00:04
スピーカー 1
アイテム番号 SCP-5308-J オブジェクトクラス ユークリッド ケテル
特別収容プロトコル SCP-5308-J として知られる一連のアイテムは、最低1メートルの厚みを持つ鋼鉄製の壁に、厚み2インチのテレキル合金の装甲を施した、面積5×5メートルの地下室に保管しなければなりません。
保管庫の入り口は、常時最低200名の特殊部隊経験者の保安要員、17名の火炎放射器で武装した盲目のクラスD職員、3名の生殖者、2名のラビ、1名のイマーム、1名のシェルパ、1名のキリスト教、ユダヤ教、イスラム教、いずれかのガールスカウトによって警備されなければなりません。
警備体制が破られた場合、施設内にそれぞれ独立して保管されている4発の核兵器が起爆されます。
説明
SCP-5308-Jは、得意な性質を示す複数の物体のコレクションであり、これまで財団の目から逃れ続けてきたものです。
以下に、それぞれの物体の詳細を記します。
SCP-5308-J-1は、20立方センチメートルの花崗岩の立方体で、重量はおよそ20キログラム、ノース・ダコタ州・クロヌリ州のガレージセールで販売されていたものをエージェントによって発見され、即座に危険なレベルでプラトニックであると判別された。
以前の持ち主は、続いて発生した銃撃戦の最中に死亡したが、SCP-5308-J-1は財団に回収され保管された。
この物体の得意な性質については、実験記録を参照せよ。
実験記録
クロヌリ州生 教授
立方体に近づいてくれ。
D-3534
ああ、わかった。
おい、あんたなんでそんな服を着てるんだ?
俺、俺にも必要じゃないのか?
教授
メモ
被験体は興奮しているようだ。
ミーム的か精神的な効果か?
3534
立方体を持ち上げてくれ。
D-3534
わかった。
うっ、くそ重い。
教授
興味深い。重力操作か。
3534
感じはどうだ?
3534
ええ、ああ、いいんじゃないか?
多分。
教授
なんてこった。こいつは彼を治癒しているぞ。
D-3534
何?
教授
だが代償は何だ?
彼の混乱ぶりを見ろ。理性に影響しているようだ。
D-3534
03:01
スピーカー 1
その立方体をどう感じる?
D-3534
普通じゃないか?
教授
立方体を下ろせ。今すぐにだ。立方体を下ろせ。
D-3534
指示に従う。
教授
撃て。今だ。奴が触っていない間に。
D-3534は5名の射手に同時に狙撃された。
教授
彼が下ろしてくれてよかった。
彼が撃たれた時に立方体を持ち続けていたら、何が起こるかわからなかった。
彼の死体を焼却して、灰はコンクリートに混ぜ込むように。念のためだ。
SCP-5308-J-2
赤茶色のシミがついた紫変。分析によるとシミの成分は人間の血液である。
SCP黒塗り修正、SCP黒塗り修正、SCP黒塗り修正との関連性が疑われる。
シミはSCP-5308-J-2が黒塗り修正、博士を攻撃し、彼の指先に直線状の小さな切り傷を作った直後に現れた。
よって、SCP-5308-J-2は極度に危険かつ人類に対して敵対的であると判断すべきである。
スピーカー 1
SCP-5308-J-3
否認処置を施された赤茶色のメスの家猫で、重量は約3.5kgである。
SCP-5308-J-3は財団のフロント企業社屋の入り口近くで発見された。
複数回の尋問が試みられたが、そこで何をしていたのかは明らかになっていない。
得意な性質についての分析も未だ成果が上がっていない。
詳細はインタビュー記録、SCP-5308-J-3-2を参照。
インタビュー記録
教会の獣医、ドクター・クロヌリ修生にインタビューを実施した。
教授
それで、これは何でできているんだ?
ドクター、どういう意味ですか?
教授、骨でできているのか?
ドクター、いいえ。まあ骨格はそうでしょうが、残りは違います。
血液でできているのか?
ドクター、いいえ。
教授、重力でできているのか?
ドクター、いいえ。どうやってですか?
教授、火でできているのか?
ドクター、いいえ。これはそうですね、猫でできています。
ドクターは、SCP-5308-J-3の精神的影響下にある恐れがあったため、後ほど処理された。
SCP-5308-J-4、人間の血液が含まれているように見える通常サイズのボールペンであるサスカチュワン州・クロヌリ修生の放棄された工場のデスクで発見された。
06:09
スピーカー 1
血液用の物質の起源は不明。何者もSCP-5308-J-4を筆記に使用することは決して許可されない。
これを試みた者は直ちに処理され、そして彼らの生存中の親族はケテルの管理業務に配属される。
ほい、SCP-5308-J-4-14。分析の結果は、SCP-5308-J-4に含まれる物質は著しく劣化したインクであると判明した。クラスをユークリットに訂正する。
SCP-5308-J-5。3歳のコーカソイドの男児であり、名前を尋ねたところ、ジェリーと回答した。
サイト・黒塗修正。付近の公園でブランコで遊んでいるところを発見された。
現在のところ、SCP-5308-J-5には防弾能力、防火能力、再生能力、怪力、危険な動物を操る能力はないことが判明している。
さらなるテストが黒塗修正・監査課により許可された。
SCP-5308-J-5の精神衛生を保つため、スケジュールに沿った心身開発活動が厳密に義務付けられている。
保安要員と研究員は、特にセクション5Bお昼寝、セクション7Aハグについて記録を取ること。
現在進行中のSCP-5308-J-5の問題行動に対応するため、調子はどう?スラッカーちゃん。
いいぞ、ジェリー。君のご両親はきっと誇りに思ってるよ。もし生きてたならば。
スピーカー 2
等の肯定的なフレーズを用いること。
スピーカー 1
結構しっかり記事できてるな。私が知っているJの記事ってもう本当にふざけ倒してるやつなんだけど。
猫のインタビューは割とふざけ倒してるな、これでも。
ケテル・ユーク・リッドがそれぞれ付いておりますね。
スピーカー 2
得意な性質を示す複数の物体のコレクションであり、これまで在団の目から逃れ続けてきたものです。
1個目が立方体。異常が起こった場合、直ちに報告される。異常は今見えないと。特に異常ありませんよという異常性ですね。
09:01
スピーカー 1
2個目。猫ですね。あ、違うわ。赤茶色のシミが付いた紙ですね。
シミはSCP-5308 J-2。紙が博士を攻撃し、彼の指先に直線状の小さな切り傷を作った直後に現れた。紙で指切ったよってだけですね。
J-3。否認処置を施された家猫で、複数回の尋問が試みられたが、猫なので何をしてたかは分からない。
異様な特質についての分析も未だ成果が上がっていない。異様な特質ないからですね。
次。人間の血液が含まれているように見える通常サイズのボールペン。物質の起源は不明。
ほい。分析の結果は著しく劣化したインクであると判明しましたよ。ただの赤色のボールペンですね。クラスをゆっくりとに訂正しています。
最後。3歳の男の子。この男の子は暴弾能力、防火能力、再生能力、怪力、危険な動物を操る等の異常な能力は持っていません。さらなるテストが必要ですね。
次はJPの方でお会いしましょう。さよなら。