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2024-01-19 09:06

Level 808 N - "おびただしい"

タイトル: Level 808 N - "おびただしい"
作者: HokuhokuPoteto
ソース: http://japan-backrooms-wiki.wikidot.com/level-808-n
作成年: 2023
ライセンス: CC BY-SA 3.0

©️The Backrooms JP Wiki: http://japan-backrooms-wiki.wikidot.com

#Backrooms #バックルーム #SF
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レベル808N 危険度4 空間信頼性安定 実体信頼性中立
レベル808Nとはバックルームにおける808N番目の階層である。
概要 レベル808Nは現時点まで寄せられた証言から考えるに、
おそらく屋台の立ち並ぶ大通りに似た空間である。
しかしその外観については極断片的にしか判明していないため断言はできない。
これは当階層が常に夜間でありながら、街灯等の安定した光源が存在せず、非常に暗いことに加え、
階層全体が光述する実体によって隙間なく埋め尽くされており、視界が満足に確保できないためである。
レベル808N内における唯一の光源は断続的に打ち上げられる花火である。
これにより最低限の明かりは確保できるものの、やはり移動にはかなりの困難が伴う。
加えて当階層内には光述する実体群が密集しており、点灯は重篤な負傷もしくは死亡につながる可能性が高い。
そのため、移動時には実体の衣服の裾や袖を掴み、支えとすることをお勧めする。
戦術したように、レベル808N内はおびただしい実体によって埋め尽くされている。
この実体群がどこから現れているのかは不明であり、当階層に到達した放浪者は皆一様に、
気づいた時にはすでにこの群集に埋もれていたと証言している。
なお、これらの実体は例外なく人型である。
容姿、衣服等に奇妙な点はないが、通常の人間よりもやや大きいことが報告されており、
この点も視界不良の原因の一端を担っている。
注釈、放浪者の証言を総合すると、自分と比べ頭3、4個分ほど大きかったと答えているものが多い。
この実体群は常に一位な方向へ移動を続けており、スピードはやや遅めの徒歩程度である。
この群集は非常に過密であるため、流れに逆らい自由に移動することはおよそ不可能であると考えた方が良い。
階層内の様子に関しては、実体の隙間から垣間見える程度でしか判明していないものの、
屋台と思わしき建造物が立ち並んでいることが確認されている。
しかし、そのどれもが共通して明らかに営業状態になく、中には廃墟同然に朽ちた例も確認されている。
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また、当階層内では録音らしき祭囃子とサイレンが重なるようになり響いているが、その音源は確認されていない。
また、このサイレンは放浪者の到達直後においてはごく微音であるが、滞在時間が長くなるにつれて徐々に増大していく。
放浪者の証言によれば、階層脱出直前にはサイレン以外の音がほとんど聞き取れず、苦痛を感じるほどの音量になっていたという。
実態
当階層には無数の人型実態が存在し、群衆を成している。
その年齢、性別、人種はまちまちであるが、共通する事柄として、いずれも笑みに似た表情を浮かべている。
二、三人程度のグループを形成しているように思われる実態が多く存在し、これらはグループで食物を分け合う。
互いに談笑し合うような仕草といった行動をすることが確認されている。
注釈
食物の内容はアンズ飴、フランクフルト、綿飴等、主に屋台で販売されるものが多い。
しかしながら、口述するように当階層の屋台はお、おしなべて営業状態になくどのように調達しているのかは不明である。
なお、この談笑に関しては、実際に会話する声が一切聞こえないため、会話のように見える口の動きや身振り手振りを行っているのだと推測される。
注釈
花火の打ち上げ音や善行で述べた祭囃子、サイレンが問題なく聞こえていることから、放浪者の聴覚に何らかの問題が生じているとは考えられない。
これらの実態は、様子、仕草ともに人間に酷似していながらも、意思疎通は不可能であるようだ。
そもそも、実態は放浪者に対しほとんど関心を示さず、口述する例外を除けば、こちらの行動に対して反応を返すことはない。
よって、放浪者が転倒した場合であっても、避ける、助け起こす等の行動を起こすことはなく直進を続ける。
先に述べた通り、基本的に実態が放浪者へ対し反応を示すことはない。
しかしながら、放浪者が周囲の実態へ、「これはどこへ向かっているのか?」と尋ねた際、例外的に反応を示すことが判明している。
この際、実態は歩行以外の一切の動作を止め、放浪者の方を振り向き、凝視した。
なお、放浪者の前方に位置する実態は、ほぼ真後ろへ首を向けているにも関わらず、問題なく歩行を継続していた。
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いずれも実態のカバンやポケットから取得したものである。
なお、路上に落ちている物品を拾うことは転倒の危険があるため推奨しない。
各種ペットボトル飲料、袋入りの菓子類、花火セット、板ガム、ちとせ飴。
また、階層内は日差しがないとはいえかなり蒸し暑いため、飲料類は発見次第積極的に取得することをお勧めする。
入り口と出口、階層への入り方。
レベル808Nへ到達した者の証言によると、歩行中に何かにぶつかったかと思えば、次の瞬間には周囲が急に暗くなり、いつの間にかレベル808Nへ到達していたという。
このように、発動条件、移動条件については不明な部分が多いものの、強いて言うならば、真っ直ぐな一本道を歩いていた者が到達する場合が顕著であり、特に花火の階層から移動する例が多い。
レベル10N、レベル888N。
階層からの出方。
レベル808N、レベル808N内をしばらく歩き続けることにより、路面から違う階層に外れ落ちる。
移動先の階層は一定でないものの、花火にたどり着く場合が多い。
レベル574N、レベル15N。
また、階層を脱出に要する移動距離は、放浪者によって大きく異なる。
確認できた範囲では、最短で10分、最長で3日、約3日である。
また、外れ落ちる寸前、多くの放浪者が何者かのため息を耳にしているが、関連は不明である。
危険度4、夏、夜、実体中立、日本、注目記事、空間安定、通常階層、閉所のタグがついています。
レベル808N内部及び実体群、お祭りの写真。
すごい解像度が荒いお祭りの写真ですね。
危険度4、視界も危ないし、実体も多いし、
という意味の危険度ですかね。
敵対的な実体がいるわけではないけど、ずっと居続けるには適していない。
休息するには適していないような場所。
早めに階層を移動した方がいいよっていう感じですかね。
レベル888も確か屋台のバックルームだったと思うんですが、
やっぱり関連性が強いのかな。
作者さんが一緒だったりとかそういうことかもしれないですね。
はい、ではまた次回お疲れ様です。
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