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ブルームバーグの報道によると、Sony Musicがポッドキャスト部門で大規模なレイオフを行う予定とのこと。
今日はこのニュースを紹介します。
今回のポッドキャスト部門でのレイオフは、過去2年間で3度目となっています。
人員削減の内容については、具体的な数字は開示されておらず、部門のかなりの割合という表現に留められています。
Sonyの広報担当者はブルームバーグに対して、
業界の多くの企業と同様、当社もクリエイティブ戦略の転換を継続し、
進行中の番組の厳選されたグループとサブスクリプションビジネス全体で大規模な視聴者の構築に注力する中で、構造をさらに合理化している。
と語ったそうです。このコメントからSpotifyのポッドキャスト部門のレイオフと同じ動きということがわかります。
またこの組織の縮小化に伴い、ソニーミュージックが制作していたロンドン出身の女性ファッションモデル・女優のエミリー・ラタコウスキーのセレブリティーポッドキャスト番組
ハイローウィズエムラタも配信中止となることが明らかになりました。
この番組は昨年初公開され、政治、哲学、フェミニズム、セックス、TikTok、人間関係など幅広いテーマのエピソードを毎週3話ずつ公開し、
国際的な注目を集めることに成功していました。
しかし、米国を中心とする十分な広告主を引きつけるにはいたらず、中止に至ったとのこと。
ではまた。