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2023-10-09 11:36

EP19. 最新統計をクイズ形式でまとめてみた

「音声広告実験隊」は、音声広告に関わる様々な実験・検証を行い、音声広告の現在・未来について考えていく番組になります。聞き流しているだけでデジタル音声広告の現状や活用可能性をなんとなく把握できる、そんな番組を目指しています。毎週月曜更新。
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【参考記事・リンク】
Audiostart News / Nielsen・Edison Research調査「米国のポッドキャストリスナーは、過去5年間で45%増加」
https://audiostart.info/2023/10/03/podcasting-today/

サマリー

今回のエピソードでは、ジソンリサーチさんとニール先生の最新統計を元に、日本のデジタル音声広告市場の変化やアメリカの現状についてクイズ形式で紹介しています。

音声広告市場の変化
音声広告実験隊、今回もロボットスタートの中の人1名と外の人1名でお送りします。
もうすぐこの番組の20回目を迎えますよね。
あれ、もうそんなに経ちました?
カミノさんの番組開始時は仕事だったと思うんですけど、この番組を続ける中でだいぶ業界のことが分かったと思うんですよ。
一般の方よりは知識がついたとは思いますけどね。
一応、私は先生役という立場なんですよ。
あれ、そんな設定でしたっけ?
ということは、私は生徒ということでありますか?
そうなんです。そして、先生である以上は、生徒がちゃんとこの授業を理解しているか確かめる必要があるんですよ。
本当?なんとなく言いたいことが分かってきましたが。
なので、今日はテストを行います。
そういうことですよね。
分かりました。設定に乗っかりましょう。
テストというと出題範囲ってありますよね?
先生が期待しているのは、今後日本のデジタル音声広告市場がどう変化をしていくのかというイメージを持ってもらうことなんですね。
それが分かれば、今から備えることができますよね。
そして、そのためには、まずアメリカの現状を正しく知ってもらうことが重要になります。
おおむね4、5年遅れで日本でも同じような動きになるだろうと。
なので、先生が大好きなジソンリサーチさんとニール先生の最新統計から、米国市場の現状に関するクイズを出したいと思います。
これはいつもお世話になっている統計ですね。
この2者を知っているだけでも、だいぶ学習したなと思いますけどね。
アメリカの現状
とりあえず問題に答えていけばいいってことですか?
はい。ということで早速、第1問目。
12歳以上の方でポッドキャストを聞いたことがあるのは何パーセントか?
これはアメリカの話ですよね、ジソンリサーチさん。
なんとなく知ってたつもりでしたけど、突然聞かれるとなかなか浮かばないもんですね。
これ時間かけてもらって大丈夫なんで。
12歳以上だから、例えばすごく高齢の方でスマートフォンを持ってない方も当然含まれますよね。
ただ、すでに市民権を得ているような状況でもあるかと思うので、
3分の2の66パーくらいでしょうか?
ほぼ正解ですね。64パーセントが正解ですと。
計算すると1.83億人くらいの方に触れられているといった形になりますね。
なお、ここ5年間でリスナーが45パーセント増加しているんですけど、
今日現在で見るともしかしたら66パーになっているかもしれないですね。
なんとなくでしたけど当たると嬉しいもんですね。
ちなみにこれって正解すると何かもらえるんですか?
いや、これただのテストなんで。
そうですか。
ということで、続いて第2問目。
リスナーの中で1日平均1時間以上ポッドキャストを聞いている割合は?
徐々に聞く時間が伸びているデータを見たことありますね。
とはいえ1日1時間というのは起きている時間換算で見るとまあまあな時間ですから、
その点も考慮すると10パーくらいでしょうか?
これは世代ごとに異なるんですが、鳴らすと大体20パー程度となりますので、
これちょっと不正解ですね。
はい。
ちなみに週5時間以上となると30パーセントを超えてきますが、
18歳から49歳までの割合というのは大きく変わらないので、
この年齢の範囲であれば同じように生活に溶け込んでいるというふうに言えるんじゃないかなというふうに思います。
なるほど。母数は違えど聞いている人の接触時間に大きな差はないと。
ちょっと意外な気もしましたけど、
これ広告を考える前提情報としては結構重要そうですね。
そうですね。
ちなみに年齢別のリスナー数の調査もありますが、
1960年から1979年生まれのX世代、
1980年から1995年生まれのミレニアム世代、
1996年から2012年生まれのZ世代の中で、
一番聴取率が高いのはどの世代でしょうか?
一応確認しますけど、聴取の定義はどうなりますか?
これは毎週聞いている方、いわゆるヘビーユーザー、ヘビーリスナーの方の比率ですよね。
これはスマホネイティブ世代であるZ世代じゃないですか?
そう思いますよね。でもこれは残念な正解で、
正解は20代半ばから40代半ばまでの人が聴取率が高い。
Z世代とX世代はほぼ同一の30%ということで、
ミレニアム世代よりも低いという形なんですね。
ポッドキャストのデータ
意外と感覚がずれているもんですね。
ただ、働き盛りで収入も増加傾向にあるミレニアム世代に
50%リーチできるってなると、それは高校生の方が
聴取率が高くなりますよね。
そうすると広告市場も盛り上がりますよね。
そこに完全聴取率の高さであったり、聴取の能動性とかを考慮すると
無視できない選択肢になるんでしょうね。
続いて第3問目。フォトキャストの人気カテゴリトップ3は?
これは行けそうな気がしますよ。
コメディ、ニュース、ビジネス。
コメディ、ニュースまであってましたけど、最後が
ソサエティ&カルチャーなんですね。
ソサエティ&カルチャーって何ですか?
日本語に訳すと、社会と文化ってことですね。
個人の考え方だとか哲学、恋愛関係等の番組が含まれるカテゴリーですね。
哲学、恋愛も入ってくるわけですね。
やってみると強そうなカテゴリーですね。
続いて第4問目。2019年と2023年を比較した際に最も伸びているカテゴリーは?
5年間で。
伸びてるっていうことはリスナーも求めてるし、
当然広告資料としても成長してるってことですよね。
でもあれか、元々の母数が少なければ伸び率は大きくなるか。
全然4位の人気カテゴリーになってます。
ということは元々人気でさらに伸びたってことですね。
ひらめきました。今の時代の流れも考えると
健康フィットネスカテゴリーでしょ。
残念。答えはトゥルークライムです。
トゥルークライムって知らないですか?
トゥルークライムってめちゃくちゃ出てくる言葉なんですけど、
デジタル音声領域のテストではなくて英語のテストが必要かもしれないですけど
普通に事件や犯罪を取り扱ったカテゴリーのことですね。
僕も聞いてますね、確かに。
人気ですもんね。
オーキャストでしか聞けない情報もありそうですし、
人気になっていて、この領域のトップボットキャプターさんにも
弊社のネットワークにもご参加いただいておりますね。
そういう意味で今だけじゃなくて、今後どのような内容の番組が求められるかを
考えていくことも重要になりそうですね。
特に強い興味を引くカテゴリーであったり、習得で聞かれる番組というのは
リスナーさんも集中している傾向にあるでしょうから、
この点に関しては感覚的には納得感ありますけど、
分析というかデータで出すのは難しそうなテーマですよね。
この辺りに有益なデータが集まってきたらぜひお聞きしたいところです。
いつかはこの番組で取り上げたいと考えています。
それでは最後の問題になります。
世界全体で見た場合、ここ5年間のPodcastリスナーの増加率は何%か?
これは月間のリスナー数ですか?
先ほどアメリカが45%という話でしたから、
市場が伸び始めた段階の国はもう少し高くなりそうですよね。
そう考えると60%くらいでしょうか?
これは惜しいかな。もう少し高い68%です。
ちなみに人種ごとに分けて統計をとっているんですが、
アジア系とヒスパニック系が上位になっているという感じですね。
追加の問題なんですけどもちろんアジア系の成長率が1位である。
○か×か。
もちろん○でしょ。
いやーこれ残念。ヒスパニック系の成長率が1位でなんと95%。
答えはわかりましたけどちょっと今の流れはずるくないですか?
いやいやいや世の中そういうこともあります。
ただ国ごとに広告市場が立ち上がっているかどうかによって
コンテンツの質度とか量も変わってくるでしょうから
潜在的な成長率という観点だとアジアがこれから注目されていく市場になっていくのは間違いないかなと思います。
テストってことでしたけど結果は何点くらいだったんですか?
点数それぞれ何点ってやってなかったんでわかんないんですけど
合格とは言えないかな。今後も定期的にテストしていく必要があるかなというふうに思います。
これもしかして問題出したいだけじゃないですか?
それはちょっと否定しないですね。
ということでちょっと悔しいですけど本日はこのあたりにしましょうか。
本日もお聞きいただきありがとうございました。
音声広告に興味のある方、音声広告についてもっと知りたい方、
こんな検証をお願いしたいという方がいれば概要欄にあるリンクよりお気軽にご連絡ください。
それではまた。
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