これだけ聞くとね、ちょっとなんのこっちゃいって正直わかっちゃうんですけど。
ひらたく言うと、RTSリアルタイムストラテジーでタワーディフェンスですね。
かつアクションという珍しいジャンルになってます。
どんなゲームかというと、世界設定みたいなところからいったほうがいいのかな。
舞台はカフクヤマと呼ばれる山になってます。
とことなくというか、いかにも日本というか和風な世界になってますね。
カフクヤマって名前がそもそもね。
これでね、イギリスの山ですとか言われたら、なんじゃい、それ。
だから日本が舞台と考えられなくもないのかもしれないんですけど。
作中に村人とか一般の人みたいなのが出てくるんですけど、
彼らの服装はいわゆる時代劇とかでよく見るような江戸時代というか、
中世、鎌倉時代とか戦国時代とか、その辺の細かいね。
当時の人々の風俗とかわかんないですけど、そういうイメージの家たちをしてます。
村人とかね。
神社とか家とかも結構たくさん出てくるんですけど、
これも古き良き日本の街並みみたいな印象の特に違和感のない建物が並んでるって感じです。
ただ今作、巫女と呼ばれる存在が出てくるんですけど、
吉野っていう名前のキャラクターなんですけど、
彼女に関してはちょっと和風というよりはなんかちょっとイメージ違うんですよね。
個人的にはアイヌっぽい印象ですね。
ゴールデンカムイでいうアシリパさん的なね、
ああいう感じの印象を個人的には受けました。
腕とか体っていうのかな、にちょっと文様とかが書いてあるんですよ。
これが単純に何かで書いてるのか、入れ墨なのか、
ちょっとその辺の細かい違いはわからないんですけど、
文様とか入れ墨とかあるのも若干アイヌ的なイメージがありますよね。
俺は少なくともそう思ったんですけどね。
あとプレイヤーが操作するキャラクターがソウという名前なんですけど、
これは鎧っていう、いわゆる武士が着ているような鎧とはちょっと違うんですけど、
そういうちょっと武則的なものをつけてたりはするんですが、
やっぱり和風でありつつもちょっと違う。
だからさっき言ったみたいに、いかにも武士ですみたいな鎧ではなくて、
どこかちょっと異国情緒を感じさせるというか、
若干カラーリングとかね、中国とか韓国、沖縄、文化みたいな、
そういう感じの印象もあるかもしれないですね。
国津紙全体で俺も受けた印象としては、
明確にこの日本のどこかのかつての昔の話というよりは、
和風ファンタジーっていうふうに言ったほうがしっくりくるのかなと思います。
よくね、巷でいろんなゲームでね、それこそドラクエだって、
ああいうのはまあ中世界で、
中世ファンタジーみたいな言い方をしますけど、
あれは具体的に、
ヨーロッパのどこどこの時代のみたいな設定とか、
関係ないじゃないですか。
だからまあそういう感じで、
国津紙もあくまで和風ファンタジーな作品というか、
日本のファンタジーというか、
そういう感じで、
国津紙もあくまで和風ファンタジーな作品といったほうがいいのかなと、
個人的には思っています。
開発者さんがどう考えているかちょっとわかんないですけどね。
で、その舞台となるカフクヤマなんですけど、
これがまあ、なんていうのかな、
化け物というか妖怪、地味、猛虜の類に怪我されてしまったというところから物語が始まるんですね。
で、カフクヤマのあちこちにはいろんな集落があるんですけど、
集落も怪我されてしまって。
で、巫女であるヨシロは、
森人であるソウ、これがプレイヤーが操作するキャラクターですけど、
この2人でなんとか逃げ出したと。
そこからリベンジしていくわけですね。
怪我されてしまった集落を一つずつ開放していくとか浄化していって、
最終的にカフクヤマの頂上を目指して、
ラスボスと対峙みたいな、
そういう展開の物語というか設定のゲームになっています。
クリアはできないタイプのゲームになってましたね。
これね、ヘルトオクツバイなんですけど
これね、怪人戦の時に
ヘルトオクツバイなんですけど
これね、怪人戦ができたんですよ。
人対人ですね。プレイヤー対プレイヤーの。
当たり前ですよね、怪人戦だからね。
当時ね、友達がね、連日のように家に遊びに来てね
毎日対戦してたんですよ、これね。
それぐらいね、ほんと面白かったんですよ、このゲーム。
なんですけど、これね、ちょっとね、ネックっていうか懸念点があって
あの、対人戦でしょ。
だから当然、こう、2人でプレイするわけだから
だから、1プレイヤー側と2プレイヤー側で
画面分割して表示されるんですよ。
1P側は左側だったかな、やっぱり。
そうなると、これシミュレーションゲームじゃないですか。
簡単に言っちゃうと。
なんですけど、どうしても同じ画面を見て2人でプレイしてるんで
ちょっと視線をずらせばですね、相手が何やってるか周り分かりなんですよね。
これがね、ちょっとね、見んなよみたいなことを言いながら対戦してた覚えありますけど
しょうがないよね、当時ね。
ネットワーク対戦なんてない時代でしたし
それこそね、テレビも1台しかないし
ローカルで、同じハードでワンコンツーコンで対戦してるわけだから
そうならざるを得ないんだけど
まあでも、そういうネックはあったにしろ
すごい面白いゲームでしたね。
でね、エル・ゾクツバイがね、俺は大好きだったんですよ。
今ね、ここまで話してて大嫌いだったなんて言うわけないんですけど
なので、国津神の話に戻りますけど
今作、国津神をプレイした時に、まず思い出したわけですよ。
エル・ゾクツバイのこと。
これあれじゃん、つって。
もうめちゃくちゃ嬉しかったんですよね、これがね、本当にね。
あの、もちろんね、バクリとかそういうつもりは全然ないですよ。
だって、プレイ感覚とかはもう全然違います、これ。
でも、ひょっとしたらベースとなる発想は近いんじゃないかなっていう気はしますよね。
でね、エル・ゾクツバイ大好きだったけど
ああいうタイプのゲームっておそらくあの後出てなかったと思うんで
国津神が出てくれて本当にありがたいですね。
カプコムさんありがとうみたいな気持ちでいっぱいなんですけど。
で、やっぱりね、エル・ゾクツバイと国津神では
さっきもちらと言いましたけど
プレイ感覚はだいぶ違ってて
エル・ゾクツバイの方はシミュレーションゲームにアクションを追加したみたいな
イメージが強かったと思います。
対して国津神はなんていうのかな
アクションゲームにタワーディフェンス要素を追加したようなゲームに思えるんですよね。
だから発想は同じとは言ったけど
やっぱりちょっと違うのかなっていう気もしますね。
どちらが最初にあったのかっていう意味で
違うのかもしれない。
カプコムといえばアクションゲームみたいなイメージが個人的にもあるし
だからアクションゲーム発想はもしかしたらね
どっちが先?シミュレーションが先だったのかアクションが先だったのかわかんないですけど
アクションの要素を入れるんだったらこれぐらいしないとみたいな感じで
結果としてこういう形になったのかもしれないですね。
その辺はちょっとわかんないですけどね。
ここまで言ってね
国津神つまんないですなんて言うわけないんですけど
すごい楽しいんですけど
どこが楽しいのかって言われるとね
なかなか難しいんですよね。
僕はそもそもこのね
どこが良かったか
どこが好きかみたいなのを説明するのがすごい苦手なタイプの
ダメな人間なんで
その辺をねちょっといろいろ考えたりもしたんですけど
今言ったみたいにヘルツオクツバイが大好きだったから
当然国津神も好きだよねっていう風に言うこともできるんだけど
なんかね
それはまたちょっと違うなっていう気もするし
ただ
要は俺自身
シミュレーションゲームも
そんなにたくさんはやってないですけど
シミュレーションゲームもタワーディフェンス要素も
あとアクションゲームの要素も
どれも大好きだってことですよね。
言ってしまえば。
タワーディフェンス的なこと言えば
どこから敵が出てくるかを予想して対処して
うまくいかなかったら
またそれにさらに対策を考えて
また新しい方法で立ち向かうみたいな
PDCAサイクルじゃないですけど
それを駆使して
どんどん状況を良くしていくみたいなシステムですよね。
例えばゲームに即して言うと
ここのちょっと高くなっている高い場所に
弓取りを設置して
この道にはスマビと戦士ですね。
戦士を設置してとか
そういうのをいろいろ考えて
あとここの辺に敵がいっぱい集中しそうだから
ここよりはちょっと離した場所に
ヨシロさん、ミコさんを待機させるみたいな
そういうのを考えてプレイするのが
とても大好きと楽しかったってことですね。
あとは当然アクションも好きですよ。
例えばステージの
北側と東側と西
三方から敵が攻めてくるとしますよ。
北と西は味方の村人たちに任せて
東側からの敵は俺がやるみたいな
そういう若干カッコつけプレイみたいなの。
熱いでしょ?楽しいでしょ?
みんな好きじゃない?こういうのって。
俺は大好きなんで。
だから東側から来る敵が
一手に引き受けて
刀をバンバン振って必殺技とかも使って
敵をバッサバッサと切り倒していく。
それをしつつ村人の様子をチラ見してね。
ダメージ受けている村人がいたら
回復したりみたいなこともプレイできるんで
そういう村人のケアもしつつ
自分はまた元の場所に戻って敵に戦うみたいな。
楽しいよね。
楽しいでしょ?楽しくないかな?
俺は楽しいんだけどな。
これ思ったんですけど
すごい雑な言い方しますけど
カツカレーなんですよ。
そうでしょ?だってシミュレーションが好き
アクションが好き
両方楽しめるんだから
もうこれはカツカレー以外の何物でもないでしょ?
カツカレーって正直
誰が考えたのかわからないですよ。知らないですけど
正直ちょっと発想がバカっぽいじゃないですか。
かつおいしいじゃん。
カレーもうまいよね。
2つ合わせたら最強じゃね?みたいな発想ですよね。カツカレーね。
なぜか現実に起きてしまった悪魔合体の一例みたいなもんじゃないですか。
あの料理。
ゲームで完成したカツカレーがこの国つがみですよ。
ある意味ヘルツオークツダイもその一種ですけど
ただこのカツカレーなんですけど
ちょっと合わない人もいると思うんですよ。
カツカレーだから。