【テーマ】
市場志向でなければ本当にダメなのか?
【内容】
・おさらい。マーケティングは顧客とのコミュニケーション。顧客は誰なのかを見極める。
・今売れている製品・サービスがあれば問題ないのか?
→大きな企業でも、製品・サービスを通じて提供している付加価値を見極めなければ失敗してしまう(スタイルを捨てて自ら躓く)。
→顧客をよく見ることがとても重要。
・顧客が何を買っているのか=自社の製品が顧客のどのニーズに応えているのか。
・ヒット商品が偶然生まれた場合も、事後的に何が“売れた理由”なのかリフレクション(内省)することが重要。
・製品の棲み分けについて。
→自社の製品の本質を見極めるからこそ、その製品の磨き方がわかる。
→ライバルが出現しても生き残ることができる。
・「本質」とは…機能や有用性のようなもの。
顧客自身がその製品を何に使えると思っているか。どこに意味や意義を見出しているか。どのような有用性を享受しているのか。
・顧客に聞いてみても、おそらく答えを直接的には教えてくれない(認識していない)。
→顧客の視点で考えることが重要。顧客に「なる」。
・マーケティング力は、自分でも鍛えることができる。
・リフレクションの力をつける。
→自分のしたことがどのような意味を持っているのか、事後的に考える。
※関連エピソード:#28自分たちが売っている物は何か―価値と意味―
【出演】
佐藤大輔(北海学園大学 経営学部・教授)
いまがわ・くにえだ(佐藤ゼミOB)
★皆さんからのおたよりもお待ちしています!
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【使える経営学シリーズ】
“ビジネスを知的に”をコンセプトに、ゼミ形式で学問的な経営学の知識をわかりやすく紹介。
日々の仕事や生活に役立てられるよう、日常とのつながりを大切に進行していきます。
リスナーさんご自身を取り巻く環境や出来事と関連付けて、「使う」ことをイメージしながら聴いていただけると嬉しいです。