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2023-11-26 20:44

Level 89 N - "コンクリート・テンプル"

タイトル: Level 89 N - "コンクリート・テンプル"
作者: Tomonari_Kuon
ソース: http://japan-backrooms-wiki.wikidot.com/level-89-n
作成年: 2023
ライセンス: CC BY-SA 3.0

©️The Backrooms JP Wiki: http://japan-backrooms-wiki.wikidot.com

#Backrooms #バックルーム #SF

サマリー

レベル89Nは、コンクリートでできた構造物です。内部からはお香香のような香りがかすかに漂っています。階層の中には大小の仏像が安置され、回廊や大仏殿にはお供え物が用意されています。このコンクリート・テンプルは美術館やダム、大仏など、無機質な建物を指します。写真では回廊や塔、門、大仏などの撮影風景が紹介されています。

レベル89Nの概要と香り
レベル89N 危険度Ⅲ 空間信頼性・安定 実体信頼性・実体なし
レベル89Nとは、バックルームにおける89N番目の階層である。
概要
レベル89Nは、コンクリートと思われる素材で構成された構造物が、数多に連なった階層である。
階層を構成する構造物群は、用途を事にするコンクリート性の建造物を継ぎはぎにしたような、まとまりのない印象を受ける。
しかしながら、この階層を訪れた放浪者の中には、格式高いお寺を訪れたような、おごそかさを感じた旨を報告する者もいる。
こうした放浪者の印象を裏付けるようにして、レベル89Nの内部では、お香香のような香りがかすかに漂っている。
ほのかに、かな?
放浪者によってはこの香りに安心感を覚える場合もあるが、好みによっては嫌悪感を覚える場合もある。
また、階層内では大小の仏像がてんてんと安置されているなど、実際に通常の寺院で見られるような光景もいくらか散見される。
ただし、盆椒や木魚、独卿といった寺院を想起させるような音が聞こえてきたためしはなく、階層内で耳にするのは、水盤の水音と風切音、そして自身の足音だけである。
階層内の温湿度はおおむね気温18度、湿度40%ほどで安定している。
特筆すべき要素として、階層の空模様は常に鈍点で固定されており、晴れや雨は観測されていない。
また、昼夜の変化も存在せず、内部は曇りの日中のような明るさから変動しない。
レベル89Nは、低頻度ながらお供え物といった物品の確保が見込める上、空間自体も安定していて危険性も少ないため、長期間の滞在が可能な階層と言えるだろう。
階層内の仏像とお供え物
ただし、微晃乱に示す危険性も存在するため、くれぐれも食事には注意を払うべきである。
回廊
階層の大部分を閉める通路、コンクリート作りと思われ、階層内に転在する構造物群をつないでいる。
こうした回廊は、一般的な家1棟がすっぽりと入ってしまうほど、中央に広い場合もあれば、成人男性1人が横向きに通り抜けるのでやっとのような狭い場合もある。
回廊には比較的小さな仏像や五輪の塔などが安置されている場合があり、花や菓子といったお供え物が備えられているケースも見られる。
こうした回廊は構造物群のほか、通常のトイレやロッカー室、破壊紙を模したようなコンクリート塊が並ぶ屋内霊園、階段など様々な空間に接続されている。
ロッカー室について注釈、使用中のロッカーはこれまで確認されていない。
中でも階段に関しては到達先が存在しないといったケースや、そもそも階段が到達できないほど高い位置に設置されているといった、いわゆるトマソンのようなものも多く見られる。
折り返し階段から続くドアを開けたところ、回廊の上部数メートルの地点に繋がっていたのに足場が設置されていなかったといったケースがある。
回廊によっては天井が吹き抜けとなっている場合があり、立地次第では切り取られた鈍天の中に塔や門、大仏を望むことができる。吹き抜けの壁をよじ登る試みが成功した報告は入っていない。
階層内で稀に発見される塔のような造形の巨大構造物。その高さは100メートルを越すと推測され、これらもコンクリート作りと思われる。
塔の用途は灯台、通信塔、見張り台などと考察されているものの、これらの塔は吹き抜けなどから目視されるに留まっており、塔の内部に侵入可能な回廊が発見されていないため、詳細は不明である。
階層内で稀に発見される門のような造形の巨大構造物。やはりコンクリート作りと思われる。これまで目撃された門の高さは推定十数メートルのものから数十メートルのものまで幅広い。
門の構造は通常のダムと似通っているように思われるが、門自体は完全に独立しており、周囲に河川や谷が発見されたことはなく、塔と同様に門の内部に侵入可能な回廊が発見されていないため、詳細は不明である。
大仏
階層内では稀に数メートルを越す高さを有する大型の仏像が発見される。
これらの大仏には、例に漏れずコンクリート作りと思われる専用の部屋が設けられている場合があり、大仏殿下と称される。こうした部屋では天井が吹き抜けとなっている場合が多い。
大仏殿の壁をよじ登る試みが成功した報告は入っていない。
大仏殿では枯れる彫刻を見せない色鮮やかな花々が仏前に備えられている。これに合わせて接触可能なお供え物が備えられている場合もあるため、遭遇した際は活用すると良いだろう。
報告例は極めて少ないものの、目測にして高さ100メートルを越す巨大な仏像の存在も報告されている。
表面にはドアのようなものが確認される場合もあるが、巨大な大仏内部への侵入例は報告されていない。
地下空間
階層内の階段を下ると稀に到達する空間。地下に位置するコンクリート作りの搬入口のような構造を有しており、空間の一角には鉄筋コンクリートの基礎となる異業鉄筋やPC鋼材、鋼材を保護するシース管などがまとめて保管されている場合もあるため、この空間は工事資材用の搬入口と推測されている。
通常のものと異なる点として、こうした地下空間には車両が存在しないほか、車両用の地上への出口が設置されていないといった点が挙げられる。
また、搬入口はレベル89N内部の構造仏群には接続されておらず、危険度3に分類されるレベル90Nへと繋がる出口となっているため、侵入は非推奨である。
物品
お供え物
階層内に備えられていることのある食料や花などの物品。
白米や精進料理のような植物性の食材で作られた料理のほか、フルーツの缶詰や饅頭などの菓子などが見られる。
ろうそくや未使用の線香とともに、回廊や大仏殿などに備えられている。
稀に、ろうそくの代わりとして工事現場などで用いられる投光器、投げる光の器が備えられていることがあり、仏像を過剰なほど照らしている場面に遭遇することもある。
必ず備えられているわけではない上、一度接触した物品が再出現することもないので、長期滞在の際には階層内を移動し続ける必要がある。
こうしたお供え物はほとんどが皿の上に剥き出しで備えられているものの、腐敗の兆候を示した例は確認されていない。
また、花についても同様に孤高の兆候を示さない。
枯れるってことかな。
ここ、枯れるに。投光の兆候かな。
気変に高い。水盤。水盤?水盤?
階層内の回廊などに設けられる装飾用の浅い水…水盤かな?読み方。
水盤。お盆じゃないですね。盤ですね。
階層内の回廊などに設けられる装飾用の浅い水盤。最も遭遇頻度の高い水資源であり、常に内部から新鮮な水が供給されている。
摂取によって問題が発生したケースは報告されていないため、摂取可能であると思われる。
Wi-Fi。
階層内には複数のWi-Fiが存在するが、MI6というSSIDのWi-Fiは手動で接続せずとも、自動的にデバイスに接続する特徴を持つ。
しかしながら、このWi-Fiは通信速度が非常に遅いため、適宜切断して別のWi-Fiを用いた方が効率的である。
食料や時間の特異性
備行。レベル89Nでは放浪者が空腹感をほとんど感じず、むしろ満腹感や充足感を感じるという特異性が発生する。
一見するとこれは放浪者にとって有利な特異性のように思われるが、特異性による影響によって接触を行わずとも生存が可能となるわけでは決してなく、食事を怠れば通常通り餓死してしまうと思われる。
過去にはこの特異性によって、いつでも食料の補給が可能であった、可能な状況であったにもかかわらず、動けなくなるまで自身の空腹に気がつかなかった、という胸の報告を残している放浪者も存在する。
階層内では視覚的に時間の流れを確認することが難しい点も加味すると、自分が最後に食事を取ったのがいつかをしっかりと記憶しておき、定期的に食料の摂取を行う必要性がある。
常期の特異性との関連は不明だが、レベル89Nでの定住を選択した放浪者のその後の報告が徐々に減少していき、完全に途絶えたケースが数件ほど確認されている。
一部の放浪者の間では、こうした放浪者たちは階層内で失踪したとみなされているが、居住可能階層で放浪者が定住を選択した場合にウィキ内での活動が鈍化することは通常の範疇として扱われるため、失踪の可能性については否定的な意見が大勢を占めている。
同行者を除いて階層内で放浪者同士が遭遇したケースは報告されていない。
ここだけ線で修正されてますね。
同行者を除いて階層内でまではOK。
追記
この記事の前バージョンが、全バージョンが投稿された後、レベル89Nに滞在する放浪者が別の放浪者と思われる遺体と遭遇したという報告が投稿された。
発見された遺体はひどく痩せこけていたものの、異流品と思われるカバンの中には缶詰が詰め込まれていたなど、食料には困っていなかった様子が伺える。
また、缶詰の賞味期限からこの遺体は死後数年が経過していると考えられるものの、遺体には腐敗や経年劣化といった兆候が見られなかったと報告されている。
階層の特異性とこの報告を照らし合わせた結果、警告の意味を込めてレベル89Nの相対危険度は2から3へと引き上げられた。
入り口と出口、階層への入り方
レベル37Nで無音の通路に向かって進んでいたところ、レベル89Nに到達したという報告が存在する。
レベル54Nでコンクリート製の公衆トイレに侵入すると、公衆トイレの周辺がレベル89Nに置換される場合がある。
レベル77Nの土手に設置されている大型の排水口に侵入すると、レベル89Nの階層に到達することがある。
レベル88Nに面したコンクリート作りの通路に進むと、レベル89Nの回廊に到達することがある。
階層からの出方
レベル89Nで霧がかった回廊を進んでいくと、レベル20.2Nへ到達することがある。
レベル89Nで工事資材用と思われる地下搬入口に侵入すると、レベル90Nへ到達する。
レベル89Nで破壊しを模したコンクリート階が大量に砕かれて渦高く積まれた山を発見したところ、
すでにレベル102Nの無煙塔の前に到達していたという報告がある。
コンクリート・テンプルの回廊、塔、門
ということで写真いっぱいありますね。
一つ目、レベル89Nで撮影された回廊の画像
美術館とかにありそうなデザインですね。
コンクリート製の無機質って言ったらあれだけど、廊下。
で、扉がないでっかいドア状に長方形に開いている穴が左側にあって、
右側は柱かな。で、光が入ってますね。回廊。
2枚目、吹き抜けとなっている回廊を撮影した画像。
めちゃくちゃ深い、速攻って言ったらいいのかな。
左右に高い壁があって、真正面はトンネルみたいに
壁の半分ぐらい、上半分がブロックというかコンクリートで積まれていて、
下半分を多分かがんで進むタイプなんでしょうね。
低いトンネル状になっている通路が見えます。
で、塔。最も接近して撮影された塔の画像。
もう接近しすぎて三角柱みたいになってますね。
ところどころ四角い穴、窓かな、みたいなのが開いていて、
結構上の方に照らすというか、ちょっと突き出した何かがありますね。
これもまた無機質な丸い灰色の、ちょっと像の代表に見えることもないですね。
特に装飾とか模様とかもありません。
で、門。最も接近して撮影された門の画像。
完全にダムですね。書いてたけど。
門の構造は通常のダムと似通っている。完全にダム。
ダムとしか言いようがない。
コンクリート・テンプルの大仏と地下空間
で、大仏。レベル89Nで報告される大仏を撮影した画像。
すごいなこれ、ベルセルクのファルコニアみたいな、何て言ったらいいのこれ。
扇状に…
んーっと…
三角柱の中に大仏がいて、
その三角柱の上の方をちょっと切り抜いたみたいな感じですかね。
羽を…
あれ何だっけな、求愛行動する鳥が羽をこう前にバッて傘みたいにやる
やつの中、中心点に大仏が座ってるみたいな感じですね。説明下手すぎるな。
で、赤い花が供えられてますね。
あんまりお供えで赤い花って聞かないというか見ない気がしますけどね。
大仏のお供えと遺族というか亡くなった方へのお供えとはまた別なのかな。
大仏にお供えってそもそも、そもそも大仏を近くで見たことがそんなにないから、知らないだけかもしれないですね。
でもう一個、当ウィキに投稿された画像の中で最も、画像の中でも最大の大仏。
ガンツっぽいですね。もう結構な下の画面、下の方から拙者してる感じですね。
左手のお金マークみたいな。親指と人差し指をつけて中指ちょっと上げて薬指、小指は水平みたいなやつが見えます。
右手は多分あれですよね。よって挨拶するときの調子で中指だけちょっと前にやってるあのポーズですよね。
で写真、地下空間。地下空間を撮影した画像。
搬入口って書いてるな。でカラーコーンがいくつかある。
ただ何にも荷物とかトラックとかはありませんが、そのままですね。搬入口っぽい感じ。
広い倉庫というか、大きいトラックだったり荷物だったりが入りそうな空間になってます。
以上ですね、画像は。
満腹感、満足感、空腹感を感じない。ただし食べないと過死する。
なんか強制的に植物心にされるみたいな。植物心で合ってたっけ?植物心。植心物か。植心物。じゃなかった?
植心物とは、飢饉や病の苦しみや悩みを代行して救うために修行に励み、修行に臨み、自らの体を捧げ、仏となられた方を植心物と言います。
ですね。修行に耐え抜いた者のみが植心物になることができました。
だから強制的に修行をさせられているというかな印象を受けましたけど、それってね、本来ある仏教の教えだったりとかとはかなり反するものなんじゃないかな。
だから文化圏が多分根本的に違うんでしょうね。似通った宗教形態というか、デザイン的に大仏というほぼほぼ同じ存在を肩取ったものを
あがめているとはまた違うでしょうけど、信仰している。けれどその信仰だったり修行だったりの方向性が我々の世界とはまた違ったものなんでしょうね。
はい、ではこんなところですかね。なんでWi-Fiあるんだっていうのはまあ、それはまたね、我々の世界とは違うあれなんでしょうね。
MI6とかもちょっと気になりますが、今のところ思いつく関連階層とかも特にないので、今後もしかしたら出てくるかもしれないねということでこの辺にしておきましょう。
ではまた次回お疲れ様です。
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