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Spotifyのポッドキャストスタジオ責任者、ジュリー・マクナマラ氏が退任したことが報じられました。
今日はこのニュースを紹介します。
ジュリー・マクナマラ氏は、2021年9月にSpotifyのポッドキャスト事業責任者であるサハル・エルハバシ氏の直属として、ポッドキャストスタジオのグローバル責任者として入社していました。
マクナマラ氏は、オリジナルポッドキャストを制作するパーキャストとギムレットのグループを統合したSpotifyスタジオを監督し、
上浪眼エクスペリエンスの上浪眼、コール・ハーダディーのアレックス・クーパー、エマ・チェンバレンなどのパートナーとのライセンスポッドキャスト契約も手掛けていました。
マクナマラ氏は、退社にあたりスタッフ宛のメモで、クリエイティブな原点に戻ると語っています。
Spotifyに入社前は、CBSとパラマウントグローバルで15年間勤務しており、直近ではパラマウントプラスのオリジナル番組編成責任者を務めていました。
この辺りが原点ということですかね。
Spotifyのポッドキャストに関わる幹部が退任したニュースとしては、
2023年1月に最高コンテンツ・広告事業責任者としてドーン・オストロフ氏、トーククリエイターコンテンツ・パートナーシップの責任者のマックス・カトラー氏などが挙げられます。
また2023年半ば、ポッドキャスト部門の再編で200人の従業員を解雇しています。
今回の動きについて、ブルームバーグは、マクナマラ氏の代謝は、
ポッドキャスト領域におけるSpotifyの野望の縮小をさらに強調するものだ、と報じています。
なお、Spotifyは現時点ではこのポストの公認者を発表していません。
ではまた。