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2023-10-01 21:55

29:自分らしく生きるとは①

東京で新規就農したアトエと高校時代の後輩でBase Side Farmのサポーターでもあるアメリカ在住のマユコさんでお届けする農系Podcast。
今回は農業からちょっと離れて「自分らしく生きる」について語ってみました。


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#新規就農 #農業女子
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この番組は、東京で新規就農したあつえことあとえと、高校時代の後輩で、Base Side Farmのサポーター、アメリカ在住のまゆごさんと一緒に、農業や野菜にまつわるお話を、
雑談とともにお届けする農系おしゃべり番組です。
ちなみに、私の本名はあつえですが、番組では高校時代からのあだ名のあとえちゃんと呼ばれています。
おはようございます。
はい、おはようございます。
お元気ですか?
元気です。
元気ですか?
あれは、もう10月、気がつけば3ヶ月、今年も。
ね。
早いね。
やばい。
どう?天気は落ち着いた?もう暑くない?秋?
秋、秋を感じる季節になってきたよ。
ほんと?
いや、でもね、日中の暑さはちょっと油断ならないし、ちょっと熱中症になる人はいるみたいなので、まだまだ油断はならない感じ。
あ、そうなんだ。
でも朝晩はほんと冷えて、冷えてっていうか、冷房が、そうだね、いらない時間も出てきた。
あ、そう。じゃああれだね、着々と、着々とこう、なんていうのかな、秋の気配は、秋が来てるんだね。
秋が来て、季節が巡って。
来てるけどさ、なんかこう、今まで歩いて来てたやつが、ちょっと今、駆け足で来てて、駆け足で過ぎ去った気がするのよね。
そうなんだ、なんか極端なんだ。
そう、極端。だからもう11月、12月後半からもう霜が降りてっていうまで、もう3ヶ月、2ヶ月半ぐらいなわけじゃん。
これちょっといろいろ野菜とか間に合うのかねっていう、この暑さで苗とかがダメになったっていうお話とか確かにあるんだけど、
それでも生き残ったやつが今わっさわっさ元気になってるわけよ。
そこで、ちょっとやったけどできませんでした、諦めます、心ぽっきりみたいな、になって巻き直しをしなかったりすると、今後悔してるとか、いろいろあって、なかなかね。
あ、そっかそっかそっか、そうだよね。なんか、もうちょっと天気緩やかだったよね、私がらが子供の頃はみたいなことをちょっと思った。
これ異常気象なのかな、早いのは。それとも相対性理論みたいな感じになっちゃってるのかな。
私たちが歳をとったから、時の流れを早く感じる。
早く感じる、そうそうそう。
どうなんだろう、気象的には確かに平均気温が上がってとかっていうのもあるから、変わっては来てるけど、でも逆に言うと地球だって生きてるからさ、人間には不都合だけどさ、変わりつつあることが自然なわけじゃん。
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そうだね、確かにね。
だから、それがもちろん人間原因で、人間が滅びる原因だったらもう自我自得なんだけど、それは他の生物にも影響を及ぼすところで、マジごめんってなる。
マジごめん、ちょっとあれだね、ノリが軽いよね、マジごめん。
だってどうしようもできないじゃん。
そうなんだけどね、そうだね。
生きることは自然を破壊してることだからさ。
そうそうそう、環境に一番いいことは何ですか、人間がいなくなることですって、聞いたことあるしね。
地球も生きてるからっていうのは確かにそうだよね、いろんな周期もあるだろうしさ、疲れちゃうこともあるだろうしさ、だからなんとか生き延びていく方法を考えるしかないよね。
こちらとしてはね、人類としてはね。
ちょっとこの真面目な話の流れでさ、マイコさんは自分らしく生きてると思っていますか?
え、その質問なんだ。
なんでこんな質問したかっていうと、最近私のアンテナがなぜか、自分らしく生きるっていうキーワードを拾ってしまって、
そうかそうか。
40不悪、なんだっけ、40不悪とか、
あー、聞いたことある。
惑わされない。
中国の人のやつでしょ。
惑わされない、そう。
なので、自分らしく生きるとか生きないとかってことを考えなくなってる世代だけど、
なんか、どうよって思って。
そうだね。
その、自分らしくっていうところで言うと、
なんか、私は割とこうなんていうのかな、こんなことをちょっと、なんていうのかな、
公で言うことじゃないんだけど、私結構社会不適合者なのね。
だから、こう、なんていうのかな、たくさんいる人の中で作業しなきゃいけないとかってのはすごい苦手なのよ。
だから、そういう面で日本はすごく自分らしくいられる場所ではなかった。
周りの人の意見とかにすごく影響されて、
仮面をつけてさ、笑ってるみたいな、
元気がいい感じなんだけど、実は実際もう打ち返るとクタクタみたいな、
そういうのがあって、あんま仕事も続かなかったし、
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そういうところで、自分らしい、確かにその20代とか30代とかの頃は、
自分はどう生きるかとか、自分らしくみたいな、
言う言葉ではないけど、生きづれえなっていうのは考えてたよね。
こっち来て、それが年のせいでそうなったのかわかんないけど、
アメリカ来てからは、日本人っていう下駄をはかされてるのもあるけど、
割と私の周りは、好き勝手生きてればいいじゃん、みたいな、
余計なことは言わない。
こうした方がいいよ、ああした方がいいよって言ってくる人がいないから、楽。
っていうところで、自分らしいっちゃ自分らしいよねって思ってる。
あんまり転職して考えるけど、おせっかいの人はどこにでもいるわけよ。
その人に会うと自分揺らぐよね。
あーってなっちゃうけど、基本的にそういう人は少ない、おせっかいは。
だから、自分らしいかって言ったら自分らしいんじゃない?
良くも悪くもほっといてくれる社会。
自分で自分を磨かないと、今この年だとエレベーターだっけ、エスカレーター?
降りてくるエレベーターを登っていかなきゃいけない世代になってるから、
黙って突っ立ってると、そのまま下がっていっちゃうから、
それを誰も突っ込んでくれない状態だから、自分で磨いて気づいていかないといけないっていう、
自分を強く持っていかないといけないみたいな。
そうね、あるけど、エスカレーターの速度を自分で変えてもOKみたいな感じではある。
だから周りがみんなそのスピードで行くから、自分もそのスピードで行かないといけないみたいなのはなくて、
日本だと40代になったからこうあるべきみたいな理想像があるじゃん。
もちろんアメリカもそれはあるんだけど、そこから落ちこぼれた人が結構いるのよ。
だから、その人たちと傷を舐め合ってても別に、
傷を舐め合ってても、あーって思うことはあるけど、
日本ほど落ちこぼれっていうレッテルにはならないっていうのはあるかな。
でも、層があるからさ、なんていうんだっけ、格差社会。
だから、アッパークラスの人とかになると、学歴とかステータス的なのがすごく重要になるけど、
もうなんか私みたいな、中間層よりちょっと下ぐらいになると、
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生きてるだけで万歳みたいな人とか結構いるしね。
結局人間が作り上げていくものなんだなっていうのは思う。
自分らしさとか、ステータスとか、階段とか、スピードとか、数字とかは思うかな。
でも、おせっかいの人は確かに少ない、日本に比べたら。
すごい残酷だけど、黙って離れていくっていう人の方が多いよね。
怖いね。
それはそれで怖いけど、でも私は言われる方が辛かった。
私らだとさ、子供作んないの?っていうやつとかね、そういうの言ってくる人はほとんどいない。
1人か2人ぐらいいたけど、でもその人たちは日本から来た人だった。
でも、アトイちゃんが言ってる自分らしさっていうのは、
具体的にどういうことが、アトイちゃんの自分らしさアンテナを張ってるときに、
どういうのが入ってきたの?自分らしさっていうキーワードと一緒に。
結構、農業関係とか移住関係をちらちら見てる中で、
やっぱりお嫁さんとして地方に行って収納とか農業するとか、
その社会で生きていくってなってくると、この令和のようにですよ。
まあまあ、いわゆる出る杭は打たれる世界があったり、
自分の意見が言えないとか、誰それの嫁として振る舞わないといけないみたいな、
そういうことがあるみたいで、なんか大変だなって思ってみて、
記事とかメディアとかの文脈の中で、そんな大変なこともあるけど、
そんな中でも自分らしく生きるコツみたいなのとか、
自分らしく生きる場を作ろうとかっていうのを見かけてですよ。
なんか、生きづらさがあるんだなっていうのを見て。
そうだね。なんか、あれがあるよね。
私が日本にいて生きづれえなって思ったのは、
相手が期待する人物像にならなきゃいけないみたいなのがあるじゃない。
私が20代、30代、20代って言ったら、私も20年も前だからさ、
社会が全部違うんだと思うけど、
なんていうのかな、女の人がお茶だししなきゃいけないとかさ、
女の人がなんかしなきゃいけないみたいなのもまだあったし、
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あと女の人が料理、家事しなきゃいけないとか、
あと私の友達だと、ママ友は群れだって言うじゃん、
友達じゃなくて、友とは言ってるけど、
群れ、群れ、その集団で生き抜くための群れ。
だから、名前で呼ばないで、なんとかちゃんのママとか。
それも結構、もやもやするというか、
自分というアイデンティティの消失を感じるっていう人もいるみたいで。
そうだよね。
だって名前で呼ばれなくなっちゃうのってちょっと悲しいもんね。
付属品でしかなくなっちゃうわけでしょ。
だから、でもそんなこと言っちゃった。
そういうことではあるけど、一応肩書きではあるんだよね。
社会の中の、例えば役職として、マーケティング部長とかって言うのと、
私はちょっと似てるんじゃないかなって、子供がいないからわかんないんだろうけど、
それは思った。なんとかちゃんママっていう肩書きを社会の中で演じてるっていう状態だから。
でもそれがさ、家の中でもなんとかちゃんママとかになっちゃうと、
あれ、私は一体みたいにはなっちゃうかもしれないよね。
名前がなくなっちゃうんだもんね。
なんか、千と千尋みたいだね。
名前がなくなっちゃう。
千と千尋。
千と千尋みたい。最近見たんだよ、もう一回。
そうそう、名前がなくなっちゃう。
あ、そうかそうかって思って見てたけど。
確かに、私はいわゆる二人暮らし、子供がいなくて、
独立した、いわゆる自営業だし、新規就農で自営業で、
ほぼほぼ日中一人仕事で、人との関わりは役所とか、
行政関係とか、仲間、農業関係の人とかっていうので、
もう完全に名前で呼ばれるし、
誰それちゃんのママ、キャメロンさんの奥さんっていう、
たまになんかで呼ばれる。
キャメロンの関係者に会った時に、あいつもお世話になってますみたいな、
ワンクッションのためのキャメロンさんの奥さんみたいなぐらいで呼ばれるのとか、
ぐらいだから、社会的に、
デュラント家のお嫁さんみたいな風な目で見られてもいないし、
ちょっと想像ができないからこそ、大変そうだし、
でもそれを変えることもできないじゃない?
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名前で呼んでくださいみたいな、なんかいうのも。
そうだよね。
これ誰もが知りすぎるの?
当事者じゃないと分かんないこととかもたぶんたくさんあると思うんだけど、
私は結局、名字も変えてないんだよね。
結婚したけど。
だから、うちの旦那さんの家に入ったつもりもないし、
旦那さんの家族も、家族だとは言ってくれるけど、
別にその家に入ったわけではないから、
伝統の味を覚えたいんだったら教えてあげるけど、
興味がないんだったら好きにしてていいよっていう感じだし、
だから、あんまりたぶん、あといちゃんもそうだと思うけど、あんまりないよね。
でも、私あったな。
買い物行くじゃん。で、キャッシュでお金払うじゃん。
お釣り、私がお金出してるけど、お釣り、うちの旦那さんに渡されることが結構多いね。
へー。アメリカで?
不思議な感じじゃない?そう。
あー。
アメリカで、なんか、え?ってなるじゃん。
それは、それはふんわりアジア人差別みたいな、そんなことじゃない?
ふんわり、たぶん初めのうちは、子供が買い物してるって思われたんだと思うんだよね。
まゆこさん、こう、若い感じがするから。
あの、特に、そうそうそう、特に、こっち来始めの頃は、
あれ、前言わなかったっけ?銀行行って、銀行の店長さん、市店長さんに、
市店長さんが、姉さんに、学資ローンは組んでますか?って聞いてたからね。
姉さん、誰の?って聞いたら、市店長さん、私の方見てて、
うちの旦那さん、いや、奥さんですって言ったら、市店長顔真っ赤にして、
謝ってたっていうエピソードがあるから、たぶん初めのうちは、その、なんていうのかな、
子供が買い物に来て、保護者にお釣りを渡すっていうのだったと思うし、
最近のは、もしかしたら、男女差別か、アジア人差別なんだとは思うんだけど、
私はあえてそれについては考えないようにしてるけど、ちょっと寂しくはある。
私が出した10ドル札のお釣りが、なんでうちの旦那さんに行くんだっていうね、そういうやつ。
でも、それ全く同じことキャメロンが日本で言ってる。
お釣りは、なかなか最近はないかな。
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でも、お店で靴屋さんとか行った時に、一緒に隣にいると、
キャメロンが店員さんに質問してるのに、私に回答しようとしてくるっていう。
明らかに日本語で聞いてるから、そこそこ日本語がわかってるってわかってるはずなんだけど、
なぜか、私を見て、私に答えてくれるから、
私はもう、やっぱりそれでキャメロンもアイデンティティの消失じゃないけど、
無視さ、わかるんだよ、キャメロンも。
日本人的にはちょっと外国人に直接日本語で通じるかどうかわかんないから、
通訳的な奥さんに喋ってるっていう、店員さんのいろいろわかる上でも、
ムカつくっていうか、もやもやするから。
で、わかってて、私はなるべく、買い物の時は遠くから、
カセイフさん見たみたいに、チラチラチラチラチラチラ終わったかな?
影から。
でも、布を持ってるようにしてるけど、
そういう風に、私自身ではないけど、夫がそういう風に、
特に自分とはっていうさ、こんな… うん、なんか見えない存在になっちゃうんだよね、急に。
そうそうそうそう。それは、なんだろう、ずーっと、ずーっとそれを感じてくると、
たぶん、そう、なんていうのかな、ま、麻痺しちゃうんだと思うんだけど、
あの、どっちの方向にも触れるけどね、だから、慣れちゃって麻痺しちゃうのと、
あと、もう過剰に反応しちゃう、麻痺しちゃうっていうのがあると思うんだけど、
そればっかり、ほら、気になっちゃって。
だから、なんか、ま、あんまり、なんていうのかな、あんまり気持ちの良いものではないよね。
無視してるつもりはないんだろうけど、なんか、どうした?って、なんか、じゃあ、もやもやしちゃう。
わかる、わかる、なるよね。
何があった?みたいなのはあるから、そうそうそうそう。
だけど、地方の方に行って、お嫁さんに行って、こう、なんていうのかな、
その人じゃなくて、嫁として扱われる、みたいなのは、
さっき、なんか、アメリカでのさ、ほら、ステータスのある人たちは、
そのステータスの中での決まり事があるから、みたいなのと、ちょっと似てる感じはするよね。
しきたり、みたいなので、だから、そこのうちの人からしたら、もしかしたら、
何だろう、そういうのってさ、ほら、長男偉いの家の人が多分多いと思うんだよね。
だから、次男、三男はもう相手にされない家なのかもしれないしね。
なんか、なんでそうなっちゃったんだろうね。人じゃんって思うけど、人より、
その、あれなのかな、そのさ、コミュニティをさ、守ることが優先されるんだろうね。
うーん。
そうそうそうそう。それは、思うよね。だから、なんか、公室とかもそうじゃん、それを言ったら。
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うんうん。
公室も、ねえ、人として入りに行くんじゃなくて、嫁として入りに行くからね。
もう、なんか、あれは生涯をかけた役職みたいなところになってしまってるからさ、なんか、
なかなか覚悟だよね、もうね。
で、それがさ、なんか人権がっていう話になってくると、それは、ちょっと話が飛びすぎなんじゃないかなとは思ったりする。
収録が、案の定、とても長くなってしまったので、本日のポッドキャストは、とりあえずここまで。
またね。
21:55

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