【テーマ】時期に適した戦略とは?
【内容】
・市場が成立している商品と成立前の商品では、やり方が違う。
→時期によって戦略を変えなくてはならない。
→時期によって事業者の投資の仕方が異なる。
・デファクトスタンダード(事実上の標準規格)
・経験曲線効果
・導入期(技術開発に力点)→成長期(大量生産)→安定期(ポジショニング)→衰退期(早く違う市場へ)
・導入期と成長期の見極めが重要。抱えている製品がどの位置にいるか?
・PPM(プロダクトポートフォリオ)
縦軸:市場の成長率
横軸:相対的マーケットシェア
・売れ筋商品を持っている時に、次の事業に着手しなくてはならない。
・問題児製品→儲からないがお金はかかる(+が少なく-が大きい時期)。導入期。
・花形製品→儲かり始めるが、依然お金はかかる(+も-も大きい±0の時期)。成長期。
・金のなる木製品→開発に派手にお金をかけず、最も稼げる(-は小さいが+が大きい時期)。安定期。
・負け犬製品→撤退したほうがよい時期。衰退期。
・金のなる木製品を抱えている時(資金の流入がある時期)に、問題児製品に着手する必要がある。
・一つの事業で長く生き残るのは難しい。
→負け犬製品だけ抱えている状態になると、資金の流入(+)が無いため。
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【出演】
佐藤大輔(北海学園大学 経営学部・教授)
いまがわ・くにえだ(佐藤ゼミOB)
【使える経営学シリーズ】
“ビジネスを知的に”をコンセプトに、ゼミ形式で学問的な経営学の知識をわかりやすく紹介。
日々の仕事や生活に役立てられるよう、日常とのつながりを大切に進行していきます。
リスナーさんご自身を取り巻く環境や出来事と関連付けて、「使う」ことをイメージしながら聴いていただけると嬉しいです。