【テーマ】
競争力人材(実践力のある人)を育てるには。
【経営学的な整理と解決方法】
1.実践力のある人を育成する方法
・学習には2種類ある(応用的と反省的)。
→絶対的にどちらも大事。組み合わせ方が重要。
・基本の型を教えたうえで、経験を積んでもらうのが効果的=応用(先に勉強、後で使う)。
・武器の達人と素手の達人の例え。
→最初は武器を持った方がいい。持ったら、次に使い方を習得するのが大事。
「持つ」+「使う」⇒応用力(持つと使うはワンセット)。
・自分で新しいやり方を生み出す(武器のカスタマイズ)のは最終手段。
2.教える側と教えられる側の相性について
・武器の達人と素手の達人は、職場で「合わない二人」になりがち。
→組織にとってはどちらの達人も必要。本来は協力して一人前なはず。
→なぜそれを補う関係性になれないのか?やり方の対立は本質的ではない。
→組織の目標の欠如(何のために戦うか)。
・目標達成のためにお互いの力が必要だという事がわかっていない。
→目標ではなく人(相手)を見てしまっている。安定的な環境の組織で起こりやすい。
→実は安定していない環境なのに、その事実に目が行っていない末期症状かも(!)
・まず、全員が目標を見て走れているか要チェック。
・武器の達人には最初の教育係を担当してもらうのがよい。
・せっかく武器を持っているのに置いて戦っている人も(!)。まず使おう!
【関連エピソード】使える経営学シリーズ #1~3
【出演】
佐藤大輔(北海学園大学 経営学部・教授)
いまがわ・くにえだ(佐藤ゼミOB)
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