【テーマ】
顧客のニーズを察知して柔軟に対応するためには、どのような組織づくりが必要か?
導入部分を解説します。
【内容】
・良い組織とはどんな組織かを考える→能率が良い組織→本当にそれだけでいい?
・安くて良い品は確実に売れる品なのか?
→顧客のニーズを察知して柔軟に対応する力も必要→環境への適応。
・仕事が大変、残業が多い、不毛と感じる…効率を上げられていないということ。
・日本は合理化が充分ではない。安くて良い品を作るのは当たり前。
1960年代から、世界の潮流では環境に適応できる能力が必要と言われてきた。
・細分化、役割分担が進むと柔軟な対応が難しくなる(セクショナリズムの発生)。
→分化と統合のバランスが重要。
【深堀り】
・能率の追求と柔軟な対応、どちらも中途半端になりがち。
→だからこそ、整えていく。順番としては能率の追求が先。
・安くてよい品を作るのは基本。組織として当たり前である。
→組織=能率を追求する仕組みとも言える。
・環境と組織が明確に分かれていない可能性も。
→顧客に求められたことに、なんとなく対応していないか?
・安くて良い品を作る(能率の追求)と、魅力的な品をつくる(環境適応)は別の話。
→市場では競争があり、魅力的な商品を作らなければ会社は存続できない。
・能率の追求は常日頃からできていなくてはならない。
※次回は市場志向の経営について解説します!
【出演】
佐藤大輔(北海学園大学 経営学部・教授)
いまがわ・くにえだ(佐藤ゼミOB)
★皆さんからのおたよりもお待ちしています!
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