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Rest of Worldが、Spotifyがラテンアメリカのポッドキャストブームをいかに開始し、そして終わらせたか、と題したコラムを掲載しました。
今日はこのニュースを簡単に紹介します。
コラムによれば、ラテンアメリカにおけるポッドキャストブームは、2019年にSpotifyが数百の独占配信ポッドキャスト番組の制作をこの地域に発注したことから始まりました。
この戦略により、ラテンアメリカのポッドキャスト制作市場に資金が流入し、制作会社のビジネスが確立され、多くの番組がリリースされました。
その結果、Spotifyはこの地域の市場シェアの90%を獲得するに至りました。
しかし、ここから問題が生じました。Spotifyが突然、ポッドキャスト番組への投資を凍結したのです。
この決定により、Spotifyの制作予算に依存していたラテンアメリカのポッドキャスト制作者たちは、次の一手を見失うことになりました。
ポッドキャストプロデューサーたちは、Spotifyが投資ポリシーを変更する兆候をほとんど示さず、契約が突然更新されなかったと語っています。
その結果、ラテンアメリカにおけるポッドキャスト制作は縮小や停止を余儀なくされ、ブームは終焉を迎えることになりました。
コラムでは、この状況はSpotifyがポッドキャスト市場に無計画に参入し、撤退したことによる世界的な影響の一例に過ぎません。
しかし、ラテンアメリカにおいてはSpotifyの市場シェアが非常に大きかったため、この問題は特に顕著であるとまとめています。
では、また。