
でもこの解体新書の方が結構いい値段が1冊で、さっき言った値段ですのでね。
こっちの方がいい値段がついてるということで、なんか値段の話ばっかりになってますが。
この沈黙の艦隊については、それこそ劇場公開されるということで、内容はあんまり話しても良くないかなと思うので、
政治や戦略論の関与
ウィキペディアのリンクをちょっと貼っておこうかなと思うのと、
この辺りリッスンは便利ですよね。ウィキペディアのリンクを貼っていこうと思うのと、
もう一つこれは今一つですけども、実はアニメも作られたんですけど、アニメーションも。
それもリンクはなくはないんですけどね。
もう一つラジオドラマというのが作られたんですね。
これどこだったかな?TBSだったかな?
どこかでラジオドラマを作られたんですよね。
トータル3時間くらいのラジオドラマがあって、これ探したらありました。ニコビデオに。
ニコニコにありました。
これリンク貼っておこうと思います。
でもラジオドラマ聞くと、まあ映画いいやとか、本読むのもいいやって気になっちゃうかもしれません。
原作とか知らないと、ラジオドラマはちょっと訳分からないかもしれないんですが、
ただこれまあポッドキャストということなので、ちょっとマニアックにラジオドラマのリンクを貼っておこうかなとちょっと思ったりしています。
この機会に、この解体新書は今言った感じでね、かなりいろんなデータも含めて、
あとは沈黙の艦隊の、ここでこんなこと起きたけどこれはこういうことなんだとかいうことも含めて書いてあるやつなので、
もうとにかく沈黙の艦隊を知るにはとてもいいガイドブックにはなるんですが、
ただこれ原作をやっぱり読んでないと、ちょっと読めないかな、面白くないかなという気がするので、
私のお勧めはやっぱりコミックスで原作を読んで、本当はこの本の紹介でコミックス32冊ボーンと写真撮って、
コミックスの紹介すればよかったんですが、最初に言った事情で、それはもう古本屋に売ってしまったということで、
アマゾンに出品されているのがもしかしたら私が持ってたやつかもしれないという気もしますが、
多分1000円にもならなかったと思うんですが、そんな事情なので手元にありません。
ただ解体新書ありますし、私もういらないので、ということで、何の話だかわからなくなってきましたね。
ほとんど本の紹介じゃなくなってきたという気もしますが、
「沈黙の艦隊」これ本当にかわぐちかいじがそれまでそんなにヒット作出てない中でね、やっぱり本格的に描いた。
本格的にその前も頑張って描いてたんでしょうけども、
やっぱり10年近く、8年間かな、8年間に渡って描いた、描き続けた作品でね、やっぱり一番力の入ったものじゃないですかね。
その後、太陽の黙示録とかね、それからジパングとかっていう漫画も連載されて、
空母イブキは映画にもなったので有名だと思いますが、私は空母イブキは読んでなくて、
太陽の黙示録とジパングはこれはモーニングですね、週刊モーニングとビッグコミックで連載されてたんで、
これはちょっとね、全部ちゃんとは読んでないですけども、結構読みました。
政治ものですよね、基本的にはね。
こういうのを描かせたら、やっぱかわぐちかいじっていうのは、なんていうかね、やっぱり面白いというか、と思います。
沈黙の艦隊で私が一番好きなのは、セリフに無駄がないと。
私今これ喋っててセリフに無駄がいっぱいありますけれども、かわぐちかいじの沈黙の艦隊原作コミックスはやっぱりセリフに無駄がないなという、
のが一番の印象ですね。
やっぱ言葉っていうものを相当考え抜いてセリフ作ったんだろうなということが伝わってくる。
政治っていうのは、軍事もそうですけど、やっぱり言葉とか戦略とかっていうのはとても重要なのでね、
そういった点についての感覚もあんまりダラダラしない、
ピンとしたアニメーションかなと思うんですよね。
だからこれが実写とかでどこまで表現できているのか、評価がこれから明日以降出てくるんでしょうけどね。
とりあえず、せっかくなので、手元にあったので、こんな本もあったよということで紹介しておきたいと思います。
ということで、ではまた。